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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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♪日々のあれこれ 思い切って後回して ~大崩にて25~



「ここは県内で一番“密”じゃないか」

小林茂監督『風の波紋』の主要人物・木暮さんが冗談交じりに盛り上げ声を放ちました。
例年恒例、大崩のご主人宅での田んぼ仕事、この時期のこだわりの手植えの田植え。
初日は去年は8名参加だったそうですが、今年はなんと県内各地から20名も参加。
目にした木暮さんが冗談を言うのも納得できます。
しかし一体大崩れのご主人はどうやってこの一年でスカウトしたのか?

新緑が目に眩しい青空の下で気温の上昇とともに水温も上昇し、
ぬるま湯と化した田んぼにまみれての手植えは自粛で鬱屈したこちらの心を開放するには十分、
ちょうどいい風が心地よく各自がせっせと捗り、
あれよあれよと予定よりもずっと早く午前中に作業は全て終了、お疲れさまとなりました。

とはいえ担当者はYさんの車に乗せていただき遅れて参加、
着いてちょこちょこと手植えをしてすぐに十時のお茶の時間。
休憩後は頑張ったとは思うものの、皆さんよりは正直仕事をせず、
あっという間に昼食時間となり、しかも毎回女性陣の豪華な手料理、
さらにセミプロのそば打ち名人の手打ちそばが食卓に並び、
周囲から食いしん坊に思われてるので、一通り皆さん食べたら、
余るのもなんだからとこちらにおかずが届いて、当然遠慮せずにいただくので、
これは結局ロクに仕事もせずに豪華なお料理を食べに来ただけではなかろうかと。
自責の念にかられたりしました。

帰り際、木暮さんから次は「中立山にまた来いよ」と誘われたので久しぶりに行ってみたいと思ったりと。

ご主人はじめ、皆さんありがとうございましたとご馳走様でした。
あとYさん、乗せていただきありがとうございました。
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♪最後までシネマ 身をまかせた つくりわらいのカットでさよなら



6月1日にTジョイ長岡とTジョイ万代が、6月3日よりガシマシネマが再開します。
これで県内の映画館は全て、コロナ禍での緊急事態宣言解除から再開する運びとなります。
たぶんマスク着用をどこも義務付けられながらの観賞となるかと思いますが、
よほど奇特な人じゃない限り映画館の再開は喜ばしいことと受け止められるかと思います。
むろんまだ早いという意見も重々承知しますが。

それでシネコンに関して言えば多くの話題作が公開延期となった中で
まさかカルトの映画がシネコンの文字通りの救世主になるとは思いませんでしたが、
多くが旧作を公開する中でもユナイテッドシネマ新潟は『ワンスアポンアタイムインウエスト』『続・荒野の用心棒』のマカロニ二本に『バックトゥザフューチャー』三部作はじめ午前十時の映画祭のリバイバル、『へレディタリー/継承』『ミッドサマー』の現在他の追随を許さない強烈に後味の悪いホラーを連打するアリ・アスター監督二本と妙に攻めてるラインナップが引っ掛かります。
これに加えてイオンシネマ新潟西でも公開中の『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』も再開後、加わったので、なかなか壮観に思いました。

『三島由紀夫VS東大全共闘』は休館前のこの先、コロナ禍でどうなるんだという不安の中でイオンシネマ新潟西で鑑賞、お客さんは最も大きな劇場で3人しかいない有様でしたが、スクリーンの中で大人の対応で檄を込めて話す三島由紀夫先生のマッチョな姿と男前ぶりを感心しながら観てたこと、そして当時三島由紀夫と対峙した東大生や盾の会メンバーの現在の姿が登場し、まさに人生いろいろだなぁ、と。

その後、再開したシネ・ウインドで『愛国者に気をつけろ! 鈴木邦男』を観たら森田必勝をキーパーソンに両作が繋がっていたと知って、観て良かったと思いました。
長年、映画を観続けてるとたまにこんなことがあるような。

しかし休館前からロングランとなっていたのが『パラサイト』と『ミッドサマー』の二本に思い、
『パラサイト』はいわゆるアカデミー賞効果があるにしても
胸糞悪くも妙に清々しい『ミッドサマー』は良くも悪くも2020年の空気を掴んでると思いました。

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『風の波紋』 U-NEXTにて配信中



昨日寄稿いただいた東京特派員から教えてもらいましたが配信サイト U-NEXTで現在、
小林茂監督『風の波紋』が無料で観賞できるようです。
https://video.unext.jp/title/SID0047834
まだ観賞していない方はこの機会をお勧めし、
そして気に入りましたらDVDの購入をぜひ!

