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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『茶飲友達』 外山文治監督、五頭岳夫さんの舞台挨拶



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3707.html

↑こちらに紹介した『茶飲友達』シネ・ウインドでの公開初日の外山文治監督と五頭岳夫さんの舞台挨拶へ足を運びました。
十数年前に実際に起きて摘発された高齢者売春クラブ事件を知り「自分の価値観が揺らぐ出来事」として、
気に留めていた外山監督が満を持して映画化したようです。
タブー視されてる「老人の性」に強烈に切り込んだ作品で孤独と欲望が静かに唸り声をあげてるような中、
印象的な言葉として「ファミリー」が。

孤独な老人相手に売春するご婦人方と
なんだかサークルのノリで売春斡旋してる若者たちを束ねてるヒロイン岡本玲(好演!というかもはや主演女優賞モノ)が、
よく口にする言葉で『ワイルドスピード』でも同じかもしれませんが、
それ以上に近いと観てて思ったのは『ブギーナイツ』のポルノ映画で飯を食うはぐれ者たちの姿。
こちらの方は売春組織でセーフティネットからこぼれた者達が助け合って疑似家族を築いてましたが、
このヒロインが実際の「家族」に猛烈な拒否反応を示した反動から、
「ファミリー」として疑似家族を切望しているのはやり切れなくなるものの、
確かに今を描いてる作品だと大いに頷けて考えさせられるものがりました。

五頭さんは孝行息子によって施設入りしたものの、
一度も面会に来たことがないとヒシヒシと嘆く老人を好演。
上映後のトークでは笠智衆を意識したことを発言し、
監督を驚かせたりしてましたが、
二人のやり取りを見てて俳優は現場に入る前にすでに演技を固めて、
リハーサルでの監督とのセッションでプロ同士の真剣勝負から撮影が進まれていくんだろうと。
それにしても五頭さんのチャームポイントにやや高い声があると思ってますが、
あの耳障りにいい声が気鋭の監督たちに愛されて引く手あまたの理由の一つなんだろうと思いました。

劇中、他に印象的なシーンとして夜の橋を酒瓶を手に岡本玲が幸福の絶頂を謳歌するように歩きながらも、
幸福すぎることを自覚したせいか、迫りくる不幸を予感し時折おびえて後ろを振り返る姿。
映画はやはり「ファミリー」が幸福のまま終わることはなく、坂道を転げ落ちてしまうのを観てて余計に、
あの不幸を予感し怯える顔の表情が残っています。

外山文治監督にも話しましたが、実は十年以上前に伊参スタジオ映画祭で外山監督にお会いした記憶が。
しかし記憶にある外山監督と本日目の前の外山監督はまるで別人で記憶と一致しないので、
ずっと違和感を感じておりました。
伊参以来、外山監督の名前を目にするたびに活躍してることを喜んでましたが、
今回こんな傑作とともに再会できたことを喜んだりしてました。
が、再会というより、やはり初対面の気がするのは妙なんですが。

『茶飲友達』は4月14日までシネ・ウインドで公開されてます。
観終えてもずっと心に引っかかるような作品です。

公式HP http://teafriend.jp/
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入江悠監督 『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』



もはや『SRサイタマノラッパー』の、
という肩書が必要なくなった入江悠監督の新作は、
やはりテレビ版を拡大した映画化。
しかも『22年目の告白』『AI崩壊』に続いてのワーナーブラザーズ映画。
レギュラー陣総出演に加えて映画の重しで登場する佐藤浩市が謎の男に扮して見ごたえ十分、
(しかし白髪は地毛なんだろか?)
ただし何を書いてもネタバレしてしまう先行きが全く読めない作品に結実し、
面白いと思ったのは今どき作品時間が99分と知って観たら、
たくさん盛り込み詰めたせいなのか99分より長い二時間弱の作品に感じたのに、
全く飽きずに観たのは、あんまりない映画体験でありました。

