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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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現代ぷろだくしょん

s061-070_00005逶エ_convert_20200728195948「(C)現代ぷろだくしょん」

今回の『一粒の麦 荻野吟子の生涯』長岡上映会は以前、長岡出身・東條政利監督『地の塩 山室軍平』を
山田火砂子監督率いる「現代ぷろだくしょん」で制作するため
山田監督作『筆子・その愛』の上映会を2016年に開き売上金すべてをカンパしたことがあり、
その時に上映会に来た現代ぷろだくしょんの上野プロデューサーがこちらを覚えており、
新作『一粒の麦 荻野吟子の生涯』を長岡で上映会を開きたいと相談を受けたもの。

長岡上映会の会場として中之島文化センターを挙げていましたが、
そこは長岡の中心地から離れているので浸透してないのではと意見を言い、
アオーレ長岡市民交流ホールAやトモシアはどうかと挙げたものの、
キャパが少ないのが不満なようで、それならばリリックホールはどうかと伝えた後に、
電話したら8月30日はすでに押さえられていたとのこと。

その後はコロナ禍に入って、こちらはそれどころではなくなって、
そういえばあの話はどうなっただろうと思った頃に上野プロデューサーから電話があり、
長岡市立劇場大ホールで上映することにしたと話して、こちらはかなり驚いた次第です。

それで8月30日14時から上映ということで1時間半前に現地入りしたところ、
まだ先方のスタッフはおらず、ぼちぼちとお客さんが集まっている状況。
担当者はなるべく早めに会場入りして、
準備をして開演前に余裕があったら休んだりという、こちらのやり方とは違うことを認識したら、
山田監督はじめスタッフの皆さんが13時前にロビーに到着。
とはいえ山田監督、上野プロデューサー、その娘さん、映写技師の4人。
映写技師さんは試写に行くし、山田監督は車椅子だし、
上野プロデューサー(女性)と中学生の娘さんでこのお客さんたちの対応するのかと。

すでにロビーには当日券を求めるお客さんが結構いて、
さらにこれは長岡市立劇場の要請なのか、万が一のコロナ感染のため、
お客さん一人一人に名前と連絡先を書いてもらうと。

その準備も手付かずのまま、こちらは手伝いに来たとはいえ段取りがわからずにいて、
13時になってともかく言われるままに手始め長机を運んだりと、
ついにはお客さんに名前を書いてもらう係となって呼びかけをすると、
すでに書き終えた方から、いつになったら当日券が買えるのか?と次第に険悪な雰囲気に。

開場予定は13時半だけど、まだ結構時間があるし並んでもらうと立ちっぱなしなんで、
さらにキツイことも言われましたが、
まぁ、こちらも自主上映会を長いことやっているので、
たいがいのクレームの対応はわかっていると、次第にいつもの上映会をなぞればいいと思いました。
ただ今回はこちらが主催じゃないので、やり方が違うだけだと。

最もこの現代ぷろだくしょん作品は劇場公開作もあるとはいえ、
多くが上映を希望する団体へ作品を貸す自主上映会での上映。
と、思っていましたがこんな風に自らの作品を持って全国を巡回上映すると今回知り、
いわば自主上映の百戦錬磨なので、こちらが開場を待ってるお客さんのイライラを肌で感じながらも、
上野プロデューサーは何も動じず当日券や物販の販売準備に勤しんでいるのを目にして、
こちらはまだまだだな、と思いました。

最も面識ある長岡市立劇場の副館長が心配したのか会場整理の応援に駆け付け、
話を聞くと事前に下見をせずに映写も含めてぶっつけ本番だそうで、
これは慣れているからだろうけど、こちらは出来ないなと思ってみてました。

当日券販売など諸々の準備も試写も終わってようやく13時30分頃に開演となり、
上野プロデューサー、娘さん、映写技師さんも駆けつけて入場となり
こちらもチラシを配りながらお客さんの熱を感じていました。
その多くがご年配の女性客でしたが。

主な宣伝は新潟日報に上映会の記事が掲載されたことと、
前日に新聞の折り込み広告にチラシを挟んだのみで、
それが来場するまでになったお客さんが匂いを感じ取ったのか、
荻野吟子さんを求めていたのか、こちらの予想以上にお客さんが入ってて、
ある意味、それだけの宣伝でこれだけお客さんが来るのかと、
こちらの無力感も感じたりしていました。

ちなみに上野プロデューサーは山田監督の娘さんであり、
その娘さん、つまり山田監督のお孫さんももぎりやチラシ配りや入場整理に駆け巡ってて、
これはホントに家内制手工業なんだと。
このお孫さんは綺麗なおべべを着てセリフのある役で登場していたので、
もしかしたら未来の女優さんになるんだろうかと。

長岡市立劇場の座席も映画館と同じく一席飛ばし、
さらに今回は前方の半分を入場規制していたので、
結構埋まってるように見えながら、久しぶりとなる市立劇場での映画を観賞。

さらに入場から開演までの流れを一通り見て、
いづれこちらも上映会の再開を考えているので今回参加をして参考になったことがたくさんありました。
そして改めて長岡市立劇場でまた上映会を開きたいという思いも再燃。

これから来年一月まで全国30か所をこうして主催で上映会を開き、
それにすべて山田監督が同行して舞台挨拶をするというのは、
もはや全国ツアーと言っていいレベル、あわせて次回作の支援もお願いするようなんで、
改めて映画監督というのはまず体力勝負じゃないかと思い頭が下がりました。

山田監督の次回作は三浦綾子原作で『われ弱ければ―矢嶋楫子伝』
来年撮影し2022年、三浦綾子生誕100年の年に公開を目指すとのこと。
反戦、とともに女性の地位向上を映画でもって訴えようと山田監督は考えてるようで、
次回作が公開予定の2022年は山田監督90歳。
ますます意気込んで映画製作ののめりこんでいるように思いました。

現代ぷろだくしょん公式HP https://www.gendaipro.jp/
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山田火砂子監督 『一粒の麦 荻野吟子の生涯』長岡上映会のお手伝いに行く。



先ほどまで画像のように車椅子に座りロビーの物販前にいた山田火砂子監督は
自作『一粒の麦 荻野吟子の生涯』上映前に長岡市立劇場のステージへ車椅子を離れて歩いて
ステージ真正面に立ち延々とお話しをされました。
延々というのはオーバーだけど20分ほど話し、なんなら1時間でもと笑わせていましたが、
88歳になり住んでる新宿区から米寿のお祝いの二万円をいただき、
他の区では饅頭二つだことを枕にし、
今作『一粒の麦 荻野吟子の生涯』で描いた日本初の女医・荻野吟子さんについて。
実は常盤貴子が石井筆子さんを演じた『筆子、その愛』でも登場し撮影したものの、
津田梅子さんも撮っていたので、これでは長くなってしまい、
結果、津田梅子さんを残して荻野吟子さんをまるまるカットしてしまったことから、
今回は荻野吟子さんの生涯を映画化したいきさつをお話ししました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2711.html
↑こちらで紹介した『一粒の麦 荻野吟子の生涯』上映会のお手伝いとともに、
当然、映画も観賞しましたが毎回、山田監督作には豪華な俳優陣が結集して驚かされますが、
今回は「はっさい先生」の若村麻由美が荻野吟子さんを熱演、
相手役となる年下の牧師を山本耕史が、
さらに柄本明、佐野史郎、綿木勝彦(敬称略)と今夏に観た映画に出演した
演技派俳優が続々と登場するので眩暈を覚えるほど、
特に綿木勝彦は『瞽女GOZE』と丸っきり被っているのでデジャブ感が凄かったです。

毎回、あまり光が当たらずにいる偉人を積極的に映画化する山田監督ですが、
今回も波乱に富んだ生涯をあくまで女性の視点から描き切り、
それが非常に分かりやすく描いてるため、足を運んだ観客の皆さんは感動を覚えて満足されるのが、
山田監督の人気の秘訣なんだろうと思いますが、
でも感動に+アルファとして実際の知的障害児達を起用し予測できない姿をそのまま撮った
『筆子、その愛』の奔放な演出を自分は買うなぁ、と生意気ながら思いました。

実際、常盤貴子があの映画の現場でおそらく衝撃を受けて、
以降に決してメジャーな作品ばかりでなく地味な映画、そして大林映画の常連になったのだろうと思います。

しかし件名の通り、お手伝いに参加したとはいえ、いろいろ学んだり、感じたりしましたが、それはまたの機にということで。

あと映画を観ながら、そういえば女医さんの診察を受けたことはこれまでになかったと思い、
これもまた寂しい人生だったと、主軸から外れたことを思ったりしました。

 『一粒の麦 荻野吟子の生涯』 公式HP https://www.gendaipro.jp/ginko/

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『戦争と一人の女』上映後のこと



井上淳一監督作『大地を受け継ぐ』長岡上映会開催前に井上監督と新潟で親しい方に尋ねたことがあります。
それは井上監督と師匠と聞いた荒井晴彦氏との仲はどうなの?かと。

というのも上映会後の打ち上げは殿町の居酒屋かちんこで開きたいと思い、
なぜならここは井上監督の師匠である若松孝二監督が『キャタピラー』撮影中、
撮影が早く終わると飲みに来たお気に入りのお店であり、
当時、健在だったご主人は荒井晴彦氏が脚本を書いた日活ロマンポルノ『トルコ110番 悶絶くらげ』の主演を務め、
店内にはそのポスターが掲示してあり、これはぜひ井上監督に見てもらいたいという思いがありました。

しかし何かで耳に入ったのは井上監督と『戦争と一人の女』の脚本を書いた荒井氏と対立し不仲らしいとのこと。
もしポスターを見て気を悪くしてはまずく
3,11関連の作品の中で高い評判を聞いて『大地を受け継ぐ』上映を決めたので
こちらは井上監督については当時、まるっきり知らず、
その荒井氏との関係を親しいNさんに尋ねたら、「いろいろあったようだが修復したようだ」と聞き、
それならと無事に井上監督をかちんこにご案内することができました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1450.html

その曰くつきである『戦争と一人の女』が「シネ・ウインド 戦後75年記念特集 クロージング上映」と題し、
上映後に井上監督、荒井氏、そして同じく荒井氏の弟子で脚本を共同執筆した新潟市出身の中野太氏も参加してのトークが開かれるので、駆け付けました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2733.html

上映後の冒頭、井上監督がこの三人で『戦争と一人の女』のトークを開くのは初めてとあり、
あ~、やはり確執があったのかと思い、
無論その前に「安部さんが辞めると流れた日にようこそ」と客席は開けてるとはいえ満席の館内に向けて一言。

話の流れで確執の原因に触れてましたが、なるほど脚本家と監督の力関係のようだと。
ちょっと大人げない気もしましたが、やはりプロ同士で譲れないということなんだろうと。

ただトークの中で印象に残ったのが主演・永瀬正敏の男っぷりでした。
上映前のビデオレターで短距離競争と話してましたが、
低予算にも関わらず、全力で過酷な減量も含め役作りに集中、
そして何かと気難しいと聞く撮影地で職人集団の松竹京都で監督が舐められないように気を配るエピソードに
なるほど、これは多くの映画人が一緒に仕事をしたいと思うわけだと。

あとヒロイン、江口のりこがバンバン脱ぎまくってましたが、
思えば初めて意識したのが『ジョゼと虎と魚たち』で、あの時も脱ぎまくってたよなぁ。
あの時とだいぶ印象が変わったように思いましたが、
今は見てないけど『半沢直樹』で大ブレイクしてるとか。

戦争映画とピンク映画の融合が企画の発端のようで、
こちらは観ながら手塚眞監督『白痴』と重なる場面が何度かあったように思いましたが、
そりゃ、同じ坂口安吾原作だし、
ただ荒井晴彦氏が書いた脚本で初めて戦争をテーマにし完成した作品というのは意外に思いました。
無論、何本も企画したのはあるのに映画化の運びにはそれまでならなかったと。

その理由の一端に日本の加害に触れるからだと。
荒井氏といえば世評で大絶賛された『この世界の片隅に』は、
加害の視点がないことで一刀両断し、炎上したことがありましたが、
それは一貫しているのがトークを聞いてて理解できました。

