長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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肥田舜太郎先生を偲ぶ 再び「生きている大人の責任として」



肥田舜太郎さん死去 被爆者医療に70年、核廃絶に尽力
http://www.asahi.com/articles/ASK3N5KP3K3NPTIL011.html

市民映画館をつくる会主催で『内部被ばくを生き抜く』 
昨年の長岡アジア映画祭プレイベント(仮)で『ヒバクシャ 世界の終りに』
どちらの作品も鎌仲ひとみ監督が取材し広島で被爆しながら、
生涯に渡って被爆者医療に従事した肥田舜太郎先生が100歳で20日に亡くなられました。

『ヒバクシャ 世界の終りに』はイラク戦争前のイラクを取材し劣化ウラン弾によって白血病になってる子どもたちと内部被ばくの因果関係を肥田先生に相談、
『内部被ばくを生き抜く』では福島原発事故後の世界と内部被ばくについて肥田先生に取材、おそらくもっとも鎌仲監督が頼りにしていたのが肥田先生ではないかと思います。

おりしも5年前に市民映画館をつくる会最後の上映作となった『内部被ばくを生き抜く』を宣伝しているときに肥田先生が燕で講演会を開くと聞いて駆けつけ貴重な聴講に耳を傾けていましたが、その時に興奮した記事を書いていたので再掲します。
画像はこの時のものでこんな凛とした95歳を目にして感激してました。

「これからの子ども達に綺麗な日本を残すことが一番大切なことだと思う
 生きている間に原発を止める、生きている大人の責任として」
↑読み返してハッとする思いでした。

実際に講演会を目に耳にしたものとして訃報は大変残念に思いました。
お疲れ様でしたとありがとうございました。

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生きている大人の責任として

「次回作は肥田舜太郎先生の取材をしています」

昨年の映画祭で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映と共に
お招きした鎌仲ひとみ監督は話していましたが、
申し訳ありません。
鎌仲監督作「ヒバクシャ 世界の終りに」では結構なお年だったので。
正直、ご存命だったとは知らずにいて驚いてました。

その肥田先生のインタビューも収めて完成した「内部被ばくを生き抜く」

肥田先生の講演会が先日、燕市で開かれ足を運びました。
御年95歳、原爆投下された広島で軍医として治療にあたり、
被爆によって次々と命を落とされる人々を見た体験から
内部被ばく、福島原発事故、聴衆へのメッセージまで1時間強に渡って、
立ちっぱなしでお話しされました。
立ちっぱなしところか明瞭な言葉遣いや足取りも軽快なので目の前にしてまず驚きました。

原爆投下後の広島で軍医として多くの患者が亡くなった体験を話し
占領下の広島、原爆投下そのものがアメリカの機密という中、
捕まってもいい覚悟で患者の治療に当たり、実際に逮捕された体験。

ただし直接、被爆を受けたわけでもないのに、
かったるくて起きられないという患者が続出し、
わからないまま30周年すぎてそれがやがて“内部被ばく”だと知る過程。

広島の体験から核兵器廃絶運動には内部被ばくの危険を学ばなければ、
“核抑止論”に対抗できないと説き、
原発の安全許容量とは会社のバランスシートであり
国民の安全のものでないと欺瞞を力を込めて話しました。

“世界中にたった一つしかない命
 自分の命はたった一つしかない貴重なもの
 お前に代れる命は無い
 一番大事なものは自分の命、大切にする宝物
 日本人は自分の命を軽く見てきた
 自分の命をもう一遍、考え直す
 明日からそう思って生きて下さい“

終盤、力を込めて話してましたが、
先生曰く“爺さん、婆さん、おかみさんと子ども”といった民間人に意図的に原爆を落とした
非道な暴挙により多くの命が亡くなった体験からなのか、
聴衆の誰もが心を揺さぶられる説得力を持つ言葉を発してました。

そして最後に広島の体験から福島の原発事故を目にしたことを踏まえ
「これからの子ども達に綺麗な日本を残すことが一番大切なことだと思う
 生きている間に原発を止める、生きている大人の責任として」
以上で結んで聴衆から盛大な拍手が贈られました。

講演前に目の前にお座りになられたので写真の許可をいただき
「内部被ばくを生き抜く」のチラシを見せたらニコリと微笑んでました。

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