FC2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

自由で過激 一流の虚構



『人生フルーツ』『奪われた村』の前売券をお願いに文信堂書店にお願いにいきました。
ただ被爆ピアノコンサートin長岡にも参加してくださったこちらの店長とお話しするのがいつも楽しみになのですが、今回またお仕事中にも関わらず近況報告など雑談していたら、昨日の記事に書いたN先生が乱入というかこちらは『校庭に東風吹いて』の前売券を文信堂に依頼に、実はここの店長とN先生は高校の同級生なので昔からの知り合い。

それでN先生はこちらを見つけ大林宣彦監督『花筐/HANAGATAMI』を観たばかりでこれが大絶賛をし、黒澤明、鈴木清順、ゴダールとシーンごとに連想した映画作家の名前をまくし立て「癌になってさらに勢いづいてるじゃないか」と。

今はどうか知りませんが、かつては紛れもない大林信者として市民映画館をつくる会の時に『大林映画祭』と銘打って自らポスターまでデザインして宣伝にまわっていた記憶が。
イメージフォーラムで学び実験映画を作ってただけに大林監督のやってきたことがどれくらい凄いか分かってた人だと思いますが、『この空の花』を長岡で撮影した際はエキストラに参加とかは一切せずにかなり引いて大林監督を見ていたかと。

とはいえ担当者とは市民映画館をつくる会の後期に尽く対立し、よく喧嘩をしており、
そんな事情を知ってる文信堂店長は大林映画についてあ~だこ~だと言ってる目の前の二人を見てニコニコしてたのがまた印象的でした。

『花筐/HANAGATAMI』は『この空の花』『野のなななのか』をさらに加速・暴走させ、あまりにも輪郭が大きいので一度観ただけでは到底咀嚼できない巨大な映画でした。

今回、常盤貴子の姿にデカダンを感じ、大林映画で退廃美が色濃く残ったのは余り覚えがなく、癌と宣告され自身の死が過ったであろう監督と劇中、戦争で破滅に向かう日本とが重なった印象を持ち、それだけに常盤貴子の退廃美が際立った印象を持ちました。

大林監督が50代だったころにNCホールで講演会があり、当時の市民映画館をつくる会で観に行き、印象に残ったのが黒澤明監督の『夢』のメイキングを手掛けたばかりで、現場で接した黒澤監督の姿にいかに大きな影響を受けたかを熱く語っていたことでした。

『夢』は黒澤監督80歳の映画でしたが、80歳になった大林監督の『花筐』に確かに黒澤監督の『夢』の刻印が刻まれてたことに、あの時の講演会のことを思い出してちょっと感慨深く思いましたが、こちらの感慨などを他所にますますパワーを得た大林監督の次回作も更に凄いんじゃないかと。

先日の新潟日報芸能欄。『人生フルーツ』県内上映の記事の上に『花筐』映画評が。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1771.html

“筆者はピカソのキューピズム絵画を初めて見た人類と分かり合えた気がする。”

↑こんなことをサラリと結びに書ける方は誰なんでしょうか。
匿名なのが気になるる。
スポンサーサイト



| 未分類 | 19:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/1774-e58cb111

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT