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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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思ひよらぬ梅の花見て善光寺



2008年 この年に長野・善光寺がナショナリズムの最前線になったことがありました。
北京五輪の聖火リレーが世界を回る中で各国で当時の中国政府の領土・人権問題での抗議活動にさらされ、
善光寺はチベット仏教への配慮からスタート地点の予定を拒否、
長野五輪が開かれた関係で長野で聖火リレーがまわるため、
そのために当日は中国人留学生が大挙押し寄せて、それに抗議するために集まった中国断固抗議の日本人たちと
せめぎあいとなり、よりによって担当者はTBSの下請けの下請けの三脚持ちとして、
この只中を取材に駆け回るという尋常でない体験をしたことがあります。
(前にも書きましたが、いまだにこの下請け会社から賃金全額をいただいてない、、、)

陰謀論なのかTBSという腕章を見ただけで名指しで罵声を浴びせられ、
生きた心地がなかったのですが、
もうあれから10年ですか、昨日書いた松本の翌日に久しぶりに訪れた善光寺は春の光がまぶしくたおやかで、
あの日の喧騒はまるでなかったかのようでした。

それで本殿を参拝後にガイドマップ片手に周辺を周っていたら、
井上井月の句碑を見つけました。

5年前に『長岡アジア映画祭・プレイベント』として長岡藩出身の放浪の俳人・井上井月を題材にし
長岡ロケもある『ほかいびと』を上映したことがあるため、
この俳人にはひときわ関心を寄せているので、思わぬ形で巡り合った気がしましたが、
最も流浪の果てに辿り着いたのが信濃の伊那なので善光寺とも所縁があるだろうと。

”思ひよらぬ梅の花見て善光寺”

”蝶に気のほぐれて杖の軽さかな”

この二句が刻まれ句碑にはあわせて梅ノ木が添えられていました。
まだつぼみでしたが満開のこころは井月ならずも花見酒といきたいと思いましたが、
さすがにお寺では不謹慎でしょうか。

さらに周辺を巡るとまたも長岡藩出身だという岡本翠山という人の大きな碑を発見。

案内板を読むと室生流謡曲をこの地に広めて多くの門弟を輩出。
この碑も門弟が建てたものの、2011年の長野・新潟県境地震で倒壊したため、
また門弟たちが建てたようで、本当に立派な碑でこの方の人望を深く感じるのですが、
そもそも初耳だし“謡曲”となると漠然とした印象しかないので、
この界隈ではかなりメジャーなのか?
井月もあんまり知られてなかったのが研究者によって脚光を浴びたようなので、
どなたか長岡藩出身だという岡本翠山について調べてる方がいないだろうかと。

ちなみに先の井月の句碑は一茶、漱石、山頭火といづれも温度差があるとはいえ、
善光寺に縁のある俳人の句碑とともに並んでいましたが、
山頭火の句となると

”八重ざくらうつくしくして 南無観世音菩薩像”

他の俳人の句と並んで読むと余計に山頭火はパンクだと。

となると井月はグランジになるのだろうか。
ただ順番は逆だけど。
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