fc2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2022年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年07月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

らーめん勘四郎 チキン冷やし



「『ひまわり』またやるんだね、
私、ずっと昔に観たわ、確かテレビで中学生の時に、
ソフィア・ローレンに泣いてしまったわ」

「ずっと昔に観たわ」と言った時に、
はて女将さんはそんな『ひまわり』をリアルタイムで劇場で観たようなお年なんだろうか、
と一瞬思いましたが、中学生の時にテレビでと続いてなるほどと思いました。

いつも上映会のポスターを入り口に貼ってくださる「らーめん勘四郎」さんで、
期間限定メニューのチキン冷やしを食べながら。

ちなみにこの近くにかつて『この空の花』の美術・装飾を作っていた倉庫があり、
担当者は1週間ほど手伝いに行った当時は昼食はいつもこのお店でした。
装飾部のリーダーは恐竜みたいな威圧感のある方で、全く相性が合わず、
最も碌に仕事が出来なかったこちらに非があるので逃げたようなものでしたが、
あれから10年、映画界のコンプライアンスは厳しくなったと聞きますが、
あの方は今もあの調子なんだろか、などとふと思ったりします。

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html
スポンサーサイト



| 未分類 | 23:18 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『東京2020オリンピック SIDE:B』

FWQofD2UcAAZFXf.jpg


意外と言っては失礼だけど、意外ときちんと業務をこなしていたんだ。

東京オリンピック組織委員会会長など名誉職みたいなもので、
半分お飾りみたいなものなんだろう、と思ってたこちらが反省してしまうほど、
リモート会議に何度も参加する様子が映し出され、
「暗躍」という言葉が真っ先に浮かぶほどあちこちに顔を出してる森喜朗氏。

そして海外発信の“ぼったくり男爵”という渾名がはまり、
その言動に多くの日本国民が逆なでしたトーマス・バッハIOC会長は、
広島平和記念資料館を訪れは惨状を目にし涙を流す、まるで贖罪のように。

『東京2020オリンピック SIDE:B』はこの二人を軸にあの前代未聞の東京五輪をふりかえる手法を取りながら、
どうも河瀨直美監督は世間の評価が乏しいこの二人にカメラを向けてるうちに、
いつしか心酔していることを躊躇なく表明しているかのよう、
森喜朗氏の不適切な発言の記者会見でさらに墓穴を掘る様を映した後に、
しっかりと森氏のインタビューの中で弁明を与えてること。
広島平和公園に花を手向けるバッハ会長へ罵声を送るデモ隊の声が醜悪なだけに、
その対比で余計にバッハ会長が立派に映ってること。
最もどんなに悪名高くても広島を見てもらうことは賛成します。

前作『東京2020オリンピック SIDE:A』は
「発注した側(国家)が困惑するような歪な映画」という感想を持ちましたが、
この『SIDE:B』は森喜朗、トーマス・バッハ、菅義偉、橋本聖子、山下 泰裕といった下々の声に全く耳を傾けず、
(下々を見下ろす高いビル(都庁?)でインタビューを受けてるのも象徴的)
莫大な予算を投入したことへ少しも反省しない上流国民たちの弁明に終始したよろしくない印象と、
多くの方が指摘してる「アンダーコントロール」など嘘をついて誘致に成功しながら、
開会式に恥ずかしくて参加しなかったあの方が一切登場しないのは忖度なのか選挙前の圧力なのか、
観賞後に何度も反復して思うのはこれは不在でも余計に存在を大きく見せようとした
卑小なプロパガンダの側面はあるのではなかろうか。

そんなことを思いながら河瀨直美監督のオリンピック映画を巡る言動に否を唱えたからには、
きっちりと本作を観ようと貫きました。

『SIDE:B』なぞ上映するより『峠』をたくさん公開してた方がずっとマシとTJOY長岡は思ってるかもしれませんが、
前作は映画として「サッパリ面白くない」と書いてたものの、
『SIDE:B』の方は率直に飽きがこないばかりか面白く、
どうせお客様が入らないのなら1日1回上映でもいいので、
膨大な素材から2時間でなく3時間版でも観たいと思うほど面白かったのが正直な感想、
これはすでにプロパガンダに洗脳されてしまったかもと思いながら上映していただいたT・JOY長岡にお礼を。

初めて見た野村萬斎氏の開会式リハーサル場面など貴重なシーンが続出。
天皇の会場入り姿だけでも驚き、および皇室専門カーにはナンバープレートがある位置には、、、

https://tokyo2020-officialfilm.jp/

| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小千谷市主催 平和祈念 被爆ピアノコンサート

FVYZlg0UcAAhudi.jpg


非核平和都市宣言30周年記念事業として小千谷市主催で7月14日に平和祈念コンサートが開かれます。
第1部に「被爆ピアノコンサート」が開かれ、もちろん矢川光則調律師も登壇するようなのでご紹介します。

=============================

非核平和都市宣言30周年記念事業「平和祈念コンサート」を開催します。

小千谷市では、国の非核三原則の堅持と核兵器の廃絶による平和の実現を求め、平成4年に「非核平和都市宣言」を小千谷市議会で議決しました。
今年は「非核平和都市宣言」から、30周年を迎える記念の年であり、記念事業のひとつとして、「平和祈念コンサート」を開催します。
原爆を乗り越えたピアノ「被爆ピアノ」を使用した演奏や、小千谷市出身アーティストによる楽曲演奏が行われるコンサートです。
「被爆ピアノ」が奏でる平和の音色に乗せた楽曲や、小千谷市出身アーティストが披露する歌声と演奏をぜひご鑑賞ください。

日時
令和4年7月14日(木曜日)

開場:午後6時
開演:午後6時30分
終演:午後8時30分

会場
小千谷市民会館 大ホール(土川1丁目3番3号)

定員
400人

入場無料 ※ただし、1人1枚入場券をお持ちいただくか、インターネット申込が必要です。

https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/kikakuseisaku/heiwakinenconcert.html
↑入場方法など詳細はこちらを。

今回、映画『おかあさんの被爆ピアノ』は上映されませんが、
https://twitter.com/hibakupiano/status/1538825721434451968
↑今後の上映スケジュールを開くと8月19日(金)に長岡で上映されます。
詳細はいづれ発表されるかと思いますのでご期待ください。

| 未分類 | 20:58 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『ひまわり』緊急上映 寄付金のご報告



🌻『ひまわり』緊急上映 寄付金のご報告🌻

2022年3月以降、ウクライナ軍事侵攻をきっかけとした映画『ひまわり』緊急上映につきまして、この度、弊社アンプラグドの収益の中から4,130,000円を日本赤十字社、および国連UNHCR協会を通じて寄付致しました。
ご鑑賞頂いた皆さま、ありがとうございます。

[ご報告*『ひまわり』緊急上映 寄付金につきまして]
2022年月以降、ウクライナ軍事侵攻をきっかけとした
映画『ひまわり』緊急上映につきまして、ご協力頂いた皆さま、
ご鑑賞頂いた皆さまに、改めて感謝申し上げます。

今後も各地、上映は続いていきますが、
人道支援のための一刻を争うものと判断したため、
この度、弊社アンプラグドの収益の中から
4,130,000円を日本赤十字社、
および国連UNHCR協会を通じて寄付致しました。
今回のウクライナ侵攻で難儀を余儀なくされている方々に、
心よりお見舞い申し上げるとともに、
事態の一刻の早い収束と平和的な解決を願っております。

1.寄付日 6月20日
2.寄付先 日本赤十字社および国連UNHCR協会
3.寄付額 4,130,000円

  2022年6月27日 株式会社アンプラグド

https://twitter.com/himawari2020jp/status/1541257071068610562

↑本日付けの『ひまわり 50周年HDレストア版』公式ツイッターで
ウクライナ軍事侵攻をきっかけとした映画『ひまわり』緊急上映の一部売上金が人道支援のために充てられた
寄付額と寄付先が発表されました。
緊急を要するための第一弾の寄付となり、
今後も継続されていくハズです。

6月10日の『ひまわり』長岡上映会の上映料は6月16日に振り込んだので、
今回の寄付額の中に入ってるんじゃないかと思いますが、
いづれにしても、こちらからもありがとうございましたとお礼と、
皆様の善意が困難な思いをされてる方々に役立ちますことを。

次回7月29日の『ひまわり』アンコール上映の売上の一部が配給会社アンプラグドを通してウクライナの人道支援に充てられる他、
昨日書いた記事にあるように小千谷にウクライナから避難したご夫婦支援の募金箱を設置します。

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html

| 未分類 | 21:31 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「おぢや避難民支援の会」



新潟 NEWS WEB
ウクライナから小千谷に避難 夫婦が会見「支援に感謝」
06月09日 15時42分

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナから小千谷市に避難してきた夫婦が記者会見を開き、支援への感謝の気持ちや現在の心境を語りました。

小千谷市に避難したのはガーナ出身の医師、ムタル・サリフさん(36)と会社員で妻のイリナ・シェフチェンコさん(37)の2人です。
2人はウクライナ東部の都市ドニプロで暮らしていましたが、ロシアによる軍事侵攻を受けて避難し、小千谷市内の民間団体「おぢや避難民支援の会」が引き受け先となって、先月28日に来日しました。
このほど市が提供する住宅への引っ越しが終わり、新しい生活の準備が一段落したことから、9日、記者会見を開きました。
このなかでサリフさんは「日本に行けると決まったときは幸せな気持ちでした。受け入れてくれた小千谷市や支援してくれた人たちに感謝しています」と述べました。
そのうえでサリフさんは今後の生活について、「侵攻が長引いた場合は早く日本語を覚えて仕事につき、給料をウクライナの支援にあてたい。日本の歴史や文化にも興味があるので神社や寺をめぐりたい」と話していました。
また、シェフチェンコさんは「小千谷の人たちは驚くほど親切で、自然も美しく最高の場所です。自然が好きなので登山や散歩を楽しみたい」と話していました。
一方、シェフチェンコさんの父親は今もドニプロにいるということで、「現地はまだ激しい攻撃が続いていて心配です。父との毎日のビデオ通話は大切な時間です」と、父親の無事を願う気持ちを語りました。
「おぢや避難民支援の会」は、今後も2人の買い物に付き添ったり、働き先を紹介したりして支援を続けることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220609/1030021349.html

