長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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小林茂監督 『ちょっと青空』上映舞台挨拶 -後編

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↑昨日の続きで『ちょっと青空』小林茂監督舞台挨拶の後編です。

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当時はボランティアの名簿が200人くらいありまして、みんなで会議をもってそれぞれ埋めていく、それが埋まらないところは知り合いに電話したりして、教会にも行っておられましたので、教会の青年部にちょっと来てくれないかとか、そういう形だったんですね。
それは今から思うと大変なんですよ、その時間を埋めていくことは。
でも今から思うとその世界が大変開かれた世界だったんだなということを今のマサヒロさんの生活から較べると思います。
 
 撮影していて思ったのは、24時間だれかがいる、そういった生活を私は考えたことがありませんでした。
まず、それに僕は驚いたんですね。
 我々はもし誰かといくら好きな人でも毎日24時間ずっと一緒にいられますか?
そういうことを私は考えました。

 マサヒロさんはこの時、50歳。
30歳の時に施設を出て、独立されたんで、先日、自立生活30周年記念で200人くらい札幌に集まりました。
それからこの映画で名古屋の映画祭に行くシーンがありますけども、札幌周辺で学生生活を過ごしマサヒロさんのボランティアに来た人たちが、全国に散らばっていくわけですね。
そういう学生さんが今じゃ日本福祉大学の先生になってるというふうなことがございました。
その先生の教え子さんたちがマサヒロさんの介助ボランティアに来てくれました。

 ある時、こんなことは本人がいる前では、言えないですけど、夕方の5時に、昔、ボランティアに来ていて日福大の先生になっている彼女と会うことがありました。 
しかし、その直前にトイレでいろいろ失敗をいたしまして、僕が呼ばれまして、どうしようかって言うんで、これは宿へ帰ってシャワーを全部浴びて、それからパリッとして出かけたことがあります。
そんな今となっては笑えるエピソードがたくさんあります。

 よく障がいのある人たちについて、この人はとておいい人だからというようなことを仰る方がいます
でも障がいを持ってる人の中にも、ちょっと因業だなと思う人もいるし、ちょっと妬みっぽい人もいるし、様々なんですね。
だから何か、障がいのある人をそういうふうに見がちなんで、そこがハンディを乗り越えてやってることと「感動」が結びつきやすいんですね。
某テレビ局が毎年やっておりますが「感動しないといけない」わけなんですね。
だからそういうふうに考えるのは基本的に間違いなので、その、なんて言いますか、お金を募金するのは良いことですし、寄贈されたマークをつけた車が街中を走っております。
しかし、障がいを持ってる人言うのが決していい人いうか、こちらの関係いうとそういう人たちだけではないんですね。
私が何か言いたいかというと我々と一緒なんです。
そいう意味で言えば様々な嗜好がありますし、癖がありますし、しかしそういう中でなんとか生きようとする姿に私たちはどこか励まされることがありますし、マサヒロさんを見て24時間他人と一緒にいることの凄さを私はこの映画で見せつけられたような気がします。

そういうことで、この映画は使い勝手がいいように30分くらいにしてあります。
と言いますのもこの映画は出来てから北海道中をまわりましたけど、新潟でも長岡でも観てもらえましたし、栃尾高校などあちこち何か所かまわりましたけど、この映画をまず30分観てもらって、それからマサヒロさんと私とちょっとトークをして生徒さんから質問を受けるとちょうどいい時間なんですね。
ですからみなさん30分ですから寝ている暇もありませんので一気に観ていただいたらと思います。

それでは始めましょう。
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