佐藤真が遺したもの

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↑こちらで紹介した佐藤真監督の特集『映画監督 佐藤真と新潟と』
現在、砂丘館ギャラリーで関連企画展「映画監督・佐藤真の新潟 反転するドキュメンタリー」が開催中で9月23日~10月6日にシネ・ウインドで特集上映『佐藤真が遺したもの』が開催され、映画のみならずビデオ作品など、ほぼ全映像作品が上映されるようです。
先の小林茂監督宅でシネ・ウインドの井上支配人の話し合いの中で、担当者が関心を持ったのは、これまで『阿賀に生きる』はじめ撮影作品をフィルムで撮っていた小林監督が初めてビデオで撮影した作品として『狐火伝説の町・津川』(95)とNHK・ETV特集で放映された『写真で読む東京』(96)
小林監督は同時期に監督した『自転車』(99)でもフィルムで撮影していたので、てっきり佐藤監督ともフィルムに固執していたなど勝手な印象を持っていたので、なるほどこのころからビデオで撮影を始めたのかと脇で聞いていました。
今回の特集上映に小林監督は9月30日17時15分からの『阿賀に生きる』ライブコメンタリー上映で参加、お相手が『阿賀に生きる』の仕掛人・旗野秀人さんなので、にぎやかな上映になるかと思います。
担当者の記憶の中の佐藤真監督はいつぞや『阿賀に生きる』のシネ・ウインドでの何度目かのリバイバルでの小林監督との対談。
撮影の様子を振り返り徹底的に攻めまくってた小林監督の攻撃口撃を佐藤監督は笑いながら受け流しており、終了後の打ち上げの末席に参加してたら、ここでも笑顔が絶やさずにずっと笑っていた印象でした。
その後、何度目かの山形国際ドキュメンタリー映画祭で確かに記憶があるのが、その日のプログラム終了後の宴席でなぜか隣の席に佐藤真監督がいて、これまた終始にこやかに笑っていたことでした。
格別、面識があるわけでもないので声をかけずにおりましたが、あ~佐藤真監督だと思ってお姿を拝見していました。
だから佐藤真監督はいつも笑っている印象でした。
そして『第9回長岡アジア映画祭』で『阿賀の記憶』が全国初上映され、残念ながら佐藤監督は当時ロンドンに映画留学に行ってて長岡にはお越しいただけませんでしたが、その年に上映のお礼とともに年賀状を送ったら、ご丁寧に新年お返事が届きました。
映画祭後に中越地震が起きたので、お見舞いと励ましの言葉をいただき感激した覚えがあります。
あと最近、佐藤真監督とのエピソードでお世話になってる酒屋さんは佐藤監督とも親交があり、飛びっきりのエピソードを聞きましたが、「いいか、これは黙ってろよ」と念を押されたので担当者と酒屋さんとの秘密にしていきたいと思います。
秘密にするにはホントにもったいないエピソードなんですが、、、、
9/23(土)~10/6(金)特集上映「佐藤真が遺したもの」
https://www.cinewind.com/news/satou-makoto/
山形国際ドキュメンタリー映画祭でも特集上映が組まれます。
あれから10年:今、佐藤真が拓く未来
https://www.yidff.jp/2017/program/17p8.html
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