先回の『ひまわり』上映会で日本赤十字社を通してウクライナ人道支援のための募金箱を設置したところ、
驚くほどの募金をいただいたこと。
併せてアンケートを読むと小千谷からいつも以上に映画を観に来てくださり、
小千谷はウクライナから避難した夫婦を受けいれたことで関心があるのでは、
次回の『ひまわり』アンコール上映はこのご夫妻支援の募金箱を設置したらどうか。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3409.html
↑などと書いてましたが、その後に小千谷でお力添えをいただいてる方より、
このご夫妻を支援している「おぢや避難民支援の会」をご紹介いただきました。
いづれ事務局の方に挨拶をし、ご夫妻支援の募金箱を設置したいと思っています。

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html

| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

言葉にできない

607631790_pic1_full.jpeg

伝説のコンサート オフコース「1982.6.30日本武道館」
[BSプレミアム] 2022年07月02日 午後9:00 ~ 午後11:40 (160分)

1970年代後半、音楽シーンを代表する存在として活躍したオフコース。82年6月の日本武道館公演と、同年放送されたドキュメンタリーを最新のリマスター映像で送る。
番組ページへ
出演者ほか
【出演】オフコース,山際淳司,田川律,阿部渉,川崎理加

詳細
▽9:00-もうすぐ!伝説のコンサート・オフコース <出演>阿部渉・川崎理加 ▽9:10-「オフコース1982.6.30日本武道館」…前代未聞の10日間連続で行われた武道館コンサート最終公演! ▽10:40-「若い広場~オフコースの世界」…当時テレビにいっさい出演しない姿勢を貫いていた彼らの、大ヒットアルバム「over」レコーディングの様子、ライブ映像、インタビューや制作の舞台裏に密着!

https://www.nhk.jp/timetable/130/s3/20220702/daily/now/

↑7月2日(土)21時からのNHKBSプレミアムの音楽番組「伝説のコンサート」はちょうど40年前!のオフコースのファンの間では本当に穿設となった武道館コンサートをリマスターに映像化して放映。
この中で歌われるクライマックス「言葉にできない」のバックに流れる映像は『ひまわり』の中のウクライナで撮影されたひまわり畑とのこと。
今、当たり前のようにステージのバックに設置されたスクリーンに曲のイメージに合う映像を流す先駆的なことを当時のオフコースは実践、当然絶頂期なんで使用料もきちんと収めてたというか、どうしても使いたかったのでこのシーンの版権を買ってしまったとのこと。

しかし当時のオフコースは一切テレビに出なくて神格化されたイメージがありましたが、
このコンサートの後に放映される「若い広場~オフコースの世界」は当時確か食い入るように見ていた記憶が。
確かメンバーが山の中の合宿所兼スタジオで曲作りに邁進していたような。

あと吉田拓郎、井上陽水、もしかしたら中島みゆき様も含めて引退、もしくは引退を匂わせてる中、小田和正はアリーナツアーをスタートさせたようで元気そうで良かったです。

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html

| 未分類 | 22:25 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

山田火砂子監督 『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』 新潟・三条上映会



2016年に上映した『筆子、その愛』の山田火砂子監督が新作『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』を早くも完成。
早くもというのは昨年、『一粒の麦 荻野吟子の生涯』の上映会で全国各地で上映された際、
長岡は市立劇場で開催、沢山のお客さんが訪れてたのを目の当たりにして驚いた次第なのに、
いつの間にか完成していた『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』は尋常でない規模で全国各地で上映され、
その多くに御年90歳となった山田火砂子監督が舞台挨拶に訪れるそうで、
まるでかつてのベンチャーズの如く各地へと赴く山田監督に素直に敬服いたします。

毎回わりと知る人ぞ知る無名の偉人をテーマにしている山田監督が今回選んだのは、
明治・大正と、女性が一人の人間として尊重されることのなかった時代に、
女子教育に力を注ぎ、女性解放運動に捧げた矢嶋楫子さんの生涯を映画化。

主演に『筆子、その愛』以来となるハズの常盤貴子が矢嶋楫子さんに扮し、
毎回豪華キャストが結集する中で今回目を惹くのは森三中はともかく、
『いとみち』の駒井蓮が登場してるのは先見の明ではないかと。
あと山田映画の常連・小倉一郎の名があるのはほっとします。
さらに山田監督がプロデュースした東條政利監督『地の塩 山室軍平』の主人公で
救世軍の創始者・山室軍平も登場、しかも演じるのは森岡龍さんって、
『地の塩 山室軍平』とまんま同じというのは楽屋オチというのか、わりと珍しい発想に思いました。

とはいえ担当者は『筆子、その愛』を観て障害児教育に尽力した石井筆子さんを知っておおいに感銘を受けました。
尋常でないエネルギーを持つ山田監督はこれからも映画つくりに邁進していくことでしょうから、
さらに知る人ぞ知る無名の偉人にこれからも映画で光を照らすことを期待してます。

『われ弱ければ 矢嶋楫子伝』

あらすじ
1833年、洗濯のたらいも男⼥で分けるなど、男尊⼥卑の社会の中、現在の熊本県に⽮嶋楫⼦は⽣まれました。
25歳の時に結婚をした武⼠の夫は酒乱で、抱いている⼥の⾚ん坊に向けて⼩⼑を投げるなど、家族への度重なる乱暴に⾝の危険を感じた楫⼦は、末の⼦を連れて家出し、離縁状を叩きつけます。
離縁後、上京して⼩学校の教員になった楫⼦は、ミセス・ツルー(Maria T. Pitcher True[1840-1896])というアメリカ⼈の女性宣教師から、⼥学校の校⻑先⽣の仕事をすすめられ、現在もある⼥⼦学院の院⻑となります。
⼀夫⼀婦制、婦⼈参政権、禁酒、廃娼運動など、多くの活動に関わり、90歳のときにはアメリカで世界平和を強く訴えました。
天保時代に生まれ、明治⼤正という、⼥性が⼀⼈の⼈間として尊重されることのなかった時代に、⼥⼦教育に⼒を注ぎ、⼥性解放運動に⽣涯を捧げた⽮嶋楫⼦の⽣涯を描きます。

公式HP https://www.gendaipro.jp/yajimakajiko/

新潟上映  7月2日 ①10時30分~ ②13時30分~  
会場 新潟市万代市民会館多目的ホール 

三条上映  7月3日 ①13時30分~
会場 三条市体育文化会館 マルチホール

どちらももちろん山田火砂子監督舞台挨拶あり。

問 株式会社現代ぷろだくしょん 電話 03‐5332‐3991

| 未分類 | 00:05 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『ももちゃんのピアノ』をこの日に読む



「戦争はどこか遠い世界のできごとで、自分にはあまり関係のないことだと思っていました」

何度かこの文章が登場、意識的に強調されているように感じて読んでましたが、
爆撃によって親友が亡くなったことで、主人公ももちゃんはこれが戦争だと実感してしまう。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3370.html
↑こちらで紹介した柴田昌平監督が執筆した絵本『ももちゃんのピアノ 沖縄戦・ひめゆり学徒の物語』を
敢えて本日6月23日、肉体労働を終えて読みました。

こちらの絵本のイメージを覆す200ページ弱のわりとボリュームある1冊。
現在94歳になる元ひめゆり学徒隊の与那覇百子さんの証言も収めた、
柴田監督の初監督作『ひめゆり』は2006年に完成。
しかし映画が完成後も柴田監督は綿密に元ひめゆり学徒隊の言葉に耳を傾けた中で、
ピアノを心の支えにしながら戦場を生き延び
今も仲間からももちゃんと呼ばれてる与那覇百子さんに着目、
そのままノンフィクションとして貴重な記録になるところを敢えて子どもたちに知ってもらいたいと、
絵本という形を取っていますが、時折かなり踏み込んだ場面も取り入れ、
決して子ども向けと一概に言えない一冊という印象も。

「戦争はどこか遠い世界のできごとで、自分にはあまり関係のないことだと思っていました」

繰り返しになりますが、この文章はそのまま現在に生きてるこちらに突き刺さるほか、
9歳の時に日中戦争が勃発、17歳の時に壮絶な沖縄戦を体験するももちゃんの話は、
家庭、学校が次第に窮屈になり、社会がよくない方向へ変容していく空気が的確に読んでるこちらに伝わると同時に、
今のこの時代はこの本の何ページの空気と一致するのではないか、
などと読みながら戦慄さえ覚えたりしました。

とはいえももちゃんこと与那覇百子さんの言葉に耳を澄ました柴田監督が伝えたかったのは、
力強いメッセージ「生きろ」

生きたいと望んだ人々の代弁だと思った今日は6月23日。

『ひめゆり』公式HP https://www.himeyuri.info/

| 未分類 | 22:55 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

MEMORIA




「私たちがもはや映画を必要としなくなるまで、
わたしの映画をみなさんに永遠に送り続けたらいいのにと思います。

しかし私たちが映画を必要としなくなることは決してありません。
また、そのように願っています。」

『第16回長岡アジア映画祭』にてカンヌ国際映画祭パルムドール受賞作『ブンミおじさんの森』の上映に際し、
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督より届いたメッセージです。

2003年の夏、金沢で担当者はこのタイの映像作家に
手土産に柿の種を持参しお会いしましたが、
無論、後にカンヌを制するなど毛頭も思うこともなく、
物腰柔らかいものの、相当なキレ者なことが印象に残ってます。

そもそも山形国際ドキュメンタリー映画祭の貸し出しリストに、
なんだか不思議なストーリーと率直に面白い名前の映画監督だという理由だけで
『真昼の不思議な物体』をお借りしたことから始まったアピチャッポン監督との交流は
カンヌで頂点に立ったことを祝福しながら、
こちらはその後に奈落に突き落とされてしまったことで、
もはや顔向けできない思いを抱きながらも、
活動を何時も注視し、その後の活躍を喜んでいます。

「しかし私たちが映画を必要としなくなることは決してありません」
↑このメッセージがどこかで心の支えとなって、なんとか食いしばって続けていくように思ってます。

新作『MEMORIA メモリア』はタイでの活動が窮屈になってしまったのか、
オスカー女優ティルダ・スウィントンを迎えてコロンビアで撮影。
今後、母国には戻らず放浪者として活動していくのか、
いろんな意味で分岐点になるように思いますが、
6月25日からシネ・ウインドで公開されるので、
時間を見つけて、いそいそと観に行こうと思ってます。
いつか再会できて感想を伝える、ほんのほんの淡い期待を抱きながら。

とはいえアピチャッポン監督なら今も『トロピカル・マラディ』の衝撃は色あせることがありません。

ついでに現在、アピチャッポン監督はアマゾン川流域の森で世界各国から集まった受講生相手にワークショップを開催中!

