加藤ゲストハウスご主人 『故郷は緑なりき』 証言12

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↑こちらの来迎寺駅近くの加藤ゲストハウスに片貝花火を見るために宿泊しました。
先回、来たときは会えなかったご主人とようやくお話しできました。
とりあえず早川監督によれば常連だったという酒小屋の話をふると、
店が閉まってるのが気になってたものの、閉店したとは知らなかったようでした。
それで昭和36年の『故郷は緑なりき』に酒小屋が登場すると話し始めると
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1134.html
話しを遮るように「あぁ~、故郷は緑なりき あったね。自分はあの映画の撮影を見学してたんだよ」
などと思いもよらぬ話をし始めました。
「当時、自分は中学二年で来迎寺駅近くに住んでたけど、
こんなざいごに映画の撮影が来るというので大騒ぎ、近所の人たちで見に行ったよ。
佐久間良子が本当に綺麗だった」
確かに来迎寺駅で撮影されたので駅前の当時の風景が頻繁に登場し、
上映会当日観ながら、あぁ来迎寺駅周辺に宣伝に行くべきだったと悔やむ思いがありましたが、
こんな形で証言を得るとはやはり当時、映画撮影はこの町にとって大事件だったようです。
「公開してから長岡まで観に行ったよ。
自分も電車通学だったから重なるものがあったし、
同じ世代の淡い初恋物語に共感しながら観ていたよ
インターネットでこの映画を調べたらDVDが出てなくて残念に思ってた」
昨年、長岡市立劇場で上映会を開いたことをお伝えしましたが、
よりによって映画撮影を見学し、封切り時に観た方とこんな形でお話しするとは。
それに一時期までここに上映会のご案内をしてたものの、
最近はやめていたのを大いに悔やんでおりました。
「来迎寺について詳しい人がいるから紹介できるよ」
などと言ってくださいましたが、このご主人にも映画を観てほしかったです。
リビングルームには2009年に市立劇場で市民映画館をつくる会が上映会を開いた
チェン・カイコーの『花の生涯 梅蘭芳』の女形のレオン・ライがアップのミニポスターが貼ってあり、
これは担当者が宣伝に来たものだったので、いまだに貼っているのが嬉しく思ったりしてました。
ちなみに離れの部屋に宿泊、本音はシャワーさえ浴びれば雑魚寝で構わなかったのですが、
とても過ごしやすいものだと思いました。
あとフランス人が二人も宿泊して、正直周囲にはもみじ園しか観光地がありませんが、
ちょっとした国際交流の拠点でもあるんだなと思いました。
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