God Only Knows ~広島の“被爆ピアノ”音色響く、ノルウェーで平和コンサート~

広島の“被爆ピアノ”音色響く、ノルウェーで平和コンサート
12日 8時17分
ICAN=核兵器廃絶国際キャンペーンのノーベル平和賞授賞式にあわせてノルウェーで開かれたコンサートで、広島で被爆したピアノが演奏されました。
「まもなく平和コンサートが始まります。中でも注目は原爆のせん光を浴びた被爆ピアノの演奏です」(記者)
ノーベル平和賞授賞式、翌日の11日、ノルウェーで行われたコンサートでアメリカの歌手ジョン・レジェンドさんが「被爆ピアノ」でザ・ビーチ・ボーイズの曲を演奏しました。
ピアノは爆心地からおよそ3キロの民家で見つかったヤマハの1938年製のピアノで、表面にはガラスで出来た傷が残されています。ピアノは広島市に住む被爆2世の調律師、矢川光則さんが所有する6台の被爆ピアノのうちの1台で、コンサートのため日本から輸送されました。
「被爆者の魂だと思いますので。『被爆ピアノ』の音色を通して平和の尊さを考えていただける良いきっかけになると願っています」(「被爆ピアノ」所有者 矢川光則さん)
「すばらしかった。本当にすばらしかった」(コンサートに招待された サーロー節子さん)
授賞式で演説したサーロー節子さんら被爆者もコンサートに招待され、演奏に聞き入っていました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3237064.htm?1513075368521
↑ TBSのニュースがネットで配信されていますが、11月18日に長岡・栃尾で開いた被爆ピアノコンサートで奏でられましたが、それとは別の調律師・矢川光則さんが所有してる被爆ピアノがノルウェーのオスロで開かれたノーベル平和賞授賞式に合わせたコンサートでジョン・レジェンドがビーチボーイズの「God Only Knows」を弾き語りで披露し、正装姿の矢川さんも同行していることが確認できます。
これに合わせて事後報告ですみませんが本日のUX新潟の夕方のニュースに長岡での被爆ピアノコンサートの模様が流れました。
お仕事おえて着信があり、かけ直したらUXからでこれからすぐにニュースで流すというので、慌てて目の前にあった花月に駆け込みUXにチャンネルを変えてもらいました。
オスロでのビックリするほど華麗な被爆ピアノのステージの様子を流した後に、思いっきり素朴な教会でのコンサートの様子が映し出されてました。
「めざめのとき」を歌う天野季子さん、朗読する飯島晶子さん、演奏会終了後にピアノに触れる子ども達などが確認できましたが、特筆だったのが
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1723.html
↑こちらで紹介した神保さん弾き語りの「イマジン」とともに単独インタビューも流されて、ちょっとニヤニヤしてました。明日にでも話しに行こうと。
もちろん矢川さんに五藤監督のお話しも流されましたが、取材に来たディレクターさんは栃尾出身。
五藤監督のデビュー作で栃尾が舞台の『モノクロームの少女』の撮影からずっと応援している方。
なのできちんと五藤監督が『被爆ピアノ』の映画化を進め協賛金の呼びかけまで取り上げていたのはサスガだと思い見てました。
正直、当日UXが取材に来てたことをすっかり忘れてましたが、オスロでの平和コンサートに合わせてこの機会に放映したおかげで余計に重みを感じてました。
被爆ピアノが世界の晴れ舞台で大きな使命を抱いて演奏されたことに。
しかし「God Only Knows」って、それこそ教会で演奏したら相応しいんじゃないかと思いましたが、なぜノーベル平和賞のコンサートで歌われたのか、
ビーチボーイズとはいえ今はジョン・レジェンドの持ち歌だからのように思いますが、どこか淋しげなラブソングに何かこの場で歌われるような深い意味があるのか、毎年文学賞候補に挙がりながら受賞できない村上春樹先生がブライアン・ウィルソンの大ファンなので、その大がかりなあてつけなのか(冗談です)、それこそビートルズだけでなくビーチボーイズも詳しいと思う神保さんに尋ねてみようと思いました。
最後にノーベル平和賞首相式での歴史に残るサーロー節子さんのスピーチのリンクを貼ります。
「核兵器は必要悪ではなく絶対悪」 サーロー節子さん
http://www.asahi.com/articles/ASKDB4H8VKDBUHBI008.html
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