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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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5/26  『ビヨンド・ユートピア 脱北』 長岡上映会

ポスターbeyond utopia

◎『ビヨンド・ユートピア 脱北』長岡上映会
日時  2024年5月26日(日)18時30分~ (作品時間115分)

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*会場への来場は公共交通機関の利用や周辺駐車場への駐車をお願いします。

*入場料 
前売 一般 1200円 
当日 一般 1500円
障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下 500円 
(購入の際、手帳・学生証の提示をお願いします)

プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/ハーブ談話室(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

監督・編集 マドレーヌ・ギャヴィン 
プロデューサー ジャナ・エデルバウム/レイチェル・コーエン/スー・ミ・テリー
アニメーション 岩﨑宏俊

原題「Beyond Utopia」 2023年 アメリカ 英語・韓国語ほか 115分 ビスタ カラー 配給:トランスフォーマー
© TGW7N, LLC 2023 All Rights Reserved

公式HP https://transformer.co.jp/m/beyondutopia/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=WrK3i399RN8

解説 | INTRODUCTION
世界で最も閉ざされた国のひとつ・北朝鮮
2023年サンダンス映画祭にて開催直前までシークレット作品として詳細を伏せられてきた1本のドキュメンタリーが、世界中から集った映画ファンや評論家、映画関係者達を震撼させた。それが北朝鮮脱北者の過酷な旅の実態が生々しく記録された恐るべき、そして映像的にも非常に貴重な作品『ビヨンド・ユートピア 脱北』である。
1949年9月の建国以来、70年以上にわたり北朝鮮社会を支配してきた金日成の一族は、国家を閉鎖された状態に保ってきた。北朝鮮に住む人々はそこが「地上の楽園」だと信じ、最高指導者である金一族を神と同等の存在として敬い慕う。しかし、一糸乱れぬ壮大なマス・ゲームや、華々しい軍事パレードの裏側で、ナチスのアウシュビッツやソ連のグラーグを模した強制収容所の存在、密告や拷問、処刑、飢えや貧困といったおぞましい人権侵害の数々が報告されている。

物語 | STORY
1000人以上の脱北者を手助けしたキム牧師に寄せられた緊急のSOS。幼い子供2人と80代の老婆を含めた5人家族の脱出ミッションがはじまる―
韓国で脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の携帯電話には、日々何件もの連絡が入る。これまでに1000人以上の脱北者を手助けしてきた彼が直面する緊急のミッションは、北朝鮮から中国へ渡り、山間部で路頭に迷うロ一家の脱北だ。幼い子ども2人と80代の老婆を含めた5人もの人たちを一度に脱北させることはとてつもない危険と困難を伴う。キム牧師の指揮の下、各地に身を潜める50人ものブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す決死の脱出作戦が行われる――
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B1



『ビヨンド・ユートピア 脱北』のポスターは通常の上映会で依頼するB2サイズのポスターは品切れで、
それより二回りデカいB1サイズのポスターしか無いとのお返事が。

言われてみれば現在、映画はシネコンでの上映が主流、
シネコンに掲示されるポスターはB1なので、
『ビヨンド・ユートピア 脱北』はミニシアターや自主上映会よりも
シネコンでの公開を優先的にしているのだろうと思いましたが、
B1サイズはB2よりも値段が高くてそんなに発注できず、
発注したにしてもそんなに掲示する場所はないので、
とりあえずいろは商店、西時計眼鏡店、そしてアオーレ長岡コンコースと、
これまで掲示時可能なで人通りがありスペースのある場所に依頼しました。
他はカラーコピーを拡大したりと。

画像は長岡市後援を承諾いただいたのでアオーレ長岡コンコースは今回さっそく掲示いただきました。
これまで長岡駅コンコースなどの共有のスペースに、
特に行政のポスターがA1やB2の特大のポスターを掲示してるのを見て、
こちらの貼るスペースが無いため自重しろよ、と思ってましたが、
同じことをやってしまいました。

すみません。

5/26  『ビヨンド・ユートピア 脱北』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4089.html

