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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2022年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2022年10月

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発酵する民



はじめまして。突然のご連絡で大変失礼致します。
私は神奈川県鎌倉市で、ドキュメンタリー映画制作を行う平野と申します。

「3.11」や「平和」、「発酵」をテーマとした映画上映のご案内をさせてください。

私が監督したドキュメンタリー映画『発酵する民』が、
10月15日(土)より新潟市の映画館「シネ・ウインド」にて劇場公開されます。

↑ご丁寧に面識がないのに関わらず平野隆章監督より、
自作『発酵する民』がシネ・ウインドで公開される旨のメールが届き恐縮し、
これは観に行きたいと思った次第です。
以下、こちらでもご紹介します。

==========================

●ドキュメンタリー映画『発酵する民』(92分)
公式サイト
https://fermentfilm.com/

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=1W4vK1SsWUE

●内容
海と山に囲まれた古都・鎌倉。
2011 年、このまちを「脱原発パレード」で歩いた女性たちが
「イマジン盆踊り部」を結成した。

彼女たちは、日々の生活の中で浮かび上がってくる思いを唄にして踊り始める。

お酒や味噌、パンづくりから生まれた「発酵盆唄」
海水を汲み、薪で火を炊いて塩をつくる「塩炊きまつり」
やがて、風変わりな唄と踊りが人びとをつなげ「平和」の輪を描いてゆく。

この映画は、3.11 後の鎌倉や葉山での「生活」を描きながら、
個性溢れるパン屋や酒蔵も取材。

微生物たちの「発酵」の世界や、太陽系の惑星の動きが交差する。
そして、人や地域文化がゆっくりと変化していく様子を
まるで「発酵」していくかのように映し出す。

東日本大震災・原発事故から11年。あの時に生まれたものは、今も確かに続いている。
音楽やアート、 ジャーナリズムなど異なるジャンルが
映画の中に入り込んだ鎌倉発「発酵」ドキュメンタリー!

●クレジット
出演 瀬能笛里子、大嶋櫻子、山口愛、川崎直美、やまもとゆうすけ
高橋彩、勝見淳平(パラダイスアレイ)、寺田優(寺田本家)、杉山開知(地球暦)
音楽 イマジン盆踊り部、pass into silence
協力 土屋豊 OurPlanetTV 平野由里子
配給 福々映像
監督 平野隆章

●上映館
シネ・ウインド
(新潟市中央区八千代2-1-1 万代シテイ第2駐車場ビル1階)
電話番号(お問い合わせ)025-243-5530
https://www.cinewind.com/schedule/

●上映日時
10月15日(土)〜21日(金)
上映時間は、連日12:35〜14:20
※18日(火)は休館

●舞台挨拶
日 程|10月15日(土)
時 間|昼12時35分の回上映後
ゲスト|平野隆章 監督
料 金|映画鑑賞料金のみ

●映画鑑賞料金
大人1,800円、シニア(60歳以上)1,200円、学生割引など各種あり

●映画『発酵する民』公式サイト
鶴田真由さん(女優)、栗原康さん(政治学者)、小熊英二さん (社会学者)
藤井光さん(アーティスト)の映画評が読めます。
https://fermentfilm.com/

●メディア掲載
greenz
https://greenz.jp/2021/03/02/film_hakkosurutami/
東京新聞
https://tokyo-np.co.jp/article/123216

突然のお知らせで、大変失礼いたしました。

ご関心がありましたら、映画を見ていただけると嬉しいです。
私も新潟に行きます。
映画をきっかけに、各地の方と繋がれたらと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

ドキュメンタリー映画『発酵する民』
監督 平野隆章

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福々映像 平野隆章
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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ



少し前にリリックホールから電話があり、何事かと思い職員さんの話を聞いたら、
『蟻の兵隊』を以前、リリックホールで観たが、いつ上映されたのか?
という問い合わせの電話があり、
職員さんは検索をしてこちらのブログに書いてあったことを伝え、
尋ねた方にこちらの連絡先を教えていいだろうか?
というお電話でした。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3011.html

↑こちらの記事がヒットしたのではと思いますが、
ダラダラと続けてるこちらのブログが思いもよらない形で役立ったことは正直嬉しかったです。

それから何日か経った昨日、
ラーメン屋にいたら見知らぬ番号から着信があり、出たところ
「○○監督の連絡先を教えてくれないか?」と電話口の向こうで。
一瞬、先日のリリックへ『蟻の兵隊』を尋ねた方かと思い、
よく聞くと池谷監督ではなく、「アダチ監督の連絡先を教えて」とのこと。
アダチって安達と書くのか?と思ったら「足立」、あっ~足立正生監督のことか。
しかし会ったこともないのに、なぜこちらが足立監督の連絡先を知ってると思ってるのか?
かなり憤った振りをして問い詰めると、

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3509.html
↑こちらの記事を見つけて読んで電話をしてきたとのこと。
読んでみればわかるハズですが、一文たりともこちらが足立監督の連絡先を知ってるなど書いてないので、
どんなおっちょこちょいなのかと。
仮に仮にこちらが足立監督の電話番号を知ってても、
そんな見ず知らずの人に教えるはずもなく、
何よりも今、足立監督が件の映画で大変な事態となっているので、
猶更教えるはずもないことがわからないようでした。

たぶんネットで流れてきたようなのを真に受けて同調し、
けしからん足立監督に一言言ってやろうと妄信しての先走りなんでしょうが、
話を聞いてて僭越ながら心からのアドバイス、
自分がそちらの立場なら、電話でなく先行上映会に直接行って、映画を観てから監督に物申すと。
実際にリアルで修羅場をくぐった足立監督からすれば批判など百も承知で映画を撮ってるハズ。
読みにくいのは申し訳ないけど、電話する前にせめてきちんと読んでいただきたいです。

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第36回ウィルながおかフォーラム

「われ弱ければ~矢嶋楫子(かじこ)伝~」上映会で参加する今年のウィルながおかフォーラムのラインアップが決まったのでご紹介します。

https://www.city.nagaoka.niigata.jp/kurashi/cate14/will/will-foram10.html
↑詳細はこちらを。



君が将来、幸せになれるように―――
次世代により良い社会を残すためにできることって何だろう?

ベストセラー「これからの男の子たちへ」の著者であり、母親そして弁護士として、
家族関係やハラスメント等の問題に取り組む太田啓子さんと、一緒に考えてみませんか。(手話通訳・要約筆記あり)
講師 太田 啓子さん (弁護士)
2002年弁護士登録(神奈川県弁護士会 湘南合同法律事務所)。日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会委員、神奈川県男女共同参画審議会委員等経験。一般民事事件、家事事件(離婚等)を多く扱う。二児の母。
著書「これからの男の子たちへ「男らしさ」から自由になるためのレッスン」(大月書店)、「憲法カフェへようこそ」(共著、かもがわ出版)、「これでわかった!超訳特定秘密保護法」(共著、岩波書店)。
日時 令和4年12月3日(土) 13:30~15:30 開場13:00
会場 アオーレ長岡 市民交流ホールA ※手話・要約筆記 有
講師 太田 啓子さん(弁護士)
参加費 無料
定員 100人先着(要申込11月23日(水)まで)
申込 定員になり次第締切
お申込はウィルながおかへ(TEL:0258-39-2746)
保育 別室での保育をご希望の方は11月23日(水)までに
お電話でお申込ください。先着順、定員10名です。

分科会1 「呼吸と姿勢が歩き方・生き方を変える!ココロとカラダのセルフメンテナンス」
「水科 江利子さん」の画像
毎年好評!水科江利子さんの講座を栃尾で開催します。
ココロとカラダ(調整・呼吸・姿勢づくり)のセルフケアを無料体験できます。ぜひご参加ください。

講師 水科 江利子さん(心と体のコーディネーター)
日時 令和4年11月17日(木) 13:30~15:30 開場13:00
会場 長岡市栃尾地域交流拠点施設 トチオーレ 小ホール
講師 水科 江利子さん(心と体のコーディネーター)
参加費 無料
定員 20人先着(要申込11月10日(木)まで)
申込 定員になり次第締切
お申込はウィルながおかへ(TEL:0258-39-2746)
持ち物 体を軽く動かしますので、動きやすい服装でお越しください。

分科会2 「もうイクメンとは呼ばせない。僕ら“父親”の育休」

前半:実体験による育休の効果と副産物を、パパ10年目の感想を添えてお届けします。
後半:各年代パネラーによる男性育休ぶっちゃけトークを開催!!
お子さんと一緒に参加できます。ご家族でお越しください。

講師 荒木 隆幸さん(ファザーリング・ジャパン にいがた)
日時 令和4年11月20日(日) 13:30~15:30 開場13:00
会場 アオーレ長岡 市民交流ホールA
講師 荒木 隆幸さん(ファザーリング・ジャパン にいがた)
参加費 無料
定員 50人先着(要申込11月11日(金)まで)
申込 定員になり次第締切
お申込はウィルながおかへ(TEL:0258-39-2746)

ウィルながおか登録団体主催イベント

1 【上映会】「私は男女平等を憲法に書いた」上映会
日本国憲法の起草作業に携わり「男女平等」などの条項を書き上げた米国人女性ベアテ・シロタ・ゴードンさんのドキュメンタリーを上映します。憲法では女性の権利が保障されていますが現実はどうか考えましょう。
[日時]令和4年11月12日(土) 13:00~14:30
[定員]30人(先着) 要申込
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス長岡5階 交流ルーム
[申込]新日本婦人の会 長岡支部 TEL:0258-34-7635

2 【講座】医療とこども虐待
小児科医であり児童虐待の専門家の立場から、声なき子どもの代弁者として感じている現状をお話いただきます。
講師:溝口 史剛さん(群馬県前橋赤十字病院 小児科副部長)
[日時]令和4年11月12日(土) 14:00~16:00
[定員]30人(先着) 要申込
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス長岡3階 301会議室
[共催]男女がともに生きる社会を進める F&Mながおか市民会議 北京JAC・新潟 中越地区
[申込]NPO法人 子どもの虐待防止ネット・にいがた 草間さん mail:capni@mac.com FAX:0258-32-0511

3 【講座・体験】自分の命を守る~ITを使って防災訓練~
「ながおか防災ホームページ」「新潟県防災ナビ」のツールの使い方を学び、災害時の正しい情報を自ら収集し、早めの避難行動につなげましょう。
講師:株式会社 雷神 代表取締役 細木 真歩さん 他1名
[日時]令和4年11月13日(日) 10:00~12:00
[定員]15人(先着) 要申込
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス長岡3階 302会議室
[申込]新潟県中越大震災「女たちの震災復興」を推進する会 樋熊さん FAX:0258-36-3795

4 【講座】若年女性への支援とトラウマケア
DV家庭や虐待の中で育ったり、性暴力などの被害を受けたりすることで安心できる居場所を持てずに心身に不調を抱えて苦しんでいる10代・20代の女性たちがいます。当該の若年女性たちが抱えるトラウマを知り、ケアについて考える講座です。
講師:竹之下 雅代さん(認定フェミニストカウンセラー)
[日時]令和4年11月13日(日) 13:30~15:30
[定員]25人(先着) 要申込
[参加費]無料
[対象]関心のある方、女性や子どもの支援者
[会場]まちなかキャンパス長岡3階 301会議室
[申込]NPO法人 女のスペース・ながおか TEL/FAX:0258-38-0457 mail:space.nagaoka@nct9.ne.jp

5 【講座】物・事・時間をスッキリ整理して、これからの暮らしをハッピーに生きる方法を学びましょう。
講師:大滝 愛弓さん(㈱オオタキクラフト 片づけコンシェルジュ室 室長)
[日時]令和4年11月17日(木) 13:30~15:30
[定員]30人(先着) 要申込
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス長岡5階 交流ルーム
[申込]長岡市消費者協会事務局(長岡市消費者生活センター内)TEL:0258-32-0082

6 【映画上映・話し合い】「われ弱ければ~矢嶋楫子(かじこ)伝~」上映会
明治時代に女性の人権を守る活動を始めた矢嶋楫子(かじこ)の半生を描いた三浦綾子原作の映画化。鑑賞後、感想をわかち合います。フードドライブ同時開催。
[日時]令和4年11月19日(土) 10:00~12:20
[定員]100名(先着) 申込不要(当日、入場券を購入)
[入場料]一般1,000円、 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生以下(学生証を持参)500円
[会場]アオーレ長岡 市民交流ホールA
[共催]長岡アジア映画祭実行委員会!
[問合]矯風会 長岡 田中さん TEL:0258-37-4282

7 【講座】人生が楽しくなる「生前整理」
生きているうちに身辺や財産の整理をする「生前整理」。後悔のない楽しい人生を生きるためにどうしたらいいのかを一緒に考えていきましょう。
講師:武樋 睦美さん(生前整理アドバイザー認定指導員)
[日時]令和4年11月19日(土) 13:30~15:30
[定員]20人(先着) 要申込
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス3階 302会議室
[申込]ウィメンズスタディズ・ネットワーキング 鈴木さん FAX:0258-33-8227

8 【講座】アッペンダウン(up and down)で老いる私
コロナウイルス禍や自粛生活の不安の中で、老いと向き合いながら自分らしく心豊かに過ごすヒントを講師と一緒に考えましょう。
講師:森 啓さん(長岡崇徳大学学長)
[日時]令和4年11月20日(日) 13:30~15:00
[定員]34人(先着) 申込不要
[参加費]無料
[会場]まちなかキャンパス長岡3階 301会議室
[問合]長岡老いを考える会 長井さん TEL:0258-35-9048

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UZUMASA



『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』の配給会社・太秦。
最近、配給した作品は『暴力を巡る対話』『時代革命』『憂鬱之島』『ポーランドへ行った子供たち』『百年と希望』『牛久』などなど、
一貫してかなり社会的なテーマを手掛けており、しかも量産というのも変ですが矢継ぎ早に劇場公開していることにかなり驚嘆してます。

代表の小林三四郎氏は柏崎出身、演劇畑出身で以前から知っている方なのですが、
こんな社会的な配給会社の代表として活躍するとは思ってもいなかったのが正直なところです。
よく知ってた方ですが、なんというか声をかけづらくなるほど偉い方になったような。
でも知っていたこともあって『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』を上映させてもらったと思ってます。
ありがとうございます。

現在、小林三四郎氏は森達也監督の問題作になるだろう『福田村事件』を製作、
そして本日最大の話題作となった『REVOLUTION+1』が完全版が完成した暁には配給も手掛けるようで、
しばし目が離せないと思ってます。

結局、担当者は国葬に抗う意味でまじめに働こうと決めて、
観に行きませんでしたがやはり感想が気になる中、
(観てないのに物凄いバッシングとなって呆れました「あんたのバラード」)
主人公を単純に賛美している映画ではないようなのは確か。

荒井晴彦氏、足立正生監督に『本編何分になるのよ!』足立監督『あと30分ぐらい長くなるのかな。』荒井晴彦『今のままだどニュースの域を全く出ていない。全く面白くなかった。追加される30分に期待するか。』誉め言葉ばかりの中で本人前にして悪口言えるのこの人だけだな。https://player.vimeo.com/video/753485644?h=09313605ac

https://twitter.com/yasuoyasojima/status/1574374724393574402

↑そんな中で、こんな感想が流れてきてサスガだな、と思いました。

画像はツイッターから拝借しましたが、ずいぶん柔らかいロゴに変わってました。

太秦公式HP http://www.uzumasa-film.com/

11/19 『 デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3516.html

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欲望野獣街



S東京特派員が私用でほんの少し帰省するとのことで、
それならタワレコでデニス・ホーのCDを買ってきてもらえないか、
『 デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』上映会で休憩時に流したいと思ったから、
と伝えたら特派員は事前にネットで調べたら、
デニス・ホーのCDは在庫切れだそうで、
まさか当局はタワレコまで圧力をかけてるのかと。

しかし特派員はご実家にデニス・ホー初期のCDがあるかもと、
探してもらいましたが残念ながら見つからず、
だったら担当者が香港旅行に行った際に買った
デニス・ホーの師匠、アニタ・ムイのCDの出番となるのかと
買った当時はこんな形で使用するとは思ってもみませんでしたが。
それを言うなら香港がこんな事態になるとは。

梅艷芳 慾望野獸街
https://www.youtube.com/watch?v=helyPB1-fW0

↑トシちゃんのカバー曲なんですが、アニタ・ムイはマッチがまさか只ならぬ関係だとは最近まで全く知らずにおりました。
この件、いづれ。
しかし担当者はデニス・ホーは歌手よりも最初はジョニー・トー映画の女優さんという印象だったのに、
特派員はデビュー当時から注目してたようなんで恐れ入りました。

特派員と久しぶりに長岡で会ってモスバーガーで映画談議に更けたりしましたが、
こちらもいろいろと思うことをお話しできて良かったです。
お元気で、また。

などと書いてたら5月に再逮捕されたデニス・ホーの裁判が本日開かれたと知りました。
最近は香港からの情報が減っているので詳細がよく掴めませんが、うまくいきますことを。

11/19 『 デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3516.html

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秋晴れとツクツクボウシがせめぎあう ~大崩にて32~



「大崩に移住してもう10年だよ」

三連休日の最終日、大崩のご主人宅へ恒例の稲刈りへ。
正直、古希を過ぎてもこの地で土と共に生きるご主人に申し訳ない思いは、
ここ数年、確実にこちらの体力が落ちてるのを自覚し、
先回の田植えは序盤でもうヘロヘロとなってしまい
今回も同じようなら、内心引退かと胸に秘めながら参加。

大崩に着いたら本日はご主人と二人で稲刈り、しかも一反半もあるのを見て、
これは早々に退散かという予感が駆け巡り、
さらに前日、前々日は雨で田んぼはぬかるみ、一歩踏み出すたびに難儀な思いをしながらも、
意外と快調に稲刈りが進んだのはやはり秋晴れのと心地よい風が吹く稲刈り日和のせいもあったかと。
とはいえお昼ごろには疲れがたまり、はさかけに専念しており、
必死で刈り取ってるご主人を横目に申し訳ない思いで、
結局、1反刈り取ってお開きとなりました。

