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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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座C!nema 原田裕司&田村専一



11月2日(金)18時~「原田裕司/ 田村専一特集1」

「あり。」(23分) 田村専一監督
新潟色のない新潟ロケ作品(一部埼玉)

「苦顔」(20分) 原田裕司監督

「good time」 (9分) 田村専一監督

座C!nema初日の原田裕司監督、田村専一監督特集にまた「纐纈あや監督特集」の上映会チラシ配布をお願いし、映画を観賞しました。

田村監督『あり。』は墓参りのために帰省した女性。
この女性がとても雰囲気ある美女なのにラブストーリーにならないのが田村監督の本懐で、なんの因果か二人の兄がほぼ同時に自分はLBGTとカミングアウトしてから始まる大騒動。
特に田村組の常連ほりかわひろきさん(燕市出身『冬のアルパカ』に出演してますが、新井健市監督の主演作『おっさんスケボー』は傑作)がただ単にカツラというかウィックをつけてトレードマークの髭はそのままなんで、輪をかけて騒動に拍車がかかり、たぶんカミングアウトしてからの方が兄弟が生き生きしてしまうのが楽しい一編。
担当者は田村監督の『シャララ』のバカバカしさが大好きなだけに、この路線をさらに拡大していることを確認できました。
「人間も蛍のようにお尻が光ればいいのに」
「あ~なるほどね」
何気ない会話にニヤリとしました。

原田監督『苦顔』は『壁女』で自主映画界の寵児となった後に放った一作。
とても好きな映画ですでにネットで何度も見ておりましたが、
今回スクリーンで観賞し、素人が言うのも気が引けますが、
ワンカットワンカットの撮影ポジションというのかキャメラの位置が物語を語るうえでどのシーンも奇をてらうことなく的確、それでいて立派な変態映画というのが改めて笑わせてくれました。
異常な性癖を止めることができない主人公の着てるTシャツがグレート・ムタ、これがアップになるので主人公の二面性を表現してるのかと、ただ原田監督がプロレス好きと聞いたことはないので単なるこちらの思い過ごしかもしれませんが。
ともかく全編に漂う不穏な空気が逆転してしまう畳み掛けるラストは何度見ても素晴らしかったです。
原田監督は現在、長岡造形大学の一年生相手に非常勤講師で映像を教えているそうで授業では『壁女』を学生に見せてるようですが、『苦顔』そして『冬のアルパカ』も見せてほしいです。

『苦顔』 https://vimeo.com/156359283

最後に田村監督の新作なのか『good time』は男を振った女性の心模様を9分に凝縮させた野心作でした。
『シャララ』のようなバカ映画(失礼)を嬉々と撮る一方『ココロノオト』のように繊細な女性心理を描くことにも心血を注ぐ田村監督が有刺鉄線を小道具にまさに傷つき痛い男女を描いて、これも好きな映画として強く残りました。
中でもヒロインが傷心後に彼氏との思い出の日々をスクリーンいっぱいにコラージュするシーン、あれはとても独創的であんな形で思い出を振り返るのは例えば最近のハリウッド映画でも観たことないような。イイ映画でした。

good time予告編
https://www.youtube.com/watch?v=1RUCJzJo4L8

次回の原田監督、田村監督特集は
11月10日(土)18時~ 「原田裕司/ 田村専一特集2」

ホリメンタリー(20分) 田村専一監督
新潟ロケ作品。ほりかわひろきドキュメンタリー

壁女 (16分) 原田裕司監督

しがないマスターのある日の出来事(7分) 原田裕司監督
会場は長岡市大手通2-4-4 安達ビル二階 座C!nema
https://twitter.com/ZaCinema_NID

改めて二人の異才が監督、助監督として冬の長岡・山古志で映画つくりに勤しんだ『冬のアルパカ』撮影の日々を思い出したりしてました。
というかほりかわさんの他にも『冬のアルパカ』に出てた俳優さんがいたりしたのもありますが。
『冬のアルパカ』
https://vimeo.com/156699354

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