人を「駒」として扱う国家の横暴は、まるで戦時中のようだった。
今の日本も、国民は税を納める「駒」として扱っている面があるように感じる。
国家が人を人として扱うこと、それができない世界の歪みを、
脱北者の苦しみを通じて見せつけられた。
あまりにも生々しい映像が、頭から離れない。

せやろがいおじさん(お笑い芸人/YouTuber)

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『テルさんモヨに還る』

20240419_183830.jpg

5月12日の「アフリカンフェスタ!inながおか」でドキュメンタリー映画『グレート・グリーン・ウォール』上映も
無論、注目してますが、もうひとつの映像作品が『テルさんモヨに還る』も一緒に注目。

ケニアの子供たちに献身的に尽くしたモヨ・チルドレンセンター主宰の松下照美さん、愛称テルさん。
小林茂監督『チョコラ!』で活動の様子が記録され、
このテルさんとモヨ・チルドレンセンターの支援が“アフリカンフェスタ!inながおか”が生まれるきっかけに。

『チョコラ!』の撮影を務めた吉田泰三カメラマンは以後も定期的に単独でケニアのティカで活動するテルさんを取材。
折に触れて記録映像をまとめてアフリカンフェスタ!inながおかでも上映し、
現地の様子を映像で伝えておりましたが、
今回上映する『テルさんモヨに還る』は天に召されたテルさんのティカでのお葬式を中心にまとめた映像になるハズ。
病に倒れて入院中も、ずっと子供たちのことを考えていたテルさんが、
故郷でもあるティカのモヨ・チルドレンセンターの子どもたちのもとへ帰ってきた様子が収められ、
併せて現在のティカの空気を知る貴重な映像となるハズ。

現在、アオーレ長岡大型ビジョンには小林茂監督が編集した「アフリカンフェスタ!inながおか2024」の紹介動画が放映中。

2024/5/12(日)アフリカンフェスタ!inながおか2024紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=uf5g17hk6VE

見ているとモヨ・チルドレンセンターのおそらく卒業生と偶然再会した晩年のテルさんが言葉を交わすシーンが登場。
いつぞやこのアオーレで開かれたアフリカンフェスタ!でテルさんから「ケニアに来なさい」と何の躊躇もなく言われながらも、
結局テルさんに会いに行くことは叶わなかったので感慨深く見上げておりました。

ところで吉田泰三カメラマンはたぶん『チョコラ!』の撮影がきっかけでテルさんやケニアに魅了されて何度も通い、
おそらく長時間にわたった記録映像があるハズ。
以前にも書きましたが1本の長編映画としてまとめてほしいと思ってます。

「アフリカンフェスタ!inながおか2024」
公式HP https://africa-nagaoka.jimdofree.com/

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【暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVE】



佐藤真監督が亡くなってもう17年になるそうです。
代表作『阿賀に生きる』が小森はるか監督はじめ、
後に続く多くの映像作家に多大な影響を与えてることも含め、
年々評価が高まっているようで呼応するかのように、
来月、5月24日から6月20日までBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて
【暮らしの思想 佐藤真 RETROSPECTIVE】と題して全作品上映の回顧展が決定しました。

https://www.bunkamura.co.jp/cinema/lineup/24_satomakoto.html

この中で『阿賀の記憶』はあの『阿賀に生きる』の続編として、
再び佐藤真×小林茂がタッグを組んで撮影と聞き、
当然あの祝祭のような前作以上の楽しめる作品ではないかと期待してたら、
「祭りの後」の痕跡を見つめた、観ていて切なくなりながらも面食らい、
こういう形の続編があると教えてくれた映画でもありました。

そして『阿賀の記憶』は小林茂監督の尽力で「第9回長岡アジア映画祭」で確か全国初上映されたハズ。
佐藤真監督は『エドワード・サイード OUT OF PLACE』の撮影のため中東に行ってたので、
舞台挨拶が叶わなかったものの、撮影を担当した小林茂監督からお話しいただきました。