『MEMORIA メモリア』

地球の核が震えるような、不穏な【音】が頭の中で轟く―。とある明け方、その【音】に襲われて以来、ジェシカは不眠症を患うようになる。妹を見舞った病院で知り合った考古学者アグネスを訪ね、人骨の発掘現場を訪れたジェシカは、やがて小さな村に行きつく。川沿いで魚の鱗取りをしているエルナンという男に出会い、彼と記憶について語り合ううちに、ジェシカは今までにない感覚に襲われる。

http://www.finefilms.co.jp/memoria/

| 未分類 | 22:30 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『ひまわり HDレストア版』長岡上映会 お客様の感想。



6月10日 『ひまわり HDレストア版』長岡上映会のお客様の感想を抜粋して掲載します。

*戦争が無ければ二人は誰も傷つけずに済んだのかもしれません。 (50代・女性)

*戦争とは恐ろしい、人の人生を変えてしまう。 (70代・女性)

*改めて戦争の残酷さに胸が引き裂かれる思いです。
すぐに止めて、今この地球上で起きている戦争が信じられない。 (70代・女性)

*すばらしかったです。世界平和を祈ります。 (80代・女性)

*戦争は絶対やってはダメ。 (70代・男性)

*今おきている戦争をどうして… なんで!
どうにもならない事でしょうが、またこの映画のような繰り返しがおきている、
悲しい、戦争は何も残らないのに! (70代・女性)

*ひまわり畑がウクライナ地区ということで広大な土地で悲惨な戦争が行われたのですね。
ロシア侵攻がおさまる事を。 (60代・女性)

*ぜひもう一度スクリーンで観たいと思っていたので、上映いただき感激です。
「ひまわり」がウクライナで撮影されたと聞き、切ない映画です。 (60代・女性)

*学生の時、映画を見ました。
今の平和、昔の時代はどう見ていたのか。
よかった。 (70代・女性)

*50年以上ぶりの映画でした。
私の近くにもウクライナの夫妻が避難で来ています。 (70代・女性)

*以前観たのですが、今回の状況なので来ました。
戦争は絶対やってはならない! (60代・女性)

*かつて若い時、「ひまわり」を観て感激しました。
忘れられない映画、音楽になりましたが今日こうして再び観て、戦争の悲劇が胸に迫りました。 (70代・女性)

*昔見ましたが、年を経て、またちがった感動を覚えました。良かったです。 (60代・女性)

*以前、観賞した作品、再度見て感動しました。 (70代・女性)

*失礼ながら、こんなに大勢の人が居ることに驚きました。 (70代・男性)

*若い時に見た映画です。もう一度見たいと思っていました。
ウクライナの一面のひまわり畑が印象的で忘れられない作品でした。
また平和が戻りますように。 (70代・女性)

*やっぱり音楽がとても良い。 (60代・男性)

*はやく戦争が終わってほしいです。 (50代・女性)

*今回の戦争で名作がさらに輝くのは皮肉ですね。 (60代・男性)

*20代の頃に観てとても感動しました。
それ以来、津南や小千谷のひまわり畑に行っては映画を思い出していました。
今日、久々に見れてよかったです。
一日も早く平和が訪れてほしい。 (60代・女性)

*久しぶりの「ひまわり」でした。
前とは違った感動でした。 (70代・男性)

*以前、TVで見たのと全然違ってました。
イメージがやっぱり違うんですね。本物は。 (60代・女性)

*探して探して生きていることがわかったものの、それぞれ戦争によって大きく人生が変わってしまったことがつらい結末だった。 (60代・女性)

*戦争のむごたらしさが、切なく描かれていて辛くなった。(60代・女性)

*戦争の悲惨さ、人間の複雑な感情。 (60代・女性)

*goodでした。
見る事ができて良かったです。 (60代・女性)

*とても切なく、おもしろかったです。 (20代・女性)

*このような素晴らしい機会を頂き、大変感謝いたします。
今こそもう一度世界の人に観てほしい名作映画です。
今の状況と重なりつらいですね。ありがとうございました。 (60代・女性)

*最後が切なく、どうにか2人が一緒になれる未来がなかったのかと思ってしまいました。 (20代・女性)

*大感激、大号泣~ この音楽が凄過ぎ 役者の演技が超上手いね! (50代・男性)

*以前、1回映画を見ました。
ソフィア・ローレンが印象に残っていました。
今日、この映画を見ることができ良かったです。
戦争は残酷なものと考えさせられました。
今回はどうもありがとうございました。感謝! (80代・男性)

*戦争は罪ですね。
お互い思い合っても、一緒になれない。
せつない気持ちです。
子供の頃みてたのですが、もう一回みれてよかったです。
ありがとうございました。
いい映画をみれてよかったです。 (60代・女性)

*最初にみたのは十代の頃だったと思います。
その時はどちらかと言うと恋愛ものとしてみたような気がします。
今回は今のウクライナとロシアの戦争と重ね合わせて見て、戦争の悲劇を強く感じました。
十代の時と全く違う視点でみることができました。
何故むごい戦争が繰り返されるのか…多くの人にみてほしいと思いました。 (60代・女性)

*もう一度、見れることを楽しみにしてきました。
(どのくらい前かわすれたくらい前に見たひまわりです)
帰りの電車があるので感想は書かずに帰ります。ありがとうございました。 (60代・女性)

*良かったです。あらためて戦争を考えました。 (60代・男性)

*今日で三度目です。良かったです。(70代・女性)

*戦争はいかんぜよ。 (60代・男性)

*戦争の悲劇、
いつの世もどれだけの不幸をもたらすか、戦争絶対反対。 (60代・女性)

*感動しました。ウクライナ侵攻、早く終わってほしいです。 (60代・女性)

*50年前、学生の頃、上京して初めて観た映画が「ひまわり」
当時を思い出し感無量です。 (60代・男性)

*50年前の「ひまわり」、今又見てせつないです。
早く戦争が終わると良いです。 (70代・女性)

*これは映画の世界だけにして欲しい。 (70代・男性)

*涙しました。 (80代・女性)

*戦争はゴメンダ!! (80代・女性)

*以前から見たいと思っていたので、今日見る事ができて良かった。
ありがとうございました。 (70代・女性)

*おもしろかったです。又おねがいします。 (60代・女性)

*戦争の悲惨さを感じました。 (80代・女性)

*イタリアの当時の様子、戦争が人生をかえること等、期待通りの内容でした。 (50代・男性)

*昔を思い出しました。 (60代・男性)

*若い時に見て感動した作品です。
ウクライナ戦争の1日も早い終結を望みます。 (60代・女性)

*戦争によって引きさかれ、改めて悲惨さを感じました。
スクリーンミュージックとともになつかしかったです。
こういう機会を与えて頂いてありがとうございました。 (60代・女性)

*今のウクライナとだぶり、ひまわり畑が印象的でした。戦争反対!!(70代・女性)

*戦争の悲劇はいつも庶民。 (80代・男性)

*昔見た映画で、もう一度見たいと思っていました。
名画はいつでも良いものですネ。何回でも見たいです。
早く平和な世界になりますように、悲しい人が増えませんように。 (60代・女性)

*1回目は私19歳の時、新潟市にあった名画座ライフで観ました。
私の記憶の中のラストシーンはジョバンナが列車に飛び乗ってアントニオとさよならする光景でした。
戦争が残酷なものでそれぞれの道を歩いてしまう悲しさだと思っていました。
アントニオがミラノにやってくる場面を全然覚えていません。
ここが不思議なラストシーンでした。
広大なひまわり畑と大雪原極寒の地に起きた戦争が今また始まり、歴史が繰り返されていく。 (70代・女性)

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html

| 未分類 | 00:26 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

Falling



『ツイン・ピークス』のテーマ曲としても有名な「Falling」も歌唱。デヴィッド・リンチ(David Lynch)やアンジェロ・バダラメンティ(Angelo Badalamenti)とのコラボレーションでも知られるシンガーのジュリー・クルーズ(Julee Cruise)が死去。彼女の夫のエドワード・グリナンが明らかにしています。死因は公表されていませんが、彼女は2018年に全身性エリテマトーデス(全身のさまざまな臓器に炎症や障害を起こす自己免疫疾患)という難病を患っていたことを公表していました。クルーズは65歳でした。

https://amass.jp/158302/

↑6月11日付amassの記事より、上映会2連戦で右往左往している際にジュリー・クルーズ、石井隆監督とまるっきり方向が違いながらも深い思い入れのある映画人の訃報を耳に。

ジュリー・クルーズというと『ツイン・ピークス』の挿入歌を歌い、ドラマ版でも時折顔を出してましたが、
当時、WOWOWでなくレンタルビデオで完全にハマってしまいサントラ盤を購入したら、
かの有名なテーマ曲に歌詞をつけて歌ってた「Falling」に結構衝撃を受けた覚えが。
ローラ・パーマーの死で悲しみに包まれるツイン・ピークスの人々に寄り添い、包み込むようなラブソングと化してたように聴こえました。

先の記事では死因は公表されてないとあったものの、その後に難病と長い間闘病を経ての自殺と知り、
これで天使のような歌声だったジュリー・クルーズが本当に天に召されて天使となったと思いたいです。
心よりお礼を。

ちなみに何度か書きましたが市民映画館をつくる会では1992年に『ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の七日間』の上映会を開催。
しかもNCホールで1日1回とはいえ、タイトルに合わせてのべ七日間、これが全て満席、
結構、高いNCホールの会場代をきちんと払えたようだから、
これだけで当時の尋常でない『ツイン・ピークス』のブームの片鱗がわかるかと思います。

