長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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いのちを食べて いのちは生きる

某団体がメルマガを発行するからと原稿依頼があり、
少しでも「ある精肉店のはなし」の上映会の宣伝になればと喜んで原稿を書いたものの、
今現在、発行されもされていないので、せっかくなのでこちらに加筆して掲載します。



はじめまして。
長岡で活動しています長岡アジア映画祭実行委員会!と申します。
訳あって自主上映会をはじめて三年になります。
代表には上映会のポスターを作成いただくなど協力いただき深く感謝しています。

今回は次回上映会の『ある精肉店のはなし』について。
大阪の精肉店を営む家族の物語。
本作の上映を決めたのは屠畜の場面を躊躇なく撮影し記録映像としても残す監督の意気を感じたことが一番のように思います。
被差別部落の問題も絡んで長い間、タブー視されている屠畜について真正面から撮影してる本作、併せてキャメラの前に顔を出すことを厭わず黙々と高度な職人技の技術で牛を解体している精肉店の人々。
どちらも返り血を浴びることを覚悟しながらも真剣に仕事に従事する姿は感動さえ覚え、なぜこれをタブー視しているのか観る側に深く問いかけます。

本作の横に牛絡みで『夢は牛のお医者さん』を並べると、子どものころに学校で飼ってたヤギの病気を治そうと獣医になることを決意した少女を追いかけ、その夢がかない念願の獣医となったものの、仕事には牧場で病気となった牛の命を間引く、要は役立たずだと判断していくことも仕事にするヒロインの葛藤を僅かに写し、ひたすら美談として口当たりよく描いてるのが甘く欺瞞に思いました。
命を救いたいくて志した職業になったものの、その仕事は命を間引くことでもある矛盾。
それが本作のテーマとして大きくあるはずなのに、それに触れないのはここに返り血を浴びる覚悟はあるのだろうかと。
なんてことを人に話したら批判をされてしまい、ますます身の置き場がないのですが、
「いのちをいただく」ことに真摯に問う『ある精肉店のはなし』。監督トークもあるのでよろしければいらしてください。

『ある精肉店のはなし』上映と纐纈あや監督トーク

日時 11月26日(土)
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
会費 当日1200円
上映時間 ①10時30分~ ②13時30分~

詳細はこちらを→ http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/

山田洋次監督や佐藤忠男先生も、なにより纐纈あや監督も称賛してる作品を横に並べなくてお門違いの批判を書いて天に唾を吐かなくてもいいじゃないかとも思いますが、どうしても矛盾をおざなりにしてることへの疑問が拭えず、上映会が終わってから掲載するのもどうかと思うのでこのタイミングに掲載いたしました。

画像はアオーレ長岡ホワイエでも流れていた予告編です。 
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