♪夜から朝に変わる いつもの時間に 世界はふと考えて 朝日が出遅れた なぜ悲しいニュースばかりTVは言い続ける

4月30日 アフリカンフェスタ!inながおかプレイベント上映会『女を修理する男』
映写係として参加しましたが本編が終わってエンドクレジットが流れてもお客様は席を立たずにいて、ホール内の灯りがついてようやく重い足取りで外に向かってたいたように見受けられましたが、やはり衝撃的すぎる事実に皆さん打ちのめされたように思いました。
映画の上映前に主催の方より、そもそも撮影されたコンゴはどこにあるのかから始まった解説の中で「戦略としてのレイプ」という旨があり、担当者は事前の試写会で見て次元が違う数々の性暴力について、“野蛮”という言葉が不適切かもしれませんが思い浮かび、教育が大事なんだろうと観た後に思いましたが、おそらく教育も大事なんでしょうが、それ以上に「戦略」としてレイプ、あの地では女性は農作業などで重要な働き手なので傷つけることで深いダメージを与え、ついには子どもを産めない身体にしてしまうことで集落自体を滅ぼしていく、そこまで練られてることにある種の衝撃を受けながら見直してました。
その理不尽な性暴力に対して毅然と女性の側に立って『女を修理する男』ことデニ・ムクウェゲ医師の活動についてコンゴでは一切報道してないそうで、その理由としてこんな立派な医師が国民に知れ渡ったらいずれ、この医師を大統領にという声が湧き上がることを政権は恐れているようだと。
しかし映画を観るととても知的で国の行く末について深く考えメッセージを発してるこの医師が大統領になることが、最も理想的なように映ったのも事実のように思いました。
主催者側の予想以上にお客さんが入ったそうで、その皆さんがおそらく遠いアフリカの地に思いを馳せた日になったのではないかと思います。
アフリカンフェスタinながおかは5月12日(日)が本番です。
https://africa-nagaoka.jimdo.com/
それに合わせて来県するサカキマンゴーさんのライブと松下照美さんのスケジュールはこちらを↓。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2244.html
しかし映写担当者としては本番はうまくいったように思いましたが、
試写の段階でまるっきりダメだったのでこれはきちんとしなければと。
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