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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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無限ファンデーション



昨日の続きでヲタ活の後で『愛と法』『沖縄スパイ戦史』チラシをシネ・ウインド支配人に渡しに行ったついでに映画でも観ようとしてやっていたのが『無限ファンデーション』

先回、シネ・ウインドで上映した際は柴野太朗監督の『内回りの二人』上映と同じ日に大崎章監督をお招きしムーラボの枠で上映されたものの、不義理を感じながらパスをしていた映画でしたが、映画は縁なもので数多あるなかでまたも目の前に現れたのなら、これは観るべきという何かの導きを感じ、ストーリーもロクに知らずに入場しました。

ちなみに大崎章監督は以前にもお会いしたことがあるので
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-1104.html
それこそ数多いる映画監督の中で何か縁があるのだろうかと。

ポスターで受けた印象と違って映画は女子高生の演劇部モノ。
最近で言えば『幕が上がる』がありましたが、正統派の青春映画として溌剌とした印象を残してたあちらと違って嫉妬も我儘も理不尽もとあらゆる本音の感情が女同士の演劇部という小さな世界で炸裂、その剥き出しの感情に肯定も共感も得てしまう、特にプロの女優志望のコが取ってしまう、ありえない行動は否、だからこそ女優志望なんだろうという説得力に満ち清清しさを覚えるほど。

内向きなヒロインはこの演劇部にスカウトされて女同士上下左右の苛立ちの中で天使に会って、その歌声に癒されながら一生に一度の暑い夏を体験していくのですが、ロクにストーリーも知らずに観たためスクリーンの中に繰り広げられるリアルな息遣いをヒリヒリしながら感じておりました。

その天使と解釈した役を演じた西山小雨さんのMVを大崎章監督が撮ることが拡大し映画化、予算的に即興芝居が採用されたとトークで知り全編を貫く緊張感はそれもあるのかと納得。
ただ即興なぞある程度の地位とキャリアを確立した俳優さんが演じるものだと思ってましたが、10代の俳優さんにとってさぞプレッシャーだろうと、それを束ねた大崎監督の手腕は相当なもの、最も『お盆の弟』の印象深い大崎監督が繊細な女子物語を手がけたことが意外に思いましたが、イイ年した担当者がまだ心打たれた青春映画に仕上げてもらい感謝を。

上映後に西山小雨さんがウクレレを手にミニライブを開催。
正直、本作を観るまで知らないアーティストさんでしたが、映画の中と同じく澄み切った歌声で大変お得でした。
もはや新しい出会いなど半ば諦めた惰性な生活を送る中で映画館に足を運んだだけで、まだ新鮮な出会いがあることが実感できてこの日はいい締め、小雨さんが言ってた明日も生きていけそうだと。

『無限ファンデーション』は11月1日までシネ・ウインドで公開です。

『無限ファンデーション』公式HP https://mugenfoundation.com/ 

西山小雨「未来へ」Music Video (大崎章監督)
https://www.youtube.com/watch?v=EtVkUIrxe-k&list=RDEtVkUIrxe-k&start_radio=1

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◎ 『愛と法』長岡上映会

日時 11月9日(土) 10時30分~ 
    上映後 黒田隆史弁護士講演 「弁護士という生き方~LGBTsに関わるということ~」

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『沖縄スパイ戦史』長岡上映会 
日時 11月9日(土)14時~
   上映後 福本圭介氏(新潟県立大学准教授)講演 「今、一市民として沖縄の米軍基地問題をどう考えるべきか?」

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
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