あと横浜の奇麗すぎる夜景が他人事のように感じたら、
炊き出しのシーンへと映り、それが作品の肝となってたこと。
入江監督のこの視点にらしさを感じました。

そしてそして冒頭から何度も繰り返す場面の
広瀬すずのフェチな姿はどう見ても狙ってるようにしか見えず、
初日のレイトショーとはいえ桜井くん目あての女性ファンが多いのかと思ったら、
担当者と同世代の野郎が多く、
まさか担当者と同じく入江悠監督作だから観に来たと思えず、
広瀬すずの支持層ってこんな姿なのか。
確かに自分も釘付けとなっておりました。

手堅くスター映画をまとめた入江監督の次はどこへ連れてってくれるのか、
また楽しみにしています。

https://wwws.warnerbros.co.jp/nemesis-movie/

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五藤利弘監督新作 『日光物語』 島ぜんぶでおーきな祭-第15回沖縄国際映画祭- にて上映決定!



長岡出身・五藤利弘監督作で武藤十夢・スネオヘアーW主演の『日光物語』が4月15日、16日開催の沖縄国際映画祭での上映が決定しました。

https://oimf.jp/


五藤監督と沖縄国際映画祭の相性はとても良く最初は東日本大震災後の復興と絡めて地域おこしに奮闘する十日町の人々をテーマにした『雪の中のしろうさぎ』が、
昨年はウクライナ侵攻後に平和をテーマに謳いあげた『おかあさんの被爆ピアノ』が上映され
今年はさらに日本の未来さえも混沌としていくなかで、
『日光物語』が遺作となった宝田明さんのメッセージ“不戦不争”が沖縄だけに余計に響くように思います。

とはいえ確か沖縄国際映画祭のテーマは最初の頃、「LAUGH & PEACE」だったハズ。
『日光物語』は上映作を見ると最も相応しいのではないかと思います。
しかし室賀厚監督の新作が上映されるようで、ちょっとどよめきました。

上映日時4月16日(日)開場15:20/開演15:40
会場 桜坂劇場 ホールC
登壇者 スネオヘアー、五藤利弘監督

https://oimf.jp/movie/detail/8/


上映作品紹介🎬『日光物語』
映画「日光物語」は、日光二社一寺への参道入口にある人気カフェを舞台に、カフェを経営する大場嘉門(スネオヘアー)とその家族を中心に、人と人が織りなすヒューマンコメディ。
詳細⇒https://oimf.jp/movie/detail/8/
チケット⇒https://oimf.jp/ticket/

https://twitter.com/oimf_official/status/1640126483502084096

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劇場版 『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に届いた谷津賢二監督のメッセージ。

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3月25日 劇場版『荒野に希望の灯をともす』長岡上映会。
上映前に谷津賢二監督より届いたメッセージをシンクタンク・ザ・リバーバンクの方より、読み上げていただきました。
上映後、お客様よりあの監督からのメッセージも素晴らしくぜひ仲間に紹介したいと言われたので、
シンクタンク・ザ・リバーバンクより谷津監督に承諾を依頼しこちらに掲載いたします。

谷津監督、ありがとうございました。

==================================

長岡上映会の皆様へ。

本日は上映会に足を運んで下さったこと、まずは皆さんに御礼を申し上げます。ありがとうございました。私は本作の撮影と監督を務めました、日本電波ニュース社の谷津賢二と申します。皆さまの前でご挨拶出来ないことは誠に残念ですが、上映会を主催してくださる「長岡アジア映画祭実行委員会」「シンクタンク・ザ・リバーバンク」の方々にこのメッセージを託し、一言、皆さまにご挨拶を申し上げます。

私が中村哲先生に出会い、最初の取材を行ったのは1998年4月、そして最後の取材は2019年5月のことでした。その21年の間、私は25回アフガニスタンに入国し、現地滞在日数はおよそ450日にもなりました。そして何よりも中村先生とアフガン人の活躍を収めた映像が、およそ一千時間、私どもの手元に遺されました。こうした映像を使い、これまでも主にNHKで放送されたドキュメンタリー番組や、まさに皆さまに観ていただいた、この映画などを制作してまいりました。

