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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『沖縄スパイ戦史』上映会に寄せて

(c)2018『沖縄スパイ戦史』製作委員会

昨夏の『標的の島』上映会に引き続き、11月9日『沖縄スパイ戦史』上映後に講演いただく、
福本圭介先生より上映会を前に寄稿いただきましたので掲載します。
昨年の講演会では観客の皆さんが福本先生のお話に聞き入りながら、この問題について考えていたので、
今回、この機にぜひご参加いただきたいと思います。

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『沖縄スパイ戦史』上映会に寄せて

先日10月31日、沖縄のシンボルともいえる那覇市の首里城で火災が発生し、その正殿と北殿、南殿が全焼した。
沖縄県民がこの出来事に深く心を痛めている様子は、新聞の写真1枚からでもひしひしと伝わってくる。
また、多くの「本土」の住民もショックを受け、首里城再建をサポートする募金活動も始まっているという。
テレビでは、「できることをしたい」と募金する青年の姿が報道されていた。
安倍晋三首相も「政府として再建に取り組む」と表明した。

そのようななか、SNSである沖縄出身の女性が次のような趣旨の発言をしていた。
「首里城の再建復興の前に辺野古の工事強行をやめてほしい」。
私は、その通りだと思い、この言葉に深く考え込んだ。
そして、一つの問いが浮かんだ。
首里城の喪失には心を痛める人々が、なぜ辺野古の埋め立てには心が動かないのだろうか。
沖縄県民の痛みにすぐさま反応できる人々が、なぜ、基地問題については無知と無関心を決め込むことができるのだろうか。
「本土」の住民の心は、どのような構造を持っているのだろうか。
政府の矛盾した行動のうちに、はたして「心」などというものがあるのだろうか。

本来、「首里城の再建」が意味するのは、単に建物を立て直すことではないはずだ。
今年は、琉球併合から数えて140年である。首里城が象徴しているのが沖縄の人々の「心」(アイデンティティ)であるならば、辺野古の海を破壊しながら、首里城を再建することなどありえない。
焼け落ちた首里城を直視しながら私たちが想起すべきは、この140年の歴史であり、沖縄戦であり、辺野古の海である。
首里城が燃えている姿と辺野古の海が埋め立てられている姿を重ね合わせるところから、私たちの思考をもう一度、始めたい。

今回の上映会の後には、上記の問いを皆で考えてみたいと思っている。
それは、私たちひとりひとりが自分の「心」を考えるということである。
一人でも多くの方に足を運んでいただきたい。
集まり、映画を鑑賞し、ともに、考えましょう。

2019年11月4日 福本圭介

◎ 『沖縄スパイ戦史』長岡上映会
◎バリアフリー日本語字幕つき◎

日時 11月9日(土) 14時~ 『沖縄スパイ戦史』上映
    上映後 福本圭介氏 「今、一市民として沖縄の米軍基地問題をどう考えるべきか?」」

プロフィール 福本圭介(ふくもと けいすけ)
1970年、香川県生まれ。新潟県立大学准教授。
2016年に仲間と「沖縄に応答する会@新潟」を立ち上げ、沖縄の米軍基地問題の本当の当事者である本土住民に「じぶんの荷物はじぶんで持とう」と訴えている。専門は、英語圏文学、思想。新潟市在住。

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◎ 『愛と法』長岡上映会

日時 11月9日(土) 10時30分~ 
    上映後 黒田隆史弁護士講演 「弁護士という生き方~LGBTsに関わるということ~」

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

*『沖縄スパイ戦史』長岡上映会 
日時 11月9日(土)14時~
   上映後 福本圭介氏(新潟県立大学准教授)講演 「今、一市民として沖縄の米軍基地問題をどう考えるべきか?」

会場 アオーレ長岡市民交流ホールA

主催 長岡アジア映画祭実行委員会!
電話 09045204222 e-mail nagaokatsukurukai@gmai.com
HP http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/
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