この映画祭の後に中越地震が発生。
翌年のお正月に佐藤真監督より市民映画館をつくる会に年賀状が届き、
中越地震に見舞われたこちらへ励ましのメッセージが書かれてて読んで大変嬉しかった思い出が。
担当者は何度か目にしたことがあるものの、
お話をしたことはなかったので今も悔やむ思いが、そしてご健在ならばどんな映画を撮っていたかと。

Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 5/24(金)~6/20(木)特集上映予定『暮らしの思想 佐藤真 RETOROSPECTIVE』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=gnRxhog1LGM

17年前、49歳で突然この世を去った稀代のドキュメンタリー作家、佐藤真。映画史に燦然と輝く傑作の数々がいま蘇る。

『暮らしの思想 佐藤真 RETOROSPECTIVE』
5/24(金)~6/20(木)特集上映予定
会場:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下

【上映作品】
<4K RESTORED>
『まひるのほし 4K』
『花子 4K』
『エドワード・サイード OUT OF PLACE 4K』

<特別上映作品>
『阿賀に生きる』
『阿賀の記憶 2K』
『SELF AND OTHERS 2K』

配給:ALFAZBET、パラブラ

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異人たち

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『アイアンクロー』のパンフレットを珍しく買ってT・ジョイ長岡のロビーで熟読していたところ、
エルビス・プレスリーの「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」が流れてきて、
音の発信源の予告編を流してるモニターに目が行き、
あぁ、プレスリーの伝記映画に続いてコッポラの娘がプレスリーの奥さんの伝記映画を撮ったから、
その予告編かなぁ、と思い聴いてたら、どうも歌声がニール・テナントのようなんで、
これってペット・ショップ・ボーイズのカバー版?
だとしたらなんという映画かと見ていたら『異人たち』
大林宣彦監督版というより山田太一先生の原作をイギリスのゲイをテーマに映画化されたと、
何かで聞いてましたが、まさかその映画にペット・ショップ・ボーイズが流れるとは!

それで町山智浩先生のラジオ解説をYouTubeで聞いてみたところ、

町山智浩 映画『異人たち』2024.04.16
https://www.youtube.com/watch?v=gNQr2I9W-Rc

映画で流れるのかわかりませんがペット・ショップ・ボーイズの「哀しみの天使」を流してスタート、
ペット・ショップ・ボーイズやフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドなど、
80年代に次々とヒットを飛ばしたイギリスのゲイ・ミュージシャンが映画の重要な背景になるようで、
エイズパニックに陥ってた当時、差別はもちろんのことゲイでいるのは生きるか死ぬかの切実な問題、
その心情を歌ってたこともゲイ社会から大きな支持を集めてヒットとなったよう。

80年代といえばベストヒットUSAなどでいわゆる第二次ブリティッシュ・インヴェイジョンの時代、
イギリス発の洋楽で洗礼を受けた世代でありながらも、
例えばペット・ショップ・ボーイズがゲイの気持ちを歌ってたことなど知るのは、
その後にヴィレッジ・ピープルの「ゴー・ウエスト」をカバーしたことでうっすらと理解でき、
先の「哀しみの天使」は今、和訳を読むと明らかに同性愛者で生きるのは罪深いことと、
理解できるものの、当時かの「ポッパーズMTV」でMCのピーター・バラカンさんでさえ、
特にゲイについて言及もなく紹介していたので、
先の町山さんのエイズパニックと重ねての解説に今更ながら腑に落ちる思いがしました。

そしてゲイであることを公言したミュージシャンの開拓者としてボーイ・ジョージを挙げてることも印象深く、
当時はカルチャークラブの音楽性を高く評価しながらも、
ボーイ・ジョージの奇抜な恰好を半嗤いされてた印象もあったので、
こんな形で再評価されるのも当時、そんな背景もよく知らずに聴いてた者として嬉しく思ったりと。

ついでに『ボヘミアン・ラプソディ』『ロケットマン』とフレディ・マーキュリー、エルトン・ジョンとアイコンの伝記映画を続けて撮ったデクスター・フレッチャー監督は次にボーイ・ジョージの映画化を準備してるようで、
それを知って先の偉大なロックスターに匹敵する存在なのかと驚いたりしましたが、
確かにあの時代にカミングアウトしてムーブメントを巻き起こしたことは少しも引けを取らないハズです。