昨年の今頃、私はこの映画の編集をしておりました。その時には既に、私も皆さんも人間が等しくコロナ禍にさいなまれていました。そして皆さんもご承知かと思いますがコロナ禍はたくさんの「分断」や「孤立」を生み出していました。感染を警戒し、病気で入院中の家族や友人に会えない人、同じ理由で故郷に帰れない人、大学進学で一人暮らしを始めても、リモート授業ばかりで、一人の友人も出来ず、アパートで孤独に過ごす若者など、こうした分断と孤立でした。そんな中で私は映画によって、中村先生の生き方の中で何を皆さんに伝えるべきか…長く考え続けました。結果、私が皆さんに最もお伝えすべきことだと思ったのは「他者とどう関わって生きるのか?」という中村先生の生き方でした。さらに突き詰めて言えば「利他に生きる」ということでしょうか。もはや「自国ファースト」「自民族ファースト」「自分ファースト」などという考え方では生き残れない世界に私たちはいるのではないかと思うのです。そんな今だからこそ中村先生が私たちに問いかける「他者とどう関わって生きるのか?」という生き方が大切であり、輝くのだと感じています。中村先生はかつてペシャワール会会報にこんな言葉を遺しています。

『己が何のために生きているかと問うことは徒労である。人は人のために働いて支え合い、人のために死ぬ。そこに生じる喜怒哀楽に翻弄されながらも、結局はそれ以上でもそれ以下でもない』

人のために生き、人のために死んだ中村先生の原点のような言葉です。しかし「人のために生きる」などと口で言うのは簡単ですが、なかなかできる生き方ではありません。中村先生はそんな私たちを更に励ましてくださる考えを遺してくれています。それは、中村先生がよく口にした座右の銘「一隅を照らす」です。一つの隅を照らすと書いて「一隅を照らす」。これは天台宗の開祖、最澄の言葉です。中村先生はこの言葉をこう紐解いていました。「だいそれたことを考えずに、自分が置かれた場所で自分が出来ることを一生懸命する、一人一人がそんな考えで生きれば、少しずづ社会が変わって行くのではないでしょうか。例えば虐められている友達がいれば、かばってあげる、お母さんが体調が悪い時には変わってご飯を作って上げる…こんなことが一隅を照らすなんだと思います」と。

中村先生が示したこうした生き方の中にこそ「希望」があるのだと思います。それは名誉や富とは関係なく、それでも心から私たちを励ますものだと確信しています。

映像に残る中村先生の優しい笑顔、火が出るような気迫のこもった顔、そして哲学者の様な思慮深い顔を心にとどめ、不穏な世情を乗り越える力として下さい。この映画がそんなことのお役に立てるのなら、製作者としてこれ以上の望みはありません。

皆さま、本日は本当にありがとうございました。心からの御礼を申し上げます。

日本電波ニュース社
谷津賢二

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『劇場版 荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会 お客様の感想



3月25日『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会 
お客様の感想を抜粋して掲載します。

=============================

*ただただ感動です。 (50代・男性)

*水と人間の在り方を考えた時間でした。 (40代・男性)

*中村さんは偉大な人だと思います。 (70代・女性)

*中村医師の思いが結実し、その成果を見るにつけ凶弾に倒れたことが残念に思います。
メッセージにもありましたが「他者とどう関わって生きるか」「一隅を照らす」心に刻みつけて自分の場所で生きていたいです。 (70代・女性)

*人間が自然の一部であること、中村医師の言葉、人生、全世界の方に伝えたい。伝えてほしいです。
戦争をしている人の心にも届けられたらいいのに、と思います。
色々、感じながら観ていたのに、言葉が出てきません。衝撃でした。
大勢の入場者に驚きました。
関心の高さに嬉しくなりました。
又、子供さんと一緒に来場された方もいて、長岡の将来が楽しみになりました。
私も子供を連れてくればよかったと後悔です。 (60代・女性)