ちなみに担当者はちょうど6年前になるのか『風の波紋』の主要人物・木暮さんの
松之山の山の上にある田んぼで皆さんと田植えをし、ここでも小林監督が撮影に来ており、
名セリフ「田んぼはねハマるんですよ」など何シーンか完成版に入っていましたが、
この日はブラジルでのワールドカップ、日本対コートジボアールという一戦があり、
木暮さんは自前のラジオのボリュームを上げて一同聞き入りながら田植えをしておりました。

凄かったのは日本は本田の得点でリードしていたのが、
途中からカリスマのドログバが投入されたら、
瞬く間に流れが変わったことが手に取るようにわかり、
そのまま同点から逆転とサッカーに疎いこちらでさえドログバの名前が脳裏に刻まれたりしました。

本編にはワールドカップを聞きながら田植えをしてたことは触れてませんが、
あの日は遠くブラジルで地球最大のイベントが開催されてる中、
松之山の空の下でこちらと繋がりながら田植えをしていたことは得難い体験だったと思い返したりしています。

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命と暮らす、命を食べる。『阿賀に生きる』のスタッフによるドキュメンタリー

見どころ
『阿賀に生きる』を撮影した小林茂が監督を務め、里山の暮らしに5年間密着。時には過酷な自然との共存や、人々とのつながりなど、たくましく美しい暮らしに心温まる。

ストーリー
舞台は越後妻有の里山。この雪深い村に都会から移り住んだ木暮さん夫婦は、茅葺き屋根の古民家を修復し、見よう見まねで米を作って暮らしてきた。個性豊かな仲間との「結(ゆい)」を大切に日々を送る木暮さんたちを、ある朝大きな地震が襲う。

‎2021‎年‎5月‎25‎日 23:59まで配信

『風の波紋』公式HP http://www.kazenohamon.com/

ちなみに以前、長岡でも上映会を開いた三上智恵監督『標的の島 風かたか』も観賞できるそうです。
https://video.unext.jp/title/SID0047837?fbclid=IwAR2Uj7EIQQE1anwW4VEBL1-n9xszbPkws1i_foTVB1RUn6JvpuvT7QUameE

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「映画館休館中に考えたこと」 東京特派員

緊急事態宣言・解除とともに東京でも近々、映画館が再開していくようです。
以前、「映画館の休館で考えたこと」と題して心情を綴った東京特派員より
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2605.html
再開を前に休館中に考えたことを再び寄稿いただきました。ありがとうございます。



もうすぐ最後まで残っていた東京などでも映画館が再開します。
約2ヶ月これほどの長い期間映画館に行けなかったのはなかなかつらかったです。
映画界もいろんな動きがありました。
一番大きかったのはミニシアターの存続の危機でしょうか。
閉館した映画館も出ました。
そんな間に考えたことなどを書いてみたいと思います。

まず全国で4月7日の緊急事態宣言以降、まったく映画を映画館で見れなくなったのでひたすら家で配信レンタルで映画を見ていました。
見た映画は以下のものです。

『インディペンデントリビング』1800円
『ホドロフスキーのサイコマジック』(アップリンククラウド)1900円
『春を告げる町』(仮設の映画館・新潟シネ・ウインド)1800円
『精神0』(仮設の映画館・高田世界館)1800円
『ハウス・イン・ザ・フィールズ』(ステイホーム今だけおうち映画館)1900円
『巡礼の約束』(仮設の映画館・深谷シネマ)1800円
『ナイチンゲール』(ステイホーム今だけおうち映画館)1650円
『サイゴンクチュール』(ステイホーム今だけおうち映画館)1800円

