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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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被爆ピアノ 感謝胸に弾く  「わたしの日報抄」優秀作品



映写担当の方より昨日の新潟日報に被爆ピアノを弾いた方の投稿が掲載されてると教えてもらいました。
てっきり窓欄かと思いましたら春の新聞週間にあわせて新潟日報が募集したコラム「わたしの日報抄」で受賞した作品のひとつとして掲載されてました。
560編の中から選ばれた15本のひとつだそうで書かれた朝倉さんはご家族が見守るなかで「トロイメライ」を弾かれてました。
受賞作を書き写してご紹介します。

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被爆ピアノ 感謝胸に弾く     朝倉志保子

昨秋、念願が叶って広島の原爆ピアノに出会うことができた。それも演奏者として。思ってみもないことだった。

長岡出身の映画監督五藤利弘氏が被爆ピアノを題材とした映画を作成するにあたり、自身の出身地である長岡のキリスト教会で演奏が開かれることになったのだ。たまたま新聞の地方版で目にした演奏者募集の記事。とても自分が選ばれるとは思えなかったが、思っているだけでは夢の扉は開かない。家族の後押しもあり、日頃思っている平和への思いを便箋にしたためて応募することにした。

幸運にも演奏者に決まり心待ちしていた当日。極度の緊張で指は震え被爆ピアノとの対面を落ち着いて慈しむ余裕はなかったが、心の中は感謝の気持ちであふれていた。

被爆ピアノを積んだトラックの運転と調律を一手に担う矢川光則氏に対しては言うまでもなく、私に幼い頃からずっとピアノを教えてくださった先生。戦争のない日常がいかに尊いか日々の授業で説いて下さった高校時代の恩師。本屋に行くと私が望む本をいつも買い与えてくれた今は亡き父。挙げればきりがないほど多くの方々の結びついて私は今、被爆ピアノに座っているのだと感じた。

今話題の吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」を読んだ。私のその思いは、人の結びつきを発見した主人公コペル君と同じだ。私も自分がやるべき小さなことを真摯に成し遂げて、いつか地球の裏側の誰かにも届けたい。
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