長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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『台湾映画祭2018』 in 高田世界館



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↑の東京特派員夫妻の「台湾巨匠傑作選2018」のレポを読んで懐かしい思いがぶり返してたら
高田世界館で7月14日~7月20日に『台湾映画祭2018』が開催されると知りました。
http://takadasekaikan.com/archives/7669

上映作品は『52Hzのラヴソング』『ママは日本に嫁に行っちゃダメと言うけれど。』『藍色夏恋』『恋人たちの食卓』『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』『湾生回家』『海の彼方』と新旧の傑作、話題作にドキュメンタリーも含めた多彩なラインナップ。

このうち『52Hzのラブソング』は『セデレック・パレ』のウェイ・ダージョン監督による『ラ・ラ・ランド』らしいとか、
『恋人たちの食卓』を長岡の南アジアレストランのご主人に勧めたら大傑作!(コックさんのお父さんが料理道具を収めてる様がプロから見るとホンモノとのこと)と喜んでもらったとか、担当者は次女役のン・シンリンに当時お熱だったけど、確かにあれはオチも含めて非の打ちどころのない傑作、その後に世界を股にかけて映画を撮ることになるアン・リー監督の才能は本作を観ればよくわかる、、、などと書くと長くなりかねませんが、この中で特に思い入れがあるのは『藍色夏恋』と『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』。

『藍色夏恋』は確か県内では東京公開を経て新潟市のワーナーマイカル小新で公開されたハズ。
冒頭からヒロインの一挙一動の仕草に目が離せなくなり、瑞々しい青春の美しさを台北の澄み切った風景の中で存分に堪能できた傑作で、その翌年の『第9回長岡アジア映画祭』でビデオ化されてても上映を決め、さらに当時、この映画を配給していたムービーアイが主演のチェン・ポーリンの日本のマネージメントを担当していたので、上映依頼とともにチェン・ポーリンから長岡のお客様へビデオレターをいただけないかと併せて頼んだら承諾をいただきました。
結構なお客さんが足を運んで上映前のビデオレターを見てもらいましたが、嬉しかったのが当時のマネージャーさんからチェン・ポーリンが映画祭でこの映画を上映することを大変喜んでいたと話してたことでした。
やはり俳優さんは自分の映画が上映されると喜ぶものなんだと確信を抱きま、ついでにマネージャーさんは当時のチェン・ポーリンは『ツインズ・エフェクトⅡ』に出演するためカンフーの猛特訓をしていると話した後に共演してるジャッキー・チェンの息子はカンフーできないんですよ、ボヤいてたことでした。
まぁ、ジェイシー・チャンは『早熟』という傑作があるとはいえ、未だに親の七光りというか俳優の覚悟となるとチェン・ポーリンに軍配があがるよな、とその後の二人の活動を見て間違いはなかったように思います。
今でもグン・ルンメイとチェン・ポーリンの名を見ると嬉しくなるのは本作が今もステキな映画として記憶に刻まれてるからだと。

一方、『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』は1967年の香港の黒澤明こと巨匠キン・フーの大傑作。
しかしそれは日本で80年代に入ってからようやくキン・フーが評価されたからであって、公開時やブルース・リーの大ブームに乗っかって、この邦題でキワモノ扱いされたりと、日本ではキン・フーが不遇の扱いを受けていたことが惜しまれます。
最初の公開時、1968年にきちんと評価されていれば、アジア映画が偏見なしに日本に入ってこれたと思うのですが。

日本で本作が脚光を浴びたのは80年代後半からの香港映画ブームの立役者“香港のスピルバーグ”ことツイ・ハーク製作でリメイクされた『ドラゴン・イン』が観た人たちの間で大評判となり、併せて武侠映画の巨匠として、香港の黒澤明として伝説化されていたキン・フーに脚光が浴び、ついに95年の東京国際映画祭で35㎜フィルムで上映という快挙が実現。
担当者もこの機会にと胸がいっぱいとなり足を運んで勧善懲悪の大活劇に大興奮して劇場を出たところ、目の前にいたのが山田宏一先生でした。
普通なら身分不相応として名乗ることもないと自覚していますが、映画の後の興奮状態のままの怖いもの知らずで「先生、いかがでしたか?」とお声をかけたら「君も観たのかね?いやー凄かった」と先生も興奮しながら握手をして(!)話してくださいました。
後にキン・フーという映画作家に惚れ込んで宇田川幸洋先生と大著『キン・フー武侠電影作法』を書きあげた山田宏一先生ですが、最近お元気なんだろうかと気になっています。

21世紀にかつてその名前を聞いただけで幻でありながら興奮させてくれた巨匠キン・フーがスクリーンで観れるなどホントに嬉しいことだし、さらに高田世界館で観るのは余計に相応しい気がするので、なるべく行きたいよなぁ、と。

余談ですが高田世界館もロケ地に出てくるNegiccoのこちらの↓MV
Negicco「愛、かましたいの」MV
https://www.youtube.com/watch?v=RySaoprLFrA

『残酷ドラゴン  血斗竜門の宿』が上映されるとなると、 闘う女を撮り続けたキン・フーへのオマージュのようにも、、、
さらに余談でヲタ活に高田へ行った際にこのMVに出てくる上海で食べたラーメンは特筆モノでお勧めできるほどうまかったです。
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