Falling
https://www.youtube.com/watch?v=9li9GeDHc2s

| 未分類 | 21:33 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

アフリカンフェスタ! in ながおか 2022



体感、アフリカン!~アフリカと国際協力にふれてみよう~

2022/7/18(月祝)10:00~16:30  アオーレ長岡(市民交流ホールA & ホワイエ) 入場無料(Entrance Free)

10:00~11:45 【松下照美さんトリビュート】
10:00 ~11:00 映像で振り返る軌跡
11:00 ~ 11:45 松下照美さんを偲ぶ座談会
ゲスト:吉田泰三(チョコラ!撮影カメラマン)など

12:00~12:20 【アフリカ紙芝居】ながおか紙芝居 ドン!パラリン
あたたかな生の声で、アフリカに関する楽しいお話をお届けします。

12:20~15:00 【トーキンアース】(Talkin’ Earth)
新潟県に縁のあるゲストからアフリカや、SDGsについてお話を伺います。
貧困や紛争が続き多くの課題を抱えるアフリカはSDGsの達成について大きく関わっています。

12:20~12:40  
コクビ・セベジ(トーゴ出身)
12:50~13:20  
宮由衣:SDGs トーク!
13:30~14:00  
河野 リエ(RAHA KENYA代表)
『ケニアでアパレルブランドを起業!ケニアでのファッションとモノづくりをご紹介』
14:00~15:00  
佐藤 南帆 / Sato Namiho
(モヨ・チルドレン・センター代表)
『自らの力で可能性を切り拓く人を育てる -モヨ・チルドレン・センター代表就任のご挨拶-』
ケニアからオンライン生中継

15:00~16:30
【アフリカンディスコ!】

10 : 00~16 : 30
【アースマーケット】
(収益の一部をモヨ・チルドレン・センターに寄付します。)

詳細はこちらを↓
https://africa-nagaoka.jimdofree.com/?fbclid=IwAR2Aj5SRdu7wwc38JA_EabyaYS-0diqpfiG4zxcteIqdrqYZbV_VKUaP3M4

「アフリカンフェスタ! in ながおか」が生まれるきっかけとなった松下照美さんが亡くなった後に開かれる“2022”
勿論、テルさんを偲ぶ企画もあり、『チョコラ!』以降も継続的にケニアのテルさんの活動を記録してる吉田泰三(愛称ゾウさん)の参加は楽しみですが、
トーキンアースのコーナーを書き写してて、
これだけ多彩な方々の話を聞ける機会は長岡ではそうそうないだろうな、とおもいました。
いづれにしてもテルさんの想いに導かれたスタッフの皆さん、かなり気合が入ってますので、
真夏の盛りに足を運んでみることおススメいたします。

| 未分類 | 04:41 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

なぜ君は長岡を素通りしたのか



昨日の記事に書いたように昨年上映会を開いた『なぜ君は総理大臣になれないのか』の主人公・小川淳也議員が三条で森ゆうこ候補の応援演説に参加。
担当者はお仕事で行けませんでしたが、上映会でパンフレットを販売していたメンバーが大島新監督のように演説を動画で撮影。
この動画を基にせっかくなので書き起こします。

==================================

司会 
皆様、大変お待たせ致しました。
17年間の政治活動を追いかけたドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が大ヒット。
現在、立憲民主党政調会長の重責を担う小川淳也衆議院議員より皆様にご挨拶いただきます。
政調会長よろしくお願いします。

小川 
どうも、三条の皆様こんにちは!暑いですよね、ねぇ。大丈夫ですか?くれぐれもお身体に障りませんように。
それにしましてもお目にかかれて本当に光栄です。こうしてお運びいただきありがとうございます。感謝申しあげます。(礼)

私はトンネルを超えてきました。あの「雪国」ではありませんでしたけど。
本当に豊かな田園風景が広がって、この三条の地は昔からもの作りと交易によって栄えた本当に新潟の中心地だと思います。
私、香川県なんですね。雨が降らないんです。米がとれないんです。だから小麦粉練ってうどん作るんですね。
越後の地は日本で一番の米どころ。米は国力ですよ。
だからお江戸に対してもちゃんとものを言ってきたんじゃないですか。
私は本当に深く尊敬しています。

そしてお地元菊田真紀子さん、時に姉のように、時に兄のように慕っています。
森ゆうこさん、そして打越さくらさん、またお隣には西村ちなみさんもいらっしゃる。
立憲民主党を引っ張っているのは、この女流三傑ですよ。
そしてね国会には、今日こうして女性の皆さんもたくさんいらっしゃる。
国会には1割しか女性がいないんです。おかしいじゃないですか。
もうちょっと言うと自民党も1割、維新も1割、立憲民主党だけ2割なんです。パラパラっと拍手ありがとうございます。(拍手)
もうちょっと言います。

今回の候補者、自民党は女性2割、維新は3割、立憲民主党は5割です。(拍手)
とにかくまともな国会作っていきましょう。まともな国会、日本の政治がまともだったら今国民がこういう形で円安と物価高に苦しむことはありませんでした。
アベノミクス?それは大いに結構ですよ、この10年やりゃいい。
しかしね、もうすでに輸出企業はずいぶん海外に移転してるんですね、それから原油高、原材料費も上がっているんです。
だから昔のように円安がただちにメリットがあったといわれる時代ではもはや無いんです。
一方アメリカで金利を上げ、イギリスが上げ、スイスが上げました。
じゃぁ日本だけ上げなかったら、みんなそりゃ円で預金を置いておいても利息つかないでしょ。
みんなドルに換えよう、ユーロに換えよう、そうなりますよ。
そしたらこの円安は止まらない。物価高止めようがない。
でも黒田さんは国民は物価高に慣れてる、受け入れようとしてる。金融緩和はこのまま続ける、と昨日もまた仰った。
まぁ、それはいいですはね、あういう人達は。
しかし本当に一般の国民、庶民の暮らしはこのアベノミクスがもたらした円安と物価高によって今まだ入り口です。
これからさらに厳しくなる可能性が高い。
そしたら岸田さんせめて、せめてアベノミクス見直していきます。と言わなきゃいけないじゃないですか。

菊田さん仰った通り、結局安倍さんと麻生さんの顔色見ながらやってますから、出来ないんだと思います。
でも考えてみたら彼は総理大臣になったあと公文書1枚出せなかったでしょ。
森友・加計まだ終わってないと思うんですよ。学術会議員の任命ひとつ出来なかった。
今回の補正予算だって単に予備費積み上げるだけですからね。
これは安倍さんがやったんならまだわかる、わかりたくないけど。
岸田さんも結局同じことをやっている。
やっぱり実地続きの政権だってことなんです。地続きの政権。国民は選択肢を持ててるとは私は言えないと思う。

そして国防の問題これから大事になっていきます。これは現実的にしっかりやっていきたいと思います。
だけどですよ、だけどいきなり予算を2倍にすべきかというと私は大いに疑問です。
ちゃんと必要なこと大事なこと積み上げようではありませんか。
その上でもし目標を立てて2倍にすべきものがあるとしたら、それは思い切って大学の授業料無償化するとか、子育てや教育環境に不安のない社会をつくるとか、あるいは農業の個別所得補償、しっかり復活させようじゃありませんか。(拍手)

こうした予算、お金の使い方を変えていくことが社会を変えていくことにつながります。
そして社会を変えていくためには、結局政治を変えなきゃいけない。
政治を変えられるのは最後やっぱりこの国の主権者、有権者ということになります。
私は「なぜ君は総理大臣になれないのか」も本当恥ずかしい、ごめんなさいね、こんな題名で。
だけどね私がなるかならないか興味がない。
しかし私は日本の政治を変えたいんです。
なんとしても今、これだけ時代が変わったのに政治が変われない、だから社会が追い付かない、この狭間で多くの方が苦しんでますから、悩んでますから、痛んでますから、それをなんとしても正していけるこの国の政治を作りたい。

ぜひ皆さまのお力添えをいただきながら、改めて越後の地はもの作りもそう、米作りもそう、素晴らしいものを作ってきましたが、一番作ってきたのは人じゃないかとも思うんです。
もちろん遡れば上杉謙信公、直江兼続さん、そして昨日封切ですか?私も大好きでした「峠」の河井継之助さん。もちろん様々な評価は分かれると聞いてます。そして山本五十六、田中角栄、そして菊田真紀子に森ゆうこ。(拍手)
越後の地が最も生んできたのはこの人づくりだと思います。

そして必ずその人がまさに皆さまの道具となって、代理人として、代弁者として、皆様の悩みや不安に寄り添いながら希望を作る、未来を切り開く。必ずやその先頭に立っていただける。
そして今回この越後の一戦がおそらく日本の民主主義を占うことになります。
この越後の一戦、森ゆうこさんの一戦が日本の民主主義を廃れさせるか、それともこれから反転攻勢、国民の選択肢の持つ状況へと再び歩みを進めるか、日本の未来はこの越後の一戦にあり!
ぜひ皆様と一緒に森ゆうこさんを先頭に全党一丸となって、野党が一つになって、しっかりと勝利を皆様とともに掴み取らせていただくべく私共全力を尽くして参ります。
どうぞ真夏の暑い戦いになりますが森ゆうこさん、そして菊田選対本部長、そして打越さくらさんはじめ新潟県全域、私共の仲間に対してどうか温かいお力添え、そして時に引き続きの厳しい叱咤激励、どうぞ日本のために応対いただけますよう心からお願い申し上げまして私、小川淳也からも訴えとさせていただきます。
皆様、暑い中本当に長時間ありがとうございました。がんばりましょう!お身体にお気をつけて。がんばりましょう!ありがとうございました。

2022年6月18日10時30分~ 原信四日町店駐車場

=================================

はたして三条でどれくらいの人が『なぜ君は総理大臣になれないのか』を観ているのか、動画を目にいささか心細く思い、
ついでに自分ならパンフレットにサインをしてもらおうかと思ったものの、そんなこと出来るんだろかと。
小川議員と森候補はその後、新潟・万代で県内初の青空対話集会を敢行、
その後に小川議員は東京へトンボ返りと本当に長岡を素通りしてしまいました。
『峠』を観る時間はサスガになかったようです。

