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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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男も女も黙ってデブゴン



満身創痍ながら、可愛がってた隣家の少女を救うために今時単身で悪の巣窟に殴り込みをかけるデブゴン。

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↑こちらで紹介した『おじいちゃんはデブゴン』を観に初日のシネ・ウインドへ。

その殴り込み先が中国東北部でロシアに隣接し開発著しいものの、牧歌的なゲーセン(?)で悪党共もどこかこの風景に馴染んでるためか少々緊張感がない、、、

久しぶりのデブゴンことサモ・ハン・キンポー主演でしかも新潟県内での公開はいつ以来になるのか『おじいちゃんはデブゴン』のシネ・ウインド初日はなんとほぼ満席。
みなさんこの先行き不透明な時代にサモ・ハンの雄姿を待ち焦がれてたと思うとグッと来たりしましたが、まず驚くのはサモ・ハンのあんまりな巨体。
そりゃデブゴンだから当然かと思いますが撮影時64歳をながらも過剰な体型をキープしながら、相変わらずキレ味鋭いカンフーを披露してるのだから、そりゃあ興奮しました。

前半はプロデューサーも兼ねてるアンディ・ラウが最近風格も兼ねエラそうな役ばかりに飽き飽きしたのか、
若き日の清純チンピラとも違うこれ以上ない甲斐性なしのダメ男ぶりを披露し喜ばせてくれるばかりか、かつての香港ノワールの主演作はボコボコになりながらも時にカッコ良く死んでいきましたが、今回は最期まで悲惨な結末を迎えて、ここで鼻血が用意されてればなお良かったと。
しかしトム・クルーズと同じ年でもう50代半ばのハズですが、トム・クルーズに負けずにいつまでも若い容姿を保ってるのは感心してました。

そしてクライマックスのデブゴンの殴り込みはどこか香港映画臭さ漂うようなロシアンマフィアも乱入しての盛大なカンフーパーティ!
無論我らがデブゴンはかつて中国人民解放軍特殊部隊を全うしたというガチな設定だけに強い強い、悪党どもを容赦なくバキバキと骨を粉砕していく過剰さもどこかデブゴン的だよなぁと。
何よりも周囲を見渡したらお客さんみな目を輝かせてデブゴンの大活躍に見入ってたことにまたグッと来たりと。

観終えれば香港カンフー映画の伝統を守りながらも、やはりどこかで大陸風味付けにロシア・中国国境地帯の気だるさも感じたことに興味を持ったりしましたが、デブゴンのコネクションで集まった豪華ゲストの面々、特にユン・ピョウとのサービスツーショットを用意してたなら、やはりあの人ジャッキー・チェンも傍にいなければ、兄貴分のサモ・ハンがこんなに動けるならばジャッキー、ユン・ピョウ(少々太ってた)も黙ってはいないハズ。
ここはぜひとも香港三銃士が再び顔を合わせて大暴れする映画を作っていただきたいと。
しかし同じく弟弟子のユン・ワーは小市民的に笹野高史と化してて驚きました。

などとやはりカンフー映画になると熱くなりましたが時間切れでいづれの機に。

画像はサモ・ハンが倭寇の親玉を白塗りで豪快に扮して大暴れする香港版『七人の侍』こと『忠烈図』の海外版らしいポスター。
倭寇の海賊役でサモ・ハン、ユン・ピョウ、それにジャッキーは顔を映さず善玉、悪役どちらの側でスタントマンとして出演してるらしく、監督は香港のクロサワこと巨匠キン・フー、その元でアクション指導で存分に腕を振るったサモ・ハン。
今年はなぜかキン・フー監督最高傑作でサモ・ハンもチョイ役で出演の『侠女』はじめ次々と4K化されてリバイバルしていますが『忠烈図』もぜひともスクリーンで甦ってほしいものです。

思えば巨匠キン・フーのアクション美学に貢献し、ブルース・リーからも信頼され『燃えよドラゴン』のオープニングの模範試合の相手役に抜擢。
遡ってキン・フー、ブルース・リーの時代から今日まで香港アクションの伝統を受け継ぎ未来へと繋ぐサモ・ハン・キンポー大大哥に改めて深い敬意を。
『おじいちゃんはデブゴン』は紛れもなく自分のようなスキモノにとって、これぞ映画と躊躇なく呼ぶような”映画”でした。

などと書いててラウ・カーリョンとの激闘が語り草となってる『ペティキャブ・ドライバー』や担当者が香港旅行した際に現地の映画館で観たサモ・ハン版『クルージング』だった『脂粉雙雄』についてはまたの機に。

映画スターに名付けられた愛称の中で『デブゴン』は誰もがあの巨体を想起してしまうので最高峰ではなかろうかと。

『おじいちゃんはデブゴン』はシネ・ウインドで9月1日まで公開されてます。

http://sammohungisback.com/
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