3月6日 『小さき声のカノン -選択する人々』 長岡上映後 “保養”ディスカッション

「保養」とは…
子どもたちが健康を取り戻すための“合宿”のようなもの。1986年、チェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシでは、今も年間10万人の子どもたちが保養を受けている。日本でも市民グループが各地で保養を始めている。
↑『小さき声のカノン』のチラシ裏にこのように「保養」について定義がなされています。
今回、3月6日に『小さき声のカノン』の紹介にまわってますが、
意外と「保養」について知らない人が多いので驚きました。
すでに映画を観た人から、この映画で初めて「保養」を知ったそうで、
「保養」について知られてることから話を始めており、
知ってる人と知らない人の壁があるのではという趣旨で感想を聞いてなるほどと思いました。
映画では被ばくを軽減する保養をチェルノブイリ原発事故後、国ぐるみで実践している
ベラルーシと北海道の民間の施設の保養の様子を取材。
担当者は一応、3,11をテーマにした映画上映会にこれまで何度か関わっているので、
保養という言葉は知っており映画も特に気にせず観ており、
だから保養を知らない人のほうが多いという感覚ではなかったので、
現在、まわっていると保養について知らない方に映画紹介とともに保養について話すことが多くなったりします。
今回の『小さき声のカノン』上映後に新潟県内で福島の子どもたちを招いて保養を実践してる、
風フェス、ながおか医療生協、三条別院、妻有の命を守るふるさとの会、
以上4団体に登壇いただき、それぞれの活動報告を行うことで進めています。
このうち笹神で保養を行っている風フェスには鎌仲ひとみ監督が取材にきましたが、
本編ではカットされたものを風フェスの活動のみ10分ほどにまとめたのが、
「カノンだよりVol.3」に収められており、
http://kamanaka.com/works/works-movie/works-dvd/2690/
それを流して活動の様子を話してもらおうと思っています。
ディスカッションと銘打ちましたが座談会のような感覚で開きたいと思っています。
映画の上映とともに、こちらもぜひ関心を持っていただきたいです。
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長岡アジア映画祭 プレイベント(仮)
3月6日(日)
・10時~ 『ヒバクシャ 世界の終りに』 鎌仲ひとみ監督デビュー作 116分
http://kamanaka.com/works/works-movie/works-theater/4/
・13時~ 『小さき声のカノン -選択する人々』 鎌仲ひとみ監督最新作 119分
*上映後に県内で保養の活動している方々のディスカッションを開きます。
http://kamanaka.com/canon/
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1015.html
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