Sareee

「店で下ごしらえをしてたらドアが開いて丸めたポスターを入れたリュックを背負った女の子が入ってきて『ポスター貼らせてもらえませんか?』と来たから、いいよって伝えて広げたポスター見たら女子プロレスだったんだよ。
しばらくして女の子が写ってる写真に似てるから、君もレスラーなの?って尋ねたらそうです、と。あのポスターの左にいるコだよ。いろいろ聞いたら新潟でポスター貼りをしてから、長岡に来て回ってるそう。大変だけど偉いねぇ。
だけど俺はあのポスターでは井上貴子しか知らないよなぁ」
次回上映会のポスター貼りに回り始めた中で、いつもお願いしてる殿町・与華楼に行ったところ、先にアオーレで開催されたセンダイガールズのポスターが。
このポスターはアオーレ周辺のお店で先月からやたらと目にするようになり、誰が貼りに回っているのか気になったので与華楼のご主人に尋ねたら冒頭のお返事が。
なるほどやはりレスラー自ら回っていたのか、しかし貼りに回ってたらしいレスラーの写真を見てもピンと来ず、そもそもSareeeってどう読むのかと?
アオーレの前身、長岡厚生会館は前田日明が山本小鉄相手にデビュー戦を闘ったことで聖地でもあるので、プロレスファンから一目置かれた存在、そしてジャイアント馬場さんの故郷・三条に近いこともあって全日プロレスは好カードを連発。
駅から歩いていけることも相まって東京からも日帰りできるので遠征するプヲタがたくさん集まり、担当者も四天王プロレス全盛期、そして三沢達がノアを立ち上げ大量離脱をしたあと、サスガに潰れるのではないかとハラハラした頃の全日によく足を運んで熱狂の只中にいましたが、やはり三沢がリングのド真ん中で絶命という衝撃を受けて、どこか燃え尽きたような、最近もアオーレとなって超満員の新日に足を運びながらも、申し分ないという思いとどこか昔ながらのドロドロした怨念みたいなものが消失、もしくは蓋をしたような印象を受けて物足りなさを感じたりしてました。
すみません。昭和プロレス好きの戯言です。
よって女子プロレスはすさまじく入り乱れてた団体対抗戦の頃で時計が止まっており、それでも毎週週刊プロレスは立ち読みしてるのでセンダイガールズは勿論知っており、看板レスラーの里村明衣子は新潟出身で応援していたものの生観戦はしたことない不義理だったので、せめてSareeeはどう読むのかネットでチェックしたら“サリー”と読むそうで、てっきり里村の弟子のアイドル系の若手なんだろうかと勝手に思ってたらディアナという団体の看板レスラーでチャンピオンにもなったことがあるとのこと。
先の長岡大会ではタッグとはいえ里村と対戦したとあり、里村ほどの実力者の相手を努めるとは立派なメインエベンターだと知って驚きました。
ただディアナとはどんな団体なのかとHPを開いたらお馴染みの熟女が並び、今もなお現役なのは立派なもののなかなか世代交代も厳しいのだろうと。
そんな“格”を持つとはいえ女子プロレスが東京ドームで興行してたいい時代の頃に生まれながら、その頃のトップレスラーと張り合いながらも自らポスター貼りを回ることに、どのような思いを抱いてるのか?あの頃を知ってるだけに女子プロの厳しさを垣間見る思いがしながらも話を聞いてこちらも見倣いポスター貼りに尽力しようと思った次第です。
しかし店長と話してましたがレスラーならついでにポスターにサインを書いて貼りに回ったらどうかと、チャンピオンだったならなおのことお店もお客さんも喜ぶんじゃなかろうかと。
樹木希林さん&伏原健之監督 『人生フルーツ』『居酒屋ばぁば』『神宮希林 わたしの神様』長岡上映会
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3月10日 『おだやかな革命』長岡上映会
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