タンデム

昨日の続きでフランスの名優ジャン・ロシュフォールも今年亡くなったと知りました。
パトリス・ルコント監督の大ヒット作『髪結いの亭主』で日本でも知られていましたが、
担当者が最も愛着を感じてたのが、同じルコント監督の『タンデム』
落ち目のラジオスターをロシュフォールが演じ、
録音技師兼マネージャーのジェラール・ジョニョ(『コーラス』!)とともにドサ回りの人生二人乗りを描いたロードムービー、
何よりこの二人は帰る場所がないこともあって余計に
老いてゆくことの厳しさ寂しさと支えあう友情をシミジミと受け取り、
いい映画を観たなぁ、と銀座シネパトスを後に感慨に包まれた作品。
正直、ジャン・ロシュフォールを熱心に追いかけてたファンというほどではありませんでしたが、
俳優さんは観客の胸にこの1本だけでも残れば本望というのがあるのではと勝手に思っているので、
そういう意味で『タンデム』に出演してありがとうとお礼を。
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