長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

Pale Blue Eyes



1997年秋に担当者は当時のにいがた国際映画祭スタッフとともに
釜山国際映画祭に足を運びました。
街ぐるみで映画を祝福してるような熱気の中で、
韓国ニューウェーブとして胎動し始めた
新しい韓国映画を何本か観て大きな刺激を受けました。

その中で映画祭でも上映されてましたが、
街のシネコンで公開され満席だったのが
「接続」というラブストーリー。

都会の見知らぬ男女がチャットとE-mailで偶然に知り合い、
いつしかネットの中で愚痴やアドバイスや励まし合う仲になり、
ラストはリアルな場、映画館でのデートでの初対面が成就するか否か、
最後までハラハラさせてくれる映画でありました。
(勿論、森田芳光監督の「(ハル)」をすぐに連想しましたが)

耳に心地よい韓国語を話すヒロイン、チョン・ドヨンは
後に「シークレット・サンシャイン」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。
文字通りの大女優に化けていきますが、
この映画で初めて等身大の韓国女性を観たように思いました。
釜山の観客は彼女の一挙一動に共に泣き笑いをしておりました。

そしてマッチョなイメージを持ってた韓国男優でしたが、
この映画では出しゃばらずに静かに受けの演技をしていた姿が
とても新鮮だったハン・ソッキュ。
ご存知のようにその後「八月のクリスマス」「シュリ」が日本で公開され大ブレイクします。
いわばハン・ソッキュの名も知らないころに作品を観たのはこれだけで、
この年の釜山に来たかいがあったと振り返ってます。

それでこの「接続」が他にも新鮮に感じられたのが、
劇中で洋楽の名曲が頻繁に流れること。
サラ・ヴォーンの「A Lover's Concerto」、
ダスティ・スプリングフィールドの「The Look Of Love」
そしてヴェルヴェッド・アンダーグラウンドの「Pale Blue Eyes」

特に「Pale Blue Eyes」は何度か流れ、
強い印象を残すほか、この曲が収められたCDでなくLPが、
二人を繋げる小道具として登場するなど、
本作によってヴェルヴェッド・アンダーグラウンドと
珠玉のバラード「Pale Blue Eyes」は脳裏に刻まれました。

釜山の劇場を出た後、遊びすぎてお金が無くなったたため、
この映画のサントラをCDでなくCTで買い、
日本に戻りそれこそ擦り切れるほど流しておりました。

先日、ルー・リードの訃報を聞いてまずこの「接続」の
「Pale Blue Eyes」の歌声を思い出してました。

この映画をぜひ長岡アジア映画祭で上映したいと思い、
機会を待って何年か後に「第5回」の映画祭でクロージング上映でき、
スクリーンからこの曲が流れて感極まっておりました。

あれ以前も以後も様々な映画祭に行きましたが、
思えば「接続」と出会えた以上の体験は今もありません。

Sometimes I feel so happy,
Sometimes I feel so sad.
スポンサーサイト

| 未分類 | 01:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/187-2accd235

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT