『共犯者たち』長岡上映会 本日開催

ドキュメンタリー映画「共犯者たち」を観た。李明博や朴槿恵による激しい弾圧により公共放送KBSやMBCが制圧され政府広報に堕していく姿に、日本のNHKや民放の姿がぴたりと重なる。だが違うのは、韓国のジャーナリストたちは弾圧に負けず反撃し失地回復していくことだ。報道関係者全員が見るべき。
痛感させられるのは、日本の放送局、特にNHKの不甲斐なさである。韓国では権力に従わない社長が解任され逮捕されたりしても抵抗が続いたわけだが、NHKの場合、事実上の無血開城みたいなもんだもんな。韓国が朴槿恵を引き摺り下ろせたのに日本が安倍の暴走を止められないのは、決して偶然ではない。
http://www.kyohanspy.com/
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10156053508407201&set=a.489098902200&type=3&theater
『共犯者たち』を観賞した想田和弘監督がFACEBOOKに挙げていましたが、韓国のジャーナリストと比べ不甲斐ないと指摘されたNHKは最近、以下のツイートをUPしました。
NHK国際部 @nhk_kokusai
世界の表現の自由の状況を監視する国連の特別報告者が、スイスで開かれている国連人権理事会で、日本のメディアの独立性に懸念を示す報告書を提出しました。これに対して日本政府は「表現の自由は憲法で最大限に保障されている」と反論しました。
https://twitter.com/nhk_kokusai/status/1143976122457026563
国連でNHK含む日本のメディアが政府の広報になってないかと懸念する報道に対して、NHKとして何も見解を示すことも検証もせずに、ただ政府が言った反論にもなってないことをそのまま垂れ流すという大本営だと証明してると公言してるので逆に天晴かもしれませんが、『共犯者たち』を観たらそんなNHKの報道に対してニュース打破の命がけで政権と戦ったジャーナリストたちの爪の垢でも煎じて飲んでほしい、まさに“恥を知れ!”とそんなことを言いたくなる作品です。
お待ちしてます!!
============================
*『共犯者たち』長岡上映会日時 6月28日(金)①15時~ ②19時~
19時の回 上映後 新潟国際情報大学国際学部 吉澤文寿教授講演
「映画で観る韓国民主化の系譜 たたかうジャーナリズムを考えるために」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
スポンサーサイト
| 未分類 | 09:13 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