あと演説の中で「越後は人を作ってきた」と英雄の名前を河井継之助含めて挙げていましたが、場所が三条ならあの人を忘れてるでしょう、鶴田、天龍、三沢を育て上げた偉大すぎるレスラーの名をと、書いてて気づきましたが愛弟子の一人だった大仁田はかつて国会で森ゆうこ議員と乱闘を繰り広げてたことを思い出し、こじつけながら繋がってしまいました。

演説に戻して「野党が一つになって」の件はもっと時間を割いて説明してほしかったです。

| 未分類 | 23:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『峠 最後のサムライ』公開



「志は塩のように溶けやすい。男子の生涯の苦渋というのもその志の高さをいかにまもりぬくかというところにあり、それをまもりぬく工夫は格別なものではなく、日常茶飯の自己規律にある、という。箸のあげおろしにも自分の仕方がなければならぬ。物の言いかた、人とのつきあいかた、息の吸い方、息の吐き方、酒ののみ方、ふざけ方、すべてがその志をまもるがための工夫によってつらぬかれておらねばならぬ」

昨年の『なぜ君は総理大臣になれないのか』長岡上映会で講演に来た大島新監督が長岡との関りについて、
幼少期に家族一緒で見た長岡花火の素晴らしさと、
被写体となった小川淳也議員が『峠』を愛読し、冒頭の一説を座右の銘にしていると話してました。

幾度もコロナ禍で延期となってた『峠 最後のサムライ』の劇場公開がいよいよ本日よりスタートされます。
この間、たぶん1000枚まではいかなくても上映会で毎度、長岡ロケなびからチラシをいただき、
チラシ組みしてお客様に配布してきたこちらとしても、いよいよかと感慨深く、
昨秋の『プリズン・サークル』上映会にチーフ助監督を務めた、
酒井直人助監督が観賞に来て、大変魅力的な方だったことも含めて、
観賞を楽しみにしています。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3179.html

やはり現地で観るのが筋なものの、Tジョイ長岡はしばらく盛況だろうから、
イオンシネマ県央で観るべきかと悩んだりしますが。

昨年、公開されてれば『すばらしき世界』と合わせ技で役所広司さんが主演男優賞を総なめにしただろうと思ってたのが、
『すばらしき世界』単独で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞、
授賞式ではウクライナカラーのポケットチーフで反戦をアピールしてたのは素敵でありましたが、
あの映画のストリートファイトのシーンはカタギになれない性分をあからさまにしておっそろしく、
やはり『シャブ極道』から『孤狼の血』のアウトロー路線が好きなので果たして、
どのように河井継之助を演じてるのかも興味深く思ってます。
最近はアル・パチーノに似てきた風貌なんで、どんどんアウトローを演じてほしいですが。

先の小川議員は明日、なぜか三条で街頭演説会に参加、
長岡を素通りするのは残念で、ぜひこちらで『峠』を観てほしかった思いがあったりしますが、
ともかく無事の公開を祝いたいです。

『峠 最後のサムライ』公式HP https://touge-movie.com/

| 未分類 | 04:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『六ケ所村ラプソディー』 in 長岡市立中央図書館



3,11震災後に開催した「第11回長岡アジア映画祭」に『ミツバチの羽音と地球の回転』の上映とともにお話しいただいたのが鎌仲ひとみ監督。
振り返れば本当に多忙な中にお越しいただきましたが、それも福島原発事故直後の使命感みたいなもので全国行脚をしていたのではと思います。
そして本当に魅力あふれる方で強く印象に残っています。

その後、市民映画館をつくる会最後の上映会、併せて今も続くアオーレ長岡市民交流ホールAでの最初の映画上映会が鎌仲監督の『内部被ばくを生き抜く』
長岡アジア映画祭実行委員会!では初監督作『ヒバクシャ ―世界の終わりに』と新作『小さき声のカノン』を上映したものの、
二作目の『六ケ所村ラプソディー』を上映する機は得られずにいたところ、意外な会場でこの度、上映会が開かれることを知りましたので紹介します。

国家事業に否を唱える映画を上映する長岡市立中央図書館はまだ健全なようでほっとする思いも。

しかし2006年の作品ですが、あの大事故がこの日本で起きる前から核と人類の共存はできないことを映画で訴え続けてきた鎌仲ひとみ監督に改めて深い敬意を。
現在、鎌仲監督は長野に移住し農業に従事してるようですが、再びカメラを手にしますことを。

ちなみに『なぜ君は総理大臣になれないのか』の大島新監督と鎌仲ひとみ監督の共通点は共に早稲田大学探検部出身です。

中央図書館 映画会 『六ケ所村ラプソディー』

日時 6月28日(火) 14時~
会場 長岡市立中央図書館講堂
入場料 無料

https://www.lib.city.nagaoka.niigata.jp/index.php?page_id=594

核燃の大地に咲く花
ここに私たちのくらしがある。
2004年、六ヶ所村に原発で使った燃料からプルトニウムを取り出す再処理工場が完成した。稼働に向けて動きだした巨大な国家プロジェクトをめぐって様々な立場の村人たちが登場する。推進も反対も核と共に生きることを余儀なくされている。それぞれの選択した生き方と平行して着々と進む再処理計画。カメラは事故を起こしたイギリスの再処理工場へ。
その40年の歴史が六ヶ所の未来を予感させる。多様な人々の思いが交錯し、私たち自身の選択を迫ってくる。

くらしの根っこ、そこに核がある
原子力発電所で電気を作っている事は誰でも知っている。原発に反対する人々と容認・推進する人々がいる。普通の人が原発について考えようとすると、両極端の情報が混在し、多くの人々は良くわからない、仕方ない、自分には関係ないと思っている。映画には賛成、反対、双方の村人が出て、語ってくれる。決して簡単な取材ではなかったが、そこにこそ意味があると思ったからだ。原子力、それは一方では未来の可能性であり、また一方では命を脅かす存在として捉えられている。六ヶ所村の人々はそれぞれ、自分自身の選択を生きている。そんな人々の暮らしや日常から私たちの未来が立ち上がってくる。

監督 鎌仲ひとみ

http://kamanaka.com/works/works-movie/works-theater/6/

| 未分類 | 23:12 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『はりぼて』長岡上映会 お客様の感想



6月11日『はりぼて』上映会を観賞したお客様の感想を抜粋して掲載します。

*ニュースでは、観たりしていたんですが、こんな酷い状態とは、知りませんでした。
始めは、怒りを感じました。映画が、進むにつれて、滑稽さを感じました。
まるで子供です。いやいや子供の方が、常識が、あると思いました。
未だに、こんな酷い市議会が、あるんだと呆れてしまいました。
これでは、若者の投票率が、上がる訳ありません。
出来の悪いコメディ!!です。 (60代・女性)

*ギャグマンガのような演出に笑いをさそわれました。
観賞者を楽しませつつ、議会の問題点を伝える良い作品だと心から感じました。
私の地元でも先日の選挙で市長が変わったこともあり、自分たちの生活をまかせるに足りる人物なのかどうか、しっかりと考えなければならないと感じます。(20代・女性)

*市民として勉強になった。見てよかった。 (60代・女性)

*この議会を作った責任は結局有権者。
ご用聞きならOK、偉い人に右倣えがこの国の美徳であるが、それをいかして一人一人が変わるか。
大きな変化は難しいが私個人から意識を強く持ちたい。(20代・男性)

*とても良かったです。
上映してありがとうございました。
今後も上質な作品の上映をおねがいします。(30代・女性)

*よく映画にしてくれたもんだ。
富山市議の方々はハズカしいネ。
日本の縮図本当かもネ。(60代・男性)

*果たして我が市は?
ないと信ずる。 (70代・男性)

*笑いというより苦笑というべきで、
観ていて快哉というべきではあったが、
徐々になさけなく、重い心になった。
我が町の市議、県議、国会議員、、、
みんな見ろよ!という感じ。 (70代・女性)

*長岡市議にも共通する部分があると感じました。(60代・女性)

*地元につながった議員には反対です。
しがらみの始まりと思うからです。
この作品はとても考えさせられる物があり、見て良かったと思います。
ありがとうございました。(60代・女性)

*地方議員は国家の縮図だと思う。(女性)

*たいへん良かったです。
このような作品を今後も上映いただきたい。(50代・男性)

*富山市の辞職の事は新聞を読んでいて、ズルをする人が権力を握るとつけ上がるのがよくわかりました。
カラスの大群からスズメ、ニワトリと変化するのが象徴的でした。
あまり正当なことを言いすぎて、チューリップTVが放火されないか心配、
正々報道で自民党の毒を全て出し切ってる訳では無いと思いますが、市民は清々している人も居ると思う。(50代・女性)

*不正が明らかになる富山市議会がうらやましい。
長岡も似たようなものである。(60代・男性)

*まさにはりぼて。
これがフィクションのコメディでなくてドキュメンタリーというのが驚き。
ふたをあけたら、どこも似たようなものだなんてことがないよう願っています。(50代・女性)

*今の政治のそのままの姿が描かれてとても良かった。
期待してきて良かった。(70代・女性)

*ウソにウソを重ね、はりぼてや、恥のうわぬり。
人間の「性(さが)」生まれ持った(出自)違いや権力・パワーバランスの違いで許されもしっくり、しなかったり、「政治家」の質の劣化や人間性の欠如は看過しできないところまで来ているなぁと。
金銭感覚のズレが庶民と政治家で違いすぎる。
しかも他人の金や税金を平気で私物化する姿を見せつけられた感がある。
群れに集う保守勢力の感覚マヒに周囲の職員と首長の姿は醜悪極まりなし。
「森友、加計、桜」アベ問題に通底する!!
チューリップTV、両監督の勇気に敬服しつつ、ドキュメンタリー映画としてのおもしろさはもうひと工夫いるかなぁ。(60代・男性)

