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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2015年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年09月

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第24回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭 映画祭巡礼記

S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は7月11日~7月20日に開かれた「第24回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭」です。

http://tokyo-lgff.org/2015/

会場のスパイラルホール sorimachi 会場のスパイラルホール

今年も東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に行って来ました。
毎度のことながら会場の青山スパイラル・ホールはにぎやかで明るい雰囲気でとてもいい感じなのもこの映画祭の特色。
今年は台湾、インドネシア、韓国とアジア映画がまとめて1日で楽しめる編成だったのもうれしかったです。
それでは見た順に感想を。

まず最初の「焦点台湾」は3本の台湾映画の短編を集めたオムニバス。1本目の「誰が為に生きて」は映像アート風で難解でしたが、2本目の「北極で結婚式を」はコメディタッチでレズビアンのカップルを「運命の死化粧師」のニッキー・シエ、「台北カフェ・ストーリー」のリン・チェンシーと日本でも馴染みのふたりで母親と娘の対立をユーモアを交えて見せてホッとさせられました。続く「林檎と少年」は主人公の少年の思いとそれを知って戸惑う男性教師の話。人を好きになることのせつなさが出ていたと思います。

「太陽を失って」は20代~40代の3人の女性の一夜の出来事を描いた群像劇でそのうちの一人が同性愛者という設定。この映画同性愛者という以外にもさまざまな理由で女性が生きづらさを憶えるジャカルタという街を浮き彫りにする。同性愛映画というより女性映画ジャンルの作品としても捉えることができそう。こういう一晩の出来事を描いた映画が好き。ジャカルタの夜の風景が魅力的でした。ルッキー・クスワンディ監督は前作「マダムX」がTV特撮ヒーロー者のパロディのような作品だったのですが(2011年の福岡アジア映画祭で上映)、今回の作品で本格派と呼べる監督となったのではないでしょうか。次回作が楽しみ。

「夜間飛行」韓国のイ・ソン=ヒィル監督作品。中学時代仲のよかった三人組が家庭の事情もあったりして高校ではすっかり人間関係が変わりひとりは不良のリーダー、ひとりはいじめられっ子、そして主人公は不良になった友人に対する自分の気持ちに気づいていくという、いじめ問題と同性愛を扱った映画ですがそれらを含めて、今の学校がけっして生徒にやさしくはない場所になっていることを描いた映画のように感じました。観客の不満を代わりに爆発させてくれるような後半の学校での大暴れがカタルシスを感じさせるのとラストが救い。

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こうして台湾、インドネシア、韓国の3本を見てみて、それぞれ各国のセクシャル・マイノリティの置かれている状況や、表現の規制も映画を通じて見ることができるように思いました。L&G映画祭で上映された作品は他にアメリカ、フランス、イギリス、スイス、チリなど。それぞれの国にある多様性に触れられるのもこの映画祭の魅力ではないでしょうか。あと、けっこうユーモラスな楽しい作品が多いです。まだ行ったことがないという方、次回開催時に行ってみてはいかがでしょうか?会場の楽しい雰囲気も魅力的です。

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安保法制に反対する緊急市民集会 ~安保法制にダメ出し食らわす!~ 主催 新潟県弁護士会



新潟市で開かれた安保法制に反対する緊急市民集会
http://www.niigata-bengo.or.jp/event/index.php?id=222
↑こちらに「標的の村」長岡上映会のチラシ配りに行きました。

主催は新潟県弁護士会、今回の「標的の村」長岡上映会にはこの新潟県弁護士会に所属する
馬場秀幸弁護士による講演「憲法と地方自治・住民投票」を13時より開きます。

それで新潟県弁護士会の了解をいただきチラシ配りをしたのですが、
450人のキャパがほぼ満員となるほど盛況、宣伝期間が短い印象だったので関心の高さが伺えました。
それでこの規模でのチラシ配りは久しぶりだったので、
しばしもたついたので腕が鈍ったと痛感していました。

結構、「標的の村」を観ていた方が多かった印象でしたので、
ぜひ長岡のお知り合いにご紹介いただけたらと思いながら配ってました。

その後は本題のお二人の対談で「安保法案にダメ出し食らわす!」

超インテリというのはもんのすごい頭が切れるからユーモアがあるんだろうと
話しぶりからよくわかった、まぎれもなくこの安保法案が憲法違反とことごとく論破する憲法学者・小林節先生と、
スマートに切れ味抜群で安保法案の問題点をわかりやすく解説する伊藤真弁護士が縦横無尽に語りつくして沸きに沸いた対談でしたが、最後に決して悲観させるだけでなく希望を提示して締めとなりました。
強行採決などの暴挙を来年7月の参院選まで忘れないことがまず第一なんだと思いました。

ちなみになぜ政権が強行に推し進めるかについては
「官邸が外務省アメリカ班に乗っ取られた」と話していたのが印象深かったです。

あと会場からの沖縄の問題について質問があり、
学生をよく沖縄に連れて行く伊藤弁護士は
「基地に出てもらった方が経済的にいい、
基地があることで経済の発展が妨げられてる。
無視・無関心があってはならない。
沖縄の中でたらいまわしをしてはいけない」

小林先生も「日本のために沖縄の負担は分散しなければ」
と力説し、いづれにせよお二人とも沖縄に強い関心を寄せていたのが理解でき、
聴衆の手に「標的の村」のチラシがあって良かったのではないだろうか、などと思ってました。

2015/08/01 【新潟】安保法制に反対する緊急市民集会 〜安保法案にダメ出し食らわす!〜 小林節氏×伊藤真氏(動画)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/255944

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柘榴石



平和の水・献水式 ~平和の願いを水にたくして~ 平和の森公園
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-826.html
↑8月6日に迫ってきて準備をしています。
まず献水の際に使う水瓶みたいなものはないか、
サスガにバケツは失礼のような気がして、
長岡のお花屋さんのGARNETご主人に相談したら、
大きなガラス容器を貸していただくことになりました。

まったく手さぐりで動いているので、こんな形でお力添えをいただき感謝です。
というかご主人とは知り合いもう20年以上になるんで、
いろいろ困ってる時に励ましたり、今回のように力を貸してくれたりとお世話になりっぱなしだと年月を振り返ったりしておりました。

当日はこの器に柿川の水を汲んで松江から届いたペットボトルに収められてる“平和の水”を注ごうと思ってます。

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