長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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暗闇から手をのばせ



ずっと気になっていた本作をようやくシネ・ウインドで観賞。
とういうのも今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で
北海道知事賞受賞の「冬のアルパカ」を抑えてグランプリを受賞したのが本作。

"障害者専門の風俗”というタブーに切り込んだという大上段からでなく、
ワケありから専門のデリヘル嬢となったヒロインを通して、
“ひっそりと暮らしてる”障害者達のナマの姿を見つめていき、
短い作品でしたが観て良かったです。

何よりも作り手たちが真剣に“障害者の性”に向き合ってる作品でした。

ぶっきらぼうな台詞回しが地なのかわかりませんが、
小泉麻耶演じるヒロインが世の男どもがゴクリとする見事な肢体を披露し、
男たちの心に近づき、ありきたりですか聖母のように包み込んでいきます。
もちろん幻想かもしれません暗闇に映るスクリーンに、
ヒロインの心情は肢体とともに輝いてました。

彼女をナイトのように見守る店長の津田寛治、
暗い情熱を向けるモロ師岡、いづれも好演。
特にモロさんがサディスティックにいたぶる姿を見て、
この人の出世作が「キッズ・リターン」だったことを思い出させてくれました。

そして説教しながら根はスケベという風俗にありがちで憎めないお客さんを
ホーキング青山氏がホンモノなんで笑わせながら怪演しておりました。

本作を観て思い出したのが浜野佐知監督の「熟女ヘルパー 癒しの手ざわり」
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-89.html
こちらも障害者の性に向き合ってましたが、
ヒロインは浜野監督作は熟女なのでそれこそ聖母のように男たちを癒してましたが、
こちらは傷つきながらも後半に車椅子の青年と成長していく青春映画のような肌触りを感じてました。

作り手、演者ともにプロの映画ともいえる本作と同じ土俵で闘った「冬のアルパカ」の健闘を改めて嬉しく思いました。
しかし「冬のアルパカ」に続く原田監督の新作「できる子の証明」にソックリなシーンがあってビックリしました。
時期的にまだ原田監督は本作を観てなかったと思いますが、
偶然とはいえ面白いと思いました。

http://www.kurayamikara.com/
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