この集落、ついに世帯が一桁となってしまい、
空き家が目立つので冗談で移住を進められてしまいましたが、
確かにこの秋晴れの下で昼寝や読書は最高なんだと想像するも、
働かざる者、、ご主人の姿を見てると農業って本当に過酷な肉体労働で、
もはや自分は対応できないだろうなぁ、と根性無しでありました。

とはいえ10年までも行かなくても初めてこの田んぼで田植えをした際に、
メンタル最悪だったこちらが確かに救われた思いをしたので、
なんとかこちらが生きてるのはこの田んぼのおかげでという思いが。

とりあえず足を引っ張りながらもこの日の稲刈りは終わり、
すぐさま持参した缶ビールをゴクゴクと飲み干しサイコーの一缶を味わっておりました。

ちなみに来年に向けてご主人に依頼をしたことがあり、ぜひ実現できたらと。

耳をすませば秋晴れの下で今この時期もツクツクボウシの声が鳴りやまず,
去りゆく夏に必死で抵抗しているようでした。

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小林茂監督 『ちょっと青空』



マサヒロさんは、おしっこの介護に着替えにしても... 自分の生活を全部さらけだしてくれるんですよね。それで、なんかすごく自分のそのままの姿を見せられるということで、自分も、カッコつけて、この人の前には立てないなっていうような、自分も自然でこの人の前にはいなければならないというそういうことも、介助していると感じられます。

......ボランティアのわたなべさん

10月8日「長岡監督・ロケ映画特集 第6弾」で上映される小林茂監督『ちょっと青空』

24時間介護が必要な重度障碍者の佐藤マサヒロさんと
彼を介護するヘルパー、ボランティアの人たちにカメラを向けたドキュメンタリー。
もう20年以上前の作品でおそらくマサヒロさんを取り巻く福祉の法律も変わっているだろうけど、
今観ても色あせない作品として残り続けてるのは、
冒頭のわたなべさんの言葉にある「自分の生活を全部されけだしてくれる」マサヒロさんと介護者が
互いに真正面からありのまま向き合っているからだではないかと。

同じ題材ともいえる『こんな夜更けにバナナかよ!』のストーリーって
この『ちょっと青空』を脚色したんだろかと思ったこともありましたが、
(あちらは実話をベースに映画化)、
マサヒロさんがまだ人生駆け出しの若者に焼き魚指導をするシーンは笑いが溢れだし、
ベテラン介助者とタバコを通し目と目で通じ合う姿に互いが寄せる信頼と人生がにじみ出るいいシーンでした。

その後、小林監督は『チョコラ!』『風の波紋』と中心に置いた主人公の周囲の人々の人間模様に執拗にカメラを向けて
人生の片鱗を映し出そうとしていましたが、
『ちょっと青空』はその方法論が30分に凝縮された重要な礎となった作品に思い、
今回本作を観て撮影中の『魂のきせき』がどのような作品となるか、思いを巡らすのもいいかもしれません。

当日は小林監督に来場いただき作品についてお話しくださる予定です。

肩ひじ張らずに観れる稀有な障碍者ドキュメンタリーでもあるので、ぜひお楽しみください。

*『ちょっと青空』 (2001年作 31分) 監督・撮影 ナレーター 小林茂 
福祉施設を出て、札幌でひとり暮らしをする佐藤マサヒロさんは24時間介助が必要な重度障がい者である。その介助にヘルパー、ボランティアなど1週間に40人程がやってくる。カメラはその生活に密着しながら、マサヒロさんをとりまく人間模様を描き出す。おかしくて楽しくてジーンとハートにくるドキュメンタリー。

「長岡監督・ロケ映画特集 第6弾」
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3504.html

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悪魔のKISS

映「われ弱ければ」_監督と常盤貴子

11月19日上映の『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』で再タッグを組む山田火砂子監督、主演・常盤貴子さん。
最初に組んだのが『筆子、その愛 天使のピアノ』(2007)。
どういったいきさつなのか当時、市民映画館をつくる会主催で長岡市立劇場で上映会を開催。
宣伝にまわってて痛感したのが、当たり前なのですが常盤貴子という名は抜群の知名度を誇り、
紹介する際に常盤貴子の名前をだすと感心を持っていただいたことでした。
そのおかげもあって上映会は盛況に終わった記憶があります。

その後、長岡アジア映画祭実行委員会!でも『筆子、その愛』の上映会を開催し、
今回『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』の上映会と縁を勝手に感じたりしてます。

ご存じのように90年代のいわゆるトレンディドラマのヒット作に次々と出演。
当時、香港では今の韓流並みに日式ドラマが大当たりし、
その知名度もあってレスリー・チャンと『もう一度逢いたくて〜星月童話』、
アンディ・ラウと『ファイターズ・ブルース』と香港の大スターと共演、
しかし『もう一度逢いたくて〜星月童話』を観て香港映画と日式トレンディドラマの相性の悪さが露呈、
さらにアクション指導のドニー・イェンが凝りまくったアクション演出をしてしまい、
バランスの悪さも感じて香日合作はなかなか難しいものだと思ったりしました。
『ファイターズ・ブルース』は幾分改善して結構好感を持って観た記憶が。

そういった第一線の活動と離れた中で山田監督作に出演したのは当時かなり意外に思いましたが、
結構男勝りの性格と伝え聞くので波乱万丈の経験をしたうえで監督業を続けてる山田監督と意気投合、ウマがあってるのではないかと。
そしてメジャーではない現場で培った体験が、その後の大林宣彦監督作で花開いたように思います。

とはいえ担当者は常盤貴子さんというと今でも『悪魔のKISS』(1993)の印象が強烈。
確か当時そんな期待もなく何気にチャンネルを合わせたらぐいぐい引き込まれてしまった覚えが。
あの中で借金まみれでにっちもさっちもいかず風俗堕ちしてしまう常盤貴子さん、
惚れた男(西島秀俊!)に誘われ宗教の蟻地獄に堕ちていく深津絵里さん、
どちらも今に繋がってるというか、当時よりもエグくなってるご時世なのでリメイクとか企画したら、
面白いドラマになるかも、と書きながらやはりあの時代にヌードを披露してた常盤貴子さんあってのドラマだったと思い返した次第です。

そんなわけで常盤貴子さんと勝手に縁があるんじゃないかとまたポスター貼りにまわります。

『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』 長岡上映会
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河島英五主演 『まじめで悪いか!』 挿入歌 「生きてりゃいいさ」



きみが悲しみに 心を閉ざしたとき
思い出してほしい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ
喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸に届くだろう

一文なしで 町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ

きみにありがとう とてもありがとう
もう会えない あの人にありがとう
まだ見ぬ人に ありがとう
今日まで僕を 支えた情熱にありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせよう ほら温りが
君の胸にとどくだろう

==============================

「酒と泪と男と女」「時代おくれ」「野風増」と名曲を歌った河島英五さんの代表曲の一つ「生きてりゃいいさ」
力強い歌声と相まって“生きてる”こと全てを肯定してるようなメッセージソング。
河島さんは大阪出身だそうで、1995年の阪神・淡路大震災の後に復興支援コンサートを開催。
「生きてりゃいいさ」は復興支援ソングの意味合いもあって関西で浸透されているようです。

実際2006年の映画で万田邦敏『ありがとう』、阪神・淡路大震災ですべてを失った男(赤井英和)が還暦目前にプロゴルファーとなった実話を描いた作品のエンディングテーマとして流れてました。

10月8日に「長岡監督・ロケ映画特集 第6弾」で上映する河島英五さん主演の1999年作『まじめで悪いか!』
この教育映画でも「生きてりゃいいさ」が挿入曲として使われています。
元々、加藤登紀子、おときさんに提供した曲、お子さんを授かった喜びで一気に歌詞を書き上げたそうですが、

♪まだ見ぬ人に ありがとう

↑このフレーズがいつも謎の思いで引っかかったりしてます。
とはいえ30分の教育映画に当時も今も名曲と呼ばれてる「生きてりゃいいさ」を提供するというのは、
河島さんにとっても思い入れのある作品のように思います。

以前にも書きましたが前回「長岡アジア映画祭」で『まじめで悪いか!』の上映を後で知った方々より、
この映画を観たかったと熱心な河島さんのファンよりお手紙をいただき、熱い思いが書き連ねていました。
2001年に惜しくも亡くなった後もファンを増やし続けているので、
今回の上映が少しでもファンの方々に引っかかってほしいと思ってます。

俳優としての河島さんはドラマ版『まんが道・青春篇』で若い漫画家たちのリーダーだった寺田ヒロヲ先生を演じてたこともあり、
悩める中学生を導く長髪の先生というのもハマり役ではないかと。