*税金の無駄使いがひどすぎる。
どこもやってるのかと思うと悲しくなります。(70代・男性)

| 未分類 | 04:16 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

日本赤十字社 ウクライナ人道危機救援金

FVN6l7QaAAIskGk.jpg

6月10日『ひまわり』上映会で得た売上金は配給会社を通してウクライナの人道支援に充てられるのですが、
せっかくなので募金箱を設置、ネットで検索したら日本赤十字社が支援金を呼び掛けていたので、
募金箱に日本赤十字社を通して寄付する旨の張り紙をして受付に置き、
アナウンスをしただけで結構な額の募金が集まりました。
翌日の『はりぼて』上映会にも募金箱を設置し、合計19,620円を
本日、日本赤十字社のウクライナ人道危機救援金に振り込み、
受領証を貼っておきます。

募金いただきました方々、ありがとうございました。

===============================

ウクライナ人道危機救援金

ウクライナ各地で激化している戦闘により、多くの市民が緊張と不安の中で過ごしています。すでに子どもを含む市民の死傷者が報告され、市民生活に不可欠なインフラにも被害が出ています。また、紛争の被害を恐れ、多くの人びとが、周辺国(ポーランド、ルーマニア、スロヴァキア等)に避難しています。

この状況を受け、日本赤十字社は、赤十字国際委員会、国際赤十字・赤新月社連盟、各国赤十字社が実施するウクライナでの人道危機対応及びウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動を支援するため、下記のとおり、海外救援金を募集いたします。

皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/
=================================

あと今回の『ひまわり』上映会の感想を読むといつも以上に小千谷から観賞者が多くいらしてるようで、
その中に近所にウクライナから避難したご夫婦が住んでる旨が書かれており、
なるほど小千谷はこれもあって関心が高いのではと勝手に想像しました。
次回の『ひまわり』上映会に、このウクライナから避難したご夫妻支援の募金箱を設置したらどうかと思い始めてます。

7/29 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会 アンコール
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3407.html

| 未分類 | 23:32 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『はりぼて』 ZOOM



6/11 『はりぼて』長岡上映会

*笑えなくなるコメディというのは二人の共通認識か?

「観終わって考えてもらいたかった。
観終わっていい作品だったなぁ、スッキリしたなぁで終わってしまうとこの映画の意味はない」
(五百旗頭監督)

「映画で観てることが他人事でないと感じてもらった時に、笑ってる場合じゃないと感じてもらえれば」
(砂沢監督)

最初にこちらのこの質問で始まった『はりぼて』上映後の五百旗頭幸男監督、 砂沢智史監督のリモートトーク。

以後、富山から見た新潟の政治状況の印象、登場した議員たちの現在の姿、ラストシーンについて言える範囲で、ローカル局からみた在京の大手メディア等々、こちらの時に的外れな質問に対して軌道修正を図りながら、お二人とも、時にユーモアを交えて大変わかりやすく誠実にお応えいただきました。

担当者の質問の時間が長すぎると、後で意見を耳にしましたが正直に言うとこんな知性的な方達のお話を聞くことに、かなりハシャイでおりました。
ただごもごもした話し方は聞き取りにくかったかと思います。すみません。

その後に3人のお客様からの質疑応答となりましたが、
どれも映画を観た感想を伝えての質問となり、
両監督とも直に感想を耳にすることを喜んでいたように見えました。
結果的に大変盛り上がった初の試みとなったリモートでありました。
それも勿論、どんな質問に対しても誠実にお応えいただいた両監督のおかげだと。

『はりぼて』には何度か議員の不正を二人並んでマイクとともに追及する場面が登場、
観ているうちにこちらはウォーターゲート事件を追った二人の報道記者が主人公の『大統領の陰謀』を連想させるのですが、
『はりぼて』は大統領などという大物でなく、かなりセコイ政治常習犯を相手にしながらも、
一切追及を緩めることがなかったことはローカルにはまだ希望が残ってること、
そしてそんなある意味偉業を成し遂げた報道記者というのはどんな考えを持ってる人なのか、
時間が短かったとはいえ、話を聞いててプラスになることばかりだった刺激的なリモートトークは
上映後に残って聞いていたお客様に存分に伝わったことと思います。
そしてこちらの意図となった選挙がいかに大事かも。
しかしかなり衝撃的な後日談をお話しいただき、
ほんのちょっとその元議員に同情したとはいえ不正に着服した額を思うとそれは撤回します。

映画にあるように二人は現在、離れてお仕事をしており、いつかまたタッグを組むことを期待したいと思ってます。
本当にありがとうございました。

そして今回、リモートをするにあたって全面協力をいただいたビューラ先生、
サポートに徹してアドバイスいただいたYさん、お二人にも深く感謝を。

なお『はりぼて』は最近、Amazon Prime Videoなどで配信されています。
観てない方も観た方もぜひとお勧めいたします。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B09PQ6P589/ref=atv_dp_share_r_tw_a11b2c1a486c4

“富山市議の情けない姿に会場から笑いが漏れていました。
まるで喜劇のように。
だけど、ドキュメンタリー映画ですから、悲劇ですね。”

↑観に来た長岡市議会議員の方が感想をFBにあげていましたが、とても的を獲ていると思いました。

『はりぼて』公式HP https://haribote.ayapro.ne.jp/

| 未分類 | 05:43 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『ひまわり』満員御礼



6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会

12時スタッフ、会場につき次第に設営など準備を開始。
と、同時に12時前からロビーのホワイエにいた方より14時の回の
開演は何時なのかと?
こちらは準備ができ次第と返答しましたが、
それからも続々とお客様がやってきて、
これはスタッフミーティングが、ほとんど出来ないまま開場となり、
混乱を招いてしまったのは担当者のミスでした。
ご迷惑をおかけした方々、申し訳ありません。

開演10分前でほぼ満席となり、
その10分の間にはたして収拾がつくかと内心ヒヤヒヤしておりましたが、
無事に皆さん、着席できてほっとしたまま、
しどろもどろのこちらの挨拶の後に『はりぼて』の予告編を経て無事に上映開始。
冒頭の一面に広がる広大なひまわり畑に被さる
ヘンリー・マンシーニ作曲のあの哀切極まりない曲が流れると、
瞬く間に館内は“映画”に見入ってしまいました。
皆さん、あのひまわり畑がウクライナで撮影されたことを知っているだけに、
各々が感慨深く思いながら見入っていただのではと。

18時40分の回は特に問題もなくスムーズに満席となり、
長岡造形大学のビューラ先生が授業というのかゼミの一環として、
学生たちを観に連れて来てくださいましたが、
(感想は”重い”と)
ふと思ったのは今回の客層の年齢層は女性を中心にご年配の方々。
おそらく青春時代に『ひまわり』を劇場で観た世代が、
今回上映されると知って青春を振り返りながら足を運んでくださったと想像、
それはちょうどこの学生さんたちの世代に観たのだろうと。
だとすると造形大生たちがはたして50年後に、
こんな開場1時間前から熱気をまとい足を運ぶ再上映作品って昨今あるだろうかと。
無論、個々としてはあるかもしれないけど、
誰もが知ってる共通項のラブストーリーって今の時代にあったりするのか?
などと思ったりしてました。

改めてお越しいただいた方々、ありがとうございました。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。

画像は本来なら記録として満席の観客をぱちりと撮影しておけばよかったのに、
もはやそれどころでないほどドタバタしていたので、
受付の長机をぱちりと1枚。

ウクライナ人道危機救援金の募金箱を設置したら、
ビックリするほどたくさん募金をいただきました。
後ほど日本赤十字に送ったあとに領収書をこちらのブログにアップいたします。

そして以前にもお伝えしましたが7月29日(金)にアンコール上映を同じく市民交流ホールAで開催します。
すでに文信堂書店とながおか市民協働センターに前売1000円の当日券を発売しています。

『ひまわり 50周年HDレストア版』公式HP
http://himawari-2020.com/

| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

6/11 『はりぼて』 長岡上映会


(C)チューリップテレビ

◎ 『はりぼて』長岡上映会

日時  6月11日(土) 18時20分~

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

DSC06605_convert_20220524022738.jpg

*上映後に約30分、五百旗頭幸男(いおきべ ゆきお)監督(右) 砂沢智史(すなざわ さとし)監督(左)のリモート講演が決定しました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3386.html

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料 
前売 1000円、 
当日 1200円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟三階ながおか市民協働センター/文信堂書店/ら・なぷぅ/西時計眼鏡店/キャラメルママ(長岡市)みずすまし(三条市)シネウインド(新潟市)

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会! 
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

『はりぼて』解説

“有権者に占める自民党員の割合が10年連続日本一”である保守王国、富山県。2016年8月、平成に開局した若いローカル局「チューリップテレビ」のニュース番組が「自民党会派の富山市議 政務活動費事実と異なる報告」とスクープ報道をした。この市議は“富山市議会のドン”といわれていた自民党の重鎮で、その後、自らの不正を認め議員辞職。これを皮切りに議員たちの不正が次々と発覚し、半年の間に14人の議員が辞職していった。
その反省をもとに、富山市議会は政務活動費の使い方について「全国一厳しい」といわれる条例を制定したが、3年半が経過した2020年、不正が発覚しても議員たちは辞職せず居座るようになっていった。記者たちは議員たちを取材するにつれ、政治家の非常識な姿や人間味のある滑稽さ、「はりぼて」を目のあたりにしていく。しかし、「はりぼて」は記者たちのそばにもあった。

 本作は、テレビ番組放送後の議会のさらなる腐敗と議員たちの開き直りともいえるその後を追った政治ドキュメンタリー。あっけなく辞職する議員たちの滑稽な振る舞いは、観る者の笑いを誘わずにいられない。追及する記者を含めた私たちは、腐敗した議会や議員たちを笑うことしかできないのだろうか。果たして「はりぼて」は誰なのか?地方からこの国のあり方を問うドキュメンタリーが誕生した!