『戦争と一人の女』では原作にない小平義男という実在した連続強姦殺人鬼がもモデルの男を登場させ、
この男が大陸で戦争に行ってた時にいかに惨いことをしてきたかをセリフで明らかにしていくシーン、
ここが本作の要になるんだろうと。
演じた村上淳は右腕が戦争でやられて消失したという設定ですが、
これは若松監督の『キャタピラー』を重ねているとのこと。
『キャタピラー』が海外での受賞もあって大ヒットしてた頃に,
やはり荒井氏は映画芸術で『キャタピラー』について戦争を描けてないという主旨で批判しており、
当時称賛のさなかにあって荒井氏の批判は意外に思いながらも読むに値するものだと思ってました。

ちなみに荒井氏は大林監督について「長岡花火の映画を撮った人だよね」と、
何やら含み笑いし、何か言いたそうなのが妙に印象に残りました。

また中野氏は母親に戦争について尋ねたら、
父が出兵する際、駅で手を振ったことを話し、
ほんの二世代、三世代とはいえ身近に戦争があったんだと。

トークを終えてこの三人が机に並んでのサイン会となりましたが、
これはアイドルの特典会のようだと思い、
事前に話すことをきちんと考えてからいつも挑んでいるので、
今回は中野氏には担当者が絡んでた頃の「第11回長岡インディーズムービーコンペティション」の審査員をしていただいたので、そのお礼を。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-550.html

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-554.html
↑こちらを読み返したら中野さんはかちんこのご主人とお会いしてたのかと。

次に荒井氏に『トルコ110番 悶絶くらげ』がブルーレイ化した際『ソープ110番 悶絶くらげ』に改題されたのは納得しているのか?
と尋ねたかったものの、何か機嫌が悪そう(まぁいつもの荒井氏のイメージですが)、そそくさとサインをいただき、
最後に井上監督へは『白痴』について尋ねたら、「もちろん見たけどまるっきり意識しなかった。それどころではなかった」と。
でもこちらの顔を見て、また協力するよと言っていただいたのは嬉しかったです。
相変わらず熱い監督でした。

現在、森達也監督はじめての劇映画を荒井晴彦氏、井上淳一監督はともに脚本を共同で書き、
題材は日本映画界がこれまで避けてきたタブーなので、
期待と同時に、無事にクランクインできますことを。

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『淪落(りんらく)の人』 リバイバル



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2609.html
↑こちらで紹介し4月に観賞したアンソニー・ウォン主演の感動作『淪落の人』が
9月5日から9月18日までシネ・ウインドでリバイバル公開されると知りました。

4月の時はコロナ禍で緊急事態宣言が全国へと拡大、
やがてこの劇場も休館を覚悟していた頃の息苦しい中で観賞しましたが、
あれから各地への劇場はめでたく再開したものの、
感染拡大に対して政府は打つ手なし、
最高責任者は病気ならやめちまえよ(心の声)

などと下書きをしていたら、
本日一日、情報から隔離されていたので、
娑婆に降りたら何やらとてつもない朗報が。
これは赤飯炊いて提灯行列モノだと。
とはいえ莫大な負の遺産を被るのは確実でホントに迷惑なものの、
ともかく今日は本当に目出度い。
次は最低限、責任感があって漢字が読める方にぜひ。

それはそうとアンソニー・ウォンに戻ってまたスクリーンで拝めるのは嬉しく、
思い募って、わたしの好きなアンソニー・ウォンは数多ある作品群の中で
やはり1本挙げればジョニー・トー監督の『ザ・ミッション 非情の掟』
修羅場を潜り抜けた黒社会のボディガード達にボスを守れと招集が掛かって、
敵対組織と抗争を繰り広げるというシンプルな筋立ての中で
動でなく静のアクションで全編見せ切った僅か81分の大傑作。
アンソニー・ウォンは宍戸錠を思わせるルックスでボディガードのリーダーを抑えめに演じ、
(ちなみに『ハードボイルド』では役所広司、『インファナル・アフェア』では天地茂だった)
一癖あるメンバーをまとめて、これまでにない知的な黒社会の住人を演じカッコ良く、
しかもラストの含み笑いに拍手喝采でありました。
あわせてジャスコ、今はイオンのエスカレーターに乗るとあのテーマ曲が頭に鳴り響きます。

アンソニー・ウォンはとにかく芝居が巧く、天才的な俳優だ。
だから、監督なら誰もが彼を使いたいと思うことだろう。
だが、なにかというと、すぐ怒る。
だから、初めて組んだ監督は、誰もが面倒臭さに困惑するだろうな・・・(笑)
https://twitter.com/johnnie_to/status/1288294530375024641

ジョニー・トー監督の言葉だそうですが、そんな面倒臭い天才俳優をデビュー作で、
また違う一面を見せて感動作に仕上げたオリヴァー・チャン監督(ビックリするほど可愛い)の今後に期待も寄せて
『淪落(りんらく)の人』 をおススメいたします。

『淪落の人』公式HP http://rinraku.musashino-k.jp/

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楽日



「私、あまされてねっから」

『おかあさんの被爆ピアノ』の序盤、公園で遊んでる子どもたちと距離が離れ、輪に入れない女の子を見つけたヒロインの親友がチョコレートを持って駆けつけると、女の子は冒頭の言葉を吐いてその場を去ってしまう。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2736.html
↑こちらの「五藤監督を囲む会」の中で、このやけに印象に残るシーンで女の子が放つ言葉は福島弁と監督は話し、あえて説明過多を排し、観た人に委ねるという旨でしたが当然、原発事故による福島からの避難者と推定でき、第五福竜丸から始まった物語は3,11を経て広島へと“人類と核”という命題についてヒロインが図らずも、自らのルーツ探しとともに考え歩んでいく物語でもあるんだと。

本日、T・ジョイ長岡で『おかあさんの被爆ピアノ』が最終日となったので、お仕事帰りにまた駆け付け、特にこのシーンに注目しながら観賞しておりました。

そして広島もおばあちゃんについても中途半端と自身を責めるヒロインを家族、仲間、そして矢川さんに見守られながら、成長をするヒロインの第二章をまた目にすることを期待したいです。
やはりクライマックスから『おかあさんの被爆ピアノ」とタイトルが現れるまでの尋常でないボルテージの高さはスクリーンで観るに値する素晴らしいシーンだと改めて。

ちなみにお客さんの中で誰か知ってる顔はいないかと見回したら『モノクロームの少女』の時に長岡ロケなび所属でロケ地を五藤監督と一緒に探してた印象のある方がおりました。
正直、とっつきにくい印象の方でしたが(無論、先方もこちらをそう思ってたでしょうが)、ロケなびを離れた今もこうして五藤監督を応援しているんだ、と。

ついでに先の「五藤監督を囲む会」の中で主催の豆撰さんが
第五福竜丸の被爆ピアノコンサートでエキストラで映っていたという話で盛り上がってたものの、
こちらは三回も観たのに気付かずにいて、恥ずかしく黙っておりましたが、今回きちんと確認できました。

まだ残暑厳しいですが、2020年のこちらの夏はこれでもう終わりなんだと。

『おかあさんの被爆ピアノ』

高田世界館では8月28日最終日 15時より上映

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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東條 政利監督作 『地の塩 山室軍平』 クリスチャンファミリーフィルムフェスティバル 「最優秀インスピレーション部門 金賞」受賞



長岡出身・東條政利監督作で2017年11月に長岡上映会を開いた『地の塩 山室軍平』は
今年に入ってから海外の映画祭で多く上映され、
ついにアメリカ・ニューヨーク州で開かれたクリスチャンファミリーフィルムフェスティバルの
「最優秀インスピレーション部門 金賞」を受賞しました。

おめでとうございます!

以下、山室軍平と関わりの深い救世軍のHPから転載します。

===============================

山室軍平の映画が国際映画祭で受賞

 日本救世軍の父と呼ばれる山室軍平の生涯を描いた、東條政利監督作品・映画『地の塩 山室軍平』(2016年)が、7月31日から8月2日にかけてアメリカ・ニューヨーク州エリントンで開催された「クリスチャンファミリーフィルムフェスティバル」(Christian Family Film Festival 2020)で「最優秀インスピレーション部門 金賞」(Best Inspirational Features Gold)を受賞しました。

また、同作品は「アルゼンチン国際キリスト教映画祭」(Festival Internacional de Cine Cristiano de Argentina) と「ロンドン I WILL TELL 国際映画祭」( I Will Tell international film festival in London) の公式セレクションに選定されました。

地の塩 山室軍平 トレーラー
https://www.youtube.com/watch?v=f3souacV3zU&feature=emb_title

https://www.salvationarmy.or.jp/announce/4696?fbclid=IwAR3iz6e0R2GhvPIaMjx02ZNyausBrQXcW2BPgiVu0s1X-b8Jaa0UCkxO7L0

『地の塩 山室軍平』公式サイト
http://yamamurogunpei.com/

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『アンディ・ラウの逃避行』



昨日、書ききれなかったので再びベニー・チャン監督を追悼します。
昨日書いて触れた『ジェネックス・コップ』やジャッキー・チェン映画の他、代表作として
『ジェネックス・コップ』路線のド派手なアクション大作『インビジブル・ターゲット』
ハリウッドのスリラー『セルラー』のリメイクながら本家越えしてしまった『コネクテッド』
豪快ながらも香港ノワールの残り香漂うような『レクイエム 最後の銃弾』等々、
むろんすべてが傑作というわけでなく中には『ツイ・ハーク THEマジック・クレーン』のようにワイヤーワークがなんの溜めもなく浪費されてしまったような駄作もあったりしますが、
絶対忘れられないのがデビュー作『アンディ・ラウの逃避行』(1990)

当時、チンピラ役を得意とし乱闘となっては鼻血を出しまくってたアンディ・ラウにとっても代表作。
設定はウォン・カーウァイ監督のデビュー作『いますぐ抱きしめたい』と同じく、
チンピラが身分違いの堅気の女に惚れるものの、バカな舎弟に手を焼きついに破滅へと、、、
ウォン・カーウァイは『ミーン・ストリート』にインスパイアされてスタイリッシュにまとめてそれまでの香港映画と一線を画して注目を浴びましたが、
『アンディ・ラウの逃避行』は当時は娯楽映画を量産していたジョニー・トーが製作だけに
エモーショナルというかベタベタな香港映画に徹した結果、これ以上ない純愛映画として感動を呼ぶことに。

成功したのもひとえにヒロインに清純派のン・シンリンを抜擢。
深窓の令嬢などと時代錯誤な言葉が似合う貴重な役で、
強盗と人質という出会いながら、互いに惹かれ距離を縮めていく関係を丁寧に描き切り、
クライマックスは白のタキシードとウェディングドレスを纏ってバイクで疾走という名場面のまま、
逃避行すればいいものの、愛する女との未来を捨てて、
バカな舎弟(ン・マンタ!)のいざこざに身を投じて破滅、
ラストシーンは一人、ウェディングドレスのままアンディを探すン・シンリンを捉えて感動の幕が降りる、、、

実際は師匠でもあるジョニー・トーが現場を仕切ったという説も目にし、
確かに続編的な『風よさらば 天若有情Ⅱ』はまるで別人が監督したように思いましたが、
それでもベニー・チャンのデビュー作として、こちらの記憶に刻まれたのは、
この映画別に香港映画に興味がない人にダビングしたVHS勧めて見てもらうと、
当時は結構気に入ってくれた作品でもあります。

傑作として多くの香港映画ファンが挙げるアクション大作『衝鋒隊怒火街頭』は未だに未公開なので、
ベニー・チャンの日本での評価はこれが公開されてから決まるかもしれませんが、
いづれにしてもハリウッドも大陸にもなびかず香港スターを主役に香港を舞台に、香港映画らしい娯楽作品を手掛けていたベニー・チャンが2020年に亡くなったのは、
どこかで香港の一時代の終焉に繋がると思ったりします。

劉德華 Andy Lau_吳倩蓮_天若有情 MV - 袁鳳瑛_A Moment of Romance_ 追夢人
https://www.youtube.com/watch?v=B3QPKpyxB-0&list=PL9x_5J83I8K9t3PQ2A73XFxulinX4kWDS&index=1
↑『アンディ・ラウの逃避行』の名場面をまとめた主題歌のMVをここに貼って改めて監督ベニー・チャンを追悼します。