今回、wikiを開いたら河島さん、若い頃にあのねのねとつるんでたのか。

*『まじめで悪いか!』(1999年 32分)
監督・脚本 佐久間のぶ 原作 高橋一
出演:河島英五 奈良本裕樹 ほか
真面目で几帳面な性格だが、真面目は嫌われると思いみんなの前では隠して振舞う中学生。しかし本当の自分はどうなのかと悩み、ある日、友人のだらしない姿を見て我慢ができずに…
当時、長岡南中学校の生徒が書いた作文を原作にし、南中学校はじめ長岡で撮影された教育映画。中学生の気持ちを受け止め自信を回復させる先生役に故・河島英五さんが好演。挿入歌「生きてりゃいいさ」も歌っている。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3504.html

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映画「おかあさんの被爆ピアノ」米映画祭で平和賞 米各地で上映へ



映画「おかあさんの被爆ピアノ」米映画祭で平和賞 米各地で上映へ

毎日新聞 2022/9/21 12:00(最終更新 9/21 12:00)

 被爆したピアノを修復し全国でコンサートを開く広島市安佐南区の調律師、矢川光則さん(70)を題材にした映画、「おかあさんの被爆ピアノ」が、今月米国で開かれた「第17回ロサンゼルス日本映画祭」で平和賞を受賞した。

 映画は2020年に公開された。被爆3世の大学生が、祖母と共に被爆したピアノを引き取った矢川さんを通じ、原爆や被爆について考えを深める物語。映画祭は米国で日本文化への理解を深めてもらおうと続いており、矢川さんの活動を知った日本人が推薦し、今回英語の字幕付きで上映された。

 五藤利弘監督は日本からリモート参加した今月18日(現地時間)の授賞式で「ウクライナ侵攻が起きている今、改めて核はいけないものだと伝えたい」とコメント。受賞を知った矢川さんは「嬉しい。ピアノによる活動が現地でも受け入れられやすかったのだろう」と話した。映画は今後米国各地で上映される。【山本尚美】

https://mainichi.jp/articles/20220921/k00/00m/040/076000c

五藤利弘監督『おかあさんの被爆ピアノ』が「第17回ロサンゼルス日本映画祭」で平和賞を受賞しました。
おめでとうございます!
2022年、ウクライナ侵攻が始まった年に「平和賞」受賞というのは大変意義深いものがあると思います。
この毎日新聞の記事で特筆なのは末尾の

”映画は今後米国各地で上映される。”

一度きりでなく世界一の軍事大国で核保有国のアメリカ合衆国でこれからも上映されることだと思います。
メジャー大作のようにシネコンで一斉公開というわけではないでしょうが、
地道でも着実に拡がることを期待したいです。

20220724 tbc夏まつり2022 meet again AKB48 ステージ
https://www.youtube.com/watch?v=cItyfORZr_8

↑ところで担当者のYOUTUBEに関連動画としてこちらが流れてきてクリックしたら、
武藤十夢さんセンターのAKB48のライブ動画でした。
どうも仙台のテレビ局の夏イベント、新潟ならBSN夏祭りみたいなイベントでのライブのようで、
武藤さんはAKBがドームでコンサートを連打してた頃にステージに立っていたかと思いますが、
ドームからすれば小さなステージだけど後輩を引っ張るセンターとしてとても輝いてます。
もちろん劇場のステージで百戦錬磨の経験があってのものでしょうが。
さらに震災復興のイベントでもあるようでAKBは今も初志貫徹を受け継いでることも感心を。
ますますのご活躍を!と同時に市立劇場で改めて生の姿を拝見したかった。。。

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『冬のアルパカ』10周年



10月8日に開催するながおか市民活動フェスタ参加企画 「長岡監督・ロケ映画特集 第6弾」
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3504.html
その中で上映する『冬のアルパカ』は完成から10周年となります。

その間、原田監督はじめスタッフの皆さん、出演者、それにロケ地を思い返して
変わったり、変わらなかったり、さまざまなものが去来したりしますが、

http://fuyunoalpaca.web.fc2.com/shootingjournal.html
↑こちらの撮影日記を読み返すと、当時の悪戦苦闘とともに映画撮影に携わるヨロコビが感じられてました。
正直、今の担当者が失ってるものが多々あり、この頃の一生懸命さはもう再現できないような寂しさも感じたりと。

撮影日記ではぼやかしてますが当初は竹原ピストルさんに主役をオファー、
シナハンで長岡入りした原田監督は山古志をまわったあとに、
今は無き音楽食堂で竹原ピストルさんのライブに足を運んで直談判、
結局実現できませんでしたが、もしピストルさんが主役ならどんな映画になってただろうと。
西川美和監督『永い言い訳』でキネ旬の助演男優賞受賞を知ったとき、そんなことを思ってました。
10月9日には米フェスでピストルさんのライブがあるのか。

原田裕司監督は近々、お子さんが産まれるそうで、この場を借りておめでとうございます!

*『冬のアルパカ』(2012年、30分)
監督・脚本・編集 原田裕司 出演 仁後亜由美、伊藤公一、大迫一平、岡村昌彦、バックスクリーン、宇野祥平 他
*郁子は雪深い山郷のアルパカ牧場で働いているが、冬の間は豪雪のためにお客は誰も来ない。 借金を抱える郁子は、それでもひとりで働き続けていくのだが……。 真冬の山古志で俳優、スタッフが一週間に渡って合宿しながら撮影を敢行した全編長岡ロケ映画。 冬季のアルパカ牧場や音楽食堂での迫力あるライブシーンなど見どころ満載。 ゆうばりファンタスティック国際映画祭・北海道知事賞受賞

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戸田ひかる監督 『マイ・ラブ 6つの愛の物語〈日本篇〉』 



ハンセン病患者として療養所にいる時に、妻・絹子と出会った春平。それ以来、春平を支え続けてきた絹子だったが、その立場が入れ替わる事態が起こる。

https://www.netflix.com/jp/title/81001959

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2969.html
↑以前にこちらでご紹介した『愛と法』の戸田ひかる監督作『マイ・ラブ 6つの愛の物語〈日本篇〉』。
大変な評判となっているのを折に触れて耳に入ってきましたが、
ネットフリックス作品ながらも自主上映会が可能と知り、なんとか上映会が開けないかと探っています。

撮影・小田香さん、録音・川上哲也さん そして編集が秦岳志さんとドキュメンタリー映画界で活躍してる面々、
小林茂監督が撮影中の『魂のきせき』と同じスタッフで固められてるのも関心を抱いた要因です。

できたら11月19日のアオーレ長岡市民交流ホールAにて、
『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』 『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』とともに上映をしたいと思ってます。

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足立正生監督作品「REVOLUTION + 1」《緊急上映》



「絶対に捕まらないようにします」国会で118回も嘘をついた男の話を信じて見事ブタ箱に入った話。しかしまあひどい首相だった。この国の正義や道徳や倫理観を徹底的にめちゃくちゃにしてくれた。死んだら次から次へとよくまあ汚物が出るわ出るわ。最低だ。

https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1570010837208932352

清水潔先生のツイートに深くうなずいてしまいましたが、
最初、この元首相が凶弾に倒れたと耳に入った時は暴力でことを解決するのは到底許されるものでないと
憤りを感じたものの、暗殺者の背景に久しく忘却していた統一教会の影が大きく関与していたこと、
それが政府自民党と癒着が連日にわたって露わになり、
どうも安倍政権というのは自民党と統一教会の連立政権ではなかったかと疑わざる負えないことに。
こんなことを思うだけで異常ですが。

この状況に『大地を受け継ぐ』長岡上映会にお越しくださり、
お話しいただいた井上淳一監督が師匠の若松孝二監督ならどうするかと問いただしたのか、
すぐさま映画化を決意、自身が三日で脚本を書き、
かつて若松監督と盟友だった足立正生監督にメガホンを託した、
“安倍晋三元首相暗殺犯の山上徹也容疑者”をテーマにした
『REVOLUTION + 1』が9月27にの“国葬”の日に狙いを定めて緊急上映されるそうです。

日本が誇る稀代のシュールレアリスト・足立正生監督の最新作『REVOLUTION+1』、描くは安倍晋三元首相暗殺犯の山上徹也容疑者! 劇場公開に先駆け、ロフト系列ライブハウス他、全国ミニシアターでイベント上映決定!
https://rooftop1976.com/news/2022/09/15160000.php?fbclid=IwAR2pCzfuLWpMJq6gItS5K77PWRGmoWDkRCains-VvlR4ykeXZD7IJ-CVw3A

新潟ではやはりシネ・ウインドで9月27日の14時より緊急上映が決定したそうです。
https://www.cinewind.com/information/9-27-14-00-revolution-1/

↑しかし作品時間が予定とはいえ60分というのは題材からして勿体ない思いも。
容疑者の幼少期からの屈折した思いと最高権力者となりながらカルトとズブズブと繋がっていく元首相の姿を、
両立して描けば往年の山本薩男監督や熊井啓監督が撮ったなら短くても3時間の大作に仕上げたハズ。
そして韓国映画なら10年後くらいに容赦ない実録映画として豊潤な資金も投入して映画化すると予言というか想像します。

その一方でこの件であの映画監督はどうしてるのかと思い出しました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1097.html
↑2016年、新潟駅前に新作『安倍晋三』のステ看が貼られ、
これは正直観たいと連絡先にいつ公開なのかと電話をしたら自ら出てきた渡辺文樹監督。
この新作が上映されたという話は聞いたことはありかせんが、
渡辺監督も黙ってはいられないだろうと思ってます。。