ほかにも普通のレンタルや定額配信なども見ていたのですが上記の映画配信の特徴は料金から映画館へ分配があること。
この時期はミニシアターエイドなどの募金や各シアターが行うグッズ販売などがありましたがこれらの配信サービスを見ることでもミニシアター支援に繋がるので積極的に利用しました。
中でもユニークなのが「仮設の映画館」で、これはその映画を上映するはずだったミニシアターごとに映画を選べて、その映画館の収益になるというシステム。
例えば『春を告げる町』なら北海道のシアターキノから福岡のKBCシネマまで全国20の映画館で上映されているのでその中から好きな映画館を選んで観賞するとその料金の半分ぐらいが選んだ映画館の収益になります(ちなみに私はシネ・ウインドを選びました)。

このやり方は現実の映画館が再開しても継続してもいいんじゃないかと思ってます。
例えば『春を告げる町』は16の都道府県でしか上映されていません。
それ以外の地方に住んでいる人は県をまたいで上映している映画館に見に行くしかないわけです。
これは大変な労力と時間とお金を使うことになります。
配信で東京と同時に見れるなら映画館と同額の料金でもメリットはあると感じるのではないでしょうか。
しかもそのお金が上映しているミニシアターにもいくとなれば日々経営に苦しんでいるミニシアターの援助にもなります。

一方気になったのはアメリカで『トロールズ』の続編を映画館が休館になったのでいきなり配信レンタルを開始したところ前作にせまる収益をあげたためこれからは映画館で公開せず直接配信が増えるだろう…というニュース。
映画製作者や配給が映画館がつぶれても自らの利益を追及するというのは映画を滅ぼすことになるように思います。
映画とは「映画館で上映するもの」だと思うからです。
配信で家庭のモニターで見ることを目的で作られたもの―明るい照明、家庭の雑音の中、食べたり会話しながら、よそ見をしても大丈夫なように作られたもの―それは映画ではなくドラマではないでしょうか(ドラマがいいか悪いかということではなく単純に映画ではないという意味です)。
また映画館で上映される前提で作られてきた映画の表現技法(脚本や演出、撮影、演技、音響、編集などなど)は映画館あってこそです。
映画館がなくなればそれらはなくなると思います。
映画館がないのにそんなことをする必要がないからです。
映画館がなくなることはひとつの文化の損失になると思います。

映画館の再開後はこれからはもう配信でいいやではなく映画館と配信を両立させてよりよい映画の未来を作っていってほしいと思っています。

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精神0



鬼気迫る墓参り

映画を観終えて、まず思ったりしました。
このブログで何度か紹介した「仮設の映画館」がオープンしたきっかけの
想田和弘監督の観察映画第9弾『精神0』

引退を決意した精神科医の名医を被写体に前半は患者とのやりとりを
主に患者に向けてカメラをまわし、
この名医が彼らにとって取り換えの利かない精神的な支えになってることを述べ、
その中で名医が伝える「ゼロに身を置く」という言葉がしばらく忘れられない言葉として残りました。

何気ない日常を前向きに生きると解釈しましたが。

この診療所のシーンで登場した一人の老女がてっきり患者さんなのか思ったら、
認知症を患った名医の奥さんだと次第にわかり、そこから老夫婦の日常へと転換。
冒頭の墓参りとは、映画の終盤、この名医が足もとのおぼつかない奥さんに常に気を配りながら、
山の一角を切り開いたような不安定な場所にある墓地へお墓参りをする、
文字に書いたらそれだけですが映像として、
そして暗雲たちこみそうな風の音がこちらにも突き刺すようで実にスリリングで圧倒される思いが。

想田監督は自作の撮影も手掛けていますが、このシーンではカメラを手にした想田監督の激しい心拍の音も伝わるよう、
これまでとこれからの老夫婦の人生を凝縮したように感じ、
しかもカメラは夫婦をずっと追い次第に互いが手を取り握る姿をズームにして得難い感動が確かにありました。

想田監督が提唱する観察映画十戒に「行き当たりばったりでカメラを回し、予定調和を求めない。」
という項目があり、それになぞえば
前作『港町』ではひなびた漁港にカメラを向けているうちに、
得体のしれない老婆と道中を共にし、いつしか異次元に到達してしまったような感覚になりましたが、
本作は引退を決意した名医を被写体にしていくうちに、
支え続けた奥さんの登場と愛情、そして夫婦愛と撮影をしながら、
目の前に起きてることを柔軟に掴んでいく想田監督の『精神』が本作でも発揮されていると思います。

