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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか




「米軍基地をいるにしろ、いらないにしろそれを本土で引きとって議論をして無くしたい。
それが私の考えることで、いるのかいらないのかを本気で議論したい。
そしていらないという賛成派を作りたいというのが私の立場です」

8月15日 『標的の島 風かたか』長岡上映会 上映後 福本圭介先生
『今、私たちは沖縄の声にどう応答するべきか』

質疑応答も含めて約一時間にも渡る講演を冒頭の言葉で締めたところ、
客席から大きな拍手が沸いて、これには福本先生も初めての経験で大変驚いたそうです。

「映画を観て胸いっぱいです」

お客様と一緒に映画を観賞後、講演をお願いした福本先生は開口一番、このように話した後、
手にしたレジェメも見ることなく
自身が辺野古へ行った際の感想、小高い丘から大浦湾を見た際、基地建設のために湾を覆う巨大な沖縄を防波堤として犠牲にしようとする姿、
そして辺野古の浜辺では座り込みでずっと子供たち、孫たちの未来のために基地建設を止めようとする人たち。
異なる二つの力の「風かたか」がぶつかる現状を伝えた後に本題へと。

琉球併合(1879年)から沖縄戦(1945年)までの歴史と、それからのサンフランシスコ講和条約(1952年)、本土復帰(1972年)を経ての現在の高江、辺野古、先島諸島へと続く沖縄への犠牲を強いる植民地主義は現政権だけでなく、私たちの側にも無意識にあるのではないかと問いかけ、例として世論は日米安保条約を8割の国民がが支持、憲法9条は6割が支持、憲法9条を支持している人のほとんどが日米安保も支持、軍隊はいらないけどいる、いるけどいらなという、それは成り立っていることを考えると、多くの国民は沖縄に基地を押し付けてる状況積極的ではないものの容認し、認め当たり前と思っている。
おそらくそれが現政権が行っている沖縄の民意を踏みにじような、地方自治を壊すような差別むきだしの政策を支えているのではないか、そういった意味で政権批判だけでは済まされないのではないか。

それではどうすればいいのか、沖縄の人たちは何を望んでいるのか。
そこで思い出すのが先日亡くなった翁長知事のこと。
彼は激しく国と対峙したことは確かだか、
最も日本国民に伝えたいメッセージ
「日本の安全保障は日本国民で考えて負担してほしい」
という問いかけに当事者である日本国民は応えていないのではないか、

わかりやすくいうと
「沖縄を差別することはやめてほしい、これ以上沖縄に押し付けないでほしい」

そのことを踏まえて
これ以上、沖縄に基地を押し付けるのは間違ってる。
沖縄に基地を集中させることは間違ってる。差別である。

ざっとこのような趣旨でお話しいただきましたが、この中で
沖縄に基地を押し付けてる現状を容認しているのが、結果的に現政権の沖縄への暴走、映画で記録されてることにつ繋っているという主旨にハッとさせられました。

と、同時にこのことを深く認識していた翁長知事のメッセージが一層強く残った次第です。
いづれにしても担当者は昨年の新潟での『戦場ぬ止み』上映後の講演で、
先生のテーマである「自分の荷物は自分で持とう」という考えを知って
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1538.html

辺野古基地建設反対だけではすまない問題も知って関心を持ち、
今回の講演をお願いしましたが、映画も含めて聴講した観客の皆様は確実にこの問題について深く考えるだろうと伺えて、お願いして良かったと思った次第です。

福本先生、ありがとうございましたとまたの機にどうぞお願いいたします。

この日の二番目の質問者に大崩のご主人が
「先生の話には賛成」と述べながらもかなり高度な事例を挙げて、
この件についてどう思われるかと質問をしたのですが、
正直、聞いてた担当者は質問がよくわからなかったのに、
先生は頷きながらも淀みなく答えておりました。
後日、「先生への批判ではないので気にしてないだろうか」と
ご主人からこちらに電話がかかり、
先生は喜んでいたので手紙でも書いたらどうかと、
先生が教鞭を取る新潟県立大学の住所を教えました。
しかし些細なことを気にするのもご主人らしいな、と思いました。

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「標的の島」上映会を前に 福本圭介氏 
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1966.html

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。
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