長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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小林茂監督 『ちょっと青空』 長岡監督短編映画特集 



7月26日に発生した大変痛ましい事件の報道を目にして、やりきれない思いを抱いてます。

9月3日の長岡監督短編映画特集では上映する小林茂監督『ちょっと青空』は
介助者がいないと生活できない障がい者の佐藤マサヒロさんと
彼のもとに集まるヘルパーさんの交流に着目した秀作です。

ご存じのとおり小林茂監督は福祉の現場を問い続けた柳澤壽男監督に師事し、
初監督作『放課後』は障がいのある子も健常児も壁などないことを描いた短編、
長編『わたしの季節』は重症心身障害児(者)施設第二びわこ学園で生活する人々を被写体にし熟慮した作品でした。
『ちょっと青空』はこの『放課後』と『わたしの季節』の狭間にある映画で、
『わたしの季節』で到達したといえる福祉ドキュメンタリーの頂点に向けて、
軽やかにステップしたような感覚がある味わいのある作品。
もう15年も前の映画になりますが、担当者はすでに何度か観てマサヒロさんを巡る人間模様に笑ったり、考えさせられたしました。

劇中の言葉にもある障がい者であるマサヒロさんを介助している人々が、
マサヒロさんから得るものがたくさんあると口を揃えてることに、
本来の障がい者と健常者の関係が見える映画だと思います。

今のやりきれず閉塞した思いの中でちょっとどころでない青空を映す、ぜひとも観ていただきたい映画だと思います。
9月3日(土)14時15分より小林茂監督のトークとともに上映いたします。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1213.html

『ちょっと青空』 監督 小林茂 2001年 

福祉施設を出て、札幌でひとり暮らしをする佐藤マサヒロさんは24時間介助が必要な重度障害者である。その介助にヘルパー、ボランティアなど1週間に40人程がやってくる。カメラはその生活に密着しながら、マサヒロさんをとりまく人間模様を描き出す。おかしくて楽しくてジーンとハートにくるドキュメンタリー。

またこのブログに佐藤マサヒロさんの手紙を掲載したことがあり、やはり今ご紹介したいと思い転載します。

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「戦争は障害者を作り出す愚かな行為」佐藤正尋

与えられたかけがえのない「命と身体」を大切にすることができないのでしょうか?。なぜ、傷つけあったり、殺し合ったりするのでしょうか?
私は、生まれつきの脳性まひのために全身に障害があります。常時、介護者がいないと生きていくことはできません。
抵抗することも、逃げることもできません。平和でなければ生きていくことはできません。武力がなければ、平和は作れないのでしょうか?平和で居ることは、できないのでしょうか?
戦争に、正当性はあるのでしょうか?戦争が起こることを前提にした「平和」の議論は間違っていると思います。
戦争を起こさないためには何をしたら良いのか!武器を造るお金を人々が安心して暮らせるために使うことはできないのでしょうか!戦争は、「愚かな行為」と気付いた時には遅いのです。
言葉で分からなければ、暴力や武力で解決する。それが「平和」を作る最良の方法なのでしょうか?人間は、本能のままに動く「動物」ではありません。人間には、「喜怒哀楽」の感情があり、その中に、優越感や劣等感があります。
これを、コントロールできる「理性」の力があるのです。でも、理性の力を生かせるのは人の話をよく聞き、人への思いやりを持つことができるかできないかで、その人の人間性が見えてきます。人間の「感情」は理屈では割り切れないことが沢山あります。これが、「人」同志の争いの要因なのです。でも、人は一人では生きては行けません。だから、「人間」なのです。しかし、「権力」と「お金」によってその「立場」を守ることだけに力を注ぎ、多くの人に支えられていることを忘れてしまうのです。
私たちが選んだ国政を預かる多くの先生と呼ばれる国会議員の皆さんたち。本当に、私たち国民のことを考えているのでしょうか?いくら耳障りの良い言葉で訴えかけても、結局は自分の立場しか考えていないと思ってしまいます。
違うというのであれば、私たち、一人ひとりと向き合って話を聞いてください!経済の発展だけが「人間の幸せ」に結びつくのか、立ち止まって考えてみることが必要です。それが貴方たちの「与えられた仕事」です!

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http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-501.html
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