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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会



◎『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会

日時  2023年3月25日(土)10時30分~
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*チケットの売り上げ金の一部をペシャワール会に寄付します。

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
共催 シンクタンク・ザ・リバーバンク 
後援 長岡市

スタッフ 監督/撮影:谷津 賢二 編集:櫻木まゆみ 構成/プロデューサー:上田未生
企画:ペシャワール会 朗読:石橋蓮司 語り:中里雅子 取材:柿木喜久男/大月啓介/アミン・ウラー・ベーグ CG:平野雄一音効:渡辺真衣/大島亮 演奏:中村幸 宣伝美術:鈴木響 宣伝・配給統括:島田陽磨 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 製作・配給:日本電波ニュース社 配給:シネマとうほく 2022年/日本/カラー/90分 ©日本電波ニュース社

公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

武力で平和は守れない
医師 中村哲 現地活動35年の軌跡

これは「生きるための」戦いだ。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、
医師・中村哲。
戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。
なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

「彼らは殺すために空を飛び、
我々は生きるために地面を掘る。」
-中村哲

中村の誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年。
思いもよらぬ事態に直面し、中村の運命は大きく変わる。
それが“大干ばつ”だ。
渇きと飢えで人々は命を落とし、農業は壊滅。
医療で人々を支えるのは限界だった。
その時、中村は誰も想像しなかった決断をする。用水路の建設だ。
大河クナールから水を引き、乾いた大地を甦らせるというのだ。
しかし、医師にそんな大工事などできるのか?
戦闘ヘリが飛び交う戦火の中で、無謀とも言われた挑戦が始まった―。

「ここには、天の恵みの実感、誰もが共有できる希望、
そして飾りのないむきだしの生死がある。」
-中村哲

専門家がいないまま始まった前代未聞の大工事は、苦難の連続だった。
数々の技術トラブル、アフガン空爆、息子の死・・・。
中村はそれらの困難を一つ一つ乗り越え、
7年の歳月をかけ用水路を造りあげた。
用水路が運ぶ水で、荒野は広大な緑の大地へと変貌し、
いま65万人の命が支えられている。
そして―。

2019年12月。さらなる用水路建設に邁進する最中、
中村は何者かの凶弾で命を奪われた。
その報にアフガニスタンは悲しみに沈み、
ニューヨークタイムズ、BBCなどが悲報を世界に伝えた。
あれから2年半。
日本ではその生き方が中学や高校の教科書で取り上げられ、
評伝などの出版も続いている。
中村の生きた軌跡は、これから長く人々に語り続けられるだろう。
そして彼がアフガンに遺した用水路は人々の命を支え続けるだろう。
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『空に聞く』長岡上映会 お客様の感想

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3月12日『空に聞く』長岡上映会 お客様の感想を抜粋して掲載します。

*復興について考えさせてくれる良い機会でした。(60代・男性)

*震災から12年、でもまだまだ元に戻っていない一層の復興が必要だと思った。
でも、若い人たちがいろんなことに前向きだという話を聞き自分もがんばらなきゃと思った。(60代・女性)

*エピソードトーク、しみました。(60代・女性)

*映画の後、小森監督の話まで聞くことができて有意義な時間でした。(60代・男性)

*日常を過ごしていて突然震災にあった方々の姿をほんの少し垣間みさせてもらった映画でした。やはり、どこか人ごととしてしまっている自分がいるのに気付かせていただき考えさせられました。この映画を観ることができて良かったです。(50代・女性)

*毎回良質の作品を長岡にありがとうございます。(50代・女性)

*〇若い人たちの主張を直接お聴きする貴重な機会となりました。
エールを送るとともに、ひとりの大人として責任ある行動をとらねばと思いました。
〇復興により刻々と変わる風景とは対照的に阿部さんは変わらぬ想いを持ち続けていた。
人が生きていくこと、困難を抱きながら生きていくことに深い感銘を受けた。(50代・女性)

