かぼちゃ柄のワンピース

『長岡監督短編映画特集+』
『春待ちかぼちゃ』の脚本家・水元久美子さんはこの日、朝からずっとお母様とともに映画観賞。
静岡からわざわざ『春待ちかぼちゃ』を観に来てくださいましたが、せっかくだからと前日に湯田上温泉に浸かってから長岡入り。
『春待ちかぼちゃ』上映後に五藤利弘監督、内藤忠司監督とともにトークに参加してくださいましたが、強く印象に残ったのが自作が映画化されても上映される機会がなかなかなく、自ら進んであちこちに売り込んで上映依頼をしているそうですが、それだけに上映されることは大変嬉しいと。
その後の懇親会でも上映する機会を作ってくれたお礼を言われましたが、担当者はワケあってブランクがあり、しばらく真摯なそんな作り手の思いと離れていたことを自覚した次第でした。
そしてこちらも水元さんのように機会あらば各地の上映会に伺っている方に、今回『冬のアルパカ』を観ていただき、その感想を各地の映画好きに伝えていただけたら作品は今後も生き続けるんじゃないか、お母様も『冬のアルパカ』が印象に残ったらしく、映画のその後について母娘で感想を語り合っていたようで、そういうのは嬉しく何よりまた長岡に来たいと言っていただいたほど楽しかったようで、この上映会を開いて良かったと。
トークの中で内藤監督が
「映画は完成しても人に観てもらわないと完成したとは言えない、
有名俳優が出演しても上映されない映画が本当にたくさんある」
という旨で強く語っていましたが、それに呼応するような水元さんの切実な話を聞いて、こちらの活動に活かしていきたいと思いました。
ちなみにこちらのスタッフに本業のお仕事をしながらシナリオを書き続けている真面目で信頼できる方がいるのですが、水元さんと意気投合したようで互いのシナリオ論について熱く語ってたようでした。
そして内藤忠司監督からは叱咤激励を受けたので、これからのシナリオ作りにいい刺激を受けたかと思います。
懇親会ではこちらは水元さんのお母様と話しこんでいましたが、どこか『椿三十郎』の時の入江たか子さんを思わせる雰囲気の方で、さっきも書いたように『冬のアルパカ』が響いたようなので撮影裏話をお話してました。
ホントに自分は『冬のアルパカ』の撮影一週間については熱く語ることができます。
画像は『春待ちかぼちゃ』上映後のトーク。
映画界の裏表と大林監督を知り尽くしたベテランの話は味わい深いながらも時に爆笑させて大いに沸かせていただきました。
着ているTシャツは自作『マヌケ先生』(!)
そして水元さんは『春待ちかぼちゃ』上映の先々に必ず着ていくというお洒落なかぼちゃ柄のワンピース。
五藤監督のこのTシャツはよく見ます。
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