和食 千年の味のミステリー

「枯れ木に花を咲かせましょう」
花さか爺さんのあの物語は決しておとぎ話の世界だけではなかったことが驚きました。
昨晩放映されたNHKスペシャル「国際共同制作 和食 千年の味のミステリー」
醤油、味噌、みりん、日本酒などの和食のうまみに欠かせないという
カビ=アスペルギルス・オリゼについて徹底的に取材した作品。
柴田昌平監督を昨年栃尾にご案内した際、
“だし”をテーマに「新日本風土記」の番組を手掛けてると話し、
「自分が食材をテーマに番組を作るとは思わなかったけど、だからこそ面白い」
と話してたことを記憶してます。
その時、栃尾であった体験も入れて
「日本列島 だしの旅」としてまとめられました。
http://www.nhk.or.jp/fudoki/121102broadcast1.html
おそらくその“だし”を取材していく過程でアスペルギルス・オリゼに着目し、
今回のドキュメンタリーとなったと思いますが、
日本独自の味が「世界最古のバイオビジネス」として
京都の老舗の種麹屋でまるで研究所のような施設で大事に培養されてること、
世界初というアスペルギルス・オリゼが繁殖していく過程を実写でとらえた場面など、
どれもが貴重な映像ばかりでとても面白かったです。
再放送は12月19日(木) 午前0:40~午前1:30(50分) (18日深夜)になるので、
見逃した方はぜひとおすすめいたします。
http://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=103&date=2013-12-18&ch=21&eid=1735&f=46
スポンサーサイト
| 未分類 | 17:12 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