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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

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『沖縄スパイ戦史』 東京公開報告

『標的の島 風かたか』の三上智恵監督が後輩の大矢英代監督と最新作『沖縄スパイ戦史』の公開がポレポレ東中野で始まりました。
早速、S東京特派員より観ていただき感想を送っていただきました。
ありがとうございます。
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『沖縄スパイ戦史』をポレポレ東中野で見てきました。
公開2回の日曜日。この日の上映は3回すべて満席。立ち見も満席でぎっしりと埋まって盛況。この映画に対するなみなみならぬ関心の熱量を感じました。
『沖縄スパイ戦史』は『標的の村』にはじまる《沖縄三部作》の三上智恵監督が大矢英代監督と共同で監督した作品です。
《沖縄三部作》が現在の沖縄の基地建設反対運動を追ったドキュメンタリーだったのに対してこの映画は太平洋戦争末期の沖縄戦を描いています。
当時のフィルムに映された凄惨な戦場の現実、本土のエリート青年将校に指揮された沖縄の少年を使ったゲリラ戦を元少年兵が、強制疎開や徴用された住民が自国の軍隊にどんな扱いを受けてきたかが語られます。
ただ、なぜ過去の戦争が今回の映画のテーマになったのか。
正直最初はそれがわからずちょっと困惑しながら見ました。
しかしその謎は後半解けるのです。それが明らかになるラストの展開にはちょっと鳥肌がたちました。
映画館の暗闇のなかで見る映像はこことは異なる時間と空間に観客を連れて行ってくれるのだと思うんですがまさにこの映画にはこれが映画だという実感、そして映画館で見ることの醍醐味を感じました。
映画館でしか体験できない映像体験がこの映画にはあったと思います。
たくさんの人に映画館でこの体験してもらいたいな、と思いました。

38168679_1849237421829891_982934258173607936_n.jpg舞台挨拶の三上智恵監督(左)と大矢英代監督(右)

『沖縄スパイ戦史』 公式HP http://www.spy-senshi.com/

昨年のS特派員の『標的の島 風かたか』東京公開報告は↓です。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1462.html

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*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

◎『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵 

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

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「標的の島」の上映会を前に

★MAIN_Hyoteki-Shima_takae

「標的の島」の上映会を前に
福本圭介

今、沖縄は崖っぷちに立たされている。この国の政府は、血のにじむような歴史を生き延びてきた沖縄県民の思いを踏みにじり、8月17日、とうとう辺野古の海に土砂を投入しようとしている。沖縄戦から73年、本土復帰から46年たった今も、沖縄を「手段」としてしか扱わない日本国政府。そして、日本国民。そう、暴力を振るっているのは、政府だけではない。翁長知事はかつて「魂の飢餓感」という言葉を使ったが、私たち日本人の「無意識の植民地主義」が沖縄をぎりぎりのところに追い詰めている。
多くの人がすでに知っているように、この国は、機動隊や海保まで導入して反対する人たちを排除し、沖縄を再び本土防衛のための「捨て石」にしようとしている。そして、これはまだあまり知られていないが、宮古島や石垣島でも自衛隊の配備が進められ、南西諸島の軍事要塞化が進んでいるという。しかし、本当に見つめるべきは、それに対し沈黙を決め込んでいる私たち自身の正体ではないだろうか。直近の世論調査を見ると、この国の約80%の国民が日米安保条約を支持している。つまり、大多数の国民が在日米軍基地は必要だと考えているのだ。ところが、その多くは、自らがその負担を引き受けることを拒絶している。政府の差別的な安全保障政策を背後で支えているのは、解けない矛盾を沖縄に押し付けることで「解決」している本土マジョリティの態度だと思う。
軍隊の島では女性が標的になる。一昨年、沖縄ではまたもや若い女性が元米兵によって性暴力を受け、殺され、遺棄されるという痛ましい事件があった。三上監督の映画「標的の島」もその追悼集会の場面から始まる。被害者は、1995年の少女暴行事件の直後、沖縄の怒りが沸騰していた時期にこの世に生を受けた赤ちゃんだった。沖縄戦以後、軍隊の暴力は、つねに弱きもの、小さきものたちに降り注いできた。私たちは、いったい何を犠牲にしてこの国の安全保障を作り上げているのか。
映画「標的の島」の副題にある「風(かじ)かたか」とは、風よけ、防波堤を意味する。私たちは、沖縄を防波堤にすることなく、弱きものを防波堤にすることなく、どうしたら自らがそれらの防波堤になることができるだろうか。私たちが考えるべき問いはそこにあるように思う。沖縄が取り返しのつかない事態を迎える前に、私たちに何ができるだろうか。まずは、8月15日、皆さんと一緒に、「標的の島」の映像と音に打たれたい。映画を見ることは、私たちが自分自身の尊厳を取り戻すための闘いの一部であると思う。

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8月15日『標的の島 風かたか』長岡上映会にて、
上映後に「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」の演題で講演いただく、
新潟県立大学・福本圭介准教授より、上映会に向けて寄稿いただきました。
お忙しい中、ありがとうございます。

沖縄に何度も足を運び現状について詳しい福本先生のお話しとともに
『標的の島』と沖縄について思いをより深く巡らす機会となると思います。
ぜひ、足を運んでいただきたいと思います。

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター/リリックホール/長岡市立劇場/ら・なぷぅ/キャラメルママ/西時計眼鏡店/でくのぼう(長岡市)みずすまし(三条市)えとせとら(柏崎市)シネ・ウインド(新潟市)

◎『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵 

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

(C)『標的の島 風かたか』製作委員会

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