被爆ピアノもオスロへ ICAN平和賞授賞式に合わせ

「今度、もっと寒い所へ行くんですよ」
昨日、被爆ピアノとともに広島からトラックを走らせてきた調律師・矢川光則さんに「被爆ピアノコンサート」のお礼を電話でお伝えし、次はどこへ行かれますか?と広島にいる矢川さんに尋ねたら来月にノルウェーのオスロへ行くと話されました。
ノーベル平和賞を受賞したICANの関係で、と話されていて、へぇー凄いなぁとしか言えなかったのですが、その夜にネットで朝日新聞の記事が流れてきて読んだら、
主催者はノーベル委員会で開催する平和コンサートで被爆ピアノが演奏されるとあり、これは完全にノーベル平和賞のイベントではないかと驚きました。
さまざまな国際関係のしがらみで公に核兵器廃絶を発言できないこの国の代表として
被爆ピアノが核兵器廃絶のメッセージの音色を会場に響かせてくれることを切に願います。
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被爆ピアノもオスロへ ICAN平和賞授賞式に合わせ
新谷千布美
2017年11月28日23時50分
ノルウェー・オスロで12月10日にあるノーベル平和賞授賞式に合わせ、広島原爆で被爆したピアノが海を渡り、授賞式翌日に現地であるノーベル委員会主催の平和コンサートで音色が披露されることになった。
ピアノは、調律師の矢川光則さん(65)=広島市安佐南区=が所有する6台の「被爆ピアノ」のうちの1台。1938年のヤマハ製とされ、爆心地から約3キロの宇品町(現・広島市南区)の民家で被爆。98年に被爆者団体を通して矢川さんに託されたという。
矢川さんは2001年以降、全国で1700回以上の被爆ピアノの演奏会をしてきた。海外は10年の米ニューヨークに続き2回目という。
今回は平和賞に選ばれた国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))の国際運営委員の川崎哲さん(49)らがノーベル委員会に提案して実現が決まった。ピアノは29日に広島を発ち、飛行機で現地に向かう予定で、演奏者や曲目は調整中という。現地で調律予定の矢川さんは「被爆の惨状を見てきたピアノだからこそ、伝えられることがあるかもしれない」と話している。(新谷千布美)
http://www.asahi.com/articles/ASKCX3DFYKCXPITB00C.html?ref=tw_asahi
↑長岡でも矢川さんはこの画像のジャンパー姿でした。
↓広島のテレビニュース
http://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000000262.html
*被爆ピアノの画像はこの方が友人と呼んでいただき光栄に思った中沢さんより。
長岡でのコンサートで撮影。
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