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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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「あいちトリエンナーレ2019」を巡っての二つの声明文



昨日↓この記事をめぐっての反響を書きましたが、

韓国映画の上映 市教委が後援せず
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2347.html

さすがにランキングは急降下してるとはいえシェアと拡散は続いてるようで、
コメントを読むとこの状況への危機感や反論などが書かれてて柄にもなく深く考えてしまいましたが、
やはり「あいちトリエンナーレ2019」の“表現の自由”を巡って、喧々囂々となった事態と重ねて
考え危機感を抱く方が多いように思いました。
本当に多くの表現者たちがこの事態を巡ってさまざまに動き思案した中で
『大地を受け継ぐ』上映会にお招きした井上淳一監督が 『誰がために憲法はある』製作運動体名義で
『奪われた村』上映会にお招きした豊田直巳監督がJVJA(日本ビジュアルジャーナリスト協会)の一員として
それぞれ声明文を発表したので、こちらにも掲載いたします。

画像は豊田直巳監督・フォトジャーナリストの写真展『叫びと囁き』が現在、柏崎市文化会館・アルフォーレで、
9月1日まで入場無料で開催されてます。

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 「表現の不自由展・その後」の展示中止について

私たちは、同じ表現者として、また、この社会に暮らす市民として、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」において、「表現の不自由展・その後」の展示が中止となったことに強く反対し、速やかに再展示されることを求めます。

今回の中止の決定に際し、河村たかし名古屋市長は「どう考えても日本人の心を踏みにじるものだ。即刻中止していただきたい」と述べ、菅義偉官房長官も「補助金交付の決定にあたっては、事実関係を確認、精査して適切に対応したい」と発言しました。
これらの発言は、権力担当者によるものであり、憲法21条2項で禁じられている「検閲」につながりかねない、極めて不当なものです。また、憲法99条の憲法尊重擁護義務の観点からも問題です。さらに、河村たかし名古屋市長は、中止との決定後には、展示を決定した関係者に対して謝罪を要求するとも述べていますが、政治の側が表現の側に介入することの危険性に一片の問題意識も有さないものであり、言語道断です。

 多様な表現の流通こそは、民主主義社会を基礎づくるものです。表現に対して共感するにせよ、しないにせよ、表現の場を確保することへの一致点がない社会は、民主主義社会とは呼べません。
 暴力を示しながら抗議すれば、自らの意に反する表現の場を失わせられること、権力担当者が圧力を行使すれば、自らの意に反する表現を中止に追い込めること、そしてこうした行為に反対する声があがらないこと――そうした社会は、断じて民主主義ではありません。

 また、私たちは、抗議の内容が、過去の加害の歴史を直視しようとしないものであることに強い危機感を持っています。国家や国籍など大きな属性で括り、単純な二項対立を煽るような風潮は、不寛容な空気を正当化します。過去から学ばない者は、それを繰り返すのです。

 私たちは、表現への政治介入を許しません。歴史を直視しない不寛容な風潮に決して屈しません。

                                                         2019年8月4日

『誰がために憲法はある』製作運動体
 監督・井上淳一  製作・馬奈木厳太郎  配給・太秦株式会社

https://www.facebook.com/tagatamekenpou/photos/a.2262536240694012/2367465843534384/?type=3&theater

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「あいちトリエンナーレ2019」問題へのJVJA声明

 私たちJVJA(日本ビジュアルジャーナリスト協会)は、「「表現の不自由展・その後」実行委員会」の声明を支持し、「あいちトリエンナーレ2019実行委員会」に「表現の不自由展・その後」展の会期末までの公開を強く求めます。
 「表現の不自由展・その後」展に出品しているアン・セホンは、JVJAの仲間でもあります。
  しかし、そのことによってだけではなく、テロを予告するなど脅迫によって表現の自由を奪おうとする人物を非難するどころか、これに与するかのように「補助金交付」を問題にしての菅義偉官房長官の同展への中止の圧力、また直接「即刻中止」を求めた河村たかし名古屋市長に抗議します。
  すでに「あいちトリエンナーレ2019」における「表現の不自由展・その後」展の「中止」問題は、それによって、表現の自由が著しく奪われている当事者である「表現の不自由展・その後」実行委員会より、中止に対して「抗議」と当該展の「会期末まで継続することを強く希望」する声明が発せられています。
 私たちJVJAは、この「実行委員会」の抗議と要望を支持します。「あいちトリエンナーレ2019実行委員会」には、直ちに展示中止を撤回し、会期末までの同展の継続を求めます。
2019年8月5日
JVJA(日本ビジュアルジャーナリスト協会)

https://www.facebook.com/jvjaoffice/posts/2405036879731583?__xts__[0]=68.ARBoGNPG9VMm1U3T14IAZbyckAg2iu7u_ScjAd8SdZUZ5BrK48N191m7X4N5M4s0B5FiFLdTn83Z1D7oGO-oFTz8T3-qzBDB8_Ndb-D_A9rZ-DF7kjYidKALl---s8-_uTRTFycghh4FzxfLxHCQaWoWgxBEhIWA_L5A-87m_4GNI7nn1_Fkt_ct6YNdLCW1ARkUSJY9IJ8MUb9f2Xn7d97nofKrsMmeZpnR0idDWI8hw2nIkqLvAUzLwMy2HlO107p3pG865C5v3yUVv9wU0Face4Mv3PJtXaGf9DH2UOe3FNDT1lbjiMCHze4-MXd5mZQkZ2VViWcu1pSjg7P-affp&__tn__=-R
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