しかし担当者は国葬を行う予算をコロナや値上げラッシュで困ってるひとたちの救済支援に使う、
などとは決して言わず統一教会と断ち切ろうとはなかなか言わない様子を見てるだけでも国葬反対の立場。
9月27日、たぶん国会中継をしないNHKは国葬を生中継するような気がし、
それならば『REVOLUTION + 1』を観に足を運ぶだけで意思表示に使えると。

しかし、あのお方、「こんな人たち」の側にいるこちらの声に耳を傾けることは最後まで一切なかったのは当然として、
明らかになったのは支持してた人たちをも裏切っていたこと。
支持してた人たちをも裏切っていたこと。

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長岡監督・ロケ映画特集 第6弾 長岡造形大学セレクション 写真入手

10月8日開催の『長岡監督・ロケ映画特集 第6弾』でこれまで空白だった、
長岡造形大学セレクションの3作の画像を入手しました。

先ごろ亡くなったゴダールに倣えばヌーベルバーグ最大の特徴はこれまでのスタジオでセットを組んでの映画撮影でなく、
カメラを手にしたクルーと俳優たちが街に飛び出して映画を撮影、
街の空気感もまるごとフィルムに包んで瑞々しい感性で撮りあげてましたが、
その遺志を継いだかどうかはともかく、
そもそもゴダールを観てるのかはわかりませんが、
いづれも学生映画の水準は軽くクリアした作品群、
あんまり内容についてとやかく言うのは野暮なので、
ぜひ画像を見て想像を膨らませて観にいらしてください。

*『長岡造形大学セレクション』
今年度、課題として制作された長岡造形大学2年生のショートムービーから3作品を上映。
学生たちがカメラとともに長岡へ飛び出して撮影。若く新鮮な感性で創造したSF、ファンタジー、青春とこの機会にぜひご覧ください。

10月8日11時10分~
会場 アオーレ長岡シアター

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3504.html

AI人間フェアリ_screenshot

・『AI人間フェアリ』(12分) 作 伊藤佑里香 小野寺悠来 鈴木涼馬 山崎日花梨

フレンズレンズ_screenshot

・『フレンズレンズ』(8分) 作 佐々木入香 武田のどか 西野晴也 渡辺紗弥

起爆願い_screenshot

・『起爆願い』 (14分) 作 江渡大輔 坂井優斗 澤田晴 村岡弥和

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11/19  『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(予定)



11月19日は10時よりウィルながおかフォーラムイベントにて矯風会長岡さんとのコラボで『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』 長岡上映会を開催しますが、午後から『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』上映会を検討しています。

香港ポップス界のスーパースターの地位を得て大きな成功を収めながらも、
香港民主化運動の雨傘運動の学生を支持、中国・香港政府から睨まれて逮捕、
キャリアの全てを失いながらも屈することなく、
巨大な権力を相手に香港の自由と民主主義のために徹底抗戦していく姿、
レズビアンであることも公表している彼女が、なぜそこまで闘うのかを問いかけ密着したドキュメンタリー。
自由と民主主義があっという間に潰されていく中で、
自分の生き方を貫き、声を上げて歌いあげ、路上で暴力も辞さない警察をなだめデモに参加した市民を守るデニス・ホーの姿に圧倒されるかと思います。
本作が公開された後も昨年末、今年5月とデニス・ホーは逮捕、
完膚なまでに香港の民主化は潰された今も闘い続ける彼女にエールを送る意味でも上映できたらと思います。

さらに11月19日はもう1本、上映作を検討中です。
いづれまた。

『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』

イントロダクション

香港に自由を―
アジアを代表するスター歌手
熱狂と再生のドキュメンタリー
 2014年に香港で起きた「雨傘運動」。警官隊の催涙弾に対抗して雨傘を持った若者たちが街を占拠したこの運動に、一人のスーパースターの姿があった。彼女の名前はデニス・ホー。同性愛を公表する香港のスター歌手である彼女は、この雨傘運動でキャリアの岐路に立たされていた。彼女は、中心街を占拠した学生たちを支持したことで逮捕され、中国のブラックリストに入ってしまう。次第にスポンサーが離れていき、公演を開催することが出来なくなった彼女は、自らのキャリアを再構築しようと、第二の故郷モントリオールへと向かうのであった。
スー・ウィリアムズ監督による長期密着取材によって浮かび上がるのは、香港ポップスのアイコンであった彼女が、香港市民のアイデンティティと自由を守るために声を上げる一人のアーティスト、そして民主活動家へと変貌していく様である。その物語は、歪な関係にある香港と中国、過去30年間の情勢を見事に反映している。
 そして、2019年6月。香港で逃亡犯条例改正に反対するデモが起き、彼女は再び岐路に立たされた。数百万のデモ参加者が街頭に繰り出した時、彼女は催涙ガスと放水砲が飛び交う通りに立ち続け、デモ参加者を守ろうとする。そして、国連やアメリカ議会で香港の危機的状況について訴え、自由と民主主義を守ろうとする人々の姿を世界に発信していくのだった。
自由を求める香港の人々の声が、デニス・ホーという存在に重なり、その願いが一つの歌となって響き渡る。映画の幕は閉じるが、香港の闘いはまだ終わっていない…

公式HP http://deniseho-movie2021.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=DkFdvmLkXcI&t=8s

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小森はるか監督 『阿賀に生きる』を語る



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3489.html

↑こちらで紹介したシネ・ウインドでの『阿賀に生きる』30周年企画の中で小森はるか監督トークの回を観賞。
聞き手役は『阿賀に生きる』とともに小森監督作品のファンである井上支配人が担当。

平日の昼間ながらも館内は『阿賀に生きる』のファンに加え小森監督のファンも詰め掛けたのかほぼ満席の中で
小森監督が語ったのは大学時代に一度、授業で『阿賀に生きる』を観ていたのに、その時はピンとこなかったものの、
自身が東日本大震災後、ちょうど10年前に陸前高田に映画制作のために移住、
しかしうまく撮影にまで踏み込めなかった時に『阿賀に生きる』を再鑑賞、
そこで描かれた人々の暮らしや映像の美しさに魅せられながら、
水俣病患者でなく人間として見ていることに気づかされ、
自身も陸前高田の人たちを人間でなく被災者と見ていたと。
『阿賀に生きる』を再び観てから意識が撮影に踏み込めた意味で語ってました。

以来、何度も観賞し、自身も映画作家となった中で不思議に思うこととして、
当時はフィルムで撮影しており家屋の中では照明も明るく炊いてた、
日常と呼べない中でなぜ日常の姿、例に挙げてた老夫婦の会話をカメラの前で撮ることができるのかと。
ご存じのように佐藤真監督、小林茂撮影監督などスタッフは3年にもわたって、
阿賀で共同生活をしながら地域の人たちと交流を重ね信頼を深めて撮影に挑んでいるものの、
確かにそれだけで日常が撮れるものなのか、
たいだいカメラがあるだけで普通は構えてしまうものなのに、
『阿賀に生きる』がずっと残っている作品の理由がその謎の一因としてあるのではと、
話を聞きながら思ったりしました。

またちょうどを撮影時の佐藤監督はじめスタッフと同じ30歳くらいの小森監督にとって、
「若い人たちの目線で撮られたことが染みている」と語り、
「自分に重ねると、その時でないと作れなかった映画、
若者たちがもがきながら見続けた結晶に引き付けられる」と最後に締めていましたが、
同世代が撮影した『阿賀に生きる』が今の小森はるか監督の指針としてあるようでした。
現在、新潟に引っ越した中でどのような映像活動を行うのか、改めて楽しみに思いました。

ちなみに担当者は大崩のご主人の下で、ここ数年毎年、田植えと稲刈りを手伝ってますが、
『阿賀に生きる』の冒頭、大雨でぬかるむ田んぼで稲刈りをする老夫妻を再見し、
あのぬかるんだ田んぼで一足移動するだけでどれほど体力を使うか、
実体験として自分はあそこまで刈れる体力などもはやないことを実感してました。
あのシーン、観るたびにいつも声を挙げたくなります。

『阿賀に生きる』公式HP http://kasamafilm.com/aga/news/

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JLG



確かT・ジョイ長岡で『さらば、愛の言葉よ』が公開され、
勇んで観に行ったものの、当然のように何が何だかよくわからず、
思えばあれはジャン=リュック・ゴダール、84歳の作品。
生涯にわたってずっとトンがり続けてたと思うと改めて畏敬の念が。

これで映画界最大の革命、ヌーベル・バーグが幕を下ろして、
また新たな時代が始まるんだろうと思います。

合掌

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慈眼寺



小千谷市平成にある、慈眼寺(じげんじ)の会見の間は、慶応4年(1868年)5月2日、長岡藩家老河井継之助(かわいつぎのすけ)が藩主の嘆願書(たんがんしょ)を持参、小千谷に本陣を置いた薩摩と長州を中心とした新政府軍(西軍)の山道軍軍監岩村高俊(いわむらたかとし)(精一郎(せいいちろう))と講和談判を行った場所です。
岩村軍監は、嘆願書を見ることもなく、無条件降伏をせまったと伝えられ、この談判は決裂しました。結局長岡藩はこれ以降、藩を挙げて新政府軍と抗戦することになりました。長岡藩の態度決定により、北越諸藩も隊列に加わり、新潟県内は広く戦場になりました。

https://www.city.ojiya.niigata.jp/soshiki/shogai/iwamura-kawaikaikennotokoro.html

