6月3日 『わたしは、ダニエル・ブレイク』長岡上映会

“今 私たちの世界は危機に瀕している
映画の伝統の1つは世の中に異議を唱え
巨大な権力に立ち向かう人々に代わって
声を上げることだと信じている”
次回上映会に第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したケン・ローチ監督のイギリス映画
『わたしは、ダニエル・ブレイク』を6月3日(日)19時よりアオーレ長岡市民交流ホールAにて上映いたします。
病気のため仕事が出来なくなった大工職人ダニエル・ブレイクと二人の子供を抱えて生きるシングルマザーのケイティが
互いを支えあいながら生きようとするも行政のセーフティネットから零れ落ちていく姿を痛烈に描いていきます。
80歳の老監督は貧しくとも人間の尊厳とともに誠実に生きようとしているのに、
なぜ普通に生きていくことさえできないのか、本気になって怒りを込めて映画を撮っています。
格差や不平等、政治の欺瞞が臆面もなくまかり通るこの世界に怒りをこめて映画を撮った
ケン・ローチ監督への敬意とともにこういった形で声を上げて上映したいと思います。
もちろんイギリスだけのお話しで終わるハズもなく決して他人事ではないことに観てて気づかされるかと。
芸術の最高峰でもあるカンヌ国際映画祭最高賞受賞作が長岡で上映されてない現状にも敢えてどうかと思うことも含めて。
冒頭の言葉はカンヌ国際映画祭でのケン・ローチ監督授賞式でのスピーチです。
*『わたしは、ダニエル・ブレイク』長岡上映会
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
日時 6月3日(日)19時~
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
料金 前売1000円、 当日1300円を予定
詳細が決まりましたら、このブログに掲載します。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』
監督 ケン・ローチ 出演 デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイヤーズ
原題 「I, Daniel Blake」
イギリス、フランス、ベルギー合作
英語
作品時間 100分
ストーリー
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』公式HP
http://www.longride.jp/danielblake/
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=NE9QXcEWQaE
*歴史は変わる。
今は負けているかもしれないが、まだ試合は終わってない。
ケン・ローチ
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