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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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是枝裕和監督 『万引き家族』 カンヌ国際映画祭パルムドール受賞



ヲタ活後の夜勤明けで目覚めたら是枝裕和監督『万引き家族』がカンヌ国際映画祭パルムドール受賞したと知りました。
おめでとうございます!
二年前の同賞受賞作は『わたしは、ダニエル・ブレイク』だったので少しでも便乗という下心も正直あるので、どんどん話題となって広がってくれればと。

ただ『万引き家族』のあらすじを読んだり予告編を見ると『わたしは、ダニエル・ブレイク』と通底していながら、是枝監督がテーマにし続けてる家族についてより考察しているように思いました。

是枝監督の初監督作『幻の光』を公開時に観た際、モロにスタイルが侯孝賢監督だったことから余り感心はしませんでしたが、次作の『ワンダフルライフ』を観て侯孝賢監督の後追いでないことがわかり、『誰も知らない』を観てようやく日本を代表する映画作家なんだと理解できました。ただ『そして父になる』となると、もう巧すぎて何度も舌を巻き却って嫌味に思ったのは正直なところ。よって担当者が一番好きなのはペ・ドゥナがダッチワイフの空虚さを豊満な肉体とともに演じきった『空気人形』になるます。。

テレビのドキュメンタリー番組の演出を手掛けて是枝監督は注目を集め、残念ながらテレビ時代の作品は未見、ただし今のところ唯一の劇場公開作ドキュメンタリー『大丈夫であるように。』を第10回長岡アジア映画祭で上映しました。
Coccoのコンサートツアーに密着し、悲痛な覚悟でツアーに挑む彼女の生き様を収めていましたが白眉に思ったのはCoccoが青森のファンの手紙から六ヶ所村に使用済み核燃料再処理工場の問題があると知り、自身も米軍基地問題に揺れる沖縄で生まれ育ったことから、共通の思いがあると感じ、それを知らなかったことを恥じ青森のステージでファンに詫びを入れる姿を収めていたことでした。
このシーンを観て以来、一層Coccoの歌声が心に響き刻まれるようになったと思います。
この映画は公開時、劇場限定公開という触れ込みで映画祭で上映したいと恐る恐る配給会社に依頼したら、返事が待たされていたのでおそらく是枝監督に上映していいか尋ねていたと思い、了解をいただいたのは是枝監督が承認したということなんだろうと都合よく解釈しています。

と、書いてて思い出したのが東京スポーツ映画大賞で是枝監督が表彰された際、表彰した某映画祭(長岡アジア映画祭ですが)の関係者が頓珍漢なことを是枝監督に対して発言して、それを得意げに土産話にしてたことは未だ思いっきり軽蔑しています。
これに触れるといろいろ厄介なのでこの辺で自粛します。

話題を変えて『万引き家族』には『そして父になる』以来、常連となったリリー・フランキーさんはすっかり俳優業が板につきながらも、みうらじゅんさんとの『グラビアン魂』は相変わらずバカを語って爆笑したり、週刊プレイボーイの人生相談で自らの性癖をなんのてらいもなく語り最後に相談者に大人のおもちゃを渡すことさえカッコよく思いますが、
そもそも名前を知ったのが雑誌だった「ぴあ」に連載してた日本映画の批評でないコラムでした。
『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』で大ブレイク前に『日本のみなさんさようなら』として一冊にまとめられ、思い入れのあるないにも関わらず日本映画を時にみないで正確な資料も無視して語るそのスタイルは結構影響受けました。
オシャレなCMに出てるのを見て随分遠くなったなぁと時に思いながらも未だに深い信頼を寄せているのは、このコラムの中で寅さんとブルース・リーを思い入れを込めて全面肯定しているからで、特にドラゴンがあるかないか、ドラゴンが入ってない人に何を言っても無駄だと喝破する『女必殺拳』の章はそうだ!異議なしと完全同意しながら読んでおりました。

それが 橋口亮輔監督作『ぐるりのこと。』で立派な俳優として目の前に現れてから10年。
カンヌの頂点に立った主演俳優になったことに感慨深いです。
そんな意味でも『万引き家族』は観たいと思います。

『万引き家族』公式HP http://gaga.ne.jp/manbiki-kazoku/
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