東京国際映画祭 「映像の魔術師 大林宣彦」

KAWASAKIしんゆり映画祭のことばかり注視してましたが、東京国際映画祭が開幕。
https://2019.tiff-jp.net/ja/
オープニング上映『男はつらいよ お帰り寅さん』の出来栄えが気になってたものの、好評のようなので公開を楽しみにしてます。
今年はJapan Nowの部門で 「映像の魔術師 大林宣彦」と題して文化功労賞を受賞した(おめでとうございます)大林監督の特集上映を開催。
https://2019.tiff-jp.net/ja/lineup/list.html?keyword=&departments=7&order_by=department_id
本日11月1日から新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』を皮切りに『花筐/HANAGATAMI』『異人たちとの夏』『野ゆき山ゆき海辺ゆき』『さびしんぼう』と数多ある代表作の中から厳選された名作を上映、他に犬童一心、高橋栄樹共同監督『ノンフィクションW 大林宣彦&恭子の成城物語 [完全版] ~夫婦で歩んだ60年の映画作り~』を特別上映と偉大なフィルムメーカーを日本最大の映画祭が大きな敬意を表します。
ご存知のように癌に冒されながらも映画への情熱からより精力的に映画つくりに邁進してるように見える監督の新作『海辺の映画館―キネマの玉手箱』はまず尾道への帰還というのが元・大林信者としても堪らないものがありますが、戦争という大きなテーマを掲げて、広島への原爆投下も挿入して自身の戦争体験とも向き合うようで、もう30年前になるのかNCホールの講演会で語られた幼少期の原爆とのエピソードの封印を解くのか関心を持ったりしています。
ここからはこじつけになるのですが大林監督は『沖縄スパイ戦史』へ賞賛を送っています。
”大林宣彦 映画作家
瞠目しました! 僕ら日本人は、あの日本の戦争に就いて、未だ未だ何も知らない、知らされていない。知らぬ事は罪。これは日本人、否世界の人間共にとって、必見の一作!!
立派な作業に、頭を垂れます。目醒めよ!”
http://www.spy-senshi.com/comments/
戦争を体験した大林監督の言葉だけに余計に深く重みを感じました。
文化功労賞受賞のインタビューで「あと35年は映画を撮る」と宣言してましたが、たぶん癌とさえ共生してしまう人だけに映画への情熱が失せない限り実現しそうに思ったりします。
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◎ 『愛と法』長岡上映会
日時 11月9日(土) 10時30分~
上映後 黒田隆史弁護士講演 「弁護士という生き方~LGBTsに関わるということ~」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
*『沖縄スパイ戦史』長岡上映会
日時 11月9日(土)14時~
上映後 福本圭介氏(新潟県立大学准教授)講演 「今、一市民として沖縄の米軍基地問題をどう考えるべきか?」
会場 アオーレ長岡市民交流ホールA
主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
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