*もっと沢山の上映機会を望みたい上映でした。
2月に上越・高田世界館での上映を見れず落胆していたので、本当に観ることが出来て良かったです。
平和なことは毎日の暮らしからも考えられること、孫たちにも伝えたいですネ。

*感動しました。ひとことで言い表せません。 (70代・男性)

*中村先生ってすごい方だというのを知りました。
よい映画を見せてくださって、ありがとうございました。 (70代・男性)

*中村さんにとても感動しました。
遺志をついで行ってほしいです。 (70代・女性)

*NHK特集である程度のことは知っていましたが改めて中村先生の活動の大きさに頭のさがる思いでいっぱいです。
アフガニスタンの平和を祈るばかりです。 (80代・女性)

*とても感動しました。学校などで子供達にも見てもらいたいと思います。 (70代・女性)

*良かったです。 (60代・女性)

*中村さんの生きざま、少しでも学びたいものです。 (男性・60代)

*改めて人の持つ力、自然と平和について考えさせられた。 (70代・女性)

*お医者さんなのに工事をするのはなぜ? (10代・女性)

*人に尽くす、土地を生かす、心洗われました。 (60代・男性)

*感動しました。これからの活動、生き方にいかします。 (70代・女性)

*とても感動する映画でした。
人の為に何ができるか、ましてや他国でこのような素晴らしい活動されたこと。すごい。 
(60代・女性)

*改めて考えさせてもらいました。 (50代・男性)

*深い! (70代・男性)

*改めてすばらしい人だったと思いました。 (60代・女性)

*自然が主役であるという事。
「利他」 (70代・女性)

*涙を止めることができませんでした。
中村さんの一言一言が心に沁みました。
一人でも多くの人に、この映画を観てほしいと思いました。 (70代・女性)

*生きるための食と水の大切さ。
それは人の手により造られるものと深く感じました。
中村先生の志の強さを感謝します。合掌 (70代・女性)

*背筋が伸びました。中村さんと同じ方向を見て生きていきたいです。 (70代・女性)

*この映画の存在は知っており、見たいと思っていましたが
長岡では観る機会はないとあきらめていました。
今回上映会を開いて頂きありがとうございます。 (50代・男性)

*素晴らしかった。ぜひ世界中で上映していってもらいたい。
自然との共存、平和の意味を実感しました。 (60代・男性)

*今、自分のできることをしていこう。 (50代・女性)

*とてもわかりやすくすばらしかった。 (60代・女性)

*中村医師が自らの苦悩と共にアフガニスタンの人々に共感し本当の平和、幸せを求め、人々にも伝えられてきたことに心から感動しました。
ウクライナについても9条を掲げる日本こそが、勇気を持って戦争でない手段で真の平和の先陣を切って動いていかなければならないと思います。
再度、機会をつくって上映をしていただきたいし、その後のアフガンの様子も知りたいです。 (60代・女性)

*とても偉大な方で感動しました。 (80代・女性)

*生き方を考えさせられる時間でした。
有難うございました。 (70代・女性)

*長岡にいつも意義のある映画を届けて下さってありがとうございます。 (50代・女性)

*中村先生の子供さんが亡くなられてたことは知りませんでした。 (50代・女性)

*何もない荒地から、農業ができるように水路を作る。
きびしい作業をこなし感動的でした。 (60代・女性)

*わかっていることを又、わからせてくれた。これからも。
ぜひ、学校や他の施設とかでも開いて聞かせてほしい。 (60代・女性)

*自身の生き方、世界のありかた、様々なことを考えさせられました。 (50代・女性)

*知らなかった現実の一端を見せてもらいました。
中村さんの意思と行動に感激し、自分たちに返って何が出来てるかを考えていきます。 (70代・女性)

*中村哲さんの活動と訴えたいことがよくわかりました。
上映ありがとうございました。 (70代・女性)