あと想田監督といえば“猫”なんですが、今回の猫は足を引きづってる老猫なので、
奥さんと通ずるものがあるのか意味深に受け取りました。

あとあとすでに観た方で老夫婦の純愛ということで『人生フルーツ』を想起と何度か感想を見かけましたが、
自分はまるで違う印象、確かに両作ともご主人は生涯を掛けて仕事を成し遂げた偉人ではあるけど、
映画の色が全く違うのは監督の個性と視点が違う次元で被写体を見つめてたように思いましたが。

ちょうど二年前のこの日のブログで『港町』がシネ・ウインドで公開された際、
初日に想田監督のトークがあり、終了後の座談会に参加したことを書いていました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1897.html

今回の『精神0』も通常なら監督は初日に駆けつけてたかもしれず、
そしたらまた座談会で楽しくお話しをしてたかもしれませんが、このコロナ禍でそれが敵わなかったのが残念。
しかし辛うじて再開したシネ・ウインドで観賞できたのは、やはりまだこちらはパソコンで映画を観ることに抵抗を感じ、
今回きちんとした音響設備の中であのクライマックスを集中し堪能できたのは映画好きとして喜びでありました。

『精神0』は6月5日までシネ・ウインドで、
6月6日からはこちらも再開した高田世界館で公開されてます。

『精神0』公式HP https://www.seishin0.com/ 

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コラボTシャツ



藤井道人監督 × シネ・ウインド コラボTシャツ 販売開始のお知らせ
https://ashitanotame.cinewind.com/post-348/

『青の帰り道』の公開とともに藤井道人監督の私設応援団『新潟藤井組』が結成、
良縁となってこの度、コラボTシャツが販売され、売り上げから差し引いた金額がシネ・ウインドに寄付されるそうです。

昨年12月22日にアオーレ長岡市民交流ホールAを譲り受け、
『主戦場』『新聞記者』と長岡で公開されなかった話題作二本立てにしようかと企画したところ、
前日12月21日に新潟藤井組主催で特集が組まれ藤井道人監督が新潟入りすると知り、
藤井監督作『新聞記者』上映とともに
あわよくば、ホントにあわよくば翌日に長岡来てもらえないかと思いましたが
残念ながら配給が自主上映会にはまだ貸さないとのお返事が。
『主戦場』は了解いただいたので、
かといって『青の帰り道』との二本立ては、どうかと思い断念した経緯がありました。
結局『乱世備忘』に決めて『主戦場』ともに上映できたのは結果的に良かったと思ってます。

とはいえ『青の帰り道』、結構難産だったハズですが
真野ちゃん、女優として一皮むけて立派な作品に出演できて良かったです。

ご存知のように『新聞記者』は日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞、
やはりこんなご時世だからこそなのか、昨年の話題作ということなのか
現在も再開したイオンシネマ県央で公開されています。

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佐藤久子さんのこと



発売中のキネマ旬報の執筆者一覧の中で佐藤忠男先生が奥様、佐藤久子様が亡くなったことを書いていました。
『第1回長岡アジア映画祭』で佐藤忠男先生に講演を依頼し、
奥様と一緒に来岡され、講演終了後にスズランビル4階の市民映画館をつくる会事務所まで、
ご夫妻がいらしてくださいました。

大林監督と恭子プロデューサーのように二人三脚で、
各地へ飛び回っていたんだろうと想像し、
私財を投じ編者としてクレジットされてる「映画史研究」は、
これからも評価が高まっていくハズです。

お疲れさまでした。

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♪運命とか 永遠とか 語れるほど生きてないけど 信じてる



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2638.html
↑こちらの“未来と生活を考える会・三条”の田中代表からラーメンを奢ってもっらたとアップしたら、
読んだYさんより、じゃぁまた集まろうとなって某組合のサブさんも含めてまた三条の華園に集結しました。
お題目は今月で職場を離れることになった田中代表のお疲れ様会。
Yさんと田中代表は同じ職場でもあるので。

話の中で米山隆一氏が最近結婚したことに触れて、
あちこちに顔出してる田中代表はどうなんだという話になって盛り上がったりしましたが、
相変わらずハガキ職人として日々ノルマを果たしてるとのこと、
その流れで来月末で終了するFMPORTの看板パーソナリティ遠藤麻理さんはどうするのか?
という話になったらラジオハートと強いパイプを持つ田中代表が、
遠藤麻理さんってFMPORTの前にラジオハートにいたんですよ、と発言があって
一同、サスガによく知っているなぁ、と。

