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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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金枝玉葉



一昨日のS東京特派員の奥様のウラジオストク映画館レポを読みながら、
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担当者も海外旅行した際に映画館、というかほとんど映画目当てに行ったので当時のことを思い出したりしました。

香港、韓国、インドと現地の映画館で現地の映画を観るがどれも目的だったように思いますが、結構今も覚えてるもんだと。

香港ではやはり『金枝玉葉』というラブコメディ。
新人男性歌手として潜り込んだ男装したアニタ・ユン(馳星周先生はじめ当時の香港映画ファンの心の恋人)の無邪気な姿に惚れ込み、自分はゲイではないかと苦悩してしまう音楽プロデューサーのレスリー・チャンという設定は、本作以前にレスリーは『さらば、わが愛 覇王別姫』で女形を演じてるとはいえ本当にゲイだとは思わず観ていたこちらからすれば、結構な設定だったんだなぁと後で気づいた次第ですが、満員の劇場でレスリーを見上げながら一緒に主題歌『追』を合唱する香港の女の子たちに交じって豊満な美女カリーナ・ラウを交えての三角関係の行方を見守った映画体験はたぶん生涯忘れることはないだろう、とまさに『金枝玉葉=最高級の』映画体験でありました。
香港映画のみならず、この映画を超えるラブコメは出てこないだろうと思ってます。

ピーター・チャン監督は当時、香港の地に足の着いた等身大の人々の喜怒哀楽を描いた映画会社〝UFO”で次々とヒット作を生んで注目されてましたが、香港が返還され21世紀になって大陸で撮影されたドニー・イェン主演『孫文の義士団』のメイキングがNHKで放映されて見たらプロデューサーとして映画の内容よりも、いかに収益をあげるかのマーケティングリサーチばかり熱く語ってて、すっかりビジネスマンと化してるんだなぁ、と少々失望した苦い思いがあります。
もちろん大陸でも自ら意欲作を監督しているようですが、やはりあの一連のUFOの映画に注目してた者としてはまた香港で撮ってほしいと。

他に香港で観た中で印象深いというか印象深い映画館で「鼠膽龍威」というジェット・リー版『ダイ・ハード』を地下鉄乗り継いだ郊外の劇場までわざわざ探して観賞。
妻子をテロリストによって殺害された男のシリアスな復讐劇とジャッキー・チェンをトコトンおちょくったバカなコメディを高層ビルを舞台にド派手なアクションとともに並立させて描いてしまうという奇跡的な娯楽作。
ジャッキー・チェンをパロッたジャッキー・チュンがブルース・リーのモノマネをしながらのカンフーに本当に腹の皮がよじれるほど爆笑した偉大なるバリー・ウォン先生の監督作なのですが、ここの劇場が凄かったのが館内で盛大な雨漏りがしていたことでした。
この雨漏りのおかげで余計に忘れられない映画体験となりましたが。

他に当時唯一、日本のポルノ映画常設館があると知って足を運んで潜入し上映してたのが『樹まり子 巨乳しごく』というロマンポルノ。
内容は大袈裟に構えることなく、普通の青春映画に絡みあり、という可もなく不可もない印象に思いましたが、驚いたのがこれも館内満席だったこと。
日本のトレンディドラマは後にキムタクの人気で香港でも大流行したものの、この頃は日本映画もあまり公開されてなかったハズで、だとすると日活ロマンポルノで日本の姿を知ったという香港人が多少はいたのではと想像したりと。

いづれもシネコン前夜の話で日本のポルノ映画常設館や雨漏りのする映画館などすでに廃館となってるでしょうが、それだけに映画とともに貴重な体験だったんだろうと。

あと韓国は釜山国際映画祭目当てで当時のにいがた国際映画祭のスタッフの皆さんと行きましたが、映画祭でなく街の劇場で公開していたのが『接続』という、『ユーガットメール』よりずっと早いものの、『(ハル)』より後だった、もはや死語になったのかパソコン通信を通してのラブストーリー。
主演がまだ『八月のクリスマス』も『シュリ』も日本公開されてなかったハン・ソッキュに後に『シークレット・サンシャイン』でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞するチョン・ドヨンと演技派の顔合わせなど無論、知らずに観ましたが、これが観ていくうちにあー、自分は傑作を観ているんだと打ち震えながらラストシーンに向かってたという稀有な体験となりました。
当時は一部の好事家が注目していたにすぎず、韓流なんて言葉は日本に到着してなかった頃なので余計にいい映画を観たもんだと思いました。

その後、『金枝玉葉』は『君さえいれば 金枝玉葉』として、
『接続』は『接続 ザ・コンタクト』として日本上陸。
いづれもなんとか長岡アジア映画祭で上映できたことが、とても嬉しく思ってました。

ちなみに『鼠膽龍威』はジェット・リー人気で『ハイリスク』となってめでたく日本上陸。

あとニューデリーでインド三大カーンの一人サルマン・カーンのマサラムービーを観ましたが、あれから何年たったのか、これはいまだに日本上陸されてないのも納得の出来栄えでしたが、もちろん歌も踊りもあって普通に楽しめました。

以上、長文失礼しました。
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