監督 五百旗頭幸男 砂沢智史  撮影・編集 西田豊和 プロデューサー 服部寿人 語り 山根基世

2020年 日本 日本語 カラー 100分 配給 彩プロ / 長野映研

『はりぼて』公式HP https://haribote.ayapro.ne.jp/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=sibI4JIlwnI

| 未分類 | 20:55 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

本日 『はりぼて』長岡上映会開催


(C)チューリップテレビ

昨日、『ひまわり』長岡上映会は2回とも大盛況となり、
なんというか映画『ひまわり』を求めるお客様の熱に圧倒された1日となりました。
お越しいただきました方々、ありがとうございます。
感想はまた別の機会に。
そしてスタッフの皆様、本当にお疲れさまでした。
しかしまた本日も続きますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は18時20分より同じ会場のアオーレ長岡市民交流ホールAにて『はりぼて』を上映します。
昨日、『ひまわり』を求めに来たほとんどのお客様とたぶん、
これまでリンクしたことのないようなジャンルの映画と想像しましたが、
上映前に予告編を流したところ、
https://www.youtube.com/watch?v=sibI4JIlwnI
「なんだ、これは」という空気に包まれ笑い声が起きたのを耳にしました。
ひっかかった人が何名かいるハズなので、ぜひ観に来ていただきたいです。
『ひまわり』はやはりウクライナ侵攻と絡めて平和な世の中になってほしいと
感想を書いてた方が多く目に入りましたが、
『はりぼて』も現在進行形の問題が多く包み込まれてる作品です。

そして以前にDMで長岡市議会議員全員にチラシを郵送したと書きましたが、
会場のアオーレ長岡は市役所でもあるため当然、平日には市議会議員が出勤しており、
普通に議員さんを見かける場所でもあり、
その中で二名の議員さんが『はりぼて』を観に行くと直接伝えてくださいました。
映画の同業者の皆さんの振る舞いははたして対岸の火事として映るのか否か、
併せて映画の感想も聞きたいと思いました。

無論、有権者であるこちらが観ると笑いながらも
いつしか刃は自分に向かって突き刺さってしまう秀逸なドキュメンタリー、
観て損は全くない映画です。

そして上映後に、五百旗頭幸男監督、砂沢智史監督がリモートで登場します。
映画本編では忖度無しに不正を徹底追及する二人にも思わぬ衝撃の展開が待ち受けた後に、
お二人の現在の姿が登場することは本当に貴重な機会ではないかと。
ただこちらは初めてのリモートなのではたしてうまくいくのかと、
心許ないのですが、万全を期して二日続けての上映会の有終の美を飾れればと思っています。

以上、改めて本日18時20分よりアオーレ長岡市民交流ホールAにて『はりぼて』上映します。
お待ちしています!

6/11 『はりぼて』 長岡上映会

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

| 未分類 | 09:47 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

6/10 『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会



© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

◎ 『ひまわり HDレストア版』長岡上映会

*上映で得た一部売上金は配給会社を通してウクライナの人道支援のための寄付に充てられます。

日時  6月10日(金) ①14時~  ②18時40分~

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*注意 前売券は①14時の回、②18時40分の回は完売しました。
14時の回は当日券は発売しません。
18時40分の回は当日券を発売する予定です。
ただしどちらも障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下の500円の当日券は用意します。

◎7月29日(金) 14時よりアオーレ長岡市民交流ホールAにて追加上映会を開きます。
詳細は決まり次第こちらのブログに掲載します。

●コロナ感染症対策にご協力願います。
〇当日、体調の悪い方、体温が37,5度以上ある方はご参加いだけません。
〇参加される方はマスクの着用をお願いします。
〇当日は受付時に手指の消毒にご協力ください。
〇受付でお名前、連絡先の記入をお願いします。
*今後の状況により、上映会が中止・延期になる場合があります。

*入場料  
当日 1200円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を提示願います) 500円

*実行委員(ボランティアスタッフ)随時募集中。

主催 長岡アジア映画祭実行委員会! 
問 電話09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
Blog http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

STORY

第二次世界大戦下、陽気なアントニオ(マストロヤンニ)と結婚したナポリ女のジョバンナ(ローレン)は、夫を戦争に行かせないために狂言芝居までするが、アントニオは地獄のソ連戦線に送られてしまう。

終戦後も戻らない夫を探すために、ジョバンナはソ連に向かい夫の足跡を追う。しかし、広大なひまわり畑の果てに待っていたのは、美しいロシア娘と結婚し、子供に恵まれた幸せなアントニオの姿だった…。

監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
音楽 ヘンリー・マンシー二
出演 ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ リュドミラ・サベーリエワ
1970年 イタリア映画 107分 原題 I Girasoli  配給 アンプラグド

『ひまわり 50周年HDレストア版』公式HP
http://himawari-2020.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=jArHNUziyYg&t=7s

| 未分類 | 20:33 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

本日、『ひまわり HDレストア版』 長岡上映会開催



はてしなく広がるひまわり畑のひまわりとは戦争で亡くなった数多くの人たちの暗喩ではないか、
だから地平線の彼方まで続く圧巻のひまわりの姿、ひとつひとつに戦死者の姿が重なってしまったことを、
本作の試写で確認しながら思っていました。
上映会を企画した頃は開催するころには戦争が終わってほしいと根拠なく思ってましたが、
やはり長期化するようで、改めて「戦争反対」の思いとともに上映いたします。

本日は14時の回は当日券は発売しません。
18時40分の回は当日券を様子を見ながら発売する予定です。
ただしどちらも障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下の500円の当日券は用意します。
また7月29日(金)14時から同じアオーレ長岡市民交流ホールAで追加上映をいたします。
その前売券は受付にて発売いたします。

以上、どうぞよろしくお願いいたします。

| 未分類 | 02:51 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

笹口孝明氏 講演会



お世話になってる方が会長を務める「長岡市政を見つめる会」より、ご案内が届きました。

巻町長時代に原発の是非を問う住民投票を実施した笹口孝明氏の講演会が6月12日に開かれます。
先の新潟県知事選でも争点となった“原発政策”について民主主義の観点から問い直すのが主題に思いましたが、
先日のサカキマンゴーLIVEの後の打ち上げ会場は大手通りの串カツ屋さんで開かれ、
ビールでのどを潤したマンゴーさんは新潟だからと地酒が飲みたいとアピール、
メニューには4つの銘柄がある中で参加者からは、
この酒造メーカーの社長だった町長が巻原発を住民投票で止めたんですよ、となって
「笹祝」を推してるのを見て、なるほどこんな形で推薦もありかと。

『はりぼて』上映会の翌日、映画を観に来る方はこちらも感心があるのではないかと思い紹介します。

*原発政策と民主主義の在り方を考える
元巻町町長 笹口孝明氏講演会

日時 6月12日(日) 
開会 13時30分~
会場 長岡市立中央図書館 2階講堂
参加費 100円(資料代として)
主催 長岡市政を見つめる会
問  0258350441 会長 若井

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

| 未分類 | 23:14 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

小森はるか監督とお話しする。



「コモリハルカさんも手伝いに来るそうだ」

昨日の続きでサカキマンゴー長岡LIVEの手伝いに行ったところ、
この日、実質表と影で進行を務めていたお世話になってるSさんがそんなことを話し、
「コモリハルカって小森はるか監督のこと?」と尋ねたら頷いたので驚きました。

『息の跡』『空に聞く』『二重のまち/交代地のうたを編む』といった小森監督の作品を観ていたこと、
いづれも東日本大震災の被災と復興をテーマにしたドキュメンタリーなので、
毎年、3.11をテーマにした映画上映会を開いてるこちらはいつも引っかかっていた映像作家だったこと。
なんでも最近、拠点を新潟に移したそうで、
今回のライブも小林茂監督かSさんにから聞いてアオーレに来たのではと思いました。

お会いすると小柄でとてもお人柄が良いことはすぐにわかりましたが、
さすがにドキュメンタリストだけに聞き上手で、
こちらは以前、キネ旬に小森監督が小林茂監督の『ちょっと青空』について書いた短いエッセイが印象に残ってると話すと、
喜んでいただき、以後調子に乗って映画上映とそのエピソードについて饒舌に話してしまいましたが、
なんというか小森監督はきちんと耳を傾けてくれるので、こちらは喜んでついついあれもこれもと話しておりました。

以前からとある新潟を題材にカメラを向けてるようだと耳に挟んだりしましたが、
拠点を新潟に移したことで一層、創作のために新潟の地を知りたいと、
好奇心ともにいろんな人の言葉に耳を傾けてる印象を持ちました。
小森監督が新潟で活動するって、新潟の映像文化が更に発展することが目に見えるようで、
これからの計り知れない影響がとてつもなく大きくなることに期待が高まる気がしました。

画像は『阿賀に生きる』を観て映像の世界に入った小森監督にとっては師匠と言っていいと思う小林茂監督と。
お元気そうな小林監督とも久しぶりにお会いし、
先実書いた佐藤 南帆さんとともに小森はるか監督ともお話しできてこのイベントに参加できて良かったです。

しかしお手伝いをしたいと参加した小森監督に来場者へのチラシ配布をお願いしましたが、
はたして日本映画最前線を疾走してる映像作家にそんなことをさせてもいいのだろうか?
でもご本人がやりたいと言ってるので、いいだろうと思いながら、
まさか受け取ってる来場者のお客様はチラシを配布してるのが気鋭の映像作家だとは気づかないだろうと。

あと今年のアフリカンフェスタinながおかは7月18日、アオーレ長岡で開催するそうです。

| 未分類 | 00:24 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

モヨ・チルドレンセンター新代表



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3363.html
↑こちらで紹介したアフリカンフェスタinながおか実行委員会主催のサカキマンゴー長岡LIVEのお手伝いに参加しました。
この日、マンゴーさんのライブの前に登壇したのが佐藤南帆さん。
亡くなった松下照美さん(愛称テルさん)の遺志を継いでモヨ・チルドレンセンター代表という大役を務めている方。
もちろんケニア在住で今回一か月ばかり日本に帰国してる中で長岡入りし、
長岡で生前のテルさんを慕っていた方々に向けて就任のあいさつとモヨ・チルドレンセンターの現在を
パワーポイントを使ってお話しいただきました。
お話の中で結構、キツイ事件があったことに衝撃を受けたりしましたが、
本当にテルさんの遺志とともに子どもたちに尽くしてることがよくわかりました、
と同時に大変な活動なことも。

とはいえ実際、佐藤さんを目にした方は尋常でない生命力をまとっていることを実感したかと思います。
なんというか、こんな輝いてる女性が本当にいるんだと、特に笑顔は誰もが魅了されるのではと。
おそらくこれまでも、これからも困難が立ち塞がっても、その生命力とともに突破していく大きな力があるんだと思いました。
今回、新潟日報の取材を受けたそうなので記事になったら多くの人に触れることを期待します。

