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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『邪不圧正(Hidden Man)』



現在、中国大陸で公開が始まったばかりの『邪不圧正(Hidden Man)』という映画が気になっています。
監督は出演もしているチアン・ウェン、主演がエディ・ポン、リャオ・ファンという人気も実力もあるスターを起用、しかしなんとなくおいしいところをチアン・ウェンが持っていきそうな感じ(なんとなく)の本作、担当者が気になってるのは日本から澤田謙也隊長が出演、ポスターにも大きく名前が載ってることと、谷垣健治監督がアクション監督を務めているらしいことです。

澤田謙也隊長は『第6回長岡アジア映画祭』でチアン・ウェン監督、主演の『鬼が来た!』上映とともにお招き、谷垣健治監督は『第9回長岡アジア映画祭』で『ツインズ・エフェクト』のアクション指導者としてお招き、いわばどちらも日本を飛び出し中国、香港で活躍し、実際に目にして、お話しをさせていただいたお二方が揃って関係している映画ということで。

『鬼が来た!』は日中戦争時に大陸の農民と日本兵の悪夢的な交流と悲劇をモノクロで描いた異色作でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞するなど高く評価された作品、日本側の主演が香川照之さんで本作の詳細を念入りに記した撮影日記『中国魅了』を読むと、チアン・ウェンから目につけられボロ雑巾のように扱われ心身共に追い詰められていく香川さんの目からチアン・ウェンの大陸的なスケールのでかい怪物ぶりが伝わり、たいへん読ませてくれる一冊でした。
映画祭のトークでは香川さんの視点とは違う、澤田隊長の視点から『鬼が来た!』のエピソードをお願いしたら縦横無尽に語っていただき大変盛り上がりましたが、実際に心身ともに疲弊した香川さんなど破天荒な撮影が続いた中で日本側の俳優の支えになったのが、映画の役柄と同じ隊長だったと間近で見て確信、ともかく男らしい俳優だったと印象に残っています。
チアン・ウェンという規格外の映画人から再度のオファーがあったのは、やはり『鬼が来た!』の隊長の雄姿があったからではないかと。

一方『ツインズ・エフェクト』というアイドルとヴァンパイアとカンフーとジャッキー・チェンをごった煮ににしたような、ある意味、香港映画らしい映画のアクション指導として演出のドニー・イェンの右腕として以前から知る人ぞ知る谷垣健治さんが、お越しくださったのは今思うともしかしたら奇跡に近かったかもしれませんが、谷垣さんは後に「映画『ツインズ・エフェクト』について話そうと思っていたら、これまでの自分を話していた。」という旨で振り返ってましたが、この日のお客さんで日本を飛び出し、海外で活動している谷垣さんの話に結構感化された人がいたようでした。その後に谷垣さんはドニー・イェンと組んでアクション映画の最前線を構築、一方日本では『るろうに剣心』三部作でそれまでのチャンバラと完全に一線を画す時代劇を築き上げました。
海外で活躍する日本の映画人は以前よりも多くなってるハズですが、世界を股にかけてアクション映画に心血を注ぐ谷垣監督はその筆頭ではないかと。

とはいえ予告編を見ても、いったいどんな映画なのか掴めずにおり、
https://www.youtube.com/watch?v=jsAo26sh03o&app=desktop

おそらく抗日映画ではないかと思いますが、ただチアン・ウェン監督作では『太陽の少年』と『鬼が来た!』の二本は評価が高いものの、(おそらく当時配給を務め、きちんと戦略を立てて中国映画を売っていた東光徳間の役割が大きかったハズ)それ意外は日本では今一つのようなので、日本で劇場公開はきちんとされるのか、もちろん出来栄えにもよるのでしょうが。

ちなみにジャッキー・チェン主演『デッドヒート』では澤田隊長がヤクザ役でジャッキーと激闘を繰り広げてましたが、当時下積みの裏方仕事を谷垣さんはしていたものの、隊長とは接点がなかったそうなので、『邪不圧正』では二人はどうだったのかと、気になったりします。

あと谷垣監督は来月、中国・香港で公開されるらしいドニー・イェンの新作『大師兄 Big Brother』もアクション監督を担当。
https://www.youtube.com/watch?v=cj6Bg_pEYig&app=desktop

ドニー・イェンが高校教師を演じるらしい学園ものアクションのようで、楽しみですが、その後はいよいよ谷垣健治監督としてドニー主演作を手掛ける『肥龍過江』が公開されることと覆います。
ドニーの現場を体験しながら映画を学んでいくうちに、その仕事ぶりがドニーから大きな信頼を得て今回主演作の監督として抜擢された谷垣監督がドニー及び世界中のドニー・イェンのファンの信頼に応えるような映画であるべきことを期待しています。

ちなみにチアン・ウェンとドニー・イェンというとルックスは全く似てないけど二人は『スター・ウォーズ』のスピンオフ『ローグ・ワン』のてなもんやコンビとして共演してたんだと、まぁどちらも監督となるとオレサマになるようですが、二人の間で仕事をこなしてた谷垣監督はやはり、すげーぇと。
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