そんなわけで『異人たち』、予告編にペット・ショップ・ボーイズが流れただけで、
これは観なければと単純に思いながらも、
『アイアンクロー』だってデヴィッド・フォン・エリックの死に衝撃を受けたことがいまだ脳裏にこびりついてるのもあって関心を持ったことを思えば、続けざまに80年がテーマにした映画が公開されることに、
自分が多感だった頃を振り返るのは決して過去を振り返るだけのノスタルジーだけではないと思いたいものです。
ちなみにこの2本とも35㎜フィルムで撮影してるそうで、
どちらもイギリスの監督が80年代を描くのにフィルムを選んだことも興味深いです。

ところで大林版の『異人たちの夏』で強く覚えてるのが、
若き日の“異人”の両親に会いながらも、頑なにだされたご飯を食べたことを、
息子役の風間杜夫は拒んでて、あれは口にすると黄泉の国へ自分も行くこととなり、
まだこの世に未練のある心情だと理解していますが、
このイギリス版にもそんな場面はあるのか、そこは関心を持ちたいと思ってます。

ついでに当時観たときは勿論、両親は健在でしたが、
あれからン十年、親がどちらとも亡くなってしまった自分は『異人たちの夏』を最後まで観れるだろうかと。
そんなことをこのイギリス版を前に思ったりと。

『異人たち』予告編│2024年4月19日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=bM-DfKTOu_c

『異人たち』公式HP
https://www.searchlightpictures.jp/movies/allofusstrangers

町山智浩先生の『ビヨンド・ユートピア 脱北』の解説は↓こちら。

町山智浩 映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』2024.01.16
https://www.youtube.com/watch?v=phc--ANJxJ4

しかし町山先生、いつのまにか現代の淀川長治先生とも呼ばれてるものの、
確かに話もできる著名な映画評論家は今は町山先生くらいな気もするものの、
かつて編集したムック本をキネマ旬報の編集者に叩かれて復讐のために、
パイをキネ旬編集部に乗り込んで投げつけたことを知ってるこちらはどうもこそばゆいけど参考にしてます。

5/26  『ビヨンド・ユートピア 脱北』 長岡上映会
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サカキマンゴー 魔法の親指ツアー @新潟県



小林茂監督『チョコラ!』はケニアのストリートチルドレンと、
子どもたちに尽くす松下照美さんの活動を取材。
いわば「アフリカンフェスタ!inながおか」に繋がらる映画で、
その音楽を担当した“親指ピアノの魔術師”サカキマンゴーさんが、
今年もそのアフリカの楽器「カリンバ」とともに全国ツアーを決行!
勿論、新潟県内も駆け巡るのでご紹介します。

*5/22(水)18:30開場 / 19:00開演
会場・予約・問合:淨覺寺
         新潟県見附市元町1-3-5 
         tel:0258-62-1346
料金:1500円(学生以下無料)
   45名限定(要予約)  

*5/23(木)19時開演
場所:沼垂ビアパブ
   新潟市中央区沼垂東2-9-5
料金:予約2000円 / 当日2500円
   小・中学生1,000円 / 当日1,500円
   未就学児無料
予約・問合:090-1375-5393(樋口)

*5/24(金)18時半開場/19時開演
会場:町屋ギャラリー 薩摩屋
   新潟市秋葉区小須戸3393-1
料金:2,000円  中学生以下無料
予約・問合 090-2422-7065(吉田)

*5/25(土) 新潟県関川村 調整中

公式HP https://sakakimango.com/j_index.html

『チョコラ!』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=7tAy9dTOAKg

アフリカンフェスタ! in ながおか 2024
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4088.html

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鉄の爪



昭和プロレスを見てた者なら未来のエースとして期待されたデヴィッド・フォン・エリックが東京のホテルで死んでしまったことを衝撃とともに脳裏にこびりつているハズ。
そして東京での葬儀に棺で眠るデヴィッドにかのブルーザー・ブロディがお別れのキスをしてた写真も覚えているのでは。

