長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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槌音



昨日の続き。

「So long! The Movie」には「この空の花」に続いて高嶋政弘さんが中越高校の教師として登場。
研修旅行先の川口の温泉にて、
女子生徒達がはしゃぐ女湯に意味不明な理由で乱入、
「この空の花」の名台詞を絶叫したりします。

一方、中越高校の教室(撮影場所は造形大)では卒業に向けた生徒たちに
黒板に「大槌町」と大書きし、
じゅりなさん扮する未来が帰郷した南相馬の高校生たちの
花瓦礫プロジェクトの作品を写真でを紹介し、
「この瓦礫を写真でなく本物を見せたいのだが瓦礫の線量を怖がってる」という
趣旨でやむなく写真になった経緯。
南相馬の瓦礫と東京の線量は同じことを述べて、
中越地震で手を差し伸べた恩返しの意味で、
大槌町の震災瓦礫受け入れに協力する旨を結構踏み込んだ口調で述べてます。

「みんなで美しく賢い人間をつくる、それが長岡魂」
「助け合おうという精神をなくしたら日本は滅びる」

昨年、新潟県の中では新潟、長岡、三条、柏崎、新発田の五市が岩手県大槌町からの
震災瓦礫を表明。

これについて住民の間では賛否両論が巻き起こりました。
誰もが助け合いは必要と思いながらも、
特に中越大地震を経験した長岡は他人事に思えないのは当然です。
しかししっかり検査したとはいえ放射能を拡散する事態になり、
いかがなものかという意見も当然ありました。
これを書いてる担当者はこの年に結果的に市民映画館をつくる会最後の上映会となった
鎌仲ひとみ監督「内部被ばくを生き抜く」の上映会を経験したこともあり、
上映後でも長岡、三条で開かれた瓦礫受け入れの勉強会に参加してましたが
放射能は燃やせば濃縮され、焼却したといえ微量でも拡散する事態となるため、
マズいんではないだろうかというのが正直に思いました。

そんなことを勉強会の後に長岡のラーメン屋で友人と話してたら、
見知らぬカウンター席の隣席のお客さんから罵声を浴びせられたという苦い体験があり、
賛否が分かれることは改めて深刻な事態だと実感しました。

「この空の花」は長岡映画ということで、長岡市の予算で上映会が被災地はじめ広島・長崎で開かれてるようです。
http://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/tayori/h25/t2504/2504news_1.htm

一方、岩手県大槌町の姿を収めた「槌音」というドキュメンタリー映画があります。
大槌町の震災瓦礫受け入れ案の表明前に観る機会があったのですが、
監督の故郷である大槌の震災前の平穏と、
津波で監督が生まれ育った実家も含めて壊滅した大槌町の姿が映し出されて、
大変観ていて痛々しく感じました。

むろん長岡のアピールのため「この空の花」を全国に届けるのも必要ですが、
この「槌音」を受け入れを表明した長岡や各市で上映し、
それぞれ議論の参考にしてもいいのではと、
各市長が粛々と受け入れの準備を決めた中で、
新潟県の首長である知事が反対してるというある意味、普通じゃない事態を目にして思ってました。

結局、今年に入って長岡では栃尾の焼却施設で当初の予定より少ないハズの
19.5トンの瓦礫を焼却して終わりとなったようですが、
継続して続けるのかと思ってましたが、
そうじゃなかったことも事情があるにせよ、
あの賛否を見ていて、ちょっと違和感を覚えました。

「槌音」はもう瓦礫受け入れ問題が終わったものだから、
長岡で上映してももう意味はないといえるのか、
この監督は再び大槌町でキャメラをまわしてるそうなので、
その経緯をこちらから気にかけていようと思ってます。

映画『槌音』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=YtqTtLoZo70
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