*バンド、平和大使、映画、トーク… 全てがよかった!!
3,11を思う機会をありがとうございました。 (60代・女性)

*若い3人の方の話はもう少し自分の意見を言ってもいいのでは。
映画は大変感動しました。(70代・男性)

*ライブ、若い方達の発表、意見等すばらしい発表でした。
映画で地震についてはほとんど考えることあまりなかったので今後は常に普段の生活等も、意識しなくてはと思いました。(70代・女性)

*毎年、こうして東北にまつわる映画を上映していただきたいです。(30代・男性)

*小林茂さんのお話も聞けてうれしかったです。
私も「阿賀に生きる」を数年前に見て、その明るさに大変驚きました。
小森さんの他の作品も是非みたいと思います。
ますますご活躍を期待します。(50代・女性)

*曽根さんの話がとても良かったです。
映画もとても良かったです。胸がいっぱいになりました。(30代・女性)

*映画の中で聞き取れないところがあって残念だった。
生きるエネルギーが高田の方から強く伝わってきてよかったです。
どんな場面でも精一杯自分の人生を生きる、それを阿部さんから感じた。(60代・男性)

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地球広場



ながおか市民センター1階の長岡市国際交流センター地球広場(地球ひろば)に現在、
『劇場版 荒野に希望の灯をともす』上映会にあわせて、
ちょっとしたアフガニスタンのパネル展や本物のブルカが展示されてます。

センター長の羽賀友信先生がかつてアフガニスタン支援をしてたこともあってのものもあるでしょうが、
思わぬ形でのお力添えをいただき深く感謝いたします。

=========================

十数年前に中村哲医師の著書を読んで、僕の人生は変わりました。
私たちは自分だけでなく、他者のために生きることができる。そう信じて疑わないのは、彼と同じ時代を生きたからです。
彼がアフガニスタンの荒野を緑に蘇らせたのと同じ姿勢で、私たちもこのこんがらがった社会や世界に挑まなければなりません。
途方に暮れるような困難が目の前にあっても、この映画が、彼の歩んだ道のりが、何度でも僕の背中を押してくれます。

後藤 正文
ミュージシャン
/ASIAN KUNG-FU GENERATION

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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第25代 高校生平和大使



3月12日 『空に聞く』長岡上映会

”あの日を境に歩んできた人たちの時間が交差するような場”

小森はるか監督がそう表現いただいたこの日のトモシア多目的ホール。

震災後の東北へのボランティア活動が映像作家の出発点となった小森はるか監督。
福島の惨状に再びバンド活動再開を決意したウィズコーション。
そしてリアルに原発事故で福島から避難し、そのまま湯沢に移住となった高校生平和大使の曽根俊太郎さん。
木内みどりさんとの出会いから、自ら発言をしていく決意を持ち、
第24代新潟県高校生平和大使となり、
様々な場で活動報告をし大使の使命は全うしながら、
4月からは関西の大学に進学し、
また自分なりの形で活動を実践していくと思います。
1年ぶりでしたが、一層しっかり者の印象をダメな大人であるだけに担当者は抱いたりしました。

そして曽根さんの活動でのアピールを聞いて動かされ、
平和大使に応募し任命されたのが第25代の井上さくらさんと高橋千紘さん。

お二人から初々しいながらも活動報告をしていただき、
曽根さんの思いを立派に引き継いでると思いました。

またの機にお力添えをお願いしたいです。
この度はありがとうございました。

曽根さん、改めて立派な大人になってください。

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アオーレ長岡 大型ビジョンにて『劇場版 荒野に希望の灯をともす』予告編放映中



「見捨てちゃ置けないという以外に理由はない」

たまたま撮影したテロップの文字が中村先生の生き方を凝縮してるように思いました。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』予告編が現在、アオーレ長岡ナカドマ大型ビジョンで放映中です。
シネ・ウインドのロビーのモニターでも流していただいてます。