佐藤さんのモヨ・チルドレンセンター代表就任の挨拶やテルさんとの出会いはこちらを↓

【ご挨拶】モヨ・チルドレン・センター代表就任に寄せて

画像は本番前に花月で開かれたマンゴーさんと佐藤さんの歓迎会の一コマ。
マンゴーさんが酔ってるように見えますが、この時点でまだお酒は入ってないはず。
ライブは主催者側の予想を上回るお客さんが押しかけて大盛況でした。

ちなみに佐藤さんはトンボ返りで新幹線で東京に向かいましたが、
後片付け後にマンゴーさんを囲んで打ち上げをした際にテルさんを偲んで献杯、
花月の女将さんがスマホに録画してた徳島出身テルさんの本格的な阿波踊りを皆さんに見せていましたが、
誰もが驚嘆する腰つきの阿波踊りなんで、あれは佐藤さんは目にしたのだろうかと、
目にしたらもっとテルさんを好きになるだろうと思いました。

モヨ・チルドレンセンター公式HP
https://www.moyochildren.com/

| 未分類 | 22:51 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『はりぼて』試写



6月11日の『はりぼて』上映会に向けて、上映素材が届き会場を借りて試写をしました。
無事に最後まで上映できてほっとしましたが、改めて観てこれは本当に面白い、
そしてまさに笑えなくなるコメディを実践していると。

しかし映画には頻繁に富山市議会での議会が映し出されて、
緊張感なく居眠りしてる議員も容赦なく映し出されており、
アオーレ長岡の大型ビジョンに30秒とはいえ予告編を流していただいてますが、
よくよく思えば会場のアオーレ長岡って長岡市役所であり、
当然、長岡市議会もあったりするので
この話ははたして富山市だけの特別な問題なのか。
たまたまチューリップテレビの忖度しない報道記者がしつこく証拠を重ねたおかげで不正が発覚、
当日、本作を観たお客様は「長岡は大丈夫なのか?」と思いながら、
長岡市議会を横目にして帰路に着くんじゃないかと。

勿論、映画のような不正などないでしょうが、
映画の冒頭はあからさまに市民と議員の意識のギャップを照らしてるので、
このギャップのシーンだけでも観てほしいと邪な思いを抱き
そんなわけでまた余計なことをと思いながら、
長岡市議会議員のご自宅の住所は長岡市のHPに掲載されてるので、
議員一人一人にチラシを収めたDMを郵送いたしました。
関心を持たない議員は一人もいないと思うので。

しかし実にバラエティに富んだ癖のある議員さんが次から次へと登場する中、
もっとも食えない市長が逃げ切ったようにも見えるので、
あの市長についてリモート講演のなかで両監督に聞いて見たいと思いました。

富山市議会のドンとして夜郎自大に振舞ってきた議員が、
疑惑を追及されたことがテレビニュースでスクープされて失踪、
予期してなかった衝撃の展開から目まぐるしい顛末の全てを記録。

「虚飾を剝がせ! この映画こそ日本の縮図だ!!」

参院選を前にして必見の映画です。

また併せて当日、無事にリモートができるかも試してみました。
お世話になってる方に依頼して無事にパソコンからスクリーンに投射できましたが、
はじめてのことでもあるので詰めていきたいと思うと同時に
担当者の力ではとてもできないので改めて協力いただくことに感謝です。

6/11 『はりぼて』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3361.html

| 未分類 | 06:17 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

『東京2020オリンピック SIDE:A』



これまで折に触れて河瀨直美監督の公式オリンピック映画に疑問を呈してきただけに、
これは絶対観なければと勇んで『東京2020オリンピック SIDE:A』を観賞。
すでにネットでは空前の閑古鳥が鳴いてることで評判となってましたが、
封切り二日目のTジョイ長岡13時40分の回は10人弱で思ってたよりも入っておりました。

「日本に国際社会からオリンピックを7年前に招致したのは私たちです。そしてそれを喜んだし、ここ数年の状況をみんなは喜んだはずだ。これは今の日本の問題でもある。だからあなたも私も問われる話。私はそういうふうに描く」

↑問題となったNHKの番組での発言からの想像、否、それ以前からすでに
体制べったりとなった上での令和の時代のプロパガンダ映画とはいかなるものか、ただ一点に興味を抱いてました。

「君が代」は登場するとしても開会式のMISIA が使用されるのでは
というこちらの予想を覆す冒頭のあんな歌い方は初めて聴いた「君が代」にのけ反った後に、
今回の騒動でますます株を下げた森喜朗氏、山下泰裕氏が登場、
ここから国策映画かと思っていたら、特に山下泰裕氏のインタビューは妙な構図で映されており、
以後、コロナ禍で奮闘する医師を捉え、開会式の模様は映されずに代わりに国立競技場に入れずに、
外側からセレモニーをスマホで映して興奮してる集団を淡々と映し、
懸念していた反対デモの描写も特にどうということではなく、
ただこんな人たちもいますよ、とついでに撮ったように描かれ、
以後も高揚感などほとんどなく、正直映画としてはサッパリ面白くなく、
面白さをみるならばテレビの総集編で十分と言うのか、
国策映画というこちらの予想をまるで裏切るかのように、
この不毛な東京五輪に参加した選手たちの背景を本当に淡々と繋げながら感じるのは、
商業主義に走る五輪を映画から異議申し立てをしながら、
「参加することに意義がある」という五輪の当初の成り立ちの精神への回帰ではなかろうかと。
たぶん発注した側(国家)が困惑するような歪な映画となっており、
まさかこちらが老婆心でもうちょっとサービスしてもいいのでは?
などと心配するような事態になるとは、やはり映画は観ないで批判はできないと。

団体戦でフランス相手に負けてしまう柔道に時間を割くのは、
山下泰裕氏へのあてつけではないのではと思うほど。

で、結局一番得をしたのは誰かとなると、結局これまでの作品と共通項が多いながらも
やはりカンヌの上映作品に選ばれ映画祭で満面の笑みを浮かべた河瀨直美監督のような気がします。

こんな歪ながらも作家性を良くも悪くも堪能できる映画がいわゆるミニシアター系でなく、
東宝様の配給によって全国のシネコンで一斉に公開されてるのは異様な事態ともいえるので、
これは映画好きとちょっとでも言える方ならこの機に観るべき映画作家の作品ではなかろうか、?
改めて最初に感じたオリンピックの公式映画をなぜ河瀨直美監督に依頼するのか、
という疑問がまたふつふつとぶり返す後味はよろしくないけど舌触りが残る映画でありました。

『SIDE:B』は大会の裏側を描くそうで、あれだけ持ち上げてた
東京五輪の悪いほうの象徴でもあったぼったくり男爵を落としてしまうのか、興味はまた繋がっていきます。

https://tokyo2020-officialfilm.jp/

| 未分類 | 23:55 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

リュドミラ・サベーリエワ主演 『戦争と平和』



「トルストイの小説の時代とは時代背景とか政治状況などは異なりますが、
プーチンの皇帝然とした態度などを見ると、
ナポレオンとプーチンを入れ替えると、
戦争の構図が(無謀な侵攻)よく似ているように感じるのは私だけでしょうか?」

『ひまわり』長岡上映会を知って、こちらに公開時のパンフレットを送っていただいた方より
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3388.html
今度は『戦争と平和 総集編』のパンフレットが届きました。

『ひまわり』に出演した当時のソビエトの国民的女優リュドミラ・サベーリエワのファンのようで、
彼女の代表作『戦争と平和』も当時、買ってたものをこの機に送っていただいたと同時に、
冒頭のお手紙が添えられていました。

『ひまわり』にしろ『戦争と平和』にしろ貴重なパンフレットを貸していただきありがとうございます。
上映会当日に関心をもったお客様が手に取って広げられるようにしたいと思っています。

『戦争と平和』というとリュドミラ・サベーリエワが演じたヒロイン、ナターシャは
ハリウッド版で演じてたのはオードリー・ヘップバーン。
日本ではこちらの方が有名のような気がしますが、
トルストイを生んだソビエト映画界がほとんど国策として総力を結集した7時間の文字通りの超大作を日本に向けて4時間にまとめたのが、この『戦争と平和 総集編』のようで、
『ひまわり』のパンフに執筆していた著名な映画評論家はオバチャマこと小森和子先生でしたが、
こちらの『戦争と平和』は誰だろうとページをめくったら「月曜ロードショー」の解説や新潟日報の映画評を書いてた荻昌弘先生!
本作を高く評価しながらも末尾に

「あなたは若いうちに、今の世界はそういうナショナリズムも存在することを、胸に刻みつけておく必要がある。」

などと警告めいたものを書いて締めて妙に引っ掛かかるのはプロパガンダ映画としての危うさを忍ばせてるように思いましが、、、

『戦争と平和』がとんでもないスケールの超大作だったか、その片鱗がわかるのはこちら↓

『セルゲイ・ボンダルチュク 生誕100周年記念特集』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=yCgvjdlujJs&t=94s

| 未分類 | 20:55 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

7/29 『ひまわり』長岡上映会アンコール

FUVaLm8agAAMOMp (1)

6月11日『ひまわり』長岡上映会は予想以上のご好評をいただき14時の回は前売券は売り切れました。
14時の回の当日券は発売しません。
18時40分の回は文信堂書店にまだ前売券はあるようです。
18時40分の回は様子を見て当日券を発売しようと思っています。
ご了承願います。
ただしどちらも障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下の500円の当日券は用意します。

それでまだ上映前ですが『ひまわり』長岡上映会のアンコール上映を
7月29日(金)14時のみ1回上映でアオーレ長岡市民交流ホールAで開催します。
配給会社にこの日時で追加上映の希望を伝えたら了承のお返事をいただき、
正式な申請書をこれから提出しますが、
ほぼ間違いなく開催いたしますので先にこちらに掲載します。
詳細を決めましたら、またこちらのブログで記事にしたいと思います。

『ひまわり 50周年HDレストア版』公式HP
http://himawari-2020.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=jArHNUziyYg&t=7s

| 未分類 | 23:45 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT