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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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あの人に会いたい



「あんなところと戦争したって勝てっこない」
と言っていた ところが(戦争が)始まっちゃった。
始まったら みんな大賛成になったんです。

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今朝、お仕事へ行く前にNHKをつけていたら10分の短い枠の中で、
NHKに残された膨大なアーカイブの中から、故人の言葉を抜粋し功績をしのぶ番組「あの人に会いたい」は
亡くなったばかりで、まだ実感のない高畑勲監督を取り上げていました。

子どものころにたくさんの死体を見て震えていたという岡山空襲の体験がなければ、
代表作の『火垂るの墓』を作ろうとは思わなかった、と述べながら、
冒頭の言葉、『火垂るの墓』に通底してた日本人の同調圧力について警鐘を鳴らしていました。

高畑監督が安保法制関連法案でザワツイてた頃から
反戦映画として名高い自作『火垂るの墓』で戦争は止められない、
という発言を自身が繰り返しのべてたのが印象に残ってます。

「攻め込まれてひどい目に遭った経験をいくら伝えても、これからの戦争を止める力にはなりにくいのではないか。なぜか。為政者が次なる戦争を始める時は「そういう目に遭わないために戦争をするのだ」と言うに決まっているからです。自衛のための戦争だ、と。惨禍を繰り返したくないという切実な思いを利用し、感情に訴えかけてくる」
2015年 元旦 神奈川新聞インタビュー

その高畑監督が目をかけ注目していたのが三上智恵監督の一連の映画であり、
http://lite-ra.com/2017/04/post-3070.html
↑こちらの昨年『標的の島』公開時の高畑監督×三上監督対談でも『火垂るの墓』では戦争が止められないことを強調しています。

『標的の島 風かたか』は三種類のチラシデザインがあり、
その中から担当者は高畑監督のコメントを太字のゴシック体で書かれた
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1918.html
↑こちらのデザインをリソグラフで印刷してあちこちで配布しています。

正直、『標的の島』という映画の知名度など『ジュラシックワールド』の足元にも及ばないのは承知の上なので、
受け取った方がチラシにある高畑監督の名前で少しでも関心を持っていただければという思いと、
このチラシを手にするだけでこちらは高畑監督が本作を紹介することを背中を押してくれるような気がしています。

そんなことを思っているので、今朝、高畑勲監督の姿を見て言葉を聞いて、
改めて励みになった気がしました。

最後にまた『標的の島』に寄せた高畑監督のコメントを再掲します。

高畑 勲(アニメーション映画監督)

この映画の明るさはすごい。抵抗し、ごぼう抜きにあいながら、人々は歌う、踊る、笑う。一人一人が昂然と胸を張っている。みんなのあふれ出す命の輝きに胸打たれ畏敬の念を覚える。本土から派遣された機動隊員の顔の死んだような無表情に、私たち本土の人間の沖縄に対するうしろめたさを重ね合わせずにはいられない。辺野古・高江だけでない。沖縄県の島々を自衛隊が新たに基地化し、国は沖縄全体を仮想敵国の“標的”にする気なのだ。この映画はそれを教えてくれる。

*『標的の島 風(かじ)かたか』長岡上映会

日時 8月15日(水)18時~ 上映開始

上映後 福本圭介氏講演 :「今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか」 

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

料金 前売1000円、 当日1300円 障害者手帳、療育手帳をお持ちの方、高校生(学生証提示願います)500円

前売券プレイガイド アオーレ長岡西棟3階ながおか市民協働センター(長岡市)みずすまし(三条市)シネ・ウインド(新潟市)

『標的の島 風(かじ)かたか』
*2017年 キネマ旬報文化映画映画部門第二位

監督・ナレーション 三上智恵 

2017年 日本映画  作品時間119分
配給 東風

イントロダクション

「標的の島」とは、沖縄のことではない。
それは今あなたが暮らす日本列島のこと。

2016年6月19日、沖縄県那覇市。米軍属女性暴行殺人事件の被害者を追悼する県民大会で、稲嶺進名護市長は言った。「我々は、また命を救う“風かたか”になれなかった」。「風(かじ)かたか」とは風よけ、防波堤のこと。
沖縄県民の8割の反対を黙殺した辺野古の新基地建設、全国から1000人の機動隊を投入して高江で強行されるオスプレイのヘリパッド建設。現場では多くの負傷者・逮捕者を出しながら、激しい抵抗が続く。さらに宮古島、石垣島でミサイル基地建設と自衛隊配備が進行していた。

なぜ今、先島諸島を軍事要塞化するのか? それは日本列島と南西諸島を防波堤として中国を軍事的に封じ込めるアメリカの戦略「エアシーバトル構想」の一環であり、日本を守るためではない。基地があれば標的になる、軍隊は市民の命を守らない—沖縄戦で歴史が証明したことだ。だからこそ、この抵抗は止まない。この国は、今、何を失おうとしているのか。映画は、伝えきれない現実を観るものに突きつける。

歌い、踊り、咲き誇る文化の力。
「最前線」に集まる人々、新たなる希望。

監督は『標的の村』『戦場ぬ止み』の三上智恵。大学で民俗学も講じる三上が描くのは、激しい抵抗や衝突だけではない。エイサー、パーントゥ、アンガマ、豊年祭。先祖から子孫へと連なる太い命の幹、権力を笑い飛ばし、豊穣に歓喜する農民の誇りと反骨精神。島々の自然と歴史が育んだ豊かな文化がスクリーンに咲き乱れる。そして、県民大会で古謝美佐子が歌う「童神(わらびがみ)」、辺野古のゲート前でかき鳴らされる三線の音色。
高江のテントで「兵士Aくんの歌」を歌う七尾旅人のまわりには全国から駆けつけた若者たちの姿があった。この一年で安全保障政策を大転換したこの国で、平和と民主主義を守る闘いの「最前線」はどこか? それに気づいた人々が、今、沖縄に集まっているのだ。

『標的の島 風かたか』公式HP http://hyotekinoshima.com/

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=FKqFSGS3bu0&feature=em-share_video_user

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
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