移住者

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↑こちらの『風の波紋』NCホールでの上映会に参加しました。
もう『風の波紋』は何度目になるのか、その度に各会場でどのシーンが一番沸くのか、
自然と気になったりするのですが、今回はもっきり屋のご主人と高波さんの尺八のセッションでしたが、改めて耳をよく傾けるとご主人の即興詩は雪国に住むことの悲哀と裏返しの喜びを感じることができました。
「来るなら来てみろ、もっきりや」いつか行ってみたいものです。
それで上映後には小林茂監督の進行で映画の舞台となった松之山・中立山の限界集落に移住した写真家・会田法行さんのスライドトーク。
会田さんは奥さんとともに『風の波紋』が公開後にこの地に移住。
映画の中で木暮さんが居住者を募集していた自宅の前の古民家へ。
確か会田さんご夫妻はいつぞや大崩のご主人宅の稲刈りでお会いし、写真家と聞きましたがどんな写真を撮っていたのかも聞きもせずにいましたら、
今回のスライドではかつて朝日新聞専属で日韓ワールドカップの際の紙面を飾ったほどの腕を持つのに、思うことがあってフリーとなり9,11テロ後に一年経ったニューヨークの姿、パレスチナはガザの戦闘、イラクのストリートチルドレン、タイの母子感染したHIVの少女、東ティモールのトイレ普及活動と世界を隈なく回ってマイノリティの側に立って日本に写真で現状を伝え、また広島、長崎、福島県飯舘村と被爆者の姿を世界に向けて発信されきたと知りました。
しかし被写体はあくまでもその地に根を張って生きる人々、それに比べ自身はあくまで観察者でしかなく次第にカメラを構えることに自身も根っことなることを決意して、そんな中で見つけた中立山の集落に魅せられて移住を決意と聞いてるうちに自然と木暮さんの姿を思い浮かべました。
木暮さんも世界をまわった写真ジャーナリストとホームレス支援で功績を残しながら、中立山へと移住し土にまみれる人生を選択したことは直接なぜなのか?と聞くのは野暮だと思い、尋ねたことはありませんが、会田さんも話してましたが同じ心情だったんだろうと思います。
昨年は会田夫妻の間に赤ちゃんが誕生して、この地に20年ぶりの誕生となり映画の舞台となったホントに小さい集落はヨロコビに包まれたそうです。
あとこの日の来場者の皆様に『長岡監督短編映画特集+』のチラシを配布いただきありがとうございました。
9月9日は小林茂監督の短編『自転車』を上映いたします。
●ながおか市民活動フェスタ‘17参加企画 『長岡監督短編映画特集+』
入れ替え制
*10時より各上映作の整理券を会場にて発行します。
日時 9月9日(土)
会場 アオーレ長岡シアター
入場無料 (よろしければカンパをお願いします)
『長岡監督短編映画特集+』
10時30分~ 原田裕司監督 長岡・山古志ロケ映画「冬のアルパカ」 (30分)
上映後、出演者の新潟県住みます芸人・大谷哲也さんの舞台挨拶
11時30分~ 東條政利監督「half awake」 (23分)
13時~ 小林茂監督「自転車」 (30分) 上映前に須藤伸彦氏(「小林茂の仕事」Oタスケ隊)トーク
14時~ 五藤利弘監督トーク 20分
水元久美子さん(「春待ちかぼちゃ」脚本)、内藤忠司監督(「春待ちかぼちゃ」出演)も登壇予定
14時20分~ 五藤利弘監督 栃尾ロケ映画 「鏡」(12分)
五藤利弘監督 「春待ちかぼちゃ」 (30分)
*予告なく変更になる場合があります。予めご了承願います。
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
問 電話 09045204222
e-mail nagaokatsukurukai@gmail.com
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