長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『首相官邸の前で』の前で



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↑こちらの柏崎での『首相官邸の前で』上映会に『小さき声のカノン』のチラシ配りへと赴きました。

柏崎・刈羽の反原発団体が集まった“原発を再稼動させない柏崎・刈羽の会”の一回目のイベントということで、
上映前にスタッフの方があいさつの中で
「経団連の会長が柏崎に視察に来るなど、柏崎・刈羽原発の再稼働への動きに危機感を抱いてる」旨を話してましたが、
今回この柏崎に足を運んで感じたのは、やはり長岡とは違う空気だということ。

会場の柏崎市民プラザ周辺にはこのイベントのポスター、チラシを目にしたこともないばかりか、
会場にもチラシ一枚貼っておらず、それともたまたま自分が目にしなかったからかもしれませんが、
いづれにしても目立ったところになくて、
ようやくスタッフの方が準備をはじめて会場の中でチラシが貼られていきましたが、
確認のためスタッフに尋ねたら原発反対という立場でも
今回のポスター掲示はお断りされたというお店もあると知り、
この空気の中で今回の上映会を開くだけでも相当な胆力がないとできないと思いました。

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私は、この出来事を記録したいと思った。自分は歴史家であり、社会学者だ。いま自分がやるべきことは何かといえば、これを記録し、後世に残すことだと思った。

映画を撮ったことはなかった。映画作りに関心を持ったこともなかった。しかし、過去の資料の断片を集めて、一つの世界を織りあげることは、これまでの著作でやってきた。扱うことになる対象が、文字であるか映像であるかは、このさい問題ではなかった。

いうまでもないが、一人で作った作品ではない。同時代に現場を撮影していた人びと、インタビューに応じてくれた人びとが、すべて無償で協力してくれた。

なにより、この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地も志向もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有のことであると同時に、力強く、美しいと思った。

そうした奇跡のような瞬間は、一つの国や社会に、めったに訪れるものではない。私は歴史家だから、そのことを知っている。私がやったこと、やろうとしたことは、そのような瞬間を記録したという、ただそれだけにすぎない。

いろいろな見方のできる映画だと思う。見た後で、隣の人と、率直な感想を話しあってほしい。映画に意味を与えるのは観客であり、その集合体としての社会である。そこから、あなたにとって、また社会にとって、新しいことが生まれるはずだ。

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↑小熊英二監督がHPに寄せていた言葉を主催者が読み上げた後に始まった映画を観ながら、
これはほんのちょっと前の2012年の、
あれだけ国会議事堂が脱原発のデモで埋め尽くされながらも、
マスコミは一切報道しなかった頃の話なのかと思いながら観てました。

http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1868.html
↑こちらに書いてたように鎌仲ひとみ監督『内部被ばくを生き抜く』の上映が終わった翌日、
報道ステーションがこの脱原発デモをテレビで初めて大きく取り上げましたが、
担当者はこのころいろんなことが重なって苦くて深い挫折を味わってた頃の様子を見ながら、
さまざまなものがこみ上げたりしました。

映画では民意にまったく耳を貸さずに大飯原発の再稼働へと突き進む野田政権にモノ申す形で
どんどんデモの波が広がっていくようすがダイレクトに伝わり、
その原発の事後処理のまずさから民主党が政権の座を降りる形で映画の幕は降りましたが、
ご存知のようにその後はより強靭強固な安倍政権と変わってしまい、
昨夏は安保反対で再び過熱したとはいえ、
この映画に記録されてたような脱原発の波を起こすことはムリなのか、
インタビューで登場するデモを牽引した関係者たちが、
昔話を語るような雰囲気だったことは自分の目の間違いであってほしいと思ったりしました。

あと監督が現場にいなくてインターネットの動画を拾って
監督の考えに沿ってどんどん繋げて編集していくのは、
確かに今の映画の作り方としてアリなんだと感心をしたりと。

いづれにしても『小さき声のカノン』の紹介にまわるこちたは
3,11後の空気を再確認するうえで観て良かったです。

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はじめに彼らはあなたを無視する、
次に彼らはあなたを笑う、
それから彼らはあなたに挑んでくる、
そうしてあなたは勝つのだ。

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↑映画の最後を飾るガンジーの言葉も印象に残りました。

http://www.uplink.co.jp/kanteimae/

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長岡アジア映画祭 プレイベント(仮)

日時 3月5日(土)、3月6日(日)

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

作品 スケジュール

3月5日(土) 
19時~ 常盤貴子主演「筆子、その愛 -天使のピアノ-」

3月6日(日) 
10時~ 鎌仲ひとみ監督デビュー作「ヒバクシャ 世界の終りに」

13時~ 鎌仲ひとみ監督新作「小さき声のカノン -選択する人々」
            上映後に“保養”をテーマにディスカッション

16時20分~ 長岡出身・五藤利弘監督新作「ゆめはるか」
               五藤利弘監督トーク

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