fc2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

谷本清平和賞に矢川光則氏 広島、被爆ピアノを調律



谷本清平和賞 選考基準

前文 

 1945年8月6日、広島に世界初の原子爆弾が、続いて第2弾が8月9日長崎に投下されました。その後、激しい核兵器開発競争を繰り広げたアメリカと旧ソビエト連邦(現ロシア)の冷戦時代は終焉しましたが、その一方で核兵器保有国は、イギリス・フランス・中国・インド・パキスタンさらに保有疑惑数カ国にも拡散し、かつ核兵器は小型化・軽量化・高性能化など技術的にも著しく進化しています。今なお世界には1万5千発を超える核兵器が存在すると推定され、これは地球人口70億余人を何度も滅ぼすことのできる数といわれています。従って核兵器が存在すること自体が全人類の脅威であり、この脅威からの自由を獲得するために、人類はあらゆる努力を重ね平和を築いてゆかなければなりません。
  現代に生きるわれわれの責務は、核兵器廃絶と世界平和実現を求めて小さなことでも自分がなしうることを果たし、またこのことを次の世代に継承していくことです。  それは、まさしく「谷本清平和賞」の目的にほかなりません。

谷本清牧師の平和・愛・奉仕の偉業を祈念して創設された「谷本清平和賞」の選考基準を下記のとおり定め、
賞に該当する者を選考します。



1.原爆被災者で、人間愛・平和のために奉仕した人
2.被爆の証言活動・宗教・文芸・教育・学術研究・医療・平和運動等を通して、
  平和に貢献した人または団体

※付記:選考に際しては、上記のいずれかを満たすものとします。

以上

https://www.hiroshima-peace-center.jp/peace_award/?fbclid=IwAR3DfjXvpFKP9rh5Btg4Qf1bmcApCi6SiIaXAm0Y3aaS9XnfDQIWHYKGpo8

被爆の平和運動等を通して平和に貢献した人・団体に贈られる谷本清平和賞に被爆ピアノの調律師・矢川光則さんに決定しました。おめでとうございます。
これまでの受賞者には中沢啓治、吉永小百合、新藤兼人(敬称略)など、錚々たる面々の中に矢川さんの名前が刻まれました。

https://www.hiroshima-peace-center.jp/peace_award/list.html

矢川さんをモデルにした人物を佐野史郎さんが演じる五藤利弘監督『お母さんの被爆ピアノ』の公開に向けていっそう弾みがついたのではと思います。

『お母さんの被爆ピアノ』公式HP http://hibakupiano.com/


谷本清平和賞に矢川光則氏 広島、被爆ピアノを調律
2019/10/16 18:08 (JST)

 公益財団法人「ヒロシマ・ピース・センター」(広島市)は16日、平和活動に貢献した個人や団体に贈る「第31回谷本清平和賞」に、自ら修理した「被爆ピアノ」を使って全国各地でコンサートを開いているピアノ調律師の矢川光則さん(67)=同市=を選んだと発表した。

 祖父母と両親が広島で被爆し、矢川さんは被爆2世。古いピアノを直して福祉施設に寄贈するボランティアをしていた縁で、広島の被爆ピアノに出合い、修復して2001年からコンサートを始めた。以降、自ら運転するトラックにピアノを載せ、47都道府県で通算2千回に及ぶ演奏会を開き、原爆の悲惨さを訴えてきた。

https://this.kiji.is/557093593428427873?fbclid=IwAR2LHPkdYyQ6a2gHWTTDtETONT8m_1Apz0GYxnqxcxmLMsK3iBsckIlHqNM
スポンサーサイト



| 未分類 | 20:31 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/2419-da59d143

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT