長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 映画祭巡礼記

昨日に続いて今回は「第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭」とSKIPシティDシネマ国際映画祭への特派員の総括です。

http://www.skipcity-dcf.jp/

ありがとうございました。またよろしくお願いします!

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭会場の青山スパイラルホール

この後の1本は第22回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で上映されたもの。22回という回数がすごいです。私が行くようになったのは3回ぐらい前からではじめて行った時は性マイノリティに関してとくに関心もなく、アジア映画が上映されるからというだけの理由で行っただけなので場違いなんじゃないかとちょっと気にしてたのですがそんな心配はぜんぜんいらなかったですね。むしろ今まで経験したことがないくらい上映中の観客の反応がよくて、すっかりこの映画祭のファンになってしまいました。この映画も大受けで場内爆笑の連続。たいへん楽しい映画体験になりました。

「ウィル・ユー・スティル・ラブ・ミー・トゥモロー?」台湾 アーヴィン・チェン監督

リッチー・レンとメイヴィス・ファンが扮する夫婦とその妹と婚約者の2組のカップルを中心にした群像恋愛ドラマ。

リッチー・レンは一人の魅力的な男性に出会ったことから封印してきた同性愛者として目覚め、妹は何度も結婚寸前までいきながら結婚に踏み切れない。そこに気弱な婚約者を応援するゲイの友人たちが絡んだり、妹が見ている韓流ドラマの主人公の幻が現れたりしてとにかくにぎやか。アーヴィン・チェン監督は多彩な登場人物を見事にさばいています。リッチー・レンの上司の退場の仕方や結婚恐怖症の妹がハマっている韓流ドラマの主人公の幻が妹の前にあらわれたりするファンタジックな味付けが現代のおとぎ話のような気分を醸し出していて、悩める男女たちがそれぞれの着地点を見つけるラストはほろ苦くも幸せそうで幸せな気分になれる映画でした。妻役のメイヴェスがタイトルになった曲を歌う場面があるのですが、これが監督の前作「台北の朝、君に恋する」にもあったゆるーいミュージカル調なのもいい感じでした。90年代アイドルだった彼女が最近映画で活躍しているようで昔CDも買っていた私としてはちょっとうれしいです。

最後にSKIPシティDシネマ国際映画祭について。この映画祭はデジタルで撮影され上映されることが条件になっている映画祭です。こういう技術面に着目して作品を選んでいる映画祭はユニークだと思います。映画祭が始まった頃はビデオカメラで撮影した作品なんてフィルム撮影に比べたら格下というのがまあ一般の考えで私も興味はあるもB級の作品ばかりじゃないかと思っていました。しかし実際に見て考えが変わりました。標準画質のビデオで撮影された作品は画質が良くないなりにフィルム作品とはぜんぜん違う表現方法でもって映画を作ろうとしていたし、HD撮影の作品もフィルムとは違う特性を生かしフィルムではできないような絵作りの魅力がありました。要はフィルムとは別の表現の作品だったわけです。今はデジタルの性能も向上し劇場用の商業作品で使われてもまったく何の問題もないクオリティのようですがたぶんフィルムとの差はまだ残っているはず。そこにまだまだDシネマの独自さ、面白さを感じさせる作品が出てくる余地がありそうでこれからもこの映画祭は注目していきたいと思っています。
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