長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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福島映像祭2013 映画祭巡礼記

・S東京特派員の映画祭巡礼記。
今回は開催中の福島映像祭2013から話題の“作品”をピックアップ。
あのテレビ会議には柏崎の様子も映ってたというのが気になります、というかこれはぜひ観てみたいです。



ポレポレ東中野で今月14日から1週間「福島映像祭2013」が開催されています。
この初日のプログラム「東電テレビ会議(4時間編集版)」を見てきました。
タイトルが「映像祭」となっているように上映作品は映画だけではなくテレビ作品も入っています。
福島のテレビ局が制作したドキュメンタリーで地元以外では見る機会の少ない作品やドキュメンタリー作家やメディアではない、一般の農家の人が記録した作品もあり、プロではない視点からどんな作品が撮られたのか興味深いです。

その中でも異色なのはなんといってもこの「東電テレビ会議」ではないでしょうか。私は原発の仕組みもよく知らないし、この事故のこともニュースで見たりしたぐらいでこの映像の中で交わされている専門的なやりとりははっきり言ってほとんど理解できてないですが、そういうことがわからない門外漢が見ても十分に面白かったし考えさせられる映像でした。
画面は本当にテレビ会議の映像だけです。福島第一、福島第二、東電本店、福島オフサイドセンター、柏崎原発、この5か所からの映像が5分割された画面がえんえん映される。
そんなものを4時間も見て耐えられるのだろうかと見る前は思っていましたし、実際に上映が始まると想像以上に画質が悪くこれは最後まで見るのはつらいかな…とも思ったのですが、すぐに映像に引き込まれてしまいました。
その理由としてはまずこれが前代未聞の事故が起きた当時の生の映像だということ。
映像は13日の夜から14日までが前半。15日が後半という構成。事故はまだ進行中で、第1号機の爆発後から始まり、第3号機の爆発~全員撤退が検討されるあたりまでが入っています。
音声は鮮明に入っているので映像の悪さを充分補っています。また構成もよくできていて、49時間の映像記録のうち音声があるのは11時間ほどだったらしいのですが、事故対応の経過のポイントになる点をピックアップするだけではなく、福島第1とその他の場所の現場から遠くなるにしたがって微妙に違ってくる意識のズレであるとか、主だった人たち(福島第1の所長や東電副社長、常務など)の個性も浮かびあがってくる。
もちろん現場の奮闘ぶりや混乱も。4時間という上映時間は長いと感じられるかもしれませんが、この長さだからこそ原発事故の実際の様子を臨場感を持って伝えられたのではないかと思います。
考えてみればこの事故によって日本はそれ以前とは大きく変わってしまいました。そして事故はいまだ終息していない。現在進行中のできごとです。おそらく今後も長く続くでしょう。その原点がこの映像には記録されているわけですから、事故の中に今もいる我々にとっては必見の映像ではないでしょうか。

映像祭はポレポレ東中野で20日まで。
「東電テレビ会議」は19日にも上映されます(Space&Cafeポレポレ座にて)。

福島映像祭HP
http://fukushimavoice.net/fes
福島映像祭facebook
https://www.facebook.com/fukushimafilmandmediafestival
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