映画『峠』の中で役所広司と吉岡秀隆の大芝居もあって、
とても印象に残った講和談判が実際に行われた慈眼寺は小千谷市民会館のすぐ近くにあると知ったのは、つい最近のこと。
これまで何度か小千谷市民会館に行ったのに知らずにいたのは恥ずかしく、
それならば昨日の記事に書いたウクライナ講演会が終わった後にでも
慈眼寺に寄って歴史に名を遺す舞台となった「会見の間」でも見てみよう、
映画ではおそらくセットで広い印象を持ったものの、
実際はわりとこじんまりとしてるなんて耳にしたのでいかほどなのかと。

だがしかし、「会見の間」がある本堂の中にはスズメバチがいて危ないので見学が敵わず、はいそうですか、と引き上げましたが、よくよく思えば映画もあって今年ほど訪れる人がいる年はそうそうないのでは、スズメバチには悪いが駆除して映画を観て感心を持った担当者のような物好き、否、歴史好きな人がいつ来てもいいような体制でいてほしかったと思いました。
あんまり映画を機に観光に力を注ぐ、というわけでもないのだなと。
仕方ないので仏像を見仏し「会見の間」はまたの機会に。

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ふるさと



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3483.html
↑こちらで紹介したおぢや避難民支援の会主催、ウクライナから小千谷に避難したイリナさん、ムタルさんご夫妻の講演会に参加しました。

講演を前にご夫妻を親身になって支援してる小千谷市長が「非核平和都市宣言」をした流れで、
先日は被爆ピアノコンサートを開催したことを述べた後に、
ロシアがウクライナ侵攻した際に核兵器の使用を示唆したことに激しい憤りがしたと述べて、
すぐさまメッセージを発したことを話してましたが、
本当に形だけでなく核兵器に対して毅然とした対応をしてること、
そして避難されたご夫妻を受け入れて形だけでなく実践してることに関心しながら聞いておりました。

第一部はイリナさんによるウクライナの文化紹介。
その中でコサックという戦士についての解説が興味深く、
彼らの伝統を引き継いだプロボクサーが今のウクライナで英雄的存在だと解釈しました。

二部は旦那さんでガーナ国籍のムタルさんによるウクライナ侵攻について解説。
発端と今の現状についてわかりやすくと同時に激しい憤りを交えてましたが、
それは当然だろうと思いました。
ガーナから医者になるためにウクライナに来て学んでいたところへ戦争に巻き込まれてしまったので。
ただこのガーナ国籍なので日本ではウクライナの避難者と同じ扱いが出来ないことに理不尽なものを覚えましたが、
無論、小千谷の人たちが親身になって問題を解決してるようだと見てて思いました。

そして住んでいたウクライナ東部で激戦地となってるドニプロから、
アパートの部屋に息子といたもののミサイル撃墜の爆風で吹き飛ばされて、外に放り出され亡くなった息子を前に、
悲嘆にくれる父親の映像を流してるのを見て、いろいろ言い分はあるだろうけど、
やはり子どもが犠牲になるのは間違っているだろうと。

ちなみに一部と二部の間に小千谷で日本語を学ぶドイツ、フランス、イギリスの人たちが登壇し、
各国のウクライナ支援について話す時間があり、
共通してるのは日本と桁違いの避難者の支援とウクライナへの武器輸出。
さすがに軍隊は送ってないものの、武器輸出というのはリアルに思い、
これはヨーロッパどころか世界的にウクライナ支援と同義語なんだろうと思い知らされました。
ただ甘っちょろいですが、違和感を覚える立場でいたいと思ったりと。

夫妻はウクライナに残ってる医療関係者の仲間へ、
包帯など医療品を送ってる活動を行っており、
日本では早く自立したい旨、ムタルさんは医者として小千谷で貢献したいことを話してましたが、
いづれにしても早く戦争が終結することを。

最後にムタルさんが日本で知って気に入った曲として「ふるさと」を日本語で歌い、
たどたどしいながらも歌詞を理解してるだけに大変味わい深かったです。

♪こころざしをはたして いつの日にか帰らん
 山はあおき故郷 水は清き故郷

ちなみに小千谷に来てからの活動が写真で紹介され、
『ひまわり』上映会の写真も写されてました。
お二人にとって、こののちにいい思い出になりますことを。

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『私のはなし 部落のはなし』



今年は11月19日に矯風会長岡とのコラボで『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』上映会を開催する
ウィルながおかフォーラムですが、
以前に屠畜と部落差別をテーマにした『ある精肉店のはなし』上映会を企画案として提出したところ、
かなり難色を示されたことがあります。
ウィルながおかの活動は男女平等推進が柱としてある他に人権擁護もあったので、
それに適した映画かと思ってただけに予想外の反応に戸惑った覚えがありました。
とはいえ『ある精肉店のはなし』は大変高く評価された映画なことを伝えて上映会に漕ぎつけましたが、
やはり被差別部落というのは大変重く容易に触れるテーマではないことも感じました。

昨年『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映会とともにお招きした大島新監督が、
『ぼけますから、よろしく願いします。~お帰りお母さん~』に続いてプロデュースした
『私のはなし 部落のはなし』が、大きな評判となっています。

満若勇咲監督は屠場とそこで働く人々を写した『にくのひと』が上映会で大きな評判となったものの、
劇場公開を断念したことがあったそうで、その時の体験を重ねてこの大きなテーマに挑んだのではないかと思いました。

「この映画は、まことに饒舌である。そしてその饒舌さゆえに、単純な要約を許さない。
だから観た人は、 それぞれに受け止め、自らの思いを持ち帰って解釈をするしかない。」

↑大島新プロデューサーの本作へのコメントです。

『私のはなし 部落のはなし』は現在、高田世界館で公開中。
9月18日(日) 15:15の回上映後は満若勇咲監督による舞台挨拶があるそうです。
http://takadasekaikan.com/archives/15733

またシネ・ウインドでは10月22日(土)〜10月28日(金)に公開されます。
https://www.cinewind.com/

「部落差別」は、いかにしてはじまったのか――
なぜ私たちは、いまもそれを克服できずにいるのか?
かつて日本には穢多・非人などと呼ばれる賤民が存在した。
1871年(明治4年)の「解放令」によって賤民身分が廃止されて以降、かれらが集団的に住んでいた地域は「部落」と呼ばれるようになり、差別構造は残存した。
現在、法律や制度のうえで「部落」や「部落民」というものは存在しない。
しかし、いまなお少なからぬ日本人が根強い差別意識を抱えている。
なぜ、ありえないはずのものが、ありつづけるのか? この差別は、いかにしてはじまったのか?
本作は、その起源と変遷から近年の「鳥取ループ裁判」まで、堆積した差別の歴史と複雑に絡み合ったコンテクストを多彩なアプローチでときほぐし、見えづらい差別の構造を鮮やかに描きだす。

公式HP https://buraku-hanashi.jp/

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韓日ハンガヴィ祭りin新潟2022



先日、越前浜の浜茶屋までかつての推しメンに会いに行ったことを書いてましたが、
この時は他にも東京から7組ものアイドルさんが登場、
よってお客さんも半分以上は東京からの追っかけとなってましたが、
ほぼ初めて目にするグループで中にはビックリするほど可愛いアイドルさんも多数おり、
テレビに出ないけど地下アイドルのレベルってやはり飛んでもなく高いことと併せて、
自分も含めたおっさん相手に最高の笑顔とパフォーマンスを魅せるモチベーションとは何だろうと改めて考えたりしてました。

それから1週間もせずに、今度はメジャーなNGT48がタダでライブを見る機会があると知って申し込んだのが、
りゅーとぴあで開かれた韓日交流イベント「韓日ハンガヴィ祭りin新潟2022」

こういったイベントにはNGTは選抜メンバーをぶち込むので、
リストを見たら人気メンバーに交じって古舘葵、愛称あおちゃんも入ってたのでこれは行かなければと。

昨年、リリックホールで開催した「被爆ピアノコンサート」で忙しいスケジュールを縫って
あおちゃんから「MAXとき315号」「365日の紙飛行機」を弾いていただいたおかげで
関心外だったNGT48にも興味を抱かせてもらったのものの、
今年は劇場もコンサートも行ってない非礼に後ろめたさがあったので、ホントにいい機会でした。

一部のトリで登場したNGT48のセトリは

MAXとき315号
春はどこから来るのか
シャーベットピンク
ポンコツな君が好きだ
世界の人へ

などとヒット曲で固めて、特にいきなり1曲目がこの曲かと喜び、
こちらは3階席からあおちゃんを探して見つけてひたすら凝視してましたが、
熱心なヲタさんは達は早めに並んだであろう、最前をサイリウムで染めておりました。