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ベニー・チャン監督 『ジェネックス・コップ』



昨日、香港の映画監督ベニー・チャン(陳木勝)がまだ58歳の若さで上咽頭がんのため亡くなったと訃報が流れ、
日本でも香港映画好きの間で衝撃が走りました。
というのも多くがジャッキー・チェンを筆頭に人気スターを主役に起用したアクション映画なので、
日本での公開率が高く、しかもほぼハズレのない作品を連打し娯楽に徹した潔い、
香港映画らしい映画を手掛けていたので親しみ易さもあったと思います。

1999年作のアクション映画に『ジェネックス・コップ』という痛快作が。
いつまでも香港アクションはジャッキー・チェンではないだろうと、
面白いのはジャッキー自らプロデュースをし、
若手刑事達、“特警新人類”にニコラス・ツェー、スティーヴン・フォン、サム・リーを、
対する強盗団にダニエル・ウー、テレンス・インといわゆる新世代スターを多数投入、
さらに演技派怪優ン・ジャンユー、そして日本からは赤虎という役名で仲村トオルさんを悪役に起用。
新世代スター達は自ら過酷なアクションにも果敢にチャレンジし、
映画は大ヒットとなって新風を巻き起こし着実に彼等は次世代スターとして香港映画界を背負っていくことになります。

確か東京ファンタスティック映画祭で本作を観賞してたハズで、
とても面白かったのに案の定、新潟では公開される気配がなかったので、
『第5回長岡アジア映画祭』で本作の上映を決めてから、
ダメ元で仲村トオルさんに上映とともに映画祭にお話しに来ていただけないか、
(オファーなんて上から目線の言葉はとてもとても)
事務所の住所を探してお手紙を書いて出したら、まさかの快諾のお返事が届き、
本当に仲村トオルさんはやって来てくださり楽しいお話をたくさんしてくださいました。

本作で新世代スターの壁となる悪役として強烈な存在感を放った仲村トオルさんは以後、
香港映画『東京攻略』、韓国映画『ロスト・メモリーズ』『青燕』とアジア映画界で着実に地位を高めていき、
ついに中国映画『パープル・バタフライ』でチャン・ツィイーと共演しカンヌ国際映画祭へと赴きました。

そんな香港映画の未来を決め、仲村トオルさんにとっても重要な映画となった『ジェネックス・コップ』を手掛けたのがベニー・チャン監督。
映画祭での上映は勿論、満席となりましたが、あの時のお客さんに監督が亡くなったことを知らせたいという思いがあり、
このブログでは心もとないとはいえ、こうして追悼記事を書きます。
そして仲村トオルさんも当然、訃報を聞いたと思いますが、悲しんでいるのではと。

とはいえベニー・チャン監督の最高傑作はあえて『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(2004)を推します。
ジャッキー・チェンとは『WHO AM I?』『プロジェクトBB』、傍役だけど楽しそうにジャッキー流のアクションを魅せてた『新少林寺』、ついでに『ジェネックス・コップ』に自虐的な役でゲスト出演し笑わせてくれましたが、
職人に徹したぶんジャッキーと相性の良かった映画監督ではなかったかと。
それが遺憾なく発揮され21世紀のジャッキー映画代表作と化したといっていいのが『香港国際警察/NEW POLICE STORY』
『ラッシュアワー』でハリウッド進出に大成功しながらも、
その後は『ベストキッド』のリメイクまで成功を待つことになるジャッキーが、
原点回帰の意味もあっての香港映画に復帰した本作。
『ジェネックス・コップ』からニコラス・ツェーとダニエル・ウーを起用し、
彼ら若手陣が捜査の不手際で部下を失い失意のボロボロになったジャッキーに発破をかけ
それはハリウッドでは思うように自分のアクションができないでいるジャッキーに重なってしまい、
併せてニコラスの役は子供のころにジャッキーに励まされた全てのジャッキーファンが投影されたような役で
ラストシーンに多くのジャッキーファンがジーンとしてしまったハズ。
ジャッキーの最高傑作『ポリスストーリー 香港国際警察』を想起させながらも、
別のドラマとして特筆なのは衰え知らずのアクションは勿論のこと、
親しみやすいジャッキーの笑顔は敢えて少なめにし、
そのぶん怒りや悲しみなどの感情を封を切ったように最大限に広げたこと。
50歳にしてさらに新たな境地に導きジャッキーを存分に演出したこともベニー・チャン監督の功績は大きいハズです。
さらに書いてて気づいたのはやはりジャッキーは香港という街が性に合ってること。
願わくばまたジャッキーはベニー・チャンと組んで香港アクションを手掛けてほしかったと。

ベニー・チャンの遺作はドニー・イェン、ニコラス・ツェー共演の『怒火』
ドニーは刑事役で凶悪犯にニコラスが扮し、すでに完成し公開を待つばかりだった際に届いた訃報。
二人はSNSで悲しみの追悼をしていますが
ドニーのテレビ版『精武門』でベニー・チャンは監督として参加のつきあい、
ニコラスは『ジェネックス・コップ』から20年、相変わらずにイケメンながらももう円熟の境地かと思うので、
ぜひとも日本公開を切望します。

nicholas tse 謝霆鋒 馮德倫 李璨琛-You can't stop me MV HQ
https://www.youtube.com/watch?v=ZBGFSljoAgw&feature=youtu.be
↑『ジェネックス・コップ』主題歌というより映画自体のPVのようで、景気よく爆破シーンが続いてスター達が楽しんで大暴れしている、まさに輝いてた頃の眩しい香港映画、今との落差を思うと切ないものが。しかし仲村トオルさんはやはりカッコイイです。

改めて監督ベニー・チャンに合掌。
さらにとはいえ一番好きな作品は『アンディ・ラウの逃避行』なんですが。

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今宵はフォーエバー



お世話になってる栃尾の豆撰さんよりお誘いいただき、
豆撰さん所有の山の家にて「五藤監督を囲む会」に参加しました。

趣旨は『おかあさんの被爆ピアノ』を観賞した者で感想や質問を直接、監督に伝え訊いてみようと。
豆撰さんは日頃、五藤監督を熱く応援しており、
そんな信頼してる豆撰さんの依頼とあれば監督は忙しい毎日にも関わらず喜んで駆けつけてくださいました。

ただし冒頭、豆撰さんの開会の挨拶は先の見えないコロナ禍の中で
身近で起きた差別に憤懣やるせない思いを口にし、
それは図らずも被爆者への差別と重なることで、
この『おかあさんの被爆ピアノ』のテーマと重なることに気づかされました。

参加者一人一人が映画の感想や質問を口にし、
中には思い余って涙声で話す人もおりましたが、
監督は一人一人丁寧に質問に応えて、映画には出なかった裏エピソードも話して下さいました。

完成まで11年掛かったこの労作は幸いにも全国公開され高い評判となったものの、
本来なら監督は各地へ行ってるハズなのですが、
このコロナ禍で長岡はじめ各地の劇場へ舞台挨拶に行けず、
公開後はまだ別府と呉の劇場のみ(それも車で駆け付けたらしいです)、
東京はリモートだったので、
監督としても映画について話したいことが、存分にあったのか、
幾分、饒舌に映画について喜んでお話しくださったので、
参加者にとって得難い集いとなったと思います。

初耳はヒロインが広島に足を踏み入れた時に走っている路面電車が被爆電車だそうで、
これは時刻表に載ってるわけではなく、
被爆電車がカメラに収まるのを狙って、ぶっつけ本番でうまく撮れたのは、
こういう表には出ない場面の撮影で映画の神様って微笑んでくれるのではないかと話を聞いてて思いました。

画像は豆撰さんの特製弁当(美味!)をいただく五藤監督ですが、
バックには持参した実際に映画で使用した蓄音機(のレプリカ?)とラジカセが。
ラジカセからは映画と同じくカセットテープから南壽あさ子さんが弾く『悲愴』をBGMに
皆さんでお弁当をいただく贅沢な時間となりました。

しかし集まりの中で少し触れてましたが、思えば『悲愴』のメロディってベートーベンより先に
自分たちの世代はビリー・ジョエルの『THIS NIGHT』で耳に馴染んでたよなぁ、と。
件名は『THIS NIGHT』でいいのに、こんな邦題をつけるセンスが80年代だと。

大切な時間となった場を作っていただいた豆撰さん、
それに忙しいのに来てくださった監督、ありがとうございました。

『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、高田世界館にて公開中

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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『おかあさんの被爆ピアノ』 ノベライズ 文信堂書店にて発売中



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2721.html
↑こちらで紹介した五藤利弘監督自ら執筆した『おかあさんの被爆ピアノ』のノベライズが
長岡駅CoColo内の文信堂書店に入荷したとお世話になってる店長から連絡があったので赴き購入しました。
確か劇場では販売していなかったハズ。

実は映画の感想を語り合う集いに参加したところ、
こちらは3回も観たのに、気づかなかった点が多々あり、
節穴かよと思い内心恥じていたので、これは読んでみなければと。
パラパラっとめくったら、さくら隊に関して触れてるページがあったので、
映画にないシーンも書かれているのかと。

画像でノベライズを手にしてるのは長岡教会で開かれた被爆ピアノコンサートで
ジョン・レノン「イマジン」と自作「未来の記憶」を弾き語りした神保店長です。
文信堂書店では司馬遼太郎『峠』の隣にあります。

『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、高田世界館にて公開中

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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♪Summer vacation あたいのために Summer vacation 夏 翻れ



毎年9月に開催し参加していたながおか市民活動フェスタは今年はやはりコロナ禍で中止。
その代わりとして今年は参加団体の紹介ビデオを制作しアオーレ長岡の大型ビジョンで流すこととなり、
せっかくなのでこちらも参加を希望、
ただ変に凝らないで昨年開催した上映会のチラシを並べて1分にまとめてもらおうと、
こちらの案を送ったところ、
先般、職員さんとビデオ制作者との打ち合わせがアオーレであり、
やはりどんな活動がわかるような写真を流した方がイイということになり、
このブログから記憶に残ってる上映会などの画像を選択していたら、
もうこの会ができて7年にもなり、
様々な活動の写真を見ながら大変感慨深いものがありました。

改めてご協力いただいた方々に深くお礼をいたします。
ありがとうございます。

ちなみに職員さんは被爆ピアノコンサートを開催したことが、
やはり映画が公開されてることもあってこちらに対して強い印象を持ってるようでした。

ついでに上映会を続けてるモチベーションやなぜこの会が発足したのかと参考までに問われ、
正直に答えたら、それは使えませんねぇ、となりました。
まぁ、そりゃそうだと。

画像は高田世界館を後にし打合せ場所のアオーレに向かう際に乗車したほくほく線の車窓から。
青空と頸城平野と線路が大変映えておりました。

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井上淳一監督 『戦争と一人の女』



シネ・ウインドと高田世界館が共に8月15日を過ぎてなお「戦争映画特集」を開催し、
『大地を受け継ぐ』長岡上映会を開催した際に駆けつけて熱くお話しいただいた井上淳一監督の劇映画で
2013年作品『戦争と一人の女』(原作 坂口安吾)がこちらも共に上映され、無論 井上監督のトークもあるのでご紹介します。

シネ・ウインドでは『おかあさんの被爆ピアノ』『ひまわり』と《女性と戦争》というテーマでセレクトした後に、《戦争を体験した男》の作品として戦後75年記念上映を行ないます。

●「蟻の兵隊」8/22(土)、8/24(月)、8/26(水)、8/28(金)
8/22(土) 9:40からの上映後、池谷薫監督のトークあり
8/24(月)、8/26(水)、8/28(金) 各日10:00から上映

●「野火」8/23(日)、8/25(火)、8/27(木)
8/23(日)、8/25(火)、8/27(木) 各日10:00から上映
※ 各回上映前、塚本晋也監督のメッセージムービー上映(約5分)

8/28(金)『戦争と一人の女』18時45分から 上映後、トーク&サイン会あり
●井上淳一さん(脚本家・監督 「戦争と一人の女」監督)
●荒井晴彦さん(脚本家・監督 「戦争と一人の女」脚本)
●中野太さん(脚本家 「戦争と一人の女」脚本、新潟市出身)