まぁ、話はサブさんが通底している政治関連の話で盛り上がったりしましたが、
またおかしなのが沸くので割愛。

あとYさんから、かつて長岡アジア映画祭で『ラヴソング』や『美少年の恋』を
内容も知らずに観たらとても良かったと話し、
またあんな形の映画祭をと言われ、それはこちらも望んでるんですが
本当にその通りです。

画像は華園の餃子。
燕の杭州飯店のようなもっちりタイプの餃子はあまり三条にないような気がしますが食べ応えアリ。

とても楽しかったです。ありがとうございました!

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その日のあとで



再スタートしたばかりの映画秘宝は「時をかける大林宣彦映画入門」、
老舗キネマ旬報は「私たちが愛した大林宣彦監督」と題して、
それぞれ識者による大林映画の魅力、論考に力を注いで読み応えある追悼特集号を発売しています。

キネマ旬報では作品事に撮影中の大林監督の写真とコメントを載せていましたが、
『この空の花 長岡花火物語』では信濃川沿いの大林監督の写真を掲載し、

“あれから1年が経ったいま、
3・11はすでに風化が始まっている。
原発の話にしろ、いつもながらこの国の政治と経済のしがらみのなかで
対立の構造での議論ばかりとなって人々の暮らしの感情からは遊離している。
僕の映画は置いてきぼりになったんじゃないか。”

とあって、これはコロナ禍の只中の今をも見通しての発言のように思えました。
むろん大林映画は決して置いてきぼりにはなっていませんが。
現況についてもう大林監督のメッセージは望めず、
こうした発言と映画によって現在進行形の事態に突き付けられるように思いました。

最近、担当者に某フリーペーパーから「好きな大林作品1本」というお題で短評依頼があり、
なんとか書き終えた後に両号の大林監督特集を読み、
大林信者の落伍者を自称しながら、
改めて「映画が潰れ楽しい毎日だよ」などとコロナでたくさんの人が困窮してる最中、
得意げになってる輩より、大林映画を観てきて本当に幸福だと認識しました。

あと両号とも大林映画の出演者や大林映画を観て後に続くことを志した映画人のコメント、寄稿が掲載されていますが、
どちらもなぜか肝心要の映画監督が抜け落ちているので、ここに掲載させてください。

22年前、どこの馬の骨かもわからないチンチクリンな私を拾ってくれた大林宣彦監督。
映画の師匠であり、東京のお父さん。
監督に出会えなければ、今の私はありません。
心からの感謝とともに、ご冥福をお祈りします。呉美保

https://twitter.com/omipo314/status/1248922577357037570

しかしキネマ旬報は表紙と巻頭特集を  #SaveTheCinema  に譲ってましたが、
これは当然、いづれ大林監督特集の別冊を作る布石だろうと思ってます。
その時はぜひ大林監督の愛弟子 呉美保監督も何らかの形で取材していただきたいです。

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鶴岡まちなかキネマのこと



『大地を受け継ぐ』の井上淳一監督のFBで知りましたが山形県の鶴岡まちなかキネマが
残念ながら本日5月22日を持って閉館するそうです。

東日本大震災後の非常事態時に日常に触れようとシネ・ウインドへ映画を観に行ったところ、
ロビーにいたのが鶴岡まちなかシネマの支配人であいさつをいたしました。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1326.html
↑こちらを読んでいただければわかるように、当時の東北地方は宅配便の集荷が出来ずにいたので、
支配人自ら車で新潟のシネコンまでプリントを運んできたそうで、
そのついでにシネ・ウインドの見学に来たとのこと。

それから3年後、この鶴岡まちなかキネマで『東電テレビ会議 49時間の記録』が上映されると知り、
長岡上映会を前に事前に観賞しようと足を運びました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-302.html
↑こちらに書いたようにミニシアター系だけでなくメジャーな作品も上映しており、
映画ファンは喜んでると思いました。
あととても綺麗で瀟洒な映画館だったと記憶しています。

たくさんのイベントを実施し、市民からも浸透されていたかと思いますが。
コロナ禍の影響が大きかったと想像します、お疲れさまでした。

鶴岡まちなかキネマ公式HP http://www.machikine.co.jp/

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