現在、公開中のA24作品『アイアンクロー』は一世を風靡した悪役レスラー、
“鉄の爪”フリッツ・ウォン・エリックの息子たちに襲いかかる「エリック家の呪い」をテーマしたプロレス映画の傑作。
当時は次男として記憶しながら、本当は三男だったデヴィッドの死が引き金となったのか、
次々と父親の期待が託された兄弟たちが死を遂げてしまうものの、
因縁を断ち切った長男ケビン、その理由が奥さん一筋の愛妻家で家族を得たこと。
一番、線が細くてデヴィッドや三男ケリーに見劣りしていたケビンが現在は家族に囲まれて幸せな日々を送ってることを最後に伝えて因果な物語は幕を閉じましたが、
東京でのデヴィッドの死、そして劇画『プロレス・スーパースター列伝』のブルーザー・ブロディの章をよく覚えてるだけに、
こんな感動的な作品(特に天国で再会した兄弟の姿は秀逸)として目の前に現れたことにグッとくる思いが。

結局、“呪い”とは必殺技アイアンクローのごとく息子たちを頭から締め付け、
例え流血しても離さなかった父フリッツの歪んだ愛情のようで二重の意味を持つタイトルなことに気づかされました。

プロレスファンだけでなく映画好きにも大いにアピールできる作品なものの、
やはりブロディがデヴィッドの亡骸にキスをしていたあの当時の写真を覚えている者へぜひとおススメしたいと思いました。
というのもT・JOYで観たものの長岡はプロレスファンが多いハズなのに担当者が観た回は一桁だったのが残念。

冒頭はフリッツ・フォン・エリックの現役時代を再現、アイアンクローで敵を仕留める姿を収めてたものの、
ここはジャイアント馬場さんにアイアンクローを決めてコメカミからドロドロと流血させたモノクロの写真を1枚、
悪魔のごときフリッツの形相と馬場さんが為すすべもなく流血している、
当時おそらく目にした者達を恐怖のどん底に突き落とした写真だけで十分ではないかとか、

あと担当者は「アイオブザタイガー」に乗せて入場するケリーを三条厚生会館で目にし、
俊敏な野生馬のような印象を持ったことを今でもよく覚えてます。
映画ではこれから注目のイケメン俳優が演じておるものの、その風貌はロッキー羽田ではなかろうかとか。

そしてリック・フレアーのバッタモンが出てきますが傑作、
ケビンと段違いのマイクパフォーマンスに大喜びし、
これだから天下のNWA王者に君臨できたと説得力を持ってました。

https://ironclaw.jp/

などと、そんなことを思ったのは今年のアカデミー賞は『オッペンハイマー』が制したのはいいとして、
『バービー』のグレタ・ガーウィグが監督賞に、
『ビヨンド・ユートピア 脱北』が長編ドキュメンタリー賞に、
そして『アイアンクロー』が作品賞と主演男優賞にノミネートされなかったのはいかがなものかと。

『ビヨンド・ユートピア 脱北』がノミネートされなかったのは、
↓こちらの記事を読んで思ったのはアカデミー賞候補になったらかの国を刺激してしまうからかと。

脱北映画「ビヨンド・ユートピア」、アカデミー賞落選が波紋
https://washingtontimes.jp/2024/03/31/8715/

5/26  『ビヨンド・ユートピア 脱北』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4089.html

観ながら時おり思う。これはフィクションではないのか。
もちろん違う。ドキュメンタリーだ。
でもなぜこの映像が撮れるのか。
なぜこの瞬間が撮れたのか。
観終えて思う。
今の北朝鮮の多くの人たちの苦悩を。
分断に責任ある国で生まれた自分にできることを。
森達也(映画監督)

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いつも青春は時をかける



昨日、『時をかける少女』について書きましたが、
現在、大林宣彦監督、原田知世主演の尾道映画、
そしてアイドル映画の金字塔『時をかける少女』がYouTubeで無料配信中!

