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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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柴田昌平監督 NHKスペシャル 『黒潮 ~世界最大 渦巻く不思議の海~』



『731部隊の真実~エリート医者と人体実験』『樺太地上戦 終戦後7日間の悲劇』『戦慄の記録 インパール』『スクープドキュメント 沖縄と核』、、、、
今夏、NHKスペシャルが戦中・戦後に焦点をあてたドキュメンタリーの骨太力作を連打し、
さすがはNHKとここ数年、NHKといえば現政権への忖度がはこびってるのが露骨に映るだけに、現政権が触れられたくないような作品群を放映することに異様とも言える力の入れ具合を感じました。

なんというか企画から取材・撮影・編集・放映までプロデューサー、ディレクターは様々なプレッシャーがかかったのではないかと想像し、その道のりなどもそれこそ番組化してほしいと思いましたが、ある意味、テレビドキュメンタリーの金字塔と言ってもいいNHKスペシャルを手掛けるディレクターの一人に柴田昌平監督がいます。
『千年の一滴 だし しょうゆ』もNHKスペシャルの『和食』をさらに拡げ取材を重ねて映画化したほか、
逆に映画『森聞き』からスピンオフしNHKスペシャルで放映された『クニコおばばと不思議の森』は大絶賛され柴田監督の代表作と言っても過言でありません。

その柴田監督からBCCメールが届き転載します。
今度は『和食』『千年の一滴 だし しょうゆ』でカツオ節を取材した経緯から、“海”に目が開かれて『黒潮』をテーマにしたそうです。
放映は9月17日(日)午後9時からなので、お時間がありましたらぜひとお勧めします。

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たいへんご無沙汰しております。
1年半にわたって取材してきた番組が放送されますので
ご案内いたします。

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NHKスペシャル
「黒潮 ~世界最大 渦巻く不思議の海~」

【放送】NHK総合テレビ 
9月17日(日)午後9時~9時49分

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170917
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多くの日本人にとって、
耳にしたことはあっても遠い存在である「黒潮」。
私にとってもあまりに遠い存在でした。
「和食」の取材を通して、カツオ節、その向こうにある海の存在に
目を開かれました。
今回、「黒潮」を改めて取材させていただき
黒潮が海の生活のみならず
日本列島の生活の隅々に深く関わっていることを知りました。
大自然の不思議さ、しかしそのバランスが崩れる中で格闘する漁師さんたち。
知っているようで知らない海を、身近に感じていただければと思います。
ぜひご覧ください。

柴田昌平


※再放送は、9月21日(木)午前1時~1時49分(9月20日深夜)に予定されています。

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プロダクション・エイシア

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黒潮  ~世界最大 渦巻く不思議の海~

日本人の暮らしや文化に影響を与えてきた、海のハイウエー「黒潮」。このエネルギーの奔流は、多くの謎に満ちている。黒潮は、もともと極めてプランクトンが乏しい流れだが、それがなぜ、カツオやマグロなどの無数の魚群を養えるのか?さらに、どのようなメカニズムで日本列島に湿潤な気候をもたらしているのか?こうした謎が、最新の研究で解明されつつある。スーパーコンピューター「地球シミュレーター」や、精度を増す人工衛星の観測データが突き止めた黒潮の姿。それは至る所で大小無数の「渦」を巻く、世界にも例を見ない流れだった。この「渦」が黒潮を豊かな流れへと変え、「低気圧のゆりかご」を生み出し、多くの雨を降らせていたのだ。さらに研究からは、渦の生成に、日本沿岸の複雑な海岸線や海底の地形が深く関わっていることがわかってきた。黒潮は日本の風土を形作る一方で、日本列島と出会うことで初めて生み出された“奇跡”の流れだった。番組は、黒潮源流部のフィリピン沖から太平洋中緯度の〝黒潮の墓場〟までの1万キロを、カツオの「旅」と人々の営みを交えたどっていく。

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20170917
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