今夏8月19日の「被爆ピアノコンサート」でも弾いてもらいたいと思ったものの、
この日はNGT48の東京コンサートと重なってしまいオファーを断念、
東京から新潟へアイドルになるために来たあおちゃんにとって大事な凱旋コンサートとなり成功したことと思います。
でもいづれまた弾いていただきたいと願います。

それでこの夜は他に日本側から鼓童に噂のcourteseaまで登場し、ずいぶんとお得なイベントでありました。
韓国からはテレビドラマのテーマ曲のコンサートに加えて、
パンソリや韓国舞踊といった伝統芸能が披露、
特にパンソリはかつてイム・グォンテク監督『春香伝』で全編に渡ってパンソリが流れていたことを思い出し、
これもまた見てて引き込まれておりました。

あとテコンドーの演武に期待してたものの、
もちろん披露した選手たちの日頃の鍛錬があってのものだっとわかってたとはいえ、
古のガンバルマンのようなコントで笑いを取ってたのが、
それは韓国武道に対して失礼ではないか、
あげくにヌンチャクを披露してしまうのはいただけない、
知らないで見てた人はヌンチャクもテコンドーもゴッチャになるだろうと。
ガチで大人気もなくムッとしたりと。
それで思ったのはやはりカンフーで世界に打って出た香港映画を例に、
本格的テコンドー映画を今の韓国映画の実力で撮ればムチャクチャ面白い映画が出来るのでは、
これは意外と穴ではないかと思った次第。
もっとも随分前に見た『マルチュク青春通り』はブルース・リーとジャッキー・チェン、どっちが強い?
と70年代末のボンクラ日本人が誰もが思ったラストだったので韓国もテコンドーよりカンフーなのかもしれず、
今回の演武もヌンチャクが出たのかもしれませんが。

ところでハンヴィルって何かと思ったら日本でいうお盆のような習慣で、
韓国ではこの時期にお墓参りをするそう。
それで思い出した韓国映画の『サマリア』
あの中で母親の墓参りをする父娘の姿があり、
あれもハンヴィルの時期だったのかと。
そのあとの切ないラストシーンに繋がってよく覚えていたものの、
監督したキム・ギドクの名はもはや封印されたも同然かと、
あの映画に感激したこちらは思い出すたびに途方に暮れます。

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10/8 ながおか市民活動フェスタ参加企画 『長岡監督・ロケ映画特集 第6弾』 上映作・スケジュール決定!

市民活動フェスタ2022_表面

『長岡監督・ロケ映画特集 第6弾』

10月8日(土)

会場 アオーレ長岡シアター

入場無料

10:00~       
整理券配布

10:30 ~11:00  
長岡・山古志ロケ映画『冬のアルパカ』 原田裕司監督

11:10~11:55   
『長岡造形大学セレクション』 (仮題)
今年度、長岡造形大学生が制作したショートムービーの中から3作、 
『起爆願い』『フレンズレンズ』『AI人間フェアリ』を上映します。

11:55~13:00  休憩 

13:00~13:30 
長岡ロケ映画 『まじめで悪いか!』 河島英五主演 

13:35~14:20 
『雪の中のしろうさぎ』 長岡出身・五藤利弘監督舞台挨拶(予定)

14:25~15:00 
『ちょっと青空』 長岡在住・小林茂監督舞台挨拶(予定)

ながおか市民活動フェスタ2020
https://nkyod.org/event-list/320303

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 作品募集



山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 開催及び作品募集日程が決定しました!
YIDFF 2023
2023.10.5(木)-12(木)

作品募集
インターナショナル・コンペティション
2022/9/1(木)-2023/4/15(土)

アジア千波万波
2022/9/1(木)-2023/5/15(月)

※詳細は9/1(木)に公式HPで公開
http://yidff.jp

https://twitter.com/yidff_8989/status/1552925644488523781

↑こちらのレターボックスに山形国際ドキュメンタリーより次回の作品募集のポストカードが届いてました。

以前、『我々のものではない世界』をお借りして上映したのみのご縁ですが、
それでも貸し出し作品リストを送ってくださったり、こうしてご案内をいただくのも嬉しく思い、ご紹介します。

作品募集のページはこちらを↓
https://www.yidff.jp/2023/entry/23entry.html

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中国魅録



以前にも書いた覚えがありますが担当者がこれまで読んで面白かった映画本は
谷垣健治監督『アクションバカ一代記』、「白痴」新潟ロケを巡る撮影記『映画が街にやってきた』、
そして香川照之さんの『中国魅録「鬼が来た!」撮影日記』が今も不動のベスト3となってます。

『中国魅録』はチアン・ウェン監督・主演の『鬼が来た!』の撮影日記。
脚本にほれ込んで出演を熱望、念願かなっていざ中国へ撮影に来たものの、
そこで体験した麻袋に閉じ込められて、そのまま放置プレイなど
日本の感覚では到底受け入れられない中国映画界での狂気じみた日々を綴った撮影日誌。

ただ戦時下ながら日本兵を助けた中国の辺境の村人たちに最後に斬りかかってしまう役を演じさせるために、
規格外の怪物であるチアン・ウェンの掌で全て踊らされて極限状態に追い詰められたのでは、とも読めたりも。
ともかくページをめくるたびに香川さんとともにディープ中国の稀有な体験を味わえた1冊。
そして辺境の食堂で小汚い親父が調理したトマトと卵の炒め物が信じられないほど美味でぜひ食べてみたいと思わせた文才も特筆。

『第6回長岡アジア映画祭』では『鬼が来た!』の上映とともに香川さんに来ていただけないかとオファーしたものの、
都合がつかず断念。
変わって日本軍の隊長役で出演してた日本のカーツ大佐こと澤田拳也隊長に、
隊長から見た『中国魅録』をお話しいただけないか依頼したらご理解いただき、
『鬼が来た!』の壮絶な現場をお話してくださり無茶苦茶面白かったです。

さらにトークの中で某ルートのご厚意で隊長へのビデオメッセージとして香川照之さんが登場し、
いかに日本人キャストの中で隊長が大きな支えとなっていたかを話してくださいました。

その後、確実に『鬼が来た!』で一皮むけて香川さんの大躍進が始まったと思ってます。
ご存じのように最近の週刊誌から発した大バッシング、記事を読んだ限りでは到底擁護できずにいます。

『中国魅録』の冒頭、確かこの映画に出演することで確実に年収は減るものの、
それを承知の上でこの役を演じ挑みたいという情熱がひしひしと感じられた文章が記憶に残っており、
こちらにとって香川さんはいつもこのイメージだったので、
たぶんあの時の『鬼が来た!』の現場に挑む情熱は偉くなるとともに失せていったのだろうと思うしかありません。

超売れっ子になったとはいえ『半沢直樹』などの顔芸ばかりが最近は脚光を浴びてたのは違和感が。
香川さんが演じてて強烈に印象深かったのがひっそりと洗濯物を畳んでいた『ゆれる』、
そして今思い出すのは『ゆれる』のラストシーン、、、

うちに帰ろう by カリフラワーズ Cauliflowers
https://www.youtube.com/watch?v=Vhcxbi4ekdg

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『おかあさんの被爆ピアノ』 ロサンゼルス日本映画祭で招待上映



来たる8/10「未来への伝言」ですが、健康上の問題があり参加できません。でも!引き続き応援していますので、愛と勇気と決断を、美しく平和な未来の地球に届けるため、どうぞお集まりくださいね!心の底より祈りをこめて!

https://twitter.com/sizzlechan/status/1553471677962469379

昨日、亡くなったおおたか静流さんの最後のツイート、
担当者は『シコふんじゃった』の中でおおたかさんの歌う「悲しくてやりきれない」が印象に残っていますが、
おおたかさんはずっと被爆ピアノコンサートに賛同し参加をしていたそうです。

長岡で最初に被爆ピアノコンサートを開いた時に、
自身が作った小林茂監督『風の波紋』の挿入歌「めざめのとき」を奏で歌っていただいた天野季子さんは、
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1724.html
おおたかさんと交流があり、音楽家として大変尊敬しているそうで、
長岡での被爆ピアノがおおたかさんが弾いてたピアノと同じだったことを、
喜んで後で教えてくださいました。

五藤監督もおおたかさんと親交があるそうですが、
いずれ思い出を教えてくださると思います。

「美しく平和な未来の地球に届けるため」
被爆ピアノを演奏していたおおたかさんの想いが実現できますことを。

その五藤利弘監督作『おかあさんの被爆ピアノ』がついに海外に進出、
ロサンゼルス日本映画祭で招待上映されます。
9月18日11時(日本では19日早朝)、マリリンモンローシアター(!)で上映だそうです。
おめでとうございます!