8/22~8/28 戦後75年記念上映「蟻の兵隊」「野火」「戦争と一人の女」
https://www.cinewind.com/information/8-22-8-28-75/

高田世界館

●『おかあさんの被爆ピアノ』
▼公開期間:8/15(土)~8/28(金)

●『戦争と一人の女』(トークあり)
▼公開期間:8/29(土)~9/4(金)

●『野火』(トークあり)
▼公開期間:8/30(日)一日限定 (14時上映開始)

●『ひまわり 50周年HDレストア版』
▼公開期間:8/29(土)~9/11(金)

●『この国の空』(トークあり)
▼公開期間:8/29(土)~9/4(金)

●『アジアの純真』(トークあり)
▼公開期間:8/29(土)一日限定(19時上映開始)

【トークイベント開催!】※ゲストは敬称略

▼8/29(土)『戦争と一人の女』14時の回上映終了後
ゲスト:井上淳一(監督)、荒井晴彦(脚本)、中野太(脚本)

▼8/29(土)『この国の空』16時15分の回上映終了後
ゲスト:荒井晴彦(脚本・監督)
※司会として井上淳一、中野太の登壇あり

▼8/29(土)『アジアの純真』19時の回上映終了後
ゲスト:井上淳一(脚本)、蓮池透(劇中人物モデル)

▼8/30(日)『野火』14時の回上映終了後(リモートトーク)
※実際の劇場への来館はありません
ゲスト:塚本晋也(監督・脚本)

《戦後75年》高田世界館 戦争映画特集
http://takadasekaikan.com/archives/11524

【ZOOMトーク】戦後75年にむけて ー シネ・ウインド/高田世界館 戦争映画特集
https://www.youtube.com/watch?v=bz_jDCI_WI0&feature=emb_title

映画 「戦争と一人の女」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=5EOtISfbMzM&feature=emb_title

今回、両劇場で井上監督の師匠で『戦争と一人の女』の脚本を書かれた荒井晴彦先生の登壇も共にあり、
荒井先生と長岡の関わりというと殿町の居酒屋かちんこのご主人で今は亡き星野暁一氏が
俳優時代に主演した日活ロマンポルノ映画『トルコ110番 悶絶くらげ』の脚本を書かれたのが荒井先生。
店内にはこの『トルコ110番 悶絶くらげ』の貴重なポスターが飾られ事情を知らないお客さんがまずビックリするのですが、
星野さんは仕事場の厨房でこの『トルコ110番 悶絶くらげ』を大事に常備し、
担当者にも見せていただいたことがあったりするので、
荒井先生にもこのお店をご紹介したかったという思いが。
しかし『トルコ110番 悶絶くらげ』はブルーレイ化した際に『ソープ110番 悶絶くらげ』と名称を改変していますが、
これは荒井先生も納得してのことなのかと気になったりしてます。

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『おかあさんの被爆ピアノ』を高田世界館で観る。



「矢川さんはピアノのことを生き物だとおっしゃっている
そこを(原爆)をかいくぐってきた被爆ピアノの生命力
それを愛しんで慈しんで愛情を注いで今の音として届ける
それはもう家族に対する愛情と同じじゃないか」

8月18日朝の『おはよう日本』で被爆ピアノの紹介とともに、
『おかあさんの被爆ピアノ』も映像で流れ佐野史郎さんが冒頭にあるインタビューに応えていました。

高田世界館では《戦後75年》高田世界館 戦争映画特集のトップバッターとして『おかあさんの被爆ピアノ』を公開。
http://takadasekaikan.com/archives/11524

本日観賞した際、
「広島の親は常に子どもを気ににかけている」
という台詞を頂点に森口瑤子さん、武藤十夢さんの江口母娘(しかしスッゲー美人母娘で、お爺ちゃんもさぞ男前だったのかと)を気にかけてる佐野史郎さんの心情に寄り添いながらの三度目の観賞となりました。

またやはり若き日のおばあちゃんがピアノを弾く幻影に溜まらないものを感じましたが、
「私もあのおばあちゃんの幻を見るシーンが一番好きなシーンです。 武藤十夢でファンタジーものを撮って欲しいですと、失礼ながら五藤監督にお伝え願いまし」
と先日のこちらのブログを読んで共感してくれた感想を送ってくれた方もいたので、やはり特別に印象に残るシーンなのかも。

そしてやはり原爆ドームが無言ながらも存在感を漂わせてる広島へいつか行きたいものだと改めて思いました。
そして本場も広島焼もぜひと

サスガにNHKで紹介されたことは大きな反響となったそうで、
全国で関心を持った方が観に行っていただきたいと。

ちなみに高田世界館は上映前に『ミッシェル・ルグランとヌーベルバーグの監督たち』という、
http://www.zaziefilms.com/legrand01_88/
おフランス映画好きならタイトルだけで号泣してしまう特集上映の予告編が流れ、
ミッシェル・ルグラン自身がピアノ弾きで登場する『5時から7時までのクレオ』の
ルグランがその後に『おかあさんの被爆ピアノ』の冒頭・第五福竜丸での被爆ピアノコンサートで
『アヴェマリア』を奏でる音楽を担当した谷川賢作さんソックリに思ったりしました。

発売中の月刊ウインドのサントラに関して連載してるコラムでは
今回『おかあさんの被爆ピアノ』を取り上げ谷川賢作さん、そして南壽あさ子さんを紹介しています。

しかし三度目の観賞になり改めて五藤監督との交流を振り返った中で、
傍から見てて大変な苦労と失意を重ねていたことを思い浮かべて、
今回本当に大きな成果をきちんと映画で実証してみせたことに深い敬意を抱きました。

『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインド、高田世界館にて公開中

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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『瞽女GOZE』



『第14回長岡アジア映画祭』で『瞽女さんの唄が聞こえる』(伊東喜雄監督)
https://gozesong.wordpress.com/documentary/
という最後の高田瞽女・杉本キクイさんの日常と最後の瞽女旅を記録した作品を上映した際、
長岡瞽女を伝承する「越後瞽女唄・葛の葉会」の皆さんから瞽女唄を披露してもらおうと、
企画したところ高田も長岡も瞽女さんは同じだろうと浅はかなことを思っていたら
意に反して高田瞽女と長岡瞽女は全く別の流派でこの二派が同じ舞台上にあがるのは難しいと知って東奔西走、
「越後瞽女唄・葛の葉会」の方の多大なお力を得て
高田瞽女の映画上映と長岡瞽女の瞽女唄披露を実現できたことがあり、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1121.html
その際に瞽女唄と小林ハルさんの生涯を齧ったこちらからすれば、
その小林ハルさんの半生を描いた『瞽女GOZE』の映画化は本来なら手放しで称賛するべきなものの、
思うことがあって出来ずおりました。

もう何十年も前に小林ハルさんを工藤夕貴が演じてカンヌ国際映画祭出品へ、と結局打ち上げ花火で終わった企画を忘れてれば良かったのですが、、、、

それでも黙殺できずに劇場へと足を運んで観賞。
映画は新潟県内の四季を贅沢に丹念に映して素晴らしく、
その中で繰り広げられる過酷な瞽女修行の旅に目を見張っていました。。
そして子ども時代のハルさんを演じた川北れんさんと鬼となった母親、中島ひろことの涙ぐましい葛藤は激しく胸を撃たれ、
若き日のハルさんを演じた吉本実憂さんが旅先の瞽女宿で綺麗な着物を纏い集落の人々が集まる中、瞽女唄を披露し大盛り上がりとなるシーンがとても良かったです。

『瞽女さんの唄が聞こえる』の中ではかつての瞽女宿で瞽女唄を聞いてた住民が口頭で盛り上がってたことを証言していましたが、それが映像となると確かに他に娯楽もないような田舎の集落で瞽女さんを心待ちにしていた人々というのが、このシーンでよく理解できました。

と、同時に余りにも吉本実憂さんが色香を匂わすので嫉妬した姉弟子から迫害を受け惨劇が、
となってましたがこれは迫害を受けたのは実話だけど、大変な痛みがこちらに伝わるほどキツイシーンととはいえ、
ここは実話なんだろかと。

結構名のある俳優さんが次から次へと登場し、
ハルさんの二度目の親方をあの小林綾子さんが好演しながらも、
最初の人間的すぎる癖のある親方を演じた富樫真さんって『犬、走る。』の富樫真さんだと知って大変感慨深く思いました。

確かに”GOZE"と英語表記しなければならないほど瞽女さんを知る人も少なくなった中で、
小林ハルさんを主人公に瞽女文化に脚光が当たるのはとてもイイことで製作して良かったと思うようになり、
先行公開された県内ではヒットとなってるようですが、これから全国公開されてどのような反響を呼ぶのか気になったります。

ちなみに映画ではラストに本物の小林ハルさんが唄うシーンが登場し、まさに圧巻の一言、これぞ魂の人生ブルースだよと。

ハルさんの名言「良い人と歩けば祭り悪い人と歩けば修行 」
まさにそれは人生です。

『瞽女GOZE』公式HP https://goze-movie.com/

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『おかあさんの被爆ピアノ』をシネ・ウインドで観る。




改めて、十夢ちゃんが映画主演なんてすごいことだと思います(^-^)初日のリモート舞台挨拶の日に観にいきましたが、佐野史郎さんの「被害者意識を持つだけではいけない」という言葉、印象的でした。 #16日は十夢の日 #武藤十夢 #おかあさんの被爆ピアノ

今日は久しぶりにお出かけしてました。 個人的にとても胸に来るのものがありました
とてもとても良い映画でした! そして(僕の大好きな)十夢ちゃんの演技も素晴らしいかったです (  ̄▽ ̄) #おかあさんの被爆ピアノ #武藤十夢 #16日は十夢の日

日本人として戦争に関する映画等を観なければと 思いつつ、他のことを優先させてきましたが、 今回はこの映画を見ることを優先。 戦争のことをほとんど知らなくても、 安心して観れる内容。 #武藤十夢 #16日は十夢の日 #おかあさんの被爆ピアノ

来月、隣の県に再度鑑賞に行って来ます。 こうして画像を観てるだけでも胸が熱くなります。 #武藤十夢 #16日は十夢の日 #おかあさんの被爆ピアノ

やばっ又ギリギリになってしまった
やはり今月は十夢ちゃん主演の映画公開されましたね本当良い映画でしたね
#16日は十夢の日 #武藤十夢 #おかあさんの被爆ピアノ

おかあさんの被爆ピアノを見ったら、なんで十夢に菜々子を演じることを分かった。菜々子は固執で、家族にの思いが強くて、そして不器用の属性が全開(笑) 人生をもう一度直せば、映画館のデカいモニターで十夢とZoomの映像通話したいな(*´-`) #武藤十夢 #16日は十夢の日

@tommuto1125さん
今日観に行ったよ〜
チラシもらってパンフレット買ったよ〜
めっちゃ良い映画やったよ〜
被爆ピアノの事を初めて知ったし色々と考えさせられたわ。 十夢ちゃんの演技も良かったし佐野さんの広島弁が渋かった
#16日は十夢の日 #おかあさんの被爆ピアノ

https://twitter.com/hibakupiano
↑『おかあさんの被爆ピアノ』公式ツイッターは観た方の感想をRTしているのですが、
毎月16日は武藤十夢さんの日ということで8月16日に武藤さんに向けヲタさんが#つきで映画の感想を呟いてるのはとても微笑ましく思いました。

それでシネ・ウインドへ二度目の『おかあさんの被爆ピアノ』を観賞した際、
気になったことでシネ・ウインドから歩いて5分ほどにはNGT48の劇場があり、
これだけ武藤さんのファンが観に来て称賛している映画をNGT48のメンバーは観に来てるのだろうか?と。

先に書いてしまえばこの日はお盆だし、まだNGTの劇場は再開してないし、新曲のキャンペーンで忙しいだろうし、そもそも映画館へはいろいろと行きにくいのかもしれませんが。
入場した館内には若者の姿が無かったのは忸怩たる思いがありながら、
それでも先輩の活躍をぜひスクリーンで観てほしいという思いが
改めてスクリーンで映えて好演する武藤さんを観ながら思った次第です。
特に広島の街にとても馴染んでたのがステキでありました。

