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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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長岡郷土史



長岡市立劇場になぜ35mm映写機が設置してあるのか?

1973年に開館した当初から長岡市立劇場には35㎜映写機が設置。
いわば商売敵になるのに、映画館である長岡観光会館を要する柴田観光は容認していたのか、
たぶん長岡で最もこの件に詳しいと思うコレクター長谷川さん宅にお邪魔し単刀直入に切り出したら、
困惑とともにニヤリとしながら、

「自分が資料を探して集めて書いた長岡観光会館の記事には個人の名前は載せてないよね」

実際に長岡観光会館に電気技師として勤めていた長谷川さんが、
自身の思い出とともに長岡観光会館についてまとめあげ、
『栄光の黒豹』を長岡市立劇場で上映した際はパネルに組んで来場者に熱心に解説したことがあり、その際に読ませてもらったパネルには確かに企業関係で関係者個人の名前には触れずにありました。

「いろいろ複雑なんだよ、いろいろと」

親族で経営しており、それがかなり複雑なことを触りの部分だけお話しいただき、
その流れの中で長岡市立劇場に映写機設置に関して容認していることがおぼろげながら浮かんだりしました。

そして年に一回発行されている『長岡郷土史』という冊子の50号、51号の自身が詳細に書き上げた長岡観光会館についての記事についてお話しいただきました。

それで柴田観光の会長はいわゆる裏社会に通じてた方なので表には出なかったものの、
昭和30年代頃の新潟日報で自身の半生について映画でなくシバタサーカスを中心に振り返る貴重な記事が掲載されたことがあるそうですが、担当者もうっすらとそんな名前の記憶があるシバタサーカスって柴田観光とつながりがあったのかと、そっちに驚いたりしてました。

しかしちらりと読ませていただいた『長岡郷土史』の長岡観光会館の章。
長谷川さんの異能ぶりが発揮されたような長岡観光会館への偏愛がよくわかる労作でした。
ただしお話しされた中ではまだまだ書ききれないことや、いろいろ複雑なことについて公にしてないようなので、
それこそ新潟日報でじっくりと長谷川さんの口から聞き書きして記事にまとめてもらえないだろうかと。

長岡観光会館がロケ地として登場する『爆弾男と呼ばれたあいつ』『栄光の黒豹』
そして『故郷は緑なりき』『その壁を砕け』では撮影時のエキストラ集めやスタッフ、俳優などの面倒を関連会社の社員が見ていたそうなので、いわばフィルムコミッションの先駆的なことも手掛けていたことも含め長岡郷土史の中の柴田観光の位置づけを大きくしてもいいように思いました。

平成二年に映画館を閉めた当時、受け継いだ親族の今は誰も行方を知らないそうなので、
長岡観光会館は消滅しても長岡市立劇場の映写機は残ってることにも何かドラマ的なものを感じたりします。
長岡郷土史は長岡市内の各図書館に置かれているそうです。

追記
思えば長岡市立劇場の35㎜映写機設置に柴田観光が待ったをかけなかったおかげで、
長岡観光会館無きあとにできた市民映画館をつくる会が上映会活動として
長岡市立劇場の映写機を使用してたと思うと、
もし待ったをかけて市立劇場に映写機が設置されなかったらつくる会の活動も、
違った形になってたと思い、
そうなると担当者はつくる会も参加せずにいて、このブログはもちろん、
上映会活動を通して交流できたあの方、この方と会うことも無かったんだなぁ、と。
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