*アフガニスタンの状況えを正しく伝える映画でした。
中村哲さんの支援の大切さを知りました。 (60代・男性)

*中村哲さんは著名な方ですが、あまり知りませんでした。この映画を見られてよかったです。
また、自分の先祖が江戸時代に治水をして地元で喜ばれたのですが、
へき地であったので当時は専門的な知識もなかっただろうにどうしてできたのかと
謎に思っていましたが、中村さんのようにうまく行っているところを見に行き、
まねしたのだろうということがわかり、よかったです。 (50代・女性)

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4/1(土)『茶飲友達』外山文治監督、出演:五頭岳夫さん舞台あいさつ @シネ・ウインド



2020年にアオーレ長岡で開催した大杉漣さん主演・プロデュース作『教誨師』長岡上映会に、
頼んでもいなかったのに気持ちで駆けつけてくださった出演者で水原町出身の五頭岳夫さん。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2545.html

その後も引く手あまたの活躍、中でも今泉力哉監督作『街の上で』は五頭さんが影の主役じゃなかったかと思ってます。
現在、全国のミニシアターで大ヒット中の問題作『茶飲友達』にも出演。
やはりシネ・ウインドでの公開に五頭さんが舞台挨拶で駆けつけるそうなのでご紹介します。

4/1(土)『茶飲友達』外山文治監督、出演:五頭岳夫さん舞台あいさつ

2013年10月に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた社会派群像劇『茶飲友達』。東京での公開以来、全国で50を超える映画館での上映決定に至った近年のミニシアター作品における大ヒット作です。本作の新潟上映初日に、外山文治監督と出演で新潟県阿賀野市(旧・水原町)出身の俳優・五頭岳夫さんの舞台あいさつが決定しました。

日 時:4/1(土)『茶飲友達』12:20の回上映後(予告編無し)
ゲスト:外山文治さん(『茶飲友達』監督)、五頭岳夫さん(『茶飲友達』出演)
料 金:1200円(シネ・ウインド会員は900円)

前作『ソワレ』も好評だった外山監督は初来館、そして五頭さんは『教誨師』以来の登場です。お楽しみに!

https://www.cinewind.com/information/4-1-5/

『茶飲友達』

ストーリー
妻に先立たれ孤独に暮らす男、時岡茂雄(渡辺哲)がある日ふと目にしたのは、新聞の三行広告に小さく書かれた「茶飲友達、募集」の文字。
その正体は、高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」だった。運営するのは、代表の佐々木マナ(岡本玲)とごく普通の若者たち。
彼らは65歳以上の「ティー・ガールズ」と名付けられたコールガールたちに仕事を斡旋し、ホテルへの送迎と集金を繰り返すビジネスを行なっていた。
マナはともに働くティー・ガールズや若者たちを “ファミリー”と呼び、それぞれ孤独や寂しさを抱えて生きる彼らにとって大事な存在となっていた。
ある日、一本の電話が鳴る。
それは高齢者施設に住む老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であったー。

http://teafriend.jp/

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A beacon of hope in the wilderness



3月25日『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会。
本当に盛況のうちに無事に終了いたしました。
観に来ていただいたお客様、ありとうございました。
お手伝いいただいた方々、溢れかえるほどのお客様を無事に椅子に着席させて、
最後まで観賞できたこと、
いい加減すぎるばかりか準備でヘトヘトとなった担当者を見かねてのことだと思いますが、
改めて本当にお疲れさまでした。

そしてともに準備や撤収に汗を流していただいたシンクタンク・ザ・リバーバンクの方々、
中村先生への尊敬のもとに行動していることがひしひしと伝わりました。

ありがとうございました。

館内にはお父さんと一緒に観に来たという小学生たちが結構目につきました。
たぶんTジョイ長岡は行ってもこんな自主上映会は初めてではないかと思い、
エンドロールが流れ一斉に客席から拍手が沸き起こったことに驚いたのではないかと思います。
弱者のために命を懸けて尽くした中村先生の遺志が、
今後の人生の指針となっていただきたいと切に願います。