いずれSNSで『おかあさんの被爆ピアノ』観てきたとアップするNGTメンバーがいたら推し増ししたいけど、
あんまり関心ないんだろかと思ったりします。

併せて新潟のAKBのファンも関心ないのだろか?
ともかくこの日は若者はいなかったものの、
前列で観ていた白髪の年配男性が映画が終わって館内に明かりがついたら拍手をしておりました。

ちなみに明朝、NHKおはよう日本で被爆ピアノが紹介されるそうです。

https://twitter.com/nhk_ohayou/status/1295330780101644288

今度は映画も流れてほしいと。時間帯は7時台との情報なのでさらに関心を持った方が劇場に足を運んでいただきたいです。

『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインド、高田世界館にて公開中

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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TOKYO DRIFTER

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「流れ者には女はいらねぇんだ」
「女と一緒じゃ歩けねぇんだ」

渡哲也さんの訃報を聞いて、真っ先に思い浮かんだのは日活映画『東京流れ者』のラストシーンの名セリフ。
敵陣に殴り込みをかけて苦い勝利を手にした後、追いすがる恋人・松原智恵子に言い放った二連発。
こんなキザな男、そうそういないよと思う反面、
鈴木精順監督特有の悪ノリな展開と、さらに輪をかけた木村威夫美術監督のアバンギャルドなセットの中で繰り広げられるので、
笑っていいんだろうか?と戸惑いましたが、
後に『ラ・ラ・ランド』がこっそり影響を受けていたと知って僅かとはいえ納得できました。

『大笑い 三十年の 馬鹿騒ぎ』

そして日活から東映に移籍して放った実録ヤクザ映画の極北、『仁義の墓場』
正直、三池崇史監督に狂ってた頃に岸谷五朗主演のリメイク『新・仁義の墓場』を先に見てましたが、
そちらも凄いが、それ以上の狂気で実在した仁義なきヤクザを熱演、
甘いルックスでどこか背伸びしてチンピラを演じてた『東京流れ者』のカケラも無いほど、
脂がノリまくりの深作欣二監督とのタッグでリアルな疫病神をドス黒く演じて圧巻。
たぶん『仁義の墓場』が渡さんのベストのように思いますが。

今回の訃報でまさに男惚れするエピソードが続出し、
ホントに男の中の男だったんだと思いましたが、
病気さえなければ、もっとスクリーンでも輝いてほしかった、
確かに『西部警察』が代表作として紹介されていましたが、
日活から東映とギラギラした頃の代表作を思い出しながら合掌します。

「流れ者には女はいらねぇんだ」
「女と一緒じゃ歩けねぇんだ」

一度でも言ってみたいものです。

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75年目の8月15日に

640hibakupiano.jpg

本日、お仕事を終えたらバナナカボチャの佐藤さんから電話があり、
『おかあさんの被爆ピアノ』をTジョイ長岡で公開初日の初回で観たそうです。
平日にも関わらず、お客さんは結構埋まってたそうで良かったと思いました。
とてもイイ映画だったと佐藤さんは話し、あのシーンは感動したねと、
などと言うのでこちらは思い当たる場面を挙げましたが、そこではなく、えっ?そこでしたかと。

75年目の終戦記念日、5年前の8月15日は三上智恵監督作『標的の村』の上映会を開いたものでしたが、
今年はコロナ禍で雁字搦めとなっているので、
それならばこの日に合わせて何ができるかと考えたら
新潟日報に掲載された『おかあさんの被爆ピアノ』の記事をそのまま書き写して、
自分なりに75年目の8月15日を残したいと思います。

ちなみにコラム座標軸で紹介されてたと電話で教えてくれたのは小林茂監督でした。
五藤監督の活躍を大変喜んでいました。

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座標軸 被爆ピアノ

 長岡出身の五藤利弘監督が製作した映画『おかあさんの被爆ピアノ』を鑑賞した。1945年8月6日、原爆が投下された広島市で焼け残ったピアノを全国に運び、演奏会を開く同市の調律師矢川光則さんをモデルにした。
 五藤監督は約10年前、矢川さんと出会い、平和への思いに共感、映画化を目指した。原爆投下75年のこの夏、自ら書いた渾身作の公開にこぎ着けた。
 矢川さん約の佐野史郎さんと祖母の被爆ピアノを通して自らのルーツをたどる大学生役の武藤十夢さん(AKB48)がW主演。彼女の母親役の森口瑤子さん、宮川一朗太さん、大桃美代子さん(魚沼市出身)が出る。
 被爆ピアノには飛んできたガラス破片により傷が残る。佐野さんは「触ってみんさい」と促し、熱風に耐えたピアノの音を「忘れんといてくださいね」と呼び掛ける。平和と反戦を訴える作品はまた、家族の愛の物語でもある。
 6日の広島の平和祈念式典で矢川さんの被爆ピアノが初めて演奏に使われた。平和宣言では政府が核兵器禁止条約に署名、批准することを求めた。
 長崎の式典でも条約の署名、批准を求める意見が表明された。
 お盆の墓参で戦争の犠牲になった祖先に手を合わせる方も少なくないだろう。15日は終戦の日だ。
 新型ウイルスに翻弄されているが、戦後75年、節目の夏に、平和をかみしめ、二度と戦争をしない、させないため、自分は何ができるのかを考えたい。
(論説編集委員・大塚清一郎)

2020年 8月13日
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平和の尊さ 映画で
「おかあさんの被爆ピアノ」公開中
長岡出身の監督・五藤利弘さん
心に響く音色伝える

 広島に投下された原爆で被爆したピアノを題材にした映画「おかあさんの被爆ピアノ」の監督、五藤利弘さん(51)が出身地の長岡市を訪れ、平和への思いを語った。全国を廻る被爆ピアノの演奏会が新型コロナウイルス感染防止のため中止になる中、「今だからこそ平和の尊さを映画で伝えていきたい」と強い決意で語った。

 五藤さんは長岡向陵高校出身。大学卒業後、テレビの構成作家などを経て2006年に監督デビューした。
 映画では被爆3世の女性と、被爆ピアノの修理を手掛ける調律師の交流を描いた。調律師は被爆2世で、全国で被爆ピアノのコンサートを開いてる矢川光則さん(68)=広島市=をモデルにした。
 五藤さんは09年、テレビ番組の制作を通じ、爆心地から3キロ以内で被爆したピアノの存在と、預かって修理する矢川さんを知った。被爆から60年以上を経てなお音を奏でるピアノに、強いメッセージ性を感じた。
「戦争の恐怖、平和の尊さ、生きる希望、多くの人の心に響くものがあるはずだと思った」
 原爆のことを知らない若者もいると報道で知り、風化への危機感もあった。
「被爆ピアノの音色を伝えたい。人に何かを伝える仕事をする者として、使命を感じた」と作品化を決意。17年に制作を始め、月に1回、多い時には毎週広島に通って取材を重ねた。
 印象深い場面がある。原爆ドーム前で修学旅行の生徒が被爆ピアノの伴奏で歌った後、矢川さんに勧められてピアノに触っていた。「生徒たちの目が輝いていた。彼らはきっと被爆ピアノのことを忘れないと思い、感動した」。映画でシーンを再現した。
 ウイルス禍で修学旅行生による演奏や巡回コンサートが難しい今、五藤さんは映画によって伝えることの大切さを語る。「想像力を膨らませ、いろいろな見方をしてほしい。被爆ピアノの音色を聴いて心に引っかかるものがあれば、それはやがて平和につながるはずだ」と願いを込める。
 長岡市のT・ジョイ長岡、新潟市中央区のシネ・ウインドで上映中。上越市の高田世界館で15日から公開される。

2020年8月14日


『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインド、高田世界館にて公開中

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR 

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『おかあさんの被爆ピアノ』をT・ジョイ長岡で観る。



「五藤監督のこれまでの中で一番良かったです」

『おかあさんの被爆ピアノ』T・ジョイ長岡での公開二日目の8月8日21時過ぎという夜の回、
せっかくなのでこれまでの上映会で五藤利弘監督とも話したり、お会いした面々を誘っておじさん3人、女性1人というグループ観賞。

観終えてロビーに集まり、冒頭の女性の感想からはじまって皆さんであ~だこ~だと盛り上がりましたが、
とてもいい映画だったという感想は一致。
特にこの女性は結構辛口だったりするので、それが良かったと話してホッとした思いも。

そしてもうひとつがクライマックス、あんまり書くとネタばれになるのですが、
流れから誰もが期待するハッピーエンドを想像していたら、
思いがけない展開になってこれがかえって大きな感動になってしまったという、
よくある映画のセオリーからあえて逸脱した挑戦に、五藤監督自身の大きな成長をも思ったりしました。
そしてなるほどだから『おかあさんの被爆ピアノ』というタイトルなのか、と一同感心しておりました。
誰もが途中までこれは『おばあちゃんの被爆ピアノ』では?と。

ところで主人公の調律師・矢川光則さんを被爆ピアノコンサートで間近で目にしたことがあるので、
まず映画で驚いたことに演じた佐野史郎さんの歩き方や滲み出る雰囲気が矢川さんそっくりだと感じたことでした。
「被爆ピアノに向き合う姿勢だけは矢川さんと同じでなければならない」とインタビューで語ってますが小柄な矢川さんより、
ずっと佐野さんは大柄で外面は少しも似ていないのに細かに観察をして作り上げたのか、
外面と内面を矢川さんと合わせて演じたこと、そこに凄みを感じて要所要所を的確に締めてる姿にサスガは名優、
これは大杉漣さんも任せて良かったと喜んでいるハズだと。

そして個人的に関心があった武藤十夢さんはまずスレンダーすぎるでしょう、ということはサテオキ、
被爆ピアノを通しての自身のルーツ探しということで彼女の歩みと映画の進行が重なるという重大な役を気負わずに、
周囲のベテラン陣に身を任せながら着実に歩んでいく姿は“アイドル”という型からこちらも逸脱して印象に残り、
武藤さんがピアノを弾くシーンに注目をしていましたが、
それが映画のメインテーマとなったことに余計にスクリーンに釘付けとなりました。

個人的に映画の武藤さん萌えポイントはご実家で寝そべってる姿でありましたが、
そこへ隣室で若き日のおばあちゃんの幻影がピアノを弾く姿が現れるのが強烈に印象に残りました。
幻影というよりあれは幽霊に見えましたが、幽霊とピアノというと否応なしに大林映画を連想、
さらに自身の被爆体験を怒りと悔恨とともに語る被爆ピアノ寄贈者を演じたのは多くの大林映画の脚本を手掛けた内藤忠司氏、
しかもこの役は当初は大林監督自身が演じる予定だったそうで、
映画で平和の尊さを伝える使命を大林監督からここで受け継いだように思いました。

この幽霊というかベートーヴェンの「悲愴」に一目惚れし、
努力を重ねてピアノを得て独学で練習したおばあちゃんの若き日を演じたのが主題歌も歌ってる南壽あさ子さん。
恥ずかしながら初めて知りましたが、たぶんこれから出てくるんだろうと。
五藤映画の主題歌にハズレ無しがまた更新されたかと。

ちなみに今回、被爆ピアノの演奏曲の中で「ゴンドラの唄」が歌われたことに初めて栃尾でロケした短編『想い出はモノクローム』をまず想起し、根っこは変わらずにいることに嬉しく聴いてましたが、なぜ「荒城の月」なのか?
と正直に思いあれは「ゴンドラの唄」のような何か特別な思いがあるんだろかと。

そして誰もが特筆に思うだろうお母さん役の森口瑤子さん!
被爆ピアノと広島という複雑な思いと母と娘を思う気持ちが交差しながら、ご主人とともに娘の成長を見守り、
そして手を携え後押しする姿は大変素晴らしかったです。
思えば二時間ドラマ専属女優というイメージを破壊するほど強烈だったのが映画『Unloved』のヒロイン。
あれから俄然、スクリーン映えする映画女優と化したと思うのですが、
本作は森口瑤子さんにとっても代表作といえる作品になったハズです。
今もあの娘さんの成長に寄り添う喜びの笑顔は忘れることが出来ずにおります。

広島への原爆投下をテーマに、次世代に平和の種まきをする矢川さんの活動に賛同して生まれた映画は第五福竜丸からはじまって広島へ、広島では多くのシーンに原爆ドームが背景として登場し、否応なし姿勢を正しながら観賞して浮上するのは懐刀で原爆から命拾いした父親の遺志を継ぐ矢川さん、そして被爆ピアノを巡って三世代の女性が描かれ、いづれも家族愛の尊さが。
そこから感じたのは大杉漣さんと入野自由くんの父と子、大桃美代子さんと寺島咲さんの母と娘が互いを思いあってた『モノクロームの少女』の親子の姿でもありました。
『モノクロームの少女』から10年経ち、あれからさらに大きな飛躍を遂げながらも核心に栃尾の出発点があることに気づいて五藤監督を応援してきて良かったと思った次第です。

こんな素晴らしい映画を8月に公開いただいたT・ジョイ長岡に深い感謝の念を抱きながらも、
関係者の方は読んでるかもしれませんが、あえて苦言というか耳の痛いかもしれないことを。

公開二日目なのにどこにも『おかあさんの被爆ピアノ』のポスターが貼ってなかったのはまず残念でした。
SNSをエゴサすると各地の劇場で本作を観賞し、感想を書いてる方は一緒にポスターや垂れ幕などをアップしており、こちらも観賞者でポスターの前で記念撮影してあげようかと思ったら、
この記事の画像のあまり映えない場所にチラシしか貼ってなく意気消沈しておりました。

ついでに↓こちらにある通り
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2723.html
東京の各地のミニシアターは公開作品が紹介された雑誌の切り抜きを貼って映画観賞後のお客さんが読んでさらに映画に関心を持つようどこも仕掛けていますが、以前に掲示されてたパネル展とともにやってほしかったという思いも。
ただ媒体を集めて切り抜いて貼ったりするのは、こちらの上映会もやりたいと思いながらもなかなか出来ずにいるので結構手間なのはわかるのですが、いわゆるミニシアター系の作品だけでも他館と差別化を図る意味でもやってもいいのではと。

あとやはり五藤監督の故郷の劇場だけに舞台挨拶の凱旋上映をしてほしかった思いが。
コロナ禍の最中で難しいのはよく理解できますが、
劇場は換気に気を使っていることをアピールすることも、お客さんの安心に繋がると思うんですが。
こちらも紹介にまわってて、やはり五藤監督の舞台挨拶はないのか?
と聞かれたことが多々あったことをここに報告いたします。

ただしパンフレット(読み応えあり)を購入したら300円なのはサービスだったのだろうか?と。
おじさん3人でそれぞれ300円で購入したパンフを手にして、本当にいいのだろうかとソワソワしておりました。
サービスでしたらこれは嬉しかったです。

昨日の新潟日報のコラム座標軸は本作を推薦、
また本日の新潟日報には五藤監督のインタビューが掲載されているので、
ぜひ切り抜いてロビーに貼ってお客さんの関心を得るようにしてほしいと、
戦後75年に相応しい新作はまず『おかあさんの被爆ピアノ』だろうと断言でき、
それを監督したのが長岡出身でもあるということで。

『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインドで公開中 
8月15日(土)~ 高田世界館にて公開

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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農民詩人の言葉を歌詞に ~かくしてバンドは鳴りやまず18~



農民詩人の言葉を歌詞に

中越のバンド新曲 岡辺清さんの作品に共感

過疎、出稼ぎ切なさ込め

 中越地方の男性3人組アマチュアバンド「With Caution(ウィズ・コーション)」が、魚沼市の農民詩人・岡部清さん(89)の詩集を基に、オリジナル曲を制作した。過疎化する里山の寂しさや家族と離れる出稼ぎの切なさなどをつづった言葉を、歌詞に盛り込んだ。「戦後立ち上がる国を支えた中山間地では家族の苦闘があった。そのことで詩で伝えてくれたお礼がしたい」と思いを込める。

 ウィズ・コーションは約40年前に結成。リーダーの若井武美さん(66)=長岡市=、星野淳さん(61)=同=、飯塚寿之さん(60)=柏崎市=の3人で活動している。水俣病や福島原発第一原発事故といった社会問題、田舎暮らしなどをテーマに曲作りに取り組んでいる。
 岡部さんは長年守門地域の高倉で農業を営みながら詩作を続けてきた。住まいを高齢者支援住宅に移した後の2018年には、4作目の詩集「山のムラから」を出版。以前から作品を読んで知っていた若井さんらは、この4作目に触れて作曲を決意した。
 メンバーは岡部さんと会って話しふるさとを訪れるなどをしてイメージを深め、1年かけて新曲「荒野に生きて」を完成させた。しっとりと抑揚のある曲調で、「風が揺らした黄金の穂皮」「町の暮らしには追いつけない」「この国のど真ん中をつくってきた出稼ぎの村」など、農民の自然の美しさを表しつつ、都市部との格差や複雑な心情を込めた。
 曲を聴いたという岡部さんは「歌詞に言いたかったことが入って素晴らしい。作ってもらえるとは想像しておらず、うれしい」と顔をほころばせた。
 曲の販売予定はないが、依頼があれば歌いに出向く。問い合わせは若井さん、090(1992)1085。

新潟日報朝刊 2020年 8月8日

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毎年、3月の上映会で福島への思いを歌っていただくおじさんバンド「With Caution(ウィズ・コーション)」が
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2540.html
↑こちらに続いてまた新潟日報にデカデカとした写真とともに掲載されていたとNさんから教えてもらい記事を転載します。
もうすっかり人気バンドなのでオファーがしづらくなるのではと危惧しますが、またの機会にお願いします!

画像はアオーレの大型ビジョンに登場したウィズ・コーションのみなさん。

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2020年の『ひめゆり』



担当者にとっても思い入れの深い映画『ひめゆり』
本作のおかげで沖縄へ深い関心を持ちました。
例年、6月23日の沖縄慰霊の日に合わせてポレポレ東中野でアンコール上映されてきましたが、
今年はコロナ禍で開けなかったと思っていたら、
8月15日に合わせて大阪のナナゲイで、
9月にはポレポレ東中野で開かれるとメルマガが届いたので転載いたします。

沖縄出身の大兼久プロデューサーのメッセージもより重みを感じます。

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※BCC送信で失礼いたします。
この情報はメールニュースに登録された方のほか
ご縁をいただいた皆さまにお送りしています。

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  夏の、映画『ひめゆり』上映情報
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豪雨のあとに暑さ厳しい夏がやってきましたが
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
毎年恒例の映画『ひめゆり』を今年も上映します。

「9月7日。沖縄戦が正式に終わった日とは、、、」

“終戦の日”8月15日が過ぎても
沖縄では戦い続ける兵隊がいました。
総司令官は6月に早々に自決しましたが、
「降伏するな、戦いつづけろ」との軍命を残したのです。
ひめゆり学徒の生存者の中にも、8月下旬まで地下壕を転々とした生徒もいます。

私の母の故郷である沖縄の離島、久米島では8月に入っても
スパイ容疑で日本軍による住民の惨殺が行われていました。
南西諸島の日本軍が“全面降伏文書”に調印したのは、9月7日になってからの事です。

公開から14年目の上映となる今年は
8月に大阪、9月に東京で上映します。

“スクリーンで映画を観たい”
ご都合つきましたら、お気をつけてぜひお越しください。

プロデューサー 大兼久 由美

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 大阪・第七藝術劇場
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~ナナゲイでもう一度観たい映画特集~
【上映日】
8月15日(土)、17日(月)、19日(水)、21日(金)の4日間限定。
1日1回、10時~上映。

チケット情報など詳細はこちらから。
http://www.nanagei.com/mv/mv_n1480.html

アクセス(阪急 十三駅西改札口より)
http://www.nanagei.com/access.html

■お問合せ:第七藝術劇場
TEL:06-6302-2073


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 東京・ポレポレ東中野
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【上映日】
9月5日(土)~9月11日(金)連日17:30~(19:40終映予定)

※9/5(土)、9/7(月・降伏文書に調印した日)は
監督またはプロデューサーによる舞台挨拶を予定しています。

※ポレポレ東中野ではウィルス対策のため、ネット入場予約を実施。
チケット残数がある場合は当日券の販売を行っています。
詳細はこちらから。
https://www.mmjp.or.jp/pole2/2020/yoyaku.html

■お問合せ:ポレポレ東中野
TEL: 03-3371-0088
FAX: 03-3362-0083
メール: pole3@co.email.ne.jp


===============
 沖縄・くすぬち平和文化館
===============

毎月第2、第4土曜日 午後2時~(要事前予約)

★ご予約があった場合に上映します。
別の催しが入る場合もありますので事前にお問合せください。

■お問合せ:くすぬち平和文化館
TEL: 098-938-4192
http://www.kusunuchi.com/index.html


------------------------------☆
プロダクション・エイシア
(映画『ひめゆり』を観る会)
tel: 042-497-6975 
映画『ひめゆり』公式HP 
http://www.himeyuri.info/
------------------------------☆

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#FreeAgnes

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「私はなーちゃん(西野七瀬)が好きだから、卒業してからは、前ほど乃木坂46は推せないですね~」
「欅坂46は、曲が本当にすごい。秋元康気合入ってんなって(笑)『サイレントマジョリティー』『不協和音』『月曜の朝、スカート切られた』『黒い羊』とかメッセージ性の強い曲が好きです」

https://tokyo-voice.jp/articles/agneschowting-hongkong/

実は先月、モーニング娘。’17の香港ライブを見に行きました!
ファン歴8年のモー娘。ファンとして、めっちゃ感動しました!!!
ちなみに、今の推しメンは石田亜佑美ちゃんです、10期オーディションからずっと応援しました。

#6期神推し #亀井絵里神推し

https://twitter.com/chowtingagnes/status/883643890632245248

↑どこの女ヲタのヲタトークかと思えば民主の女神こと周庭(しゅうてい、アグネス・チョウ)さんです。
香港で「きらりん☆レボリューション」にハマってから日本語を覚え
来日したら必ず秋葉原のアニメイトに寄ってしまうというガチのアニヲタ、
特に担当者もえりりん推しでもあったので、そういったヲタク気質に親近感を感じておりました。

香港「雨傘」リーダー、周庭氏逮捕 国安法違反、民主運動家で初
https://www.sankei.com/world/news/200810/wor2008100017-n1.html

ご存知のように昨日の香港で民主化運動への弾圧があり、
ついに周庭氏も逮捕となりました。

昨冬長岡上映会を開いた『乱世備忘 僕らの雨傘運動』を観た方ならわかる通り、
民主的な選挙を求めるために行った雨傘運動のリーダーを
10代として手掛けた並々ならぬ手腕に敬服するしかないのですが、
映画はその限界で抗議活動が沈静化されていく様も記録、
しかし昨年起きた大規模な抗議デモはあえてリーダーを表に出すことをせず、
SNSを駆使して“水のように”広がった抗議活動が一定の成果を収めたと思います。

しかし完全に逆鱗に触れて「国家安全法」の成立から迅速な今回の弾圧へと踏み切ったのは、
当然国際世論の反感を買うので
逆に最高権力者・習近平が何をそんなに恐れているのか、
足元が揺らいでるんじゃないかという気もありますが、
中国政府の監禁からの虐待や拷問などの人権弾圧は本当に容赦ないようなんで
ここはやはり国際世論が中国へ声をあげて民主主義のため断固抗議するべきだと思います。
もちろんこちらも力足らずですが注視したいと思います。

周庭さんは得意の日本語で来日の折にまさに命がけで、
日本の与野党の有力者に会い香港の現状を積極的に伝え支援を求めてたので、
日本政府も党派を超えてぜひ中国へのガチの抗議を行うことを期待したい反面、
今の日本は総理大臣にヤジを飛ばす不届きものがいると警察がやってきてとっ捕まえてしまうので
与党は密かに中国政府の人権弾圧を見習ってるんじゃないか、目指してるのはそこだろ
という気がしないでもありませんが。
間違ってたら謝ります。

