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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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小林茂監督 「魂のきせき」製作趣意書

『人生フルーツ』上映会前に久しぶりに小林茂監督のご自宅にお邪魔し、お話をさせていただきました。
中でも『風の波紋』に続く新作『魂のきせき』について、もう撮影に入ったそうですが、
製作趣意書にある「魂」の映り込むドキュメンタリー映画となるために、
また小林監督は映画と必死に格闘するんだろうと思いました。

カンパの呼びかけも兼ねる小林監督の製作趣意書を掲載します。

小林茂監督の『自転車』は9月9日アオーレ長岡シアターで開催する
『長岡監督短編映画特集+』の中で上映します。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1604.html



映画「魂のきせき」は、人類の軌跡をたどり、

心宇宙の奇跡の旅へ出発する ――― 映画監督 小林茂

あらたなドキュメンタリー映画製作に着手しようと思います。主題は「性被害」「性虐待」に関するものです。とても複雑で、デリケートな問題でもあり、困難な道が想像されます。しかし、私はドキュメンタリー映画のあらたな可能性を切り開くことも含め、挑戦したいと思うようになりました。

私が二十歳のころ出会い、水俣病の支援活動をする仲間だったMIYAさんが40歳をすぎてから郷里へもどったことをきっかけに、幼いころ受けた性虐待のフラッシュバックをおこしました。彼女の精神は崩壊していくようでした。困惑しながらも、性虐待の問題に関心を持つようになりました。

2011年、『週刊金曜日』に、にのみやさをりさんの「性虐待」の写真レポート「声を聴かせて」が掲載されました。私は「性虐待」に向き合う人の存在におどろき、編集部を通じて手紙を送り、にのみやさんと出会いました。にのみやさん自身が性犯罪被害者でした。

「そのときから私の世界は色が失われ、モノクロの世界になりました。PTSD、フラッシュバック、解離、自傷行為をくりかえした。人間存在、人格、尊厳が消失し、生きているのか死んでいるのかわからない状態が永遠と続いてきました」と、にのみやさんは語りました。

人間崩壊です。彼女は自分たちのことを「サバイバー」(生き残ったものたち)と呼びます。

「あるとき、私は何気なく本屋で写真集を手にしたときに、モノクロ写真なら私の世界を再現できるのではないかと直感しました」

それを機に、にのみやさんは独学で写真を撮るようになりました。高感度のモノクロフィルムを使い、粒子が浮き出るような写真でした。

にのみやさんは性犯罪被害者に共同作業を呼びかけ、お互いの存在を確かめるように、サバイバーの人々を撮影するようになりました。

そして、「性被害者」の相談窓口を開きます。そのようにしながら、生きてきた20数年・・・・


「魂の殺人」と呼ばれるほどの「性虐待」の実態を私は知らない。その苦しみの深さ、殺意、悔恨、解離、自傷、自殺。その底流には「支配」と「被支配」の関係があると言われる。魂の崩壊から人は回復することができるのだろうか。また、「加害者の再犯率」が高いといわれる。それはなぜか。厳罰化で問題は解決するのか。


私はどこか地層のずれた異空間にまぎれこんだようだ。どうしたら、映画になるのか、かいもくわからない。しかし、私はあえて「魂」の映り込むドキュメンタリー映画を作りたい。みなさまへご支援をお願い申しあげます。

〈 映画製作のカンパの送り先 〉 ● 郵便振替口座 00550‐3‐25169 「小林茂の仕事」Oタスケ隊 ●
一口5000円 ※一口以上でも、「一口はちょっと」という方は5000円未満でも結構です。
皆様のご支援を心よりお待ちしております。
連絡先 目黒秀平〒940―0088長岡市柏町2丁目8―33
TEL&FAX0258―36―6323
メール nagakura@kasamafilm.com (カサマフィルム)
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