【本編】『時をかける少女』<2週間限定公開>
https://www.youtube.com/watch?v=pAtcEuPd3t8

リアルタイムで劇場で観た担当者のようなオッサンが、
全国各地でもはや戻らない日々を知世サマと重ねて滂沱の涙を流してるんじゃないかと思います。

公開時、併映作『探偵物語』の薬師丸ひろ子を目当てに観に行ったら、
野郎どもをみんな知世サマの虜にしてしまったことは、まさに大林マジック。

市民映画館をつくる会で『なごり雪』の上映会を開催する際に、
たくさん大林監督の著作を読んで『なごり雪』の少年少女のセリフの棒読みは
木下恵介監督へのオマージュみたいなことが書かれていたので、
『時かけ』もその先駆的な作品ではと。
よく棒読みを笑われたりしてますが、たぶん監督はニヤニヤしてたんじゃないかと。

タイトルバックの抒情的な尾道の風景でさえ、今は多くが失われてるんじゃないかと思います。
そしてタイムリープする場面のコマ送りに、あの伝説のエンドロールと
本作を観て映画と戯れるヨロコビを味わい、映画に転んでしまったって人も多くいるかと。

伝説のエンドロールはテレビ放映では毎回カットされてファンを残念がらしてますが、
あれはテレビ局がカットしてるかと思ったら、
タダで見る人たちに見せたくないからとの大林監督の発案らしく、
それからすると今回のYouTube版、大林監督どう思ってるのか気になりますが、
令和の時代に新たなファンが増えることを期待します。

しかし公開から40年、知世サマは当時のピュアさを失ってないこと以上に、
ゴロちゃん、尾身としのりのルックスはあんまり変わってないのは脅威的です。

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新潟国際アニメーション映画祭 弐 最終日



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-4097.html
↑こちらに続いて新潟国際アニメーション映画祭の最終日、
3月20日は新潟日報ホールで照明係と機材の撤収を担当。

この日のプログラムはクロージング作品『時をかける少女』を除いて全てシンポジウム。
率直にここの進行を担当してる方は東京から来られたようで、
今一つリズムが合わず、結構悔んだりすることが多々ありましたが、
この日の半分は進行の方は留守になるということで、
基本の明るさを覚えてなんとかこなしておりました。

中でも「中国映画の魅力」というシンポ
『深海』というアニメ大作のビジュアルディレクターが登壇、
パソコンから映画に出てくるデッサンを投射し解説しているところ、
こちらも東京から来た関係者らしき人がよく映らないから照明を下げてと指示、
全くのアドリブとなりながら、なんとかOKを貰ったのは結構自信がつきました。
ちなみにこのビジュアルディレクターの翁銘という人は宮崎駿監督を尊敬してると話し、
別に知り合いでもないけど、やはり誇らしい気持ちになりました。

続けて映画祭のコンペ部門の審査員を務める齋藤優一郎プロデューサーのトーク。
どうもお話を聞いてると細田守監督と二人三脚で映画作りをしているらしく、
それならアニメファンの方々からすればとんでもない大物なんだろうと。

「時計の針を戻す」
アニメーション映画で未来を照らすことを心掛けているという旨と受け取りましたが、
素晴らしい心意気と聞いてて思いました。

そのせいもあってなのか、この会場のクロージング上映作品が細田守監督『時をかける少女』
率直に『サマーウォーズ』は楽しめたけど、どうも細田監督とは相性が悪く、
『竜とそばかすの姫』などストーリーが破綻しててついていけませんでした。
未見とはいえ細田版『時かけ』の評判は聞いてたものの、担当者にとって『時かけ』は大林版一択、
それ意外は一切認めないという最悪の原理主義でしたが、こんな形で関わってしまうとは。

それで観ましたが、いやぁキュンキュンしてしまい改めて食わず嫌いは良くないと。
大林宣彦版、というか筒井康隆の原作版への目配りをしながら、
大きな飛躍をしているのが、いっそ清々しくてのめり込んでおりました。
先の齋藤プロデューサーはトークの中で映画化の許可を得るため脚本を筒井康隆先生に読んでもらったら、
原作とまるで違うのが良い、と言われたそうですが、
大林監督も観たであろうから、どんな感想だったのだろうかと。

