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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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植村直己物語



担当者は高校生のころに山岳部に所属しており、その頃に劇場公開された作品が『植村直巳物語』
山岳部なので当然のように植村さんの冒険が詰まった名著『青春を山に賭けて』を読んで感激していた者にとって、
この映画は書物だけでない大きな拡がりを持って人間・植村直巳像を描いた記憶の残る作品でした。

中でも英雄・植村直巳でなく大学の山岳部に入部し、初めての登山でバテてしまい悔し涙を流すシーン、
卒業後就職もせずにヨーロッパのスキーリゾートへスキーも出来ずにバイトをし恥をかいたり、
社会人となっても今の派遣工としてライン仕事に就くも手が間に合わず同僚に迷惑をかけたりと、
未熟な負の側面を描くシーンに共感、なかでも山岳部の新人時代の悔し涙は自分と重ねて観てむせび泣いてたことを昨日のように思い出すことができます。

生業につくことも出来ずに、登山隊という集団にもなじめず単独行へと傾倒していく、ある意味実社会と折り合いをつけることが出来ずにいる面もきちんと描き、スポンサー集めとコマーシャリズムに偏っていく冒険への世間の批判の目も織り込みながら奥さんの支えとともに世界を股にしての冒険を描き切ってたこの『植村直己物語』の佐藤純彌監督の訃報を知って、『新幹線大爆破』『君よ憤怒の河を渉れ』『人間の証明』『野生の証明』『敦煌』『おろしや国酔夢譚』『北京原人』(!)、そして『男たちのYAMATO』と多くの超大作が脳裏をよぎりましたが、やはりおちこぼれの新人山岳部員として悔し涙を流していた『植村直己物語』の監督だよなぁ、とお疲れ様でした。

ちなみに五藤利弘監督の東京のご自宅に遊びに行ったら、ご近所を散歩がてら案内してもらったところ、すぐ近くのお寺に植村直己さんのお墓があり、ご遺体はマッキンリーのハズなのに?と思いながら尊敬する方のお墓に思いもよらぬ形で遭遇して手を合わせておりました。
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