原爆がテーマの映画が原爆を容赦なく広島・長崎に投下し壊滅させたアメリカで上映されるのはおそらく異例に思うものの、
あえて上映を決断したロサンゼルス日本映画祭に深い敬意を。
観客の皆さんはどのような感想を持つか大変気になったりします。
五藤監督はリモートで舞台挨拶に参加するそうです。
上映が成功しますことを。

https://jffla.eventive.org/schedule/62ef1317b8dd770073f66664

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10/8 ながおか市民活動フェスタ参加 『長岡監督・ロケ映画特集 第6弾』



長岡の市民団体の文化祭“市民活動フェスタ”が3年ぶりに10月8日(土)アオーレ長岡で開催されます。

例年、シアターをお借りして長岡に所縁ある短編映画上映会を開いてきましたが、
今年は『長岡監督・ロケ映画特集 第6弾』と題して開催、
現在、上映の確約をいただいたのは以下の作品になります。

長岡・山古志ロケ映画 『冬のアルパカ』 (原田裕司監督)

長岡ロケ映画 河島英五主演 『まじめで悪いか!』

長岡出身・五藤利弘監督 『雪の中のしろうさぎ』

長岡在住・小林茂監督 『ちょっと青空』

他にもう1プログラムを詰めてスケジュールが決まりましたら、またこちらに掲載します。

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夏の終わりに若松孝二監督を思い出した話



担当者はモーニング娘。の結成当時からのファンというのは何度か書きましたが、
いつしか新潟はローカルアイドルの聖地でもあることに気づき、
それが沼となってテレビに出ない地下アイドルまで食指を伸ばしながらも、
コロナ禍となってからはライブ自体の開催ができず、
こちらもいわゆる現場へすっかり足が遠のいてしまい、
このままヲタ卒かなな、などと思っていたら、
かつての推しメンのアイドルさんが東京からなぜか越前浜の浜茶屋でライブを開くと知り、
先回から3年、もう会うこともないだろうと思ってただけに、
これは会いに行かねばという心境となって越前浜の浜茶屋へ。

東北のロコドル“POEM”から東京の地下アイドル、“Sistersあにま”へと移籍していた推しメンは、
グループを引っ張るセンターとして大きく成長、
ほぼ毎日、東京のどこかでステージに立ってるそうで、
場数をたくさん重ねたぶんホントに立派になったとステージを見上げておりました。

ライブ後の特典会では砂浜でチェキに収まり、
ありがたいことにこちらをまだ覚えてて、
会うこともなかったぶん積もる話はたくさんあったのに、
ほどほどにして、これで夏も終わりだなぁと海岸線を見たら、
あぁ、ここは以前にも来たことがあると思い出しました。

越前浜にて
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1289.html

若松孝二監督作『海燕ホテル・ブルー』が2011年2月に県内ロケすると聞き、
前年に見学を希望と伝えたら若松監督は覚えており、
こちらをロケバスに乗せて青海川駅と越前浜でのロケの同行を許されました。

越前浜ではだるまやという浜茶屋で撮影しましたが、
今回のライブを行った浜茶屋の隣がそのだるまやだったので、
ここで若松監督が俳優さんに怒声を浴びせながら、
演技をすることを拒絶し追い詰めてたこと、
たぶんこんな演技指導は若松監督で最後ではないかと振り返り、
前年『キャタピラー』を映画祭で上映した際、
規格外すぎてこちらの手に負えないほど理不尽な思いをしながらも
なぜか憎めず、笑顔が人たらしな若松監督を思い出したりしました。

「俺、この海岸線が好きでもう4本ここで撮ってるよ」

若松監督が大好きだった海岸線を眺めて一層今年の夏は終わったと実感してました。

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11/19 ウィルながおかフォーラム 『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』

映「われ弱ければ」_スチール03

毎年開催してる男女平等推進センター『ウィルながおか』のフォーラムイベント。
昨年は『プリズン・サークル』を上映しましたが、
今年は11月19日(土)10時より同じウィルながおかの登録団体である「矯風会 長岡」とコラボで
山田火砂子監督、常盤貴子主演、三浦綾子原作 『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』上映会を
アオーレ長岡市民交流ホールAで開催します。

主人公・矢嶋楫子(やじまかじこ)さんは女性の地位向上を目的とした婦人団体・矯風会の初代会頭として、
率直にウィルながおかの関係団体の方々の話を聞くと大変尊敬されてる方のようで、
こちらはよく知らなかったので、為になったりしました。

『筆子、その愛』に続き、明治の知られざる偉人女性を山田火砂子監督、常盤貴子のタッグで映画化。
詳細が決まりましたら、またこちらに掲載します。

『われ弱ければ ~矢嶋楫子伝~』

天保に生まれ、明治・大正時代に生きた女性解放運動の先駆者、矢嶋楫子。
三浦綾子著「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」を原作に、女性の地位向上に尽くした矢嶋楫子の生涯を映画化すべく、「今こそ」とメガホンをとるのは、日本最高齢、90歳の女性映画監督、山田火砂子である。
常盤貴子演じる主人公、楫子は女子学院やキリスト教矯風会を作り、一夫一婦制、婦人参政権、禁酒、廃娼運動、アメリカでの軍縮会議に参加など数多くの功績を残す。著者、三浦綾子が、「もっと早くに、矢嶋楫子を知っていたならば、私の人生が大きく変わっていた」という言葉も残している。これまでに、知的障害児教育の母、石井筆子を描いた、常盤貴子主演「筆子・その愛ー天使のピアノ」や、日本初の女性医師、荻野吟子の生涯を描いた、若村麻由美主演「一粒の麦 荻野吟子の生涯」など、明治大正期にかけて活躍した女性達を映画化してきた山田監督。
明治・大正という、女性が一人の人間として尊重されることのなかった時代に、女子教育に力を注ぎ、女性解放運動に捧げた矢嶋楫子の生涯を、現代を生きる女性達へのメッセージを込めて作り上げた本作。

公式HP https://www.gendaipro.jp/yajimakajiko/

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『この子は邪悪』を観る。

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玉木宏というと山古志ロケした朝ドラ「こころ」の勢子を演じた若者というのが記憶に残っており、
というか虫亀の闘牛場の観客というエキストラで参加した際、
場内で迫力ある闘牛相手に勢子を演じた山場の撮影を終えたあとに、
少し離れた林の中で玉木宏が個別の撮影をしてたところをたまたま目にし、
とても熱心に演じてたことと、
おっかけ化してた熱心な女性ファンが終始熱い視線を送ってたことが印象に残ってました。

片岡翔監督『邪悪なあの子』で役者冥利に尽きる役を喜々と演じてる姿を観て
「こころ」のあの勢子青年が、縦横無尽に映画をかき回してることになんだか嬉しく思いながら観ておりました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3487.html
↑こちらで紹介した片岡翔監督『この子は邪悪』
あんまり書いてしまうとネタバレになってしまうので、ほどほどにしますが物語が進むごとに、
新たな謎が登場し、こちらを混乱させたでゾッとする恐怖が襲ってくる展開に少しも飽きさせず、
ラストはあの動きで“邪悪”を容易に連想させてしまうこともお見事でした。

ついでにファーストデーなので壮大なホラ話『NOPE ノープ』と続けて観たら、
どちらも初っ端から不穏な空気がスクリーンを漂うことに興味深く観てたら、
ウサギが出てきて片岡監督はジョーダン・ピール監督を意識してるのかと思い、
少年役がなんだかウサギのように可愛いのでさすがジャニーズだな、などと観ていたら、、、、この辺で。
しかし“流星”って流行りの名前なんだろか。

ついでに妹の寝室にやはりぬいぐるみがあることに片岡監督のこだわりが垣間見えましたが、
歳月をかけてこんな面白い映画を撮ってくれた片岡翔監督に深い敬意を。
これからも新作が出来たら観に行きます。
不穏にまみれながらもヒロイン南沙良がどんどん綺麗になってることに信頼を寄せることができました。

『この子は邪悪』公式HP http://happinet-phantom.com/konokohajyaaku/  

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晩夏の屋上



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3439.html

↑長岡造形大学の学生映画に出演したことをこちらに書きましたが、
率直に誘拐犯を演じた担当者の演技は見たくないと思いながらも、
やはり気になったのでビューラ先生に見せてもらえないかとお願いしたら、
最近は気の合う人との懇親会に使ってるようなアトリエの屋上で持参したノートパソコンで見せてもらいました。

撮影中は「ヒーロー」という仮題だった作品はタイトルが変わっており約10分の短編映画。
想像してたよりも悪くないのではなかろうか、などとモニターに映る担当者の姿を見てて思ったりしたものの、
エンディングが今一つ理解できなかったのはどうだろうかと正直に思いました。

今回、学生たちが制作した短編映画は7本。
そのすべてを観ましたが、当然学生さん自ら演技している作品ばかりで、
それが普通に巧くて今の若い世代は自撮り慣れというのか、
カメラを意識せずに自然体でいることが巧みなのか興味深く思いました。
あとほとんどが長岡造形大で撮影してますが、
この大学、どこで撮っても絵になるなぁと思ったりと。

7本の作品のうち、何本かこちらで上映できたらと思った作品があったので、
この件、ビューラ先生にまた相談しようと思いました。

ついでにビューラ先生も↓こちらで紹介した
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3487.html
片岡翔監督『くらげくん』をグランプリに推した審査員でもあるため、
『この子は邪悪』のことを紹介したら喜んでおりました。

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