そしてウクライナ紛争からリアルにひしひしと日本が戦争に巻き込まれるのではないかという危機感が、
伝わる中で「敵を作らず、平和な信頼関係を築くこと」に徹した中村先生の信条が、
そんな脅威に対抗・拮抗する手段だとリアルに皆さんとともに観賞しながら思ったりしてました。

用意したパンフレットは売りきれ、
ペシャワール会へのカンパ箱はカンパのお金で溢れかえるほどとなり、
たぶん中村先生に恥じない上映会になったと自負いたします。

画像の写真は約7年前にシンクタンク・ザ・リバーバンクの招聘で
長岡で講演会を開いた際、愛好する煙草に火をつける前の中村先生。
上映会を見守っていただいたことと思います。
この時、時間が空いたので大河津分水に視察に行き大変感心して、
また来ると言ったそうですが、、、、

公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

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3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会



◎『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会

日時  2023年3月25日(土)10時30分~
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒、検温にご協力ください。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

*プレイガイド アオーレ長岡ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*チケットの売り上げ金の一部をペシャワール会に寄付します。

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
共催 シンクタンク・ザ・リバーバンク 
後援 長岡市

スタッフ 監督/撮影:谷津 賢二 編集:櫻木まゆみ 構成/プロデューサー:上田未生
企画:ペシャワール会 朗読:石橋蓮司 語り:中里雅子 取材:柿木喜久男/大月啓介/アミン・ウラー・ベーグ CG:平野雄一音効:渡辺真衣/大島亮 演奏:中村幸 宣伝美術:鈴木響 宣伝・配給統括:島田陽磨 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 製作・配給:日本電波ニュース社 配給:シネマとうほく 2022年/日本/カラー/90分 ©日本電波ニュース社

公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

武力で平和は守れない
医師 中村哲 現地活動35年の軌跡

これは「生きるための」戦いだ。

アフガニスタンとパキスタンで35年に渡り、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた、
医師・中村哲。
戦火の中で病を治し、井戸を掘り、用水路を建設した。
なぜ医者が井戸を掘り、用水路を建設したのか?
そして中村は何を考え、何を目指したのか?

「彼らは殺すために空を飛び、
我々は生きるために地面を掘る。」
-中村哲

中村の誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年。
思いもよらぬ事態に直面し、中村の運命は大きく変わる。
それが“大干ばつ”だ。
渇きと飢えで人々は命を落とし、農業は壊滅。
医療で人々を支えるのは限界だった。
その時、中村は誰も想像しなかった決断をする。用水路の建設だ。
大河クナールから水を引き、乾いた大地を甦らせるというのだ。
しかし、医師にそんな大工事などできるのか?
戦闘ヘリが飛び交う戦火の中で、無謀とも言われた挑戦が始まった―。

「ここには、天の恵みの実感、誰もが共有できる希望、
そして飾りのないむきだしの生死がある。」
-中村哲

専門家がいないまま始まった前代未聞の大工事は、苦難の連続だった。
数々の技術トラブル、アフガン空爆、息子の死・・・。
中村はそれらの困難を一つ一つ乗り越え、
7年の歳月をかけ用水路を造りあげた。
用水路が運ぶ水で、荒野は広大な緑の大地へと変貌し、
いま65万人の命が支えられている。
そして―。

2019年12月。さらなる用水路建設に邁進する最中、
中村は何者かの凶弾で命を奪われた。
その報にアフガニスタンは悲しみに沈み、
ニューヨークタイムズ、BBCなどが悲報を世界に伝えた。
あれから2年半。
日本ではその生き方が中学や高校の教科書で取り上げられ、
評伝などの出版も続いている。
中村の生きた軌跡は、これから長く人々に語り続けられるだろう。
そして彼がアフガンに遺した用水路は人々の命を支え続けるだろう。

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本日、『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会開催