そして最後の大仕事、『時をかける少女』のエンドロールが終わって館内の照明を徐々に上げていく、
最近のマーベル映画のようにエンドロールが終わってオマケ映像がないことを祈り、確認しながら、
無事に灯りをつけていき客席から拍手が沸きましたが、
いやー、わが生涯最高の照明係でありました。
映写ももちろん、そうですが照明もズッコケたらお客様の感動がぶち壊しになると、
改めて実感できました。

この場におりました全ての関係者の皆様、お疲れさまでした。
画像は機材を撤収後の映写チームで記念撮影。
右側がシネマチャオの支配人だった方で、
全方向に敵を作る担当者と一時期、ソリが合わなかったものでしたが、
こんな形で協力できる日が来るとは。

しかし昨年のこの映画祭は一切足を運ぶこともなく、
今年は高畑勲監督の『かぐや姫の物語』に機会があれば、あれば観たいと思ったくらいでしたが、
まさかこんなディープに関わることになるとは。
誘っていただいた方には深く感謝を。

とはいえコンペ部門である意味アニメらしい奇抜な作品だった『アザーシェイプ』と
哲学をアニメ化したような『スルタナの夢』、
どちらも担当者にとっては大きな収穫でありましたが
受賞にはカスリともしなかったのが意外というか奥深いと思いました。
残念ながらグランプリ作の『アダムが変わるとき』は機会がなく、
この映画祭のグランプリ受賞で配給がつくことを期待します。

また日本では湯浅政明、岡田麿里、岩井澤健治、塚原重義(敬称略)等々、
次世代のアニメ作家が台頭していることを薄ぼんやりとですが実感できました。
とはいえ『犬王』の応援上映は正直引いてました、ごめんなさい。

あとこの国際映画祭を完走するために裏側で多くの人たちが関わってることがよくわかりましたが、
例えば映画祭終了後にお疲れ様会があってバカ話でも感想を語り合う交流があってもいいと思いましたが、
そんなお誘いは今のところなく、もしかしたら担当者だけお呼びじゃないのかもしれませんが、
映画祭が終わったらおしまい、というのは勿体ないんじゃないかと思ってます。

以上、大小さまざまな収穫を得て長岡で活かしたいと思ったものの、
すぐに活用できた、といかないのが忸怩たる思いが

https://niigata-iaff.net/

| 未分類 | 20:27 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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『シェーナウの想い』 上映会



毎回、ながおか市民協働センターの情報紙“らこって”へチラシ組作業に行くと、
一般社団法人 ながおか自然エネルギーの会員の方がいて、
いつしか顔見知りとなってイベントで互いのチラシ配布を行うようになりました。
今度、映画上映会を開くそうなのでご案内いたします。

*『シェーナウの想い』上映会 ~自然エネルギー社会を 子どもたちに~

ドイツにあるシェーナウという小さなまちの住民たちは、1986 年 4 月 26 日に起きたチェルノブイリ原発事故を受けて立ち上がりました。
住民たちは、「節電キャンペーン」や「節電コンテスト」をきっかけに、電力供給会社に原発に頼らない電力供給、エコ電力の買取価格引き上げ、節電を促すための電力料金体制の導入を地元の電力会社に要請するも、冷たくあしらわれてしまいます。
そこで「自分たちで電力会社をつくる」ことを決心したシェーナウの住民たちが、自然エネルギー中心の電力会社を設立するまで軌跡を辿るドキュメンタリー映画です。
視聴後に、エネルギーについてご一緒に考える時間を持ちませんか?

日 時: 4月28日(第 4 日曜) 14:00~16:00
上映(60 分) ワークショップ

場 所: 宮内コミュニティセンター分館
(長岡市宮栄 3 丁目 21-27)
会 費: 無料 要予約 (会員の方も)
連絡先:090-1469-8855
nagaoka.localpower@gmail.com

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