尽力いただいた方々にお礼を申し上げます。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』 公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html

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昭和レトロ 東映アニメ映画ポスター展ほか 主催 にいがた映像ギャラリー

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3月17日から3月22日まで開催される新潟国際アニメーション映画祭を盛り上げようと
https://niigata-iaff.net/
お世話になってる新潟映像ギャラリーの皆さんが画像にあるイベントを開催します。

今回の映画祭は東映初代社長でアニメ文化を立ち上げた大川博、
「東映動画スタジオ」設立に参加した画家の蕗谷虹児と、
日本のアニメーションのパイオニアで新潟に所縁のある二人にスポットをあててることに、
意気を感じて新潟映像ギャラリーも人肌脱いで協力するようです。

ちなみに画像の東映動画が制作した日本最初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』は、
俳優の動きを撮影したフィルムを紙に写し人物の動作を描くライブアクションには佐久間良子、水木襄と長岡ロケ映画『故郷は緑なりき』の主演二人が起用されたそうです。

【特番】映像・古町サロン開催のお知らせ(2023年3月21日
当日限りのスペシャルイベントを開催いたします。入場無料

★<昭和レトロ>東映アニメポスター展
入場無料
11:00〜11:20
12:30〜14:20
15:30〜16:00

★特別イベント【新潟とアニメ】
定員:先着 各30名 入場無料
⓵11:30〜12:30
⓶14:30〜15:30内容
❶東映アニメのポスター展「トークショー 映画ポスター収集家「坂本文己男」氏をお招きし、坂本氏のコレクションから厳選されたポスターをトークショースタイルで解説します。進行役:本間桂子 氏

❷昭和50年 在京のアニメプロダクションの貴重映像

❸「<大川博と蕗谷虹児>を中心に見る新潟と日本アニメーションの歴史」
日本初の本格アニメ製作スタジオ「東映動画(現・東映アニメーション)」初代社長・大川博氏、東映初の国内向けカラーアニメ映画を監督した蕗谷虹児氏という新潟出身の2人を中心に、日本アニメ誕生の背景から、宮崎駿氏・押井守氏といった世界的名声のアニメ巨匠誕生〜現代まで続く日本アニメーションの歴史、新潟との関係について様々なエピソードを交えて解説します。 (⓵前編・⓶後編を予定)
講演:三村哲弘 氏 (新潟文化史研究家)

日時:令和5年(2023年)3月21日(火曜日、祝日) 11:00〜16:00

会場:古町まちみなと情報館(古町ルフル向かい側) 2階・要(かなめ)

主催: 特定非営利活動法人 にいがた映像ギャラリー
お問い合わせ:TEL 090-1693-9696 (長谷川)

https://neg.1web.jp/56735/92071.html#contents

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ある春のための上映会 @クロスパルにいがた



3月12日『空に聞く』長岡上映会

まず先にこの上映会のお客様にチラシを配布を目的に作成されたのが、
4月16日(日)クロスパルにいがた4F映像ホールにて開催される『ある春のための上映会』
小森はるか監督にはトークの最後に、このチラシを手に宣伝をしていただきましたが、
たまたま上映会翌日に足を運んでいただいた方と会い
「とてもいい時間だった。悲惨なシーンが無かった分突き刺すものがあった。監督の映画を他に観たいので、
クロスパルの上映会に行くつもり」と感想を話し、すっかり小森監督のファンになられたようで、
他にも長岡から駆け付ける方もいるかと思うので行きたい方は早めに申し込まれたほうがよろしいかと思います。

ある春のための上映会 @クロスパルにいがた
日時 4月16日(日)
会場 クロスパルにいがた4階映像ホール

12:30~ 「波のした、土のうえ」上映
13:50~ 「春をかさねて」「あなたの瞳に話せたら」上映
15:15~ トーク(16:00頃 終了予定)

料金:2000円(税込) 

予約フォーム https://reserva.be/ccinemaniigata/reserve...