#周庭氏の逮捕に抗議する

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八月の狂詩曲



昨日、8月9日は75年前に長崎に原爆が投下された日。
8月6日、8月15日とともに日本人が胸に刻まなければならない日だと決して言い過ぎではないかと思います。
担当者は恥ずかしながら広島へはまだ行ったことありませんが、
高校の修学旅行先は長崎だったので原爆資料館を訪れることができたのはプラスに思ってます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/67fe7270835ba2a0db84345493fadde55e6e13e4

その長崎への原爆投下をテーマにしたのが黒澤明監督の晩年の作品が『八月の狂詩曲(ラプソティー)』
自身は徴兵を免除され(いろんな理由があるようですが)、同世代の多くが若き日に戦死したことへの償いの思いからか
『夢』に続いて反戦・反核の思いを最晩年になって叩きつけたような作品と捕えています。

ただ伊崎充則くん(当時)が親戚の日系人に扮したリチャード・ギアを見て「ジョン・ウェインみたいだ」という迷セリフは、
観客を困惑させたと同時に、誰も世界のクロサワが書いた脚本に意見が言えないんだと憐れんだように思いますが、
絶頂期だったギア様のほとんど素のような演技で被爆者のおばあちゃんに心を寄せる姿、
それに原爆を巨大な目で表現したアバンギャルドさ、
クライマックスの暴風雨の中をおばあちゃんが駆けていくシーンに流れる「野ばら」など心に残ったシーンがあり、
好きな作品でもあります。

最も今も忘れられない大きな理由が本作を公開前に東京で観たことでした。
それも「黒澤明と若者たちの対話」というシンポジウム、
『八月の狂詩曲』を上映後に黒澤明監督が登場し、
若者たちと質問に巨匠が自ら応えるというもの。
当時、まだ若者だった担当者は世界のクロサワを目にする機会だとハガキで申し込んだら当選していそいそと駆け付けました。

『八月の狂詩曲』上映が終わり拍手が沸き起こった後の騒然とした空気の中で
黒澤明監督が司会者に呼ばれて登場すると一斉にスタンディングオベーションとなり、
巨匠を目にしてまず感動を覚えたりしましたが、
今思えば隣には晩年の黒澤監督を現場で支え、
『八月の狂詩曲』では第二班の監督をしてた『ゴジラ』の本多猪四郎監督もいたので大変贅沢な機会だったと。

覚えている黒澤監督の発言は二つ。
映画監督志望の学生が海外に留学したいと思ってる、と言うと
「海外に行って何になる?まず日本で学ぶべきだろう」とすかさず返答し、
今思えばあの学生はその後の進路をどうしたのか、
現在海外で活躍してる日本の映画人も多数いるので気になったりしてます。
最も最近、ハリウッドで映画を学びながら長岡でウロチョロしてる自称映画監督もいるので、
あれを見てると黒澤監督の言うことは最もな気にもなりますが。

あとこの映画のメッセージについて問われたら
「メッセージを伝えたければ映画の中にプラカードを掲げてればいいだろう」
と笑いながら言い放ってたのも印象に残っています。

黒澤監督の平和への思いの遺志は大林宣彦監督が受け継いだと言っていいかと思いますが、
その大林監督も亡くなった後に五藤利弘監督が立派に受け継いだのではないかと
先日『おかあさんの被爆ピアノ』を観て思ったりしました。

黒澤監督が亡くなってもう20年以上も経つのかと驚きを覚えますが、
今年「午前十時の映画祭」でまた『七人の侍』をスクリーンで観賞し、
やはり本作を超えるクライマックスのアクションシーンは未だ出てこないと興奮しながら確信、
かつて黒澤監督を仰ぎ見たことを今夏の8月9日に思い出したりしました。

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『おかあさんの被爆ピアノ』 東京初日レポ

東京のK's cinemaで公開が始まった長岡出身・五藤利弘監督新作『おかあさんの被爆ピアノ』を8月8日の初日に観賞したS東京特派員よりレポを送っていただきましたので掲載します。
ありがとうございます!

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すでに広島などでは先月から上映が始まっている五藤利弘監督の新作『おかあさんの被爆ピアノ』の東京公開が新宿ケイズシネマで始まったので初日の1回目の上映を見てきました。
リモート舞台挨拶もあり。この日は2回目まで満席です。

かつて五藤監督が手がけた被爆ピアノのドキュメンタリー番組が元になっていて、
この映画はそのドキュメンタリーの主役の被爆ピアノの修復を行いコンサート活動を行っている矢川光則さん(演じるのは佐野史郎)と架空の人物であるもう一方の主役AKB48の武藤十夢演じる女子大生が被爆ピアノを通じて家族の歴史を問い直す映画になっています(実在の人物と架空の人物が絡む虚実皮膜の妙もこの映画の魅力だと思います)。

そして広島のロケーションがすばらしい。
菜々子がすごすおばあちゃんの実家、訪れる町の風景がまるで自分も広島を訪れたような気分にさせます。
広島へトラックで向かう行程もロードムービーらしさがあっていい感じです。

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そしてピアノ。
被爆ピアノが主題ですから当然っちゃ当然ですがこれほどピアノ描写の比重が多いとは思いませんでした。
これがこの映画の主題である被爆ピアノの存在をくっきり見る者に刻み付けていたと思います。

映画を見る前に五藤監督が自ら小説化したノベライゼーションを読んでから見たのですが
小説で想像した以上の存在感を見せた武藤十夢、
小説読んだときから魅力的だった飄々としながら大人らしさのあるキャラクターの佐野史郎、
娘と母の両面を感じさせる演技を見せる森口瑤子と見事にキャラクターを肉体化させた出演者たちはホンと素晴らしかったと思います。

最後に流れる主題歌も心地よくて(歌は出演もしている南壽あさ子)。
直接の体験者がなくなる中でいかに過去の記憶を伝えていくかをじっくりと考えさせられながらも(こういうことを見ながら考えさせられるというのが実に映画らしくてよかったです)ラストなにか一歩を踏み出せた菜々子の姿にギリ希望を感じてさわやかな気分で映画を見終えました。

ぜひこの夏多くの人に見てもらいたい映画だったと思います。


↑このポスターはじめて見ましたが好きです。


『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインドで公開中 
8月15日(土)~ 高田世界館にて公開

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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泥棒と犬



“日本から国外に脱出するには新潟が一番だ。朝鮮半島にもロシアにも行ける。”

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2669.html
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2700.html
↑こちらで紹介した馳星周先生の直木賞受賞作『少年と犬』が文信堂書店に入荷し平積みされていたので購入。
この本を紹介した中で気になっていたのは新潟も舞台となって登場するとあったこと。

同じ犬を主人公にした6作の連作短編、それぞれ違う人物と犬の交流を綴った中で
新潟が舞台となるのは二作目の「泥棒と犬」という作品。

おそらくフィリピンからやってきた窃盗団のリーダーが日本で荒稼ぎするものの、
組織の裏切りに遭って、仙台から南相馬と東日本大震災の傷跡もまだ生々しい街を経て、
冒頭の言葉を頼りに新潟までの逃避行を切り取った作品。

海外ロケがあるため製作費がかさみそうですが、
ロードムービーとなりうる最も映画的に感じた一編でした。

逃亡中にヒッチハイクしたイラン人のトラック運転手とのやり取りも堪らなくイイのですが、
子供のころの地獄のような記憶が何度もフラッシュバックしたなかで
“犬”が自身の守り神として登場、そしてこの日本でも生まれ変わりのような“犬”とともに、
新潟を経て母国を目指すものの、、、、
ラストは新潟港と明示されてますが、これまでの馳先生の登場人物のような運命に友情が映えるのが救いなのかと。

ちなみにイラン人のトラック運転手の行き先は魚沼となっており、
担当者は魚沼の工場で全国から来たトラック運転手とお仕事したことがあるので結構リアルに思いました。
たださすがにイラン人の運転手さんはいませんでしたが。

この「泥棒と犬」と「男と犬」そして「娼婦と犬」はこれまでの馳先生の作品を踏襲したかのような主役がヒリヒリさせてくれ、
いづれもどん底におかれた状況から飛躍するには「金」とはてしなく共感してしまいながらも悲劇に見舞われますが、
他の三作は犯罪とは無縁の生活を送る人々が登場。

愛犬との生活のために軽井沢に引っ越してから山登りが趣味となった馳先生の健全さが伺え、
中でも表題作の「少年と犬」は完全にやられてしまい目頭が熱くなったことを白状します。

正直、馳先生が路線変更とまでいかないまでも、
“犬”に手を出した小説やエッセイを避けてきたのは、
それが情緒的すぎることが明白で、
それまでのダークサイドに堕ちた人間たちの右往左往が好きだった者としては
それはどうかと思ってきたのが今回直木賞受賞ということで読んだら、
予想以上に感動してしまった次第でした。

以前のようなギラギラしたものだけでなく、
「40代半ばから、片意地を張らなくてもいいと思うようになってきた。今は書きたいことを、書きたいように書こうと思っているだけ」という境地に到達しての直木賞受賞。
改めておめでとうございます。

ついでに阿賀野川でなく阿賀川が登場し、これは誤植かとググったら
福島県では阿賀川、新潟県に入ると阿賀野川になると知りました。

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『おかあさんの被爆ピアノ』 ノベライズ

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2020年夏公開映画「おかあさんの被爆ピアノ」(主演 佐野史郎・武藤十夢)のノベライズ

昭和20年8月6日の広島への原爆投下により被爆した「被爆ピアノ」。
被爆2世の調律師・矢川光則は、持ち主から託されたピアノを、修理・調律し、自ら運転するトラックに載せて全国を廻り、被爆ピアノコンサートを行っていた。
一方、東京生まれの大学生・江口菜々子は、母・久美子が被爆ピアノを寄贈していたことを知り、被爆ピアノコンサートを訪れ、矢川と知り合う。矢川を通して、被爆ピアノや広島のことを考えるようになった菜々子は、母、祖母へとつながる自らのルーツをたどる旅をはじめる──。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000343320

『おかあさんの被爆ピアノ』公開に合わせて五藤利弘監督自ら執筆したノベライズが講談社より発売されたそうです。
お世話になってる文信堂書店に行ったら残念ながら入荷しておらず、
これは劇場で発売されるのでしょうか。

いよいよ本日からT・ジョイ長岡で、
明日からはシネ・ウインドで公開が始まり上映時間は一週間は下記のようです。

T・ジョイ長岡
11時35分~、 16時30分~、21時25分~
https://tjoy.jp/t-joy_nagaoka#schedule-content

シネ・ウインド
8月8日~8月14日 12時30分~
8月15日~8月21日 10時~、15時
https://www.cinewind.com/schedule/

また五藤監督が本作を制作した動機、自身の交通事故、大杉漣さんへの思いも含め綴った誕生秘話を寄稿し、深く読ませてくれます。
この中で監督は鍵盤に触れられずにいるとあり、担当者は平然と「きらきら星」を弾いたりしたのでなんだか申し訳ない気持ちが。

佐野史郎、武藤十夢ら出演…映画「おかあさんの被爆ピアノ」誕生秘話
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/73998?imp=0

またヒロイン、武藤十夢さんのインタビューが8月6日の東京新聞に掲載されたようです。

平和の音色、伝えたい 映画「おかあさんの被爆ピアノ」 武藤十夢 75年 祖母、母の思い継ぐ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/47320

8月6日、やはり矢川さんは被爆ピアノとともに広島で平和の種まきをしていました。

ガラス片の傷残る「被爆ピアノ」 原爆の日に音色響かせ 広島で高校生ら演奏
https://mainichi.jp/articles/20200806/k00/00m/040/232000c

五藤監督から被爆ピアノについて聞いたのが、もう10年位前になります。
その後に大杉漣さんが主演を快諾したと聞いて本当に喜んだものの、、
ずっと諦めずにいた五藤監督及び携わった映画人に改めて深い敬意を。
おかげで75年目の夏にふさわしい新作映画が観れます。

『おかあさんの被爆ピアノ』

8月7日(金)~ T・ジョイ長岡  
8月8日(土)~ シネ・ウインド 
8月15日(土)~ 高田世界館にて公開

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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Long Time Ago



Long Time Ago 44年前
原子爆弾が 落ちてきて
何十万人もの人が 死んでいったのさ

Long Time Ago 44年前
8月6日の朝 8時15分
何の罪もない人が 殺されちまったのさ

Long Time Ago 44年前
人間の歴史で 初めてのことさ
この日本の国に 原子爆弾が落ちたのさ

知ってるだろ?
美少女も 美男子も たった一発
顔は焼けただれ 髪の毛抜け
血を吐きながら 死んでいくのさ ワぁァ〜

Long Time Ago 44年たった今
まだ苦しんでる人がいるのに
どうして原子力が そんなに大事なんだろう アアー

原子爆弾ブルース

原子爆弾ブル〜〜ス!

