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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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生搾り豆乳ソフトクリームをデザートに


『長岡監督短編映画特集+』

「大林監督の尾道三部作は自分が最も多感だった頃に観て感激した作品です。
そして内藤監督が脚本を書いた大林監督の『転校生 さよならあなた』はその年の自分のベストワンでした。
今日の舞台挨拶で内藤監督の話を聞きながら、自分が大林監督に夢中になってた頃がぶりかえしました。
お越しいただきありがとうございます。
そして五藤監督、誘っていただきありがとうございました」

上映を終えての懇親会が宴もたけなわとなった頃に各自が自己紹介するなかで担当者はこんな挨拶をしました。

一時期確かに自分は大林映画に夢中になり貪るように観たり著作を読んでましたが、ワケあって距離を置いた頃に大林映画を支えてた内藤忠司監督にこんな形でお会いし、お話しできるのもつくづく不思議に思ってました。

『春待ちかぼちゃ』上映後のトークで五藤監督とのエピソード。
五藤監督がまだ監督になる前に脚本を書いた自作の麻雀モノのVシネマのエピソード、二人とも麻雀がよくわからないのに仕事を引き受け、五藤監督が知り合いの麻雀好きに取材した脚本を書き現場も手伝いに来てたので、撮影中どうしてもシーンを減らさなければならなくなったら五藤監督に頼んで脚本を変えて書き直してもらい、現場に脚本家がいるのは大変助かった、というエピソードを飄々とした語り口でお客さん達は大喜びしながら、現在の映画界の問題点について辛辣な意見を述べて、その真摯な眼差しと語りにいつしか皆さん聞き入っておりました。
なんというか映画界を知り尽くした映画人の話だけに、その場にいた皆さんは大変貴重な話を伺ったのではないかと。

翌日に五藤監督が内藤監督を連れてお世話になってる栃尾の油揚げの名店・豆撰さんへと伺うというので同乗させていただき、頃合いを見て内藤監督にそもそもの発端の大林監督の出会いからたくさん聞かせていただきました。
担当者は若かりし頃の市民映画館をつくる会が出来た1990年になるのか、大林監督がNCホールで講演会を開いた後に楽屋を訪れ、当時のつくる会のメンバーの後についていき憧れの大林監督に質問をして直立不動で聞いていた頃の自分をこの内藤監督との話の中で重ね合わせてました。
あれからもう、随分すれっからしになってしまった身にとってなんというか初心を思い起こさせてくれました。

ちなみに内藤監督が最近観た映画で絶賛していたのがポール・バーホーベン監督の変態映画らしい『エル ELLE』
そして試写会で観た大林監督の新作『花筐/HANAGATAMI』は大絶賛していました。
ちなみに大林監督もポール・バーホーベン監督もともに1938年生まれの79歳。
接点はないと思ってましたが、同い年と知ると何やら因縁めいたものを感じます。
両者とも戦時中に幼年期を過ごし、過剰な暴力描写を描きながらも戦時下のトラウマから逃れなられないようなポール・バーホーベン、
その戦争体験を糧に平和への思いを一作ごとに強烈に染み込ませている大林監督と。
あとどちらも変態性を隠さないとこなど(失礼)

内藤監督との話の中で印象深かったのが80年代の大林監督の量産期に助監督として参加していたエピソード。
助監督の役目として監督の方針をセーブしながら予定通りに作品を仕上げることと受け取り、それだけに当然仕事上の衝突もあったようですが、それが大きな絆となって今も互いに本音を語り合える深い仲というのが伺えました。

写真は豆撰さんで美味のあぶらげ定食をいただいた後にデザートとして、いただいた生搾り豆乳ソフトクリームを手にするお二人。
このソフトクリームは豆の味と香ばしさが口いっぱいに広がって、なんというかこれまで食べたことない新鮮な味でとても美味しかったです。
おそらく栃尾の空気とあわせて口にするから余計にうまいように思いました。

それにしてもこちらと相席になったお客さんに五藤監督と内藤監督を紹介する女将さん(でいいいのでしょうか)の姿を見てて、本当に五藤監督は栃尾で映画を撮影したことで、こんな大きな味方を得て、本当の財産だと思いました。
栃尾から映画を観に来ていただきありがおうございましたとごちそう様でした。

豆撰公式HP http://mamesen.jp/
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