※定員100名・先着順・予約者優先・当日現金払いのみ対応

作品紹介
■波のした、土のうえ
津波被害を受けた沿岸の町・陸前高田で出会った人々の言葉と風景の3年8か月の記録から物語を起こすように構成された3編の映像。
●監督:小森はるか+瀬尾なつみ
(2014年/68分)

■春をかさねて
震災から1ヶ月が過ぎた、とある被災地。震災で妹を亡くした14歳の祐未は、この経験を発信しようと、次から次へと訪れる記者への取材に答えていく。一方で、同じく妹を亡くした幼馴染・れいは、東京からやってきたボランティアの大学生へ恋心を抱き、メイクを始める。ある放課後、祐未はそんな彼女への嫌悪感を吐露してしまう。
●監督:佐藤そのみ
(2018年/45分)

■あなたの瞳に話せたら
多くの犠牲を出した“石巻市立大川小学校事故”にまつわるドキュメンタリー。撮影は、震災から8年半が過ぎた2019年12月。大川小で友人や家族を亡くした当時の子どもたちは、あれから何を感じ、どのように生きてきたのか。それぞれが故人に宛てた手紙を織り交ぜながら、自身も遺族である「私」が、カメラを持って向き合う。
●監督:佐藤そのみ
(2019年/29分)

監督プロフィール
●佐藤そのみ 
1996年、宮城県石巻市出身。2011年、東日本大震災で、石巻市立大川小学校に通っていた妹を亡くす。日本大学芸術学部在学中、故郷石巻市で数本の映画を自主制作する。2019年に制作した『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』の上映活動を、現在各地で行っている。東京都在住。

●小森はるか
瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美による『波のした、土のうえ』(2014年)、『二重のまち/交代地のうたを編む』(2019年)がある。新潟市在住。

主催 コミュニティシネマにいがた 協力 小森はるか、佐藤そのみ
問合せ先 コミュニティシネマにいがた c.cinema.niigata@gmail.com

https://www.facebook.com/events/887211235837189/?ref=newsfeed

https://twitter.com/aruharufilm

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♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち… ~かくしてバンドは鳴りやまず25~



3月12日 『空に聞く』長岡上映会
ウィズコーション セットリスト

1 福島の明日に架ける橋
2 闇に光をあてろ
3 仲良くしようよ

♪海が大地が揺さぶられて 信じた神話が崩れ落ち…『福島の明日に架ける橋』被災者の声を忘れずに未来へ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/367382?display=1&fbclid=IwAR2kc1ReU9Ei2se-cHgK4-ZugovTVWBM9UvoCWhf2H27mYU2yftic_jqkh4

↑BSN「ゆうなび」では「福島の明日に架ける橋」が焦点をあてられ、
「四畳半スタジオ」では新潟水俣病患者の詩をもとに作った「あゆむ」が流れるなど、
例年以上に注目浴びることとなったウィズコーション。
たぶんライブを目当てに来たお客さんもいるハズなのに3曲は少なかったのではと思います。
こちらも時間に気にせずにライブをお願いしたい思いがあるので、
いつかは存分に披露していただきたいと思ってます。

しかし毎回この上映会で歌う「福島の明日に架ける橋」の歌詞を動画のタイトルにしただろう、
今回取材した記者さん、なかなか骨があるというか
「信じた神話崩れ落ち」はもちろん原発崩壊のことだろうし、
番組の中でウィズコーションのメンバーが攻めてる発言をテレビによく載せてる、
などと思ってしまうこちらはすっかり忖度に毒されてしまったのかと我が身を振り返り自省しました。

そんなことを思いながら次の新曲「闇に光をあてろ」

♪嘘をついてもいいんでしょう?
 胡麻化したっていいんでしょう?
 自分さえよければいいんでしょう?

「モリカケサクラの事件」に触発されたという歌詞は否応なしにやりたい放題の権力者に向けてまっすぐ矢を放つ1曲。
と、同時に「自分さえよければいい」という空気が蔓延する時代への危機感を歌い上げたメッセージソング。
THE TIMERSのゼリーさんに聴いてほしいと思いました。

そしてラストの「仲良くしようよ」は分断された世界に向けて「分かり合えないから、争うことはないだろう」と述べて
「あなたと手を繋ぎたい 仲良くしようよ」と究極の人類愛を高らかに歌い上げて、
もちろん共感した客席から絶賛の拍手を浴びていました。

ウィズコーションはあちこちに出没してライブを敢行してるようなものの、
公式ホームページもなく情報がほぼ皆無なのですが、
もしライブ情報を得たら参加することをおススメいたします。

キーボードの新メンバーが加わり、さらに邁進していくことと思います。
ありがとうございました。

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Listening to the Air



昨日開催した『空に聞く』長岡上映会は無事に盛況のうちに終了いたしました。
お越しいただいた方々、ありがとうございました。
お手伝いいただいた皆様、ありがとうございます。
さらに昨年に引き続き、時間がないのでお客様にも椅子の後片付けを手伝っていただく有様でした。
こちらもありがとうございました。

また今回、ラジオ、新聞、テレビと多くの媒体にご紹介いただきました。
こちらも御礼申し上げます。

そして上映後のトークで丁寧に思いを込めて作品について語ってくれた小森はるか監督。
初々しすぎる次代の高校生平和大使の活動報告に、なんだかより貫禄がついたような気がする曽根俊太郎さんの講演。
もはや貴重な社会派バンドとして長岡では他の追随を許さなくなったウィズコーションのライブと、
やはり3,11を追悼し、振り返る企画として申し分なかった上映会ではないかと思います。

ちなみに小森はるか監督トークの相手役は役不足ながら担当者が担当しましたが、
こちらが用意した多々ある質問がはたしてお客さまが聞きたいこととマッチするのか、
全体のバランスも含めてもう一度考え直した方が良かったのではと、
トークを小森監督が観て映画つくりを志したという『阿賀に生きる』に持っていき、
客席にいた小林茂監督に半分助け舟のような形でマイクをお渡ししたら、
愛知県の小林監督の映画上映会に悩んでいた小森監督が会いに行って、
帰りの新幹線や東京駅で親身になってアドバイスをしたことを、
お二人のやり取りを聞いてよくわかり、
これって勿論、小森監督が『息の跡』や『空に聞く』の撮影前のまだ何者になるかの前の頃の話だと思い、
そんな映像作家未満の人にも分け隔てなくアドバイスをしてたのかと、ちょっと驚きながら話を聞いてました。
そしてお二人が話す姿に聞き入り、得したと思ったのは担当者だけではなかったハズ。

そんな形であっちこっちへ飛ぶボールをきちんとキャッチしてくださり、
大変だったかと思いますが小森監督ありがとうございました。

そしてもう一つ特筆に思ったのが知る人ぞ知る元シネ・ウインド支配人の橋本さんが、
昨日書いた記事のように『空に聞く』が観たいとよろよろしながら会場入り。
しかし相変わらず口のほうは速射砲の如きで、この点は元気だと思ったら、
東北滞在時、大船渡の旅館にあった手ぬぐいを小森監督に渡したいと、
どうも小森監督の入待ちで早めに会場入りしたようで、
やってきた小森監督に初対面なのに図々しくも話かけ、
まぁ、こちらも事前に橋本さんのことを小森監督に話してたので、
たぶん関心を持ってただろうと、そのまま楽屋にご案内をし、
いわゆる新潟映画界のリビング・レジェンドは、はたしてどのように映ったのだろうかと。
滅多に人前に出ない方なので貴重な機会なのは間違いなかったと思います。

その後、『空に聞く』上映後のトークに映画で観た感動したシーンを激しい勢いで語り、
いわゆる橋本節を聞いた他のお客様はビックリしたかもしれませんが、
良い意味で空気を読むことないというか、
ますますヒートアップしてるのにこちらは喜んでおりました。

ちなみに高校生平和大使3人にも終了後にアドバイスなのか、
たぶんこの大人は何者なのか知らないであろう若者相手に熱心に感想を話し、
若者たちも食い入るように聞き入ってたのを傍目で見て、
楽屋にいる間にたぶん信じられる大人という認識を持ったのではなかろうかと。

しかし橋本さんに撮影係で最前列ど真ん中に陣取るバナナカボチャの佐藤さん、
そして遅れて来て残り20分しか観てないはずなのに「いい映画だった」と感想を述べる未来と生活の会・三条の田中代表と、
担当者が知ってる中でもゴーイングマイウェイのコクのある3人が交差しなかったとはいえ、
同じ会場にいたことは振り返っても凄かったなぁ、と。

最後に『空に聞く』を改めて観ながら被災者を被災者として描かず、
まず生活者として目を向けて姿とまちを描きろうとする意志が、
主人公の凛とした姿に重なってると思いました。
本来笑うべき題材ではないのに会場からは笑いが漏れてたのを耳にし、
たぶん映画監督はお客様と観賞するたびに毎回、
これまでと違う点を気づかされると思ってますが、
今回の長岡上映会でどのように感じたのか、機会があったら小森監督に尋ねたいと思ってます。
しかし振り返って新潟に引っ越したからと、
あちこちに宣伝のため時間を割いていただいたのは申し訳なかったとはいえ感謝です。

そして皆さま、改めてありがとうございました。

https://www.soranikiku.com/

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3/12 『空に聞く』 長岡上映会 



◎ 『空に聞く』 長岡上映会  

*毎年3月に開催してる東日本大震災関連作品の上映会。
今年は東日本大震災後、約3年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さんを追ったドキュメンタリー映画『空に聞く』を上映とともに震災後のボランティアをきっかけに東北に移住し記録をした小森はるか監督をお招きします。
併せて昨年好評だった高校生平和大使・曽根俊太郎さんの講演と恒例となった福島への思いを歌うおじさんバンド、ウィズコーションのライブも開催します。

日時 3月12日(日)

17:40~ ウィズコーション ライブ

18:00~ 曽根 俊太郎さん(第24代高校生平和大使新潟県代表)講演
      演題 「分岐点〜大人になった今考えること〜」
       *第25代 高校生平和大使の活動報告も開催
      
18:40~ 映画『空に聞く』上映(作品時間73分)と小森はるか監督トーク

20:30~ 終了予定

会場 長岡市社会福祉センター トモシア3階 多目的ホール
    長岡市表町2丁目2−21
https://tomoshia.jp/

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

後援 長岡市/3.11福島を忘れない!長岡実行委員会

*映画『空に聞く』上映

監督・撮影・編集:小森はるか 撮影・編集・録音・整音:福原悠介 特別協力:瀬尾夏美
企画:愛知芸術文化センター制作:愛知県美術館
エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司 配給:東風
2018年/日本/73分/ブルーレイ
©KOMORI HARUKA

空から見たら私たち、 どんなふうに見えているのかな?

東日本大震災の後、約三年半にわたり「陸前高田災害FM」のパーソナリティを務めた阿部裕美さん。
地域の人びとの記憶や思いに寄り添い、いくつもの声をラジオを通じて届ける日々を、キャメラは親密な距離で記録した。
津波で流された町の再建は着々と進み、嵩上げされた台地に新しい町が造成されていく光景が幾重にも折り重なっていく。
失われていく何かと、これから出会う何か。
時間が流れ、阿部さんは言う——忘れたとかじゃなくて、ちょっと前を見るようになった。

監督は、震災後のボランティアをきっかけに東北に移り住み、刻一刻と変化する町の風景と出会った人びとの営みを記録してきた映像作家の小森はるか。傑作『息の跡』と並行して撮影が行われた本作は、映像表現の新たな可能性を切り拓くことを目的としたプロジェクト「愛知芸術文化センター・愛知県美術館オリジナル映像作品」として完成。あいちトリエンナーレ、山形国際ドキュメンタリー映画祭、恵比寿映像祭と立て続けに上映され、先鋭的なプログラムの中でもひときわ大きな反響を呼んだ。

公式HP https://www.soranikiku.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=X1o_eJnKYJc

*ライブ演奏 ウィズコーション

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With Caution プロフィール

□吉岡佳代 キーボード
飯塚寿之 ボーカル、ギター、ブルースハープ
星野 淳 ギター、ボーカル、コーラス         
坂詰 浩 ベース  
若井武美 パーカッション、コーラス

1980年結成、およそ10年間、長岡を中心に活動。
しばらく休止したが東日本大震災と「福島第一原発事故」後、活動を再開。
当初のメンバーに一人が加わり、しばらく活動、2021年にベース、そして2022年にキーボードが加わり、現在の活動は5人。
曲はオリジナル、「命と大地(地球)にLoveSong」をポリシーに、「どこでも1曲でも」をモットーとして県内中心でLive活動展開中。

*講演 曽根俊太郎さん 
演題 「分岐点〜大人になった今考えること〜」

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プロフィール

曽根 俊太郎 Sone Shuntaro

2004年6月4日生まれ 現在18歳

福島県に生まれ
2011年3月11日の東日本大震災による原発事故で新潟県に家族で自主避難

六日町高等学校3年
第24代高校生平和大使新潟県代表

*トークゲスト 『空に聞く』 小森はるか監督

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Director’s statement
『空に聞く』というタイトルには二つの空の意味を込めました。一つは、亡くなられた方たちのいる空(sky)に耳を澄まし、想い続ける人としての阿部裕美さんの姿を思ってつけました。弔う時に向く方向は人それぞれで、家の跡地に立つ人も、お墓にいく人も、海に向かう人もいます。阿部さんは月命日によく空を見上げていらして、その姿が印象的でした。陸前高田の空は、本当に広くてきれいです。風景を撮り続けながらいつも驚いていました。復興工事によって全く違う顔の街になっていっても、この街の空の美しさは変わらないのだと思いました。もう一つの空は、陸前高田の人たちがマイクに向かって話す時に、少し頭の上を見上げながら、震災前の街を思い浮かべて記憶を辿る様子から、その記憶が立ち上がっている空(air)です。そこに耳を傾けたいという思いでつけました。カメラには写すことのできないものたちが、人々の懐かしみながら語る声や、それを聞く阿部さんの表情から、見えないけれど伝わってくるのです。それを映像で表現したいと思いました。
津波で失われた街の上に土が盛られ、新しい街がつくられていく移行期の数年間を、断片的に記憶が思い出されては遠ざかっていくように、かさ上げする前の地面を訪ねていくように、阿部さんの声をつたって映画に定着させたいと思い『空に聞く』ができました。この映画をつくりながら、地面から空へと街の人々の視線が移っていくのを感じ、わたし自身が次にカメラを向ける先を教えてもらいました。新しい街の風景が映画を通してどんな風に見えるのか。映画を見てくださる方それぞれに感じてくだされば幸いです。

小森はるか
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小森はるか(こもり・はるか)

1989年静岡県生まれ、新潟市在住。映像作家。 瀬尾夏美(画家・作家)とのアートユニットやNOOK(のおく)のメンバーとしても活動。2011年以降、岩手県陸前高田市や東北各地で、人々の語りと風景の記録から作品制作を続ける。代表作に『息の跡』(2016年)、『空に聞く』(2018年)。小森はるか+瀬尾夏美として2014年に『波のした、土のうえ』を制作、2019年に発表した『二重のまち/交代地のうたを編む』は、シェフィールド国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門特別賞、令和3年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞を受賞。

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