中村医師1998年6月‐4©日本電波ニュース社

昨日、某所で上映会の準備をしていたところ、たまたま同席してた人とやはり“しゃもじ”が話題となり、
お互い絶望を覚えてたりしておりました。

広島出身の日本代表が、あの場で持参するメッセージは“必勝”でなく“和平”ではないかと思いますが、
そんな人ではなく本当に異次元の思考の持ち主だったことに。

ただあえて書けば“しゃもじ”では決してなく井戸を掘る“スコップ”を手に平和を築いた中村先生の姿を、
この機に観ることで絶望するのはまだ早い、
中村先生の人のために尽くす姿はこれからの生き方の大きな指針にできるのでは。
まさに中村先生の姿に希望を覚えるハズです。
本当に多くのものを学べる映画だと思います。
改めて本作を上映する機会を得て本当に栄誉に思う素晴らしい作品です。

読み応えのあるパンフレットは800円で販売します。
上映開始は10時30分、谷津 賢二監督から長岡に届いたメッセージとともにアーレ長岡市民交流ホールAでお待ちしてます。

========================

中村哲さんの魂が、混迷した時代に、進むべき道を指し示す。
自ら動き、戦争の愚かしさを訴え、人々の命に光をあてる。圧巻だ。
アメリカの軍用機が飛び交う中、命の河を掘り進める。
その20年にわたる記録を撮り切った撮影隊にも敬服する。
今、全ての人が見るべきドキュメンタリーだ。

塚本 晋也
映画監督・俳優


公式HP http://kouya.ndn-news.co.jp/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=rgc3pSFiZ8s

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『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に谷津 賢二監督よりメッセージをいただきました。

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明日上映となる『劇場版 荒野に希望の灯をともす』長岡上映会に谷津 賢二監督より素晴らしいメッセージをいただきました。
以前、中村哲先生の講演会を長岡で開催した団体シンクタンク・ザ・リバーバンクは
谷津監督もお招きしたことがあり、その縁でメッセージを依頼し快諾をいただき届きました。
ありがとうございます。

「利他に生きる」「一隅を照らす」といったキーワードで中村先生の実践した生き方の中に「希望」があることが伝えてくださいます。
上映前に読み上げるので、ぜひ映画とともにこの谷津監督のメッセージも注目いただきたいです。

監督/撮影
谷津 賢二
1961年栃木県足利市生まれ。立教大学社会学部卒業後、テレビニュース業界で働く。94年に日本電波ニュース社入社。95年から98年まで日本電波ニュース社ハノイ支局長。登山経験を活かし、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、タクラマカン砂漠など、辺境取材を多数経験。1998年~2019年アフガニスタン・パキスタンで中村哲医師の活動を記録。これまで世界70か国以上で取材。

[受賞歴]
・1998年NHK「ネパール 塩の隊商がゆく」(撮影)
ATP郵政大臣賞
・04年 NHK「アフガニスタン 戦乱と干ばつの大地から」(撮影/プロデューサー)
ギャラクシー奨励賞、ATP優秀賞
・16年NHK「ベトナム戦争 フィルムの若者を探して」(撮影/プロデューサー)
国際ビデオフェスティバル(アメリカ) ゴールドカメラ賞
・18年NHK「武器ではなく命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~」(撮影/プロデューサー)
ギャラクシー奨励賞、ATP優秀賞、ワールドメディアフェスティバル(ドイツ)金賞
・20年NHK 「良心を束ねて河となす~医師・中村哲73年の軌跡~」(撮影)
ATP総務大臣賞

http://kouya.ndn-news.co.jp/


アフガン無医村での診療や治水事業に献身した中村哲の半生を描くドキュメンタリー。
「平和は戦争以上に積極的な力でなければならぬ」という信念の下、圧倒的不平等に対する義憤は、誠実な“仁義の人”を突き動かし続けた。
人の本源的な姿が胸を打つ、素晴らしい一本。

中川 敬
ミュージシャン/ソウル・フラワー・ユニオン

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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