Long Time Ago 44年前
原子爆弾が落ちてきたことを
日本のお偉い人は いったいどう考えてるんだろう?

Long Time Ago 44年たった今
原子爆弾と同じようなものが
おんなじこの国に 次々とできている

the timers / long time ago
https://www.youtube.com/watch?v=71Fmm4B1gts

今朝、TLに流れてきた曲ですが、思えば原爆を題材にした映画は多くあれど、
原爆をストレートに歌ったロックで真っ先に思い浮かぶのはこの曲だよなぁと。
しかも広島の地で歌ってたキヨシローさんでなくゼリーってやはりスゲェやと、この動画見て改めて思いました。

今夏、コロナ禍で雁字搦めにされながらも、
『おかあさんの被爆ピアノ』の紹介で否応なしに原爆ドームと被爆ピアノが写ってるチラシを手にしていたので、
いつも以上に8月6日を強く意識し、お仕事中でしたが8時15分は心の中で黙祷しておりました。

しかし44年どころか75年経っても
原子爆弾が落ちてきたことを
日本のお偉い人は いったいどう考えてるんだろう?

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李登輝 Lee Teng-Hui 1923年生まれ。中華民国・台湾の政治家。



李登輝 Lee Teng-Hui
1923年生まれ。中華民国・台湾の政治家。
台北市長、台湾省首席、副総統を経て、蒋経国総統の没後、後継者として中華民国総統、国民党主席に就任。その後、総統選挙の制度改革を行い、台湾の歴史上初めて直接国民により選ばれた国のトップとなった。それまで中華民国が掲げ続けてきた「反攻大陸」のスローガンを下ろして現実を直視し、憲法改正・戒厳態勢解除・国民大会解散・台湾省廃止などのさまざまの改革を実行、民主化・本土化を推し進めた。総統在任中、経済発展についても大きな成果を上げ、中華民国・台湾は急速な経済成長を遂げている。京都帝大(現京大)で農業経済を学び親日家でもある。2007年には、松尾芭蕉の「奥の細道」ゆかりの地として東北地方を訪問した。台北市長の時代に、郭茂林に台北信義区副都心計画を委託。その提案に基づいて台北市政府の副都心への移転を決断した。

http://www.sorahiraku.com/cast.html

長岡アジア映画祭’14で上映した酒井充子監督作『空を拓く~建築家・郭茂林という男~』の公式サイトからプロフィールを掲載しましたが、これが李登輝氏の功績や日本との関係も含めて最もわかりやすいのではないかと思いました。
7月30日に97歳で亡くなった李登輝氏の波乱に富んだ人生は日本統治時代からの台湾の1世紀とまんま重なってしまうほどで、その生涯は一口で語れないほどですが、先のプロフィールを読むと現代史を駆け抜けた骨太の政治家だったことがよくわかります。

あれは『風の波紋』の撮影中の松根広隆キャメラマンと松之山の温泉に浸かってた時に
酒井充子監督の新作の撮影で台湾で李登輝氏を撮影したことを話し「とても精力的で元気だった」と。
その頃はもう総統を退任後、10年近くだったにも関わらず、
いわば枯れた印象もなくインタビューを撮影した旨を話してて
酒井監督の新作はどんな作品なのか当時はわからなかったけど、
ついに現代アジア史の大御所と言っていい李登輝まで登場するようになったのかと俄然関心を抱きました。

その作品『空を拓く~建築家・郭茂林という男~』は日本の高度経済成長の基盤となった都市計画に貢献した
台湾出身の建築家・郭茂林氏に焦点を充てた作品。
同郷の二歳年上の郭茂林氏に李登輝氏は台北の副都心計画を委託したこともあって、
映画の中で再会を喜び日本語で郭茂林氏の功績を讃えており、
互いの信頼関係が読み取れました。

思い返せば郭茂林氏の仕事と人柄を丁寧に納め、李登輝氏の姿と併せて、この作品をまた見返したい思いがします。
と同時にプロデューサーが長岡出身の方も含めて上映できて良かったと思う作品でした。

余談ですが現在は李登輝氏の弟子筋にあたり、
コロナ禍で成果を挙げて高い評価を得てる蔡英文総統が日本でも脚光を浴びていますが、
閣僚の有能すぎるIT大臣だけでも日本に期間限定でもいいからお仕事してくれないかとないものねだり。

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1968年(昭和43年)日本に初めて100メートルを超す「霞が関ビル」が誕生した。まだ高さ制限が31メートルだった1960年代前半、当時の三井不動産社長の命を受け、このビル建築チームのリーダーとして参加したのが郭茂林だった。「ひとりでは何もできない」。戦前台湾から上京し、20年近くも東京大学で建築を研究してきた郭は、その間に培った人脈をフルに活かして学会の権威や建築業界の精鋭たちの力を集約。そして過去だれも成し得ていない巨大プロジェクトに真っ向から立ち向かう。数知れない難関を乗り越え、高さ制限の法律改定、H型重量鉄骨の開発、各種建築新工法の考案などを実現し、日本初の超高層ビル建設を成功へと導いていった。
その後、浜松町の世界貿易センタービル、新宿の京王プラザホテル、池袋のサンシャイン60と、高さの記録更新を続け、日本を代表する超高層ビルを次々と築いていく。郭の活躍の場はビル単体にとどまらず、新宿副都心開発も手掛けた。だれに対しても臆することなく接し、プロジェクトが大きくなればなるほど、郭の存在感は増していった。
台湾生まれの郭は、台北駅前の新光三越ビルを自ら設計した。台湾を旅したことがある日本人なら、だれもが一度は目にするであろう超高層ビルである。そして、同郷の政治家、李登輝(初代台湾人総統)と共に台北市の都市開発にも尽力する。
郭は90歳を目前にした2010年秋、故郷への旅に出た。青春時代(旧制中学卒業まで)を過ごした台湾で何を振り返り、何を伝えようとするのか。仲間を信じることで国籍を問わず、だれからも愛されていた郭茂林の人生を追った。

『空を拓く~建築家・郭茂林という男~』公式HP http://www.sorahiraku.com/

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映画「おかあさんの被爆ピアノ」 平和を考える契機に -新潟日報-



映画「おかあさんの被爆ピアノ」 平和を考える契機に

五藤利弘監督(長岡出身)制作
実在の調律師モデル 県内などで公開へ

 広島への原爆投下で焼け残ったピアノをテーマにした映画「おかあさんの被爆ピアノ」が、約10年の構想期間を経て完成した。実在する広島の調律師がモデルで、広島を皮切りに本県などで順次公開。五藤利弘監督(51)=長岡市出身=は「戦争を知らない世代が平和を考える契機になれば」と力を込める。

 映画は、全国で被爆ピアノの演奏会を開いて回る調律師の男性と、広島で被爆した祖母の記憶から自身のルーツを探る女性の交流を描く。調律師を佐野史郎、女性をアイドルグループAKB48のメンバー武藤十夢が演じる。
 モデルとなった矢川光則さんは(68)は、広島市でピアノ工房を営み、両親とも原爆に遭った被爆2世。修理した被爆ピアノを全国各地へ運び、2001年から年間約150回、演奏会を開いてる。17年にノルウェー・オスロで開かれたノーベル平和賞授賞式翌日のコンサートでも、矢川さんが所有する被爆ピアノが演奏された。
 五藤監督が09年、被爆ピアノをテーマにしたドキュメンタリー番組の制作を通じて矢川さんと知り合い、映画化を決意。何度も広島に足を運んで取材を重ねた。
 6月下旬、広島市で開かれ試写会に駆け付けた矢川さんは、新型コロナウイルスの影響で活動が制約される現状を吐露。「映画という別の形で平和の種まきが実践できれば」と期待を寄せた。
 五藤監督は「外の人間が広島の映画を作っていいものかと葛藤もあったが、分からないからこそ見えてくるものもある。被爆ピアノの音色が、見た人の心に響いてくれたらうれしい」と語った。
 T・ジョイ長岡で7日から、新潟市のシネ・ウインドで8日から、上越市の高田世界館で15日から上映予定。

↑昨日、8月3日付の新潟日報朝刊で『おかあさんの被爆ピアノ』の紹介記事が写真入りで掲載されていました。
とりあえず新潟日報に掲載されれば新潟県民の目を引くことは確かなので本当に良かったです。
長岡出身の映画監督作品と8月6日を前に思うと日報がスルーしてしまったら、それはどうなの?と思っていたので。

また昨晩の『news zero』では今年の広島平和式典で被爆ピアノを演奏する女子高生にスポットを当てて矢川さんもリモート出演。
映画を紹介しなかったのは残念でしたが、被爆ピアノの音色と矢川さんの活動は存分に紹介されたので追い風になったのではと思いました。

東京では8月8日よりK's cinemaで公開されます。

『おかあさんの被爆ピアノ』

8月7日(金)~ T・ジョイ長岡  
8月8日(土)~ シネ・ウインド 
8月15日(土)~ 高田世界館にて公開

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR

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2020年8月2日



太陽は照りつくものの、幾分弱いように思った8月2日。
今度は『一粒の麦』上映会のチラシ、ポスターが送られてきたので、
平潟神社近くのお世話になってる方へご紹介。
当然、平潟神社に赴いて、
この境内の防空壕で亡くなった長岡空襲の犠牲者に思いを馳せ合掌。

そして例年なら信濃川河川敷に向けてごった返してる8月2日の大手通りが、
いつもの閑散(失礼)とした人通りを目にして、
やはり今夏はいつもと違うんだと強く認識をしました。

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サメと白菊



8月1日。
『おかあさんの被爆ピアノ』ポスター無くなってもチラシはあるので、
この日は越路の交流ルーム千の森へ。
マスターは被爆ピアノコンサートでピアノの先生とセッションでフルートを奏でたのでご紹介に。
久しぶりにお会いしたら、喜んで迎えていただいたことと、
相変わらず賑やかに人が出入りしているんでチラシをご紹介できました。

その後に、この日はサービスデーなんでT・ジョイ長岡へ。
観たい映画が何本かあった中で夏はやっぱりサメだということで『海底47m 古代マヤの死の迷宮』を。

邦題から海洋アドベンチャーに思えますが、これが最近ハズレないサメ映画の新作。
オープニングタイトルはマヤ文明の海底遺跡を紹介した後にとても不思議で幻想的なショットが。
すぐ後にいじめられっ娘の女子高生ががプールに突き落とされたシーンで
プールの底からスローモーションで撮ってたと知り、これはなかなか凝った映画だと。
その後、いじめっ娘でなくいじめられっ娘の方が人食いザメに襲われ散々酷い目に遭うのが、
なかなか意地悪く思い、次第に無謀な女子高生4人組を容赦なく襲う盲目サメがホンキで怖くなってしまい、
観たことを後悔するほどでした。

お父さん、あんなにサメがウジャウジャいるのに無防備ではないか?とか、
どうせならあの船が沈没してしまえばもっと面白くなるのに、とかヒドイことを思ったりしましたが、
真っ暗な海底シーンが多いので、これはスクリーンで観るべき映画で十分元は取れました。
あとスタローンの娘さんがなかなか色っぽくてイイものの、
『クリフハンガー』プラス『蜘蛛の糸』という複雑なシチュエーションをこなしてたのは、ちょっと笑いました。
その後、こちらもヒドイ目に遭っちゃいますが。

そしてこの日の75年前は長岡空襲、米軍機が街全体に焼夷弾を落とした日。
慰霊の花火 白菊が打ちあがるので大手大橋で待機。
今夏は映画もテレビも戦争を題材にした作品が少なくなったようで
改めて『おかあさんの被爆ピアノ』の意義は大きいと思い、
お月様の光でまぶしい夜空、22時30分に打ちあがった白